ウチのキャラクターが自立したんだが   作:馬汁

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49-ウチのキャラクターと俺の依頼主達

 ケイは、あの時確かにああ言った。広まった噂から身を隠すため、全身を防具で包んでしまおうと。

 ……しかし俺は思うのだ。

 

「ケイ」

 

「なに?」

 

「なぜお前も俺と同じ鎧を着込んでる」

 

 俺たちは、同じ防具で身を包んでこうしてお互い会話している。

 側から見れば、それはまるで鏡写しの鎧が向かいあって話しているようだ。と評価するに違いない。

 

 防具自体に関しては別に良い。全身を隠す程度には重装備なのだが、ケイのチョイスはさすが経験者と言うべきで、俺でも戦闘に支障のない程度には軽いし、防御力も十分だ。加えてケイの魔法により重量は少し軽く、防御力も上昇している。至れ尽くせりとはこの事か。

 だが、不満がない訳ではない。

 

「あー、いやー。なんか懐かしくなっちゃってさ、気づいたら2人分買っちゃった」

 

「だからって……」

 

「別にいいじゃん! 私も正体を隠せて丁度いいしさ」

 

 どうしてか、ケイまで同じ格好をすることになってしまった。

 いや、ケイも姿を隠すことに関しては反対ではない。噂により知れ渡った容姿の情報と一致しないようにするためには、こうして全身を覆う防具や服装をするのが最も手軽な手段だ。

 しかもこの場合は防具だから、体格もある程度隠すことが出来ている。一般的に布で作られる服では、こうもいかない。

 

「んー、この重い感覚も懐かしいなあ」

 

「前世の話か」

 

「うん、騎士団に所属していた頃はこんな感じだったよ。いやもうちょっと重かったか」

 

 確かケイの前世はそういう経歴だったな。しかしこれは騎士団とは違って、この装甲はフルメタル未満のものである。ケイにとってはこれぐらいは身軽の内に入るだろう。

 

「でもな、流石に全く同じ容姿ってのはどうかと思うんだ」

 

「どうして? 騎士団じゃ皆同じ格好だったし、普通だよ」

 

 そうだろうな。ファッションの選択肢が限られる時代背景で、軍隊ともなれば防具も装備も統一されることだろう。

 しかし俺たちは冒険者だ。装備を調達する店や職人は人それぞれである以上は、少なからず個性が出てくる。それを考えると、やや不自然に見えてくる。

 

「ああ……もう良い。普通だ、確かに普通だな。なるほど特に問題はないな」

 

「なんか盛大に失望された気がするんだけど」

 

「なんて事を言うんだ。俺がお前に失望するなんてあるわけ無いだろう、多分な」

 

「多分って」

 

 とは言えこの期に及んで準備を長引かせる気はない。一応、冒険に必要なものは揃ったのだ。今にでも魔王討伐の旅に出ろと言われても、準備万端と言って出発できるだろう。

 この世界に魔王は存在していないとされているが。

 

「それで確認するが、他に用意するものは無いな?」

 

「うん。それにしても元手があると楽だね、この装備で冒険者を始められる人、そうそう居ないよ」

 

「”ぬののふく”と”ひのきのぼう”で、魔王討伐の旅をさせられる人も居るしな」

 

「なにそれ、自殺? いや死刑?」

 

 まあ普通はそう思うよな。

 殆どの人は、キャラメイクを済ませた直後から冒険者活動を始める。故に資金も装備もショボくなる。某勇者と同じように。

 

「幸い俺たちにはそれなりの装備と、歴戦の元男まで居る。ここまで来れば失敗できないな」

 

「まあね」

 

 

 さて、装備は揃った、消耗品も充分ある。旅で便利なアイテムもある。となれば、後は行動に出る他にやることは無い。

 

「……よし!」

 

 依頼処にやってきた。ここでやることは1つしかない。そう、仕事集めだ!

 冒険者たるもの、宛もなく彷徨っているのでは、それはただの放浪者だ。

 

「で、肝心の冒険は何するの? お膳立ては殆ど私がやったけど、この冒険がしたいって言い出したのはキミなんだから」

 

「安心しろ、ケイ。既に方針は固めてある」

 

「流石言い出しっぺ。で、方針は?」

 

「とりあえず依頼探して、請ける!」

 

「バカ?」

 

 冗談冗談。

 変に依頼を請けて変なことになるのはこちらの望むところではない。

 

「ここ最近、この街を出る人が多いんだ。と言っても戦争やドラゴンやらで、嫌になった国民が逃げていってるわけじゃない。復興に外部から協力してくれた人々だ。そこで俺たちは、その護衛をしてやろうというワケだ」

 

「なんだ、考えてるじゃんか」

 

「まあな」

 

 運営による思惑なのか、それともAIが立派に作用しているのかは不明だが、それによって訪れた人々がその用事を済ませたことで、所謂帰宅ラッシュが発生している。

 満員電車か何かで、もみくちゃにされるのが心配だが、実際の所は街の間を移動する馬車が、いつも決まって満席になっている状況らしい。……それはとにかくだ。

 

「ルート次第だけど、安全の確立した道を移動するなら安全な方かな。少なくとも薬草を取りに森に入るよりは」

 

「そこまで考えてなかったが、なるほど確かにそうだ。流石ケイ」

 

「体力とかが心配だったけど、馬車が使えるなら問題ないね。よく考えてるじゃん」

 

「そこまで気が回っていなかったが、なるほど納得。流石ケイ」

 

「うん、ソレ止めてくんない?」

 

「ハハハ」

 

 しかしやはり、ケイは物が分かる。俺の考えても思いつかないような事も見通してくれる。それでこそ我が命運を共にする相棒である。

 

「てなわけで今回は護衛依頼をやってこうと思うが、異論は?」

 

「無いよ。早速探そうか、私探してくるね」

 

「おう。って」

 

 おお、さっさと向こうに行ってしまわれた。出来ることなら俺が選びたかったのだが、先を越されては仕方がない。ボンヤリと待つとしよう。

 

 

 しかし……勘付かれては居ないだろうな?

