蒼穹のファフナー ~The Bequeath Of Memory~   作:鳳慧罵亜

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むう……今回は思ったよりも短めになってしまった。

それはそうと、The Beyond 楽しみですよね。
新しい情報がないかなーと時折サイトを見ながら心待ちにしています。




増強

 

『ウルドの泉で、コアが発生しています!!』

 

「―――なんだって!?」

 

突然のレイの言葉に、カノンは驚愕した。「ウルドの泉」はレーダーで感知することができないフェストゥムの存在を探知できる「ソロモンの予言」の中枢を担う液体型コンピュータの名称だ。無機質の存在であるはずの液体コンピュータから、よりにもよってフェストゥムのコアが出現しているというレイの言葉は、それだけで驚愕には十分な衝撃であったと言えるだろう。事実、カノンの頭には信じられないという思いで一杯だった。

 

そして、それはレイにも同じ事が言えるだろう。コアの発生を伝えている彼の声色からしても大分動揺しているのが感じ取れた。

 

「ウルドの泉でコアがって……何が起きている!?」

 

『僕にも何が起きているのか……とにかく、防護服を装着してキールブロックへ向かってください』

 

「あ、ああ」

 

カノンの返事を聞いたレイは、「お願いします」と言って通信を切った。通信を終えると、カノンはファフナーブルグを後にすると、言われた通りに防護服を身に纏い、下層部にあるコア回収用のアーム装置の元へ向かう。

 

エレベータに乗り、回収ユニットが保管されている格納庫まで下りていく。エレベータの扉が開くと、既に何人かの人物が格納庫内の回収装置の起動準備を行っていた。そのうちの1機の装置を操作していた2人の人物がカノンへふり返る。

 

「来たわね。カノン」

 

カノンに声をかけたのは、彼女の義母である羽佐間容子であった。彼女は、アルヴィスの整備クルーであり、カノンの指導教官でもある。もう1人はイアン・カンプであった。彼女ら2人を含めた面子はファフナーブルグの下にある武装開発部で待機していたため、カノンよりも速くこの場に到着していたのだろう。

 

「か……羽佐間先生。一体、何が……」

 

「判らないわ。キールブロックでコアが発生しているなんてこと、初めてよ」

 

「とにかく、行ってみましょう。回収できるならば、速い方がいいかと」

 

カノンと容子の間に通り抜けるようにして、起動した回収装置を動かしているイアン・カンプは2人に告げる。カノンと容子はそれぞれ「そうね」「了解」と返し、残りの装置を大型搬送エレベータに載せていく。

 

合計3機の装置がエレベータに搭載され、アルヴィス最下層、キールブロックへ降下していく。

 

3人共が、現在島で発生していることの全容は知らなくとも、尋常ではありえない事象が起きている事だけは、痛いほど理解できていた。3人は降下中、一言も発することなく最下層に到達。

 

搬送エレベータの扉が開き、3人は慎重にブロックへ踏み入る。青白く発行する液体コンピュータは照明の無い無機質なこの部屋をどこか神秘的に照らしている。

 

その部屋に入った3人はその光景に一瞬、呆然となった。

 

そう、コアだ。フェストゥムの心臓であり脳、駆動中枢を担い、ファフナーの動力源や強固な対心理防壁を築く必要不可欠な物質。そして今、竜宮島に致命的に不足しているものでもあった。そのコアが、液体コンピュータである筈の「ウルドの泉」の上を浮遊しており、今尚1つまた泉の中よりコアが誕生、水面より浮上しているのだ。

 

「こんなこと……あり得るのか!?」

 

カノンが思わず口にした驚愕は、他の2人も同意見であっただろう。だが、3人の仕事は此処で呆然としている事ではない。カノンたちは回収アームを使い、出現したコアの回収作業に取り掛かった。

 

空中を流れてくるコアを特殊な磁場で引き寄せ、アームで確保する。慎重に行わなければコアに同化されてしまう恐れがあるので、回収自体の速度はゆっくりだが、作業そのものは順調に行われている。

