がっこうぐらし!―Raging World―   作:Moltetra

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原作メンバーと合流するルートになります。一応はメインとなる物語の後日談に当たりますが、多少世界線が異なりますのでメインの話と所々噛み合わない部分もございます。ですが基本は同一です、メインの結末が違うだけですね。

各人の台詞が分かり辛ければ台本形式にしますので、読みづらければコメントにて指摘して下さると幸いです。

修正記録:5/21:不自然だった言い回しを修正、段落の見直しを行いました。

~大まかなあらすじ~

かつての仲間を避難所へと残して去った雅は日々スーパーや家屋などを探索していた。
そしてある日、とあるスーパーでの探索の帰りあるグループと出逢う。


Raging World
1.邂逅


 最近、冷える様になってきた気がする。気がする、というのは……まあ文字通りだ。俺はあの時以来、殆どの感覚が鈍くなった。とは言ってもかなり様変わりした、という訳でもない。変わった事と言えば、少し不便になった事とあまり食べなくてよくなった事、眠ると必ずうなされる様になったくらいか。

 

「……ふん、くっだらない」

 

 食料調達に来たスーパー、奥にある事務所では3つの亡骸が赤黒い染みの上に横たわっていた。1つはまだ中学生にも上がってないような体格の子供、残る2つはそれぞれ男女で、子供と女の亡骸には顔に布が掛けられていた。

 

「―――遺書。俺達はここで2ヶ月間耐え忍んだが、救助は来ない。時折他の生存者は来るものの、いつも物資を横取りしようと争う羽目になる。俺はこの世界を恨む、子供と妻を殺したこの世界を心から恨む……っはぁ、くだらない」

 

 まだ続きはあったが、読む気も失せてぐしゃぐしゃに丸める。それを事務机の上に置くと、ポーチからライターを取り出す。

 

「死んで尚恥を増やすのも、な」

 

シュボッ―――めらめらと燃え始める紙は瞬く間に灰になった。それを見届けると、亡骸に掛かっていた布を取り除いて男の手に握られていた包丁も蹴とばしてしまう。

 

「まだもがいていれば、俺みたいに生き残れたのにな。……ここまでして生き残りたくはないか、逆に惨めだ。だろう?」

 

腐敗も進み、物言わぬ亡骸に向かって問い掛ける。当然返事はなく、感染者の様に呻いたり動いたりもしない。これこそが本来の『死体』と言うべきものだ。久し振りに本来あるべき姿を見て、安心感を覚える。

 とりあえず店は全部探した。得られたのは僅かな水と食料だけだが、ないよりはマシだろう。事務所から売り場へと戻り、途中に横たわる肉塊の山を踏み越えて出口に着く。日が暮れないうちに安全な場所へ行こう、そう思った時どこかから車のエンジン音が聞こえてきた。

半ば突っ込む様に壁際に寄りカートの影に隠れる。駐車場に入ってきたのは白いキャンピングカーで、運転席と助手席には若い女が座っていた。

 

「チッ……死体に気付いたか」

 

 2人の顔は途端に曇り、すぐにバックで退避しようとして―――止めた。何事かと思って車の後方を見れば、先程車が入ってきた場所から何体もの感染者が押し寄せてきている。あれでは車が通れない、トラックか、かなり頑丈な車でなきゃあの肉の壁は突破は出来ないと素人目でもわかる。

なら、取るべき行動は……あの一団を他へ誘導するか、一掃するか。

 しばらく見ていると、どうやら運転席と助手席に座る女達は言い争いをしているらしかった。誰が掃討に出るか……いや、むしろ行かせたくないのか。奥からはまた1人少女が顔を出して仲裁に入っているが雰囲気は変わらない。

 誰が行くか、どういう手段を取るか決めかねている、と言った所か。

だが時間はない。そうしている間にも感染者達はゆっくりではあるが迫ってきている。完全に囲まれればそれこそ打つ手なし、詰むぞ。

 

「もういいです! 私が行きます!!」

 

 突然扉が開け放たれると、1人の少女がフライパンを手に車から降りた。

 

「やめろミキ! 戻れ!!」

 

「誰かがやらないといけないんです! それなら……」

 

「みーくん!」

 

 開かれた扉からは車内の状況が鮮明に聞こえてきた。ミキと呼ばれていた少女は表情こそしっかりとしているものの、及び腰で武器も頼りない。そんな光景を見て、俺はもう我慢できなくなっていた。

 こんな格好で他の生存者の前に出ても怖がられる。だとしても、目の前で年端も行かない奴らが無残に食い殺されるのは気分が悪い。それが全員美少女なら尚更だ。

 大分使い古した斧を持ち直すと、物陰から出て全速力で車の方へと駆けた。急に出てきた人影に運転席に乗っていた少女は驚きの表情を見せるが、それに対し笑顔を見せる余裕などない。

 

「どけ!!」

 

 フライパンを持っていた少女をまだ開いている扉に向かって突き飛ばす。少々手荒だが、新しく出てきていたツインテールの子に受け止められ無事が確認できる。

 

「えぇっ!? だ、誰っ!?」

 

「大丈夫かミキ!? 怪我は!?」

 

 車のすぐ傍まで寄っていた1体に目を点け、俺は左手に持った斧を体ごと反時計回りに回す。十分に遠心力を稼ぎ、その一打をヤツの頭蓋に打ち込んだ。耳障りな音と共に嫌な手応えが全身を伝わっていく。打ち付けた方が刃ならもっと弱い力でも仕留められるだろうが……刃を抜く時間なんてないからな。

 

「車を出せ! 道は作ってやる!」

 

 一瞬だけ振り返り一団にそう言ってやると、すぐにもう一体の方へと向かう。時間はない、いつもギリギリだ。あの時右腕を失ってから、俺達はいつもギリギリだった。現に……一振りでもここまで息が上がる。これらを全部相手にするにはちとキツいが足止めさえできれば―――あの車さえ逃がせば後はどうにでもなる。

 

「手伝うぜ!」

 

 軽く死を覚悟していた時、すぐ後ろから物凄いスピードで1人の少女が俺を追い越していった。何事かと思えば、スコップを頭上に振り上げて俺が狙っていた感染者に一撃を食らわせるつもりでいる。

 

「馬鹿言うなっ! そんなもので何が―――」

 

 何ができる。そう言おうとしていた。全部言い切る前に彼女はスコップを振り下ろすと、まるでスイカ割りでもしているんじゃないかと言うくらい簡単に感染者の頭を砕いてみせた。

 

「“これ”を舐めて貰っちゃあ困るな。なんにせよ、シャベルは第一次世界大戦、その塹壕戦で最も―――」

 

「喋ってる暇があれば殴れ!!」

 

 唐突に解説を始めた少女に喝を入れ、新しく目星をつけた1体に豪快な予備動作で打ち込む。左手が射線上に入ってしまったが蓄えた遠心力はその程度の障害物では打ち消せず、左手ごと頭蓋を粉砕した。

 

「せやぁっ!!」

 

俺の後方に迫ってきていた感染者を少女が粉砕する。見ず知らずの相手によくここまで支援する気になるものだ。と少し感心していると、今度はその少女に感染者が手を伸ばそうとする。

 

「動くなよ!?」

 

 号令を掛けて、俺は半身で振り返りながら斧を投擲した。今度は正真正銘刃の方だ、当たれば命はないし、運が良ければ両断される程度で済む。見事な風切り音を響かせながら、斜めに放たれた刃は狙い通り顔面に突き立つ。その衝撃で1m程吹き飛ばされると、感染者はそれきり動く事は無かった。

 

「うわっ!? お前、自分の武器投げてよかったのかよ!?」

 

「目の前でお前が食われるよりマシだ! それよりさっさと片付けろ、そろそろ体力がヤバい……」

 