 

「凄い数のコアだ」

 

先程の驚愕の連続から一転、興奮した様子でカノンは空中に漂っているコアの群れを見ている。彼女の隣には羽佐間容子とイアン・カンプもいた。

 

「これだけあれば、改良型だけじゃなく、欠番機も作り直せる!」

 

「この全てが、機体と適合するならね」

 

「もしそうなら、無人機の実戦配備も、夢じゃありませんよ」

 

興奮気味なカノンの言葉に、容子は一つ不安要素を挙げるが、「戦力を増加させられる」人類軍側の言葉を信じるのならば、

恐らく全てのコアはそれが当然であるかのように機体に適合するのだろう。何が起きているのかは今もって不明だが、こうして島の戦力を増やすことができるというのは、喜ぶべきことなのかもしれない。イアンも興奮を抑えきれない様子だった。現在開発中の無人機も、当然フェストゥムのコアを必要とする。今までは、コアが決定的に不足していたために開発止まりだったが、こうして大量のコアが手に入ったことで、その実戦配備も実現が見えてくる。

 

そうなれば、ファフナーに乗って闘う子供達の負担も軽減するはずだと、イアンは語る。

 

だが、こうしてもいられない。コアの回収には常に一定の危険が伴う。これもまた、危険の一つでもあった。

 

カノン達よりも奥で作業を行っていた回収機から、異常を知らせるアラートが鳴り響く。3人はすぐに振り向くと、コアを確保している2基のアームの内、右側のアームが動作不良によりコアに接触、そこから侵食するように同化されていたのだ。同化現象特有のエメラルドカラーに光る結晶が、コアと接触しているアームからあっという間に中間関節部分にまで広がっていった。

 

「EC発生!EC発生!」

 

「アームを切り離せ!!」

 

異常発生を伝えるスタッフの声がブロック内を行きかい、すぐにイアンが指示を飛ばす。

 

同化されたアームは、本体に届く前に、まだ覆われていない部分の関節部から切り離され、「ウルドの泉」へ落水した。水飛沫を上げて沈下するアームは、底へ到達する前に

結晶に完全に覆われ、砕け散ってしまった。

 

「ふぅ……」

 

イアンは安堵の溜息を洩らした。指示を出すのが遅ければ、回収機そのものが今のアーム宜しく緑色の結晶に覆われて同じ末路を迎えていただろう。そして、彼と一緒に安堵の息を吐く他のスタッフに指示を出していく。

 

「アームをコアに接触させないように気をつけろ」

 

「は、はい!」

 

これで、1機の回収機が使用不能になってしまったが、残り2機の回収機で作業は続行されていった。

 

――――

 

そんなキールブロックの様子を捉えているCDC。ここも先程よりは落ち着きを取り戻し、行われている回収作業を見守っていた。

 

「―――なぜあんな現象が……」

 

だが、落ち着きを取り戻したとしても、目の前で起きている事が信じられないことには変わりなく、ジェレミー・リー・マーシーは改めて疑問を投げかける。

 

「ウルドの泉やソロモンの頭脳である、液体型コンピュータのはずですよね?」

 

ふり返り、後ろに座る真壁史彦に確認をとる様に、質問を投げかけるジェレミー。真壁史彦は腕組みをしながら真っ直ぐにキールブロックが映し出されているモニターを見据えている。そして、彼女の質問に対して視線を変えることなくモニターを見続けながら口を開いた。

 

「……皆城乙姫が誕生した場所でもある」

 

「島のコアが!?」

 

驚きの声を上げるジェレミー。彼女にとってはその事は初耳だったようで、ガタッ、と思わず席から立ち上がってしまっていた。彼女の驚愕に応えたのは、彼女の反対側に座っている要澄美だった。

 

「昔、研究者がミールに同化されたのよ。名前は「皆城鞘」お腹の中には―――子供がいたわ」

 

―――語られたことは多くはない。アルヴィスの技術開発が研究の為に入る事となったワルキューレの岩戸。瀬戸内ミールの暴走により彼女の体は半同化状態に陥っていた。そのため、妊娠していた子供を人工子宮に移す処置もあり、彼女が岩戸に入る事となったらしい。

 

結果、彼女自身はミールに同化され、お腹の子供―――「皆城乙姫」と呼ばれるようになる島のコアが誕生した。

 

それがこの話の顛末である。

 

「―――ミールが人を変貌させた……」

 

「その後、「彼女だったもの」に、分析用の液体型コンピュータを増設したのよ」

 

「彼女の意識が残っていないか、調べる為に―――」澄美のその言葉に続けるように、今度は史彦が口を開いた。

 

「そして結果的にあの泉が、敵の存在を読み取る唯一の術となったのだ……」

 

「では、既に皆城鞘の人格、意識は既に泉に溶けてしまっていると?」

 

史彦の言葉に、彼の後ろにいたレイが質問を投げた。史彦は、微かに頭を振って答える。

 

「西尾先生の見解では、「人の意識は、もう存在しない」との事だ」

 

史彦の言葉に、レイは「そうですか……」と言った後、考え込むように手を顎下に添え、視線を足元に落とした。

 

「コアの回収作業が終わり次第、各リーダーは会議室へ集合。緊急会議を開く。皆にもそう伝えてくれ」

 

「はい!」

 

史彦はそう指示をだし、レイは「解りました」と伝えると1人踵を返してCDCを後にするのだった。

 

――――

 

アルヴィス、会議室内で開かれた緊急会議。内容は新たに回収された多数のコアについてと、それにおける戦力の推移。そして、改めて人類軍の要請に応える事が出来るか否かである。

 

中央モニターには3D グラフィックで回収されたコアの分析結果が表示されているが、それらの情報を纏めると、答えは一つに絞ることができる。

 

「新たに出現したコアは全て、ファフナーのシステムに適合しました」

 

容子の報告に対し、会議室内にどよめきが起きる。それは困惑ではなく、少なからず歓声が混ざったものであった。つまり、先程カノンたちが話していたように、これにより改良型のファフナーや、欠番機の再建造のみならず、現在開発中の無人機の実戦配備が見えてきたのである。この事実は確実に喜べるものだ。

 

だが、完成を挙げたのは医療部等の他の面子であり、最も喜ぶべきはずの技術開発部の顔触れは難しい物であった。

 

「防衛力と言う点では確かに倍増。気になるのは、機体のポテンシャルが上がったことです」

 

「それは、結構な事じゃあないのか?」

 

イアンの言葉に、普段の調子を崩さない様子で問いを投げる溝口。その彼の隣に座る容子から、新たな情報が報告されていく。

 

「新たなコアを内蔵した機体だけではないんです。もともと在った機体も、何らかの影響を受けているようで……」

 

容子の言ったこの言葉こそが、技術部の顔触れが難しい表情をしている理由だった。

 

「影響?」

 

史彦が疑問を口にすると、其れに応える様に小楯保が史彦に顔を向けた。

 

「ザイン程じゃないが、コア格納ブロックが、常軌性の永劫導電回路を形成。つまり、空気中の物質をエネルギーに変えている」

 

「本来の電源が全く消耗しないのさ」

 

保の発言を捕捉するように彼の隣に座っている西尾行美が言葉をつなげていく。

 

「機体そのものがブラックボックスに変わった。何が起こるか、判らないよ……」

 

「新パイロットの接続テストは、3人とも成功」

 

行美の次に発言したのは澄美である。彼女はコンソールを操作し画面に新パイロット候補の3人のデータを表示させた。そのデータには主に候補者の名前とファフナー搭乗に必要なシナジェティック・コードの形成数値が表記されている。

 

□鏑木彗

・6.519:1:7.999

 

□御門零央

・8.380:1:8.686

 