 残る感染者の数はすぐにでも仕留められる距離に4体、向かってきているのが3体。斧を食らった個体はすぐに取りに行ける場所ではなく、当分は素手で相手をしなければならない。やはり投げるべきではなかったか? 遅すぎる後悔に苛まれながらも近場の相手に蹴りを入れ距離を取る。

 その隙に右腰に差してあった感染者用のナイフを抜くと、それを逆手で構える。使うかどうかはわからんが、とりあえず攻撃手段はあった方がいいからな。

 

「クソが……わらわらと集りおって……」

 

「な、なんて?」

 

 癖で出た妙な言い回しに少女が反応する。一々解説する暇もない今、無視して目前に迫る1体に突っこんで行った。

足を掬い転倒させたところに右足のストンプで頭を潰し、その間ツインテールの少女は2体を屠る。次にすれ違い様に眼球にナイフを突き刺し抉り、少女はその間離れた所にいた感染者の元まで走り首を両断していた。

 まるで修羅だ―――恐れすらも感じるその戦いぶりは見事としか言い様がない。最後の1体、少女の一撃が頭部に命中するも、まだ活動していた個体に俺が馬乗りになる。そして確実に仕留められる場所、眼球にナイフを刺し込み、頭蓋の中を抉った。

 

「出せりーさん!」

 

 その合図を受け、車は駐車場の外へと急発進した。通りに出た後、一瞬仲間を置いていくのかと思ってしまったがしっかりと安全な場所で停まる。俺はそれを見送って、限界まで上がった息のまま斧へと向かい渾身の力で抜き裂いた。

 

「……助けてくれてありがとな。あたしは恵飛須沢胡桃」

 

「俺と話してる暇があるのか? 早く仲間の所に戻ってやれ」

 

「戻るけど、恩を仇で返すのは嫌なんだ。お礼させてくれよ」

 

 男勝りな口調で話す少女は、改めて見てもやはり美人……いや美少女の類に分類される風貌をしていた。こんな子が生き残っているとはな……感慨深く感じてしまうのは何故だろうか? この世の地獄を見てきたから? それとも人の醜い部分を直視してしまったからか?

 

「……どうしたんだ? 急に黙り込んで、そんなにあたしを見……て。――っは!? い、いやいやいや! お礼とか言っても飯とか、精々一晩安心できる場所で寝させてやるぐらいだからな!?」

 

 ―――ただ単に癒しに飢えていただけかもしれない。こうなってからまともに漫画やアニメを見ていないし、常にグロとスプラッターに囲まれていたからな、無理もないか。

 

「そんなものに期待してない。理性だけはまともだと自負している」

 

「ほんとかなぁ……」

 

「だからさっさと仲間の所に戻れって言ってるんだ。まあ、久し振りにまともな人間と話せて楽しかったよ、礼は要らん」

 

 斧を肩に担ぎ、その場を去ろうとする。車のある方向に行くといらぬ心配をさせるだろうから……反対側でいいか。戦闘中は返り血が口の中に入らない様にしている所為でまともに息が出来ない。普通なら多くても3体程度の時しか相手をしないが、今回は少し頑張り過ぎた。

 

「あ、おいっ! お前、名前なんて言うんだー!」

 

ツインテの少女が手をメガホンの形にしてテンプレの様な言葉を叫ぶ。それに応えようか、一瞬迷って―――

 

「名乗っても仕方ない、ただの―――ッ!! 避けろよッ!!」

 

 ただの通りすがりだ、なんてテンプレで返そうとした時、彼女の背後には感染者がいた。どちらかが仕留め損ねたのだろう、頭の左側が砕けてもなお、食欲に駆られている。

 もうすぐそこまで伸ばされていた手を、持ち手の先端を持って限界までリーチを伸ばした刃先が捉える。少女は俺が振り抜く予備動作をした瞬間に察したのか一瞬で姿勢を低くすると左方向へと跳んでいた。

切先が感染者の右腕を斜めに切り落とす。丁度肘の辺りで構造的にも脆い部分だったのが幸いだ。勢いが半分程まで殺されるが、もう一回……! いつもの反時計回りで振り返りざまに左脚を踏み込み、限界まで溜めていた力で横一文字に振り抜く。

 その結果、標的の頭は額から上が吹き飛ぶハメになり、俺の意識も途絶える事となる。……原因は酸欠。ただでさえ朦朧としていた中放った最後の一撃は俺の意識を奪うには十分らしかった。

 

 

 

 

 「みーくん、この人息してなくない?」

 

「えっ、それ本当ですか……? ―――いや、してますよ、すごく小さいですけど」

 

「痩せてるわね……ちゃんと食べてなかったのかしら……あら?」

 

 声が聞こえていた。気絶するように眠っていたのか、いつもの悪夢はない。……いや、気絶してたのか。確か俺は、最後の1体を仕留めて……どうしたんだ? ようやく体の自由が効くようになってくると、まず目を開ける。

 

「あっ、起きた! 起きたよくるみちゃん!」

 

「おー、起きたか。気絶にしちゃあ長かったから心配だったんだ」

 

「あぁ……どのくらいだ?」

 

「2時間くらい? りーさん何してるんだ?」

 

どうにも身体がむず痒い。どこもかしこも温かみがないというか、妙に風通しが良い。そこまで考えて、俺はようやく正気を取り戻した。

 

「……何の真似だ」

 

 風通しが良い理由、そんなものは決まっている。身ぐるみを剥がされ、たった今目の前に居る4人の少女の前で半裸で縛り付けられているからだ。生憎俺にそんな趣味はないし、見世物になっていい気はしない。武器もバッグも手の届かない範囲に置かれており、この状況で俺の不利は確定……どうせこのまま盗るもん盗って放り出されるに違いない。

 

「ごめんなさい、“やつら”に噛まれてないかチェックしてたの。でも今の所は……大丈夫、かな?」

 

その中で一番しっかりしていそうな1人が俺の下半身を見つめながらそう言った。

 

「信用性はないだろうが噛まれてはいない……今は」

 

「今は? どういう事かしら」

 

「この右腕は奴らに噛まれた時、ウイルスが回る前に切り落とした。落としたのは1ヶ月前だ。縫合痕見りゃわかるだろ?」

 

「そ、それって……麻酔なしで……ですか」

 

「そうだ、もっとも痛みは感じなかったが」

 

「えぇ……」

 

 ドン引きしているのは2番目にしっかりしていそうな短髪の少女だった。改めて見れば、4人は本当に綺麗な顔立ちをしていた。こういうのは早々に囲われる事になるが、彼女達はそれから逃げてきたのだろうか?

 最も、このツインテの少女……恵飛須沢胡桃とかいう子の戦闘力を見るにこの4人だけで生き残ってきた可能性もある。それこそかなりの低確率だし、そうだとしたらかなりの幸運だ。

 

「……まあ、とりあえず信じましょうか。さっきは助けてくれてありがとうございました、私は若狭悠里です」

 

「私は丈槍由紀、よろしくね!」

 

「直樹美紀です……」

 

 それぞれの面々が自己紹介をしてくれる。ここまで面と向かって自己紹介をされたのに、自分だけしないという選択肢があるのか? 否、それはない。

相手は真面目に俺と交流を図ろうとしている、それを突っぱねる行為……ましてや助けて貰った恩を仇で返すなどあってはならない。故に、ここでの返答はこちらも真面目に自己紹介をする事。

 だがそれを苦手とするのが俺という存在である。幼少期からコミュ力を空回りさせ周囲を掻きまわし、ある時までずっとそのままだったのだ。本当に恥ずかしい、未練どころか後悔し過ぎて昔関わっていた人間の頭を砕いて回りたい程だ。……まあ生きていたらできないが。

 

「……雅だ」

 

「みやびくん? なんか綺麗な名前だね~」

 

「……」

 

「ん? どうしたの?」

 

「いや―――こうして拾ってくれた事には感謝する。だから俺は対価を渡してここから去ろう」

 

「なんか古風な喋り方しますね……」

 

「癖だ」

 