□水鏡美三香

・10.833:1:12.057

 

3人の誰もが、高い数値を持っているのが見て取れた。この数値ならば、ファフナーに乗るには十分な数値である。だが、要澄美は注目すべき点はそこではないと言うように言葉を紡いでいく。

 

「搭乗後も、異変は無いようですが……」

 

「むしろ搭乗した際、同化現象を予防する薬を過剰に投与したのと、同じ症状がでました」

 

澄美の代弁をするように医療部の人間である遠見千鶴が報告を挙げる。これもまた、先程までの報告と同じ様に今までには無い現象である。

 

「機体がパイロットを護っていると……?」

 

「断定できませんが、パイロットの肉体的変化を見る限り、可能性はあります」

 

史彦の疑問に応えるように言葉を続けた千鶴。彼女にとっても、未知の領域であるためか、踏み込んだことは言えないのが実情であった。

 

「この島のコアが新たな力を与えてくれた……素直にそう信じたいところだけど……」

 

「実際にパイロット達が乗って戦闘をしない限り、詳しい事は何もわかりません……」

 

「全く、因果な武器だぜ……」

 

澄美の不安そうな声に続けてレイと溝口が口を開いた。レイにとっては得体のしれない武器でパイロットを戦わせるのは気が引けるところであるし、その気持ちを代弁するのが、溝口の言葉であった。

 

「島の外への派遣部隊が実現するか否かは……新たな機体とパイロット次第だ」

 

史彦の言葉に全員が彼に注目する。史彦は顔を挙げて全員を見渡すようにして再び言葉を紡ぐ。

 

「彼ら3人を正式にパイロットと認定、既定の訓練を行う。家族には―――私が通達する」

 

「新たな戦士たちの健闘と生存を、祈ろう」その言葉を以て、この会議を締める事となった。

 

――――

 

翌日、会議室では一部の元パイロットと大人が集まり、新しいパイロットについて意見交換を行ってた。メンバーは遠見千鶴に要澄美、要咲良、近藤剣司、真壁一騎、真壁史彦、レイ・ベルリオーズの7人である。

 

「新パイロット第1候補、水鏡美三香。フィジカルポテンシャル特"A++"。同化現象の耐久値も、トップです」

 

「身体能力はパイロットコース初のM1レベル。つまり一騎、アンタ並みよ」

 

澄美がパイロットデータを読み上げ、咲良が特徴や優れた点などを詳しく解説している。が、比較対象にされた一騎は特に興味なさそうに「ふーん」と返すだけで、隣に座っていた剣司が、苦笑いしながら一騎を見やる。

 

「新パイロット第2候補、御門零央。フィジカル"A"、格闘技能"特A++"」

 

「技能レベルは戦術部隊顔負け。一騎だって1本取れるかわからないわよー?」

 

先程と同じ様に澄美と咲良の説明が有り、そして挑発的に咲良が一騎に告げるが、当の本人は相変わらず興味が無い様子で、咲良は少しムッとした表情を作る。剣司はその様子を見て、「まあまあ」と彼女をなだめる。

 

「第3候補、鏑木彗。フィジカル"B"技能"A"状況判断能力"特A++"思考力集中力、メンタルポテンシャルは歴代パイロット中最高です」

 

「お頭は総士レベルよ。ジークフリードシステムの継承者でもあるわけ」

 

「因子による影響は?」

 

先程と同じ様に2による説明がおわり、今度は史彦が彼女たちに質問する。それに対しては千鶴が手元の資料を確認しながら答えた。

 

「生存率を上げるための遺伝子操作は、すべて正常に発現。自分の能力を理解できず、心身の調和を失うと言うことも、ありません」

 

「自分の力を伸ばすのは、本人の意志と努力ですから。本物の天才ですよ」

 

「そうですね。3人の能力はどれも素晴らしいものです」

 

千鶴の言葉に続けるように、医療部で医学を学んでいる剣司がパイロット候補生たちを評した。確かに、彼の言葉通りこの3人は天才と言える。レイもその点については同意した。