 直樹は俺を不思議そうな目で見ると、ほんの少しだけ警戒心を緩めた気がした。どこかに共通する所を見つけたのか、瞳には暖かな物が微かに混じっている。これはいいとして……丈槍と名乗った少女、見た感じ中学生の瞳は誰よりも複雑だ。

 外見はこんなに弱そうなのに、中身はしっかりと基盤が出来ている。俺より若いのに……まあ、このご時世嫌でもしっかりせざるを得ないか。

 粗方目が合った奴の人間分析を終えると、ポケットから鍵を取り出した若狭が俺の手と足を拘束していた手錠を外してくれる。噛まれていないにせよ、力で勝る男を解放するか……迂闊な奴だ。俺が悪人だったらこの時点で1人人質を取って……後は自分のナイフを取れば好きにできるな。この女、見た目に反してそこまで意識が回らないか。

 

「その事だけど、私達は既に“対価”を貰ってるわ」

 

 若狭はにっこりと微笑んだまま、自由になり立ち上がった俺に向かってそう言った。はて、何か目ぼしい物がバッグに入っていたか? あるのは僅かな食料と水、後はライトと電池と予備の武器くらいしかない。

 

「あっ、別にあなたの持ち物から取った訳じゃないのよ? 倒れた時にできた傷を手当する為に少し中を見させてもらったけど、何も盗ってはないから。対価っていうのは、私達があなたに助けて貰った事、それだけよ」

 

「確かに、それは1つ貸しと言える。だが気絶した俺を匿ってくれた事でチャラ……それどころかむしろ俺が借りを作ったくらいだ」

 

「りーさん、こいつ侍みたいな性格してるからそういうのじゃ無理だと思う」

 

「さ、侍?」

 

思いもよらぬ一言につい困惑してしまう。確かに俺の口調は一般男性よりか少し古臭いかもしれない。

 

「恩義だとか忠義だとか言いそう」

 

「あ、確かに言いそうですね」

 

 いきなり侍認定された……確かに恩義だとか忠義だとか、筋の通らない事は嫌いではある……が、このご時世律儀に貫く余裕もなければ義理もない。と思っている。筋を通せば空から飯が降って来る訳でもないからな。

 

「言わないから、確かに少しは気にするけど基本言わないから」

 

「少しは気にするんだ?」

 

 恵飛須沢がニヤリと悪そうな笑みを浮かべて聞いてくる。ここで俺は感じた、遊ばれていると。

 

「いかんのか?」

 

 それに対し半ギレ気味に返してやると、恵飛須沢は腹を抱えて笑い出す。元気なやっちゃなぁ……何故人を弄ってここまで笑えるのか。というか俺は何処に行っても誰からでも弄られるんだな。

 

「な? やっぱこいつ悪い奴じゃないって。由紀の言ってた事、聞いてみたらどうだ?」

 

「そうねぇ……ねえ、雅さん」

 

「何用か」

 

「ぷふっ……ちょっと、やめろって! 真顔でふざけるなよ! くくくっ」

 

「ふふっ……面白い人ですね」

 

「ほ、本当にサムライなのかな? だったら失礼な事したら斬られちゃうよね? ぶれいものーって」

 

「そうね、怒らせたら怖いかもね。―――それで、提案があるんだけど……もし寝床がないなら今日1日夜警をお願いしたいの」

 

 

To be continued...




なんとなく筆が進んだ(揶揄)ので一気に3話投稿です。誤字駄文が加速しているでしょうが、いかがでしたでしょうか。
主人公は口が悪く、女性が相手でも時折棘のある物言いをしますが本人は気にしていません、つまり少しクズキャラなのです。ですがこの後は次第に軟化していきますので、ほんの少しの我慢をお願いいたします。ですが3話まで見て我慢できなければそもそもこの作品に合っていないのかもしれません……残念ですが。

ご都合主義や脈略の無い会話などは極力ないようにはしていますが、それでも時々無理矢理なのはその後の展開がどうしてもやりたかったか、単に寝不足かです。

なにはともあれ、興味がありましたらこの後もお願いいたします。


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