 

「どう一騎、元エースの意見は?」

 

「え?―――あー……」

 

咲良に質問され、おそらく先程のパイロットの紹介もどこまで頭に入っているか解らないような顔をしている我らが元エースは、何を言おうか、全く何も考えていなかったような様子だった。ただ、直ぐに聞きたいことはできた様子で、隣に座る剣司に視線を投げかけながら、質問をした。

 

「こいつら仲いいか?」

 

「割と、何時も一緒にいるな」

 

一騎の質問に、剣司は直ぐに質問の真意を察した様子で、普段の様子を思い出しながら答える。それに対してレイも同調して答えた。

 

「当然、そのあたりの事は加味して選出してますよ」

 

「ならいいんじゃないか?」

 

2人の言葉に一騎は納得したような、安心したような様子であった。最も男2人と違って女性の咲良は一騎の言葉に真意が読み取れなかった様子で、突っかかるように「何がよ!?」と前に乗り出した。それに対して剣司とレイが応答する。

 

「チームワークはどうかってことだろ?」

 

「孤立無援の僕たちにとって、各員の連携能力は機体性能以上に重要視するべきものですからね」

 

「その点は演習次第ね」

 

剣司とレイの言葉に同調するように咲良の母、澄美は資料を片手に微笑みながら言った。咲良は先程の一騎の態度と合わせて、まだ何か言いたげではあったが、とりあえずは納得した様子だった。

 

「直ぐに、始められるかね」

 

史彦は直ぐにでも訓練を始められるかをレイに尋ねる。レイは頷いて口を開いた。

 

「今すぐ始められます。そろそろカノンが機体の説明をしている頃合いでしょう」

 

「あんたも来るのよー。一騎」

 

レイが言い終わると同時に咲良は席から立ち上がり、一騎にも訓練に来るように言う。一騎は意外そうな顔で「俺も?」と不思議そうな顔をした。

 

「あの子らが無事に帰ってくるように、あたし等に出来る事は全部やるの」

 

「メディカルチェック、俺がやりますよ」

 

咲良の言葉に同意するように、剣司は千鶴にそう告げた。彼もいまは立派な医療部の一員であり、元ファフナーのパイロットだ。既に引退し、戦うことはできないが、それでも自分たちに出来うることはやっておきたいと思う。

 

「有難う。剣司君」

 

そんな剣司の思いをくみ取って、お礼を言う千鶴。子供達の成長した姿を見て満足そうにうなずいた史彦は立ち上がった。

 

「要先生と咲良君はパイロットを頼む。彼らに最高のバックアップを約束しよう。遠見先生とレイ君は私と一緒に」

 

「?レイはどうするんだ?」

 

一騎は父の言葉が気になったのか、剣司を挟んでその隣にいるレイに問いを投げた。レイは席から立ち上がりながら肩を竦めて答える。

 

「部隊長として、御両親へパイロット採用の通達しなければなりませんから。真壁指令に同行ですよ」

 

そういって、レイは咲良の方へ顔を向けた。

 

「パイロットの指導に関しては、貴女に一任します。宜しくお願いしますね?咲良さん」

 

「任せなさいっての!」

 

 

レイの言葉に、彼女はかつての様な自身に溢れた笑顔で返した。そして、会議は解散し、レイは司令達と共に居住区へ生き、一騎達はファフナーブルグへパイロット候補生たちの元へ赴いていった。




感想、意見、評価、お待ちしています

レイ、立場上カノンと離ればなれになる日々なのであったとさ。
この年でご両親への通達、いわば赤紙渡しとか……部隊長は辛いよ。

大丈夫大丈夫、きっといつかはイチャコラできるって!

ん?前に高濱ァ!なことになるって言ってた?

……うん、そうだよ(真顔)

大丈夫、たぶん「墓」とかにはならないと思う。

気になる人は「高濱、墓」で調べると出てくるよ?

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