 

 いや、ケイの事だ。薄々と分かっているかもしれないし、その上で黙っていてくれているのかもしれない。俺としては、そのパターンが困るのだが。

 これは俺のエゴ。俺の意思で、彼女の決定を否定するような事をやっているのだ。その事が知られたら……。知られたら……?

 

「……一体何をするんだ?」

 

 この心算がケイに知り渡った場合も、ケイが目立った行動に出るとは思えない。精々がこの事をネタにしていびり倒すぐらいか。

 

 こう言うとストーカー染みた発言のようで気が引けるが、例の物語のせいで、彼女の性格は知り尽くしてしまっている。文章上の存在とは違って、仮想世界とは言えちゃんとした姿を持って自立しているから、少々戸惑うことはあるが。

 そんな俺からしてみれば、それこそ恋人や親友が殺されるという事がない限りは、普通のちょっと軽い性格の大魔法使いだ。俺の思惑を知っても、今後のネタとして使われるに違いない。

 

「誰が一体何をするって?」

 

「んがっ」

 

 いきなり目の前に出てくるな。と言うか、聞いていたのか。

 

「なーに考えてたのかは知らないけど、独り言が聞こえてたよ」

 

「そうか……それより、選ぶの早いな」

 

「まあね。取れたて新鮮ピチピチの護衛依頼を持ってきたよ」

 

「ピチピチ……、どっちかと言うとペラペラじゃないか」

 

 ケイの手を見ると、ヒラヒラとしたその紙があった。確かに護衛依頼のようだ。俺が言うまでもなくケイが隣りに座ってきて、共有するようにその内容を一緒に読む。

 

メチャちゃんからお願い! ボクを護って!

 

「……な、なにこれ?」

 

「メチャ特徴的だよね、これ」

 

「めち……おい、それは高等ギャグか何かか。いや何も言うな、これ以上の情報は俺のマネキンヘッドの容量に収まらない」

 

 落ち着け、落ち着け。取り敢えず頭の整理整頓だ。デフラグとクリーンアップを実行だ。

 

 頭の中でガガガとハードディスクが回る音が聞こえ始めてから数十秒間後には、脳内作業を終了させた。

 

「……よし、落ち着いた。取り敢えず一言良いか?」

 

「うん」

 

「なぜコレを選んだ。あとこのフォントは何だ」

 

「2言じゃん。普通に条件を満たしてたから持ってきただけだよ」

 

 マジかケイ。本気かケイ。正気かケイ。俺たちの冒険デビューがこれになるとは、ますます正気を疑う。気でも狂ったか、ケイ。

 

「ま、やって見ようよ。面白そうだし」

 

 しかし、ケイの目からは狂気など全く感じられない。むしろ好奇心とかで満たされているように見えた。

 彼女は先程のやり取りを覚えているのだろうか?

 

 ……いやあ、ああ。そういえば概要の方を見てなかった。何もかも題名で決めつけてしまうのは悪いことだ。米粒の欠片程度には反省しつつ、その方にも目を通す。

 

概要:ミッド・センタルからサウス・テクニード帝国へ護衛依頼です。護衛対象は2名ですが、内1名は戦闘員です。応募人数は最小2名、最大4名とします。尚、相談内容によって、不適切な人数での応募も可能とします。

 条件:サウス・テクニード帝国への移動に耐えられる方。道中に死傷する可能性が20%以上だと判断される場合は―――』

 

「おい」

 

「それにしても綺麗な字だね。育ちが良いんだろうなあ」

 

「おい」

 

「ん、なに?」

 

「いや、一体何だこれは。いや本当に一体何だこれは。明らかに雰囲気が違うぞ、フォントとか」

 

「別に変じゃないと思うよ。2人いるらしいし、別々に書いたんでしょ。所でフォントって何?」

 

 普通こういう紙は個人のサイン以外は一人が書くものではないのか? それとも現代の常識がこの世界に当てはまらないだけなのだろうか。

 この俺がゲームの世界でカルチャーショックを受けるとは思わなかったが。

 

「それにしたって、書き方が何処と無く機械的なんだよな……」

 

 なんというか……パソコンか何かで書類を印刷したときの文字の様な感じだ。文字の一画が、位置、長さ、角度に至るまで全てが規則的に書かれている。

 タイプライターでも使って書いた、という訳でもなさそうだ。タイプライターの様に印字する方法では出来ない、確かにペンを走らせて書いたと判断出来る文字だった。

 

 

「まあフォントがどうとかはともかく、この依頼でやっていこうか」

 

 混乱する俺を知ってか、ケイは何も気にかける事がないかの様にそう言い放った。

 反対したいが、反対する理由が思いつかない。動転しているせいだろうか。

 

 この奇っ怪な文書の特徴から読み取れるのは、依頼主が極めて特徴的な人物だという情報ぐらい。つまり、コレぐらいで動揺していてはマトモに付き合えない相手だということだ。

 もうどうにでもなれ、と自分自身に言い聞かせるように心の中で唱えると、覚悟を完了した俺はその依頼紙を手に取った。

 

 因みにその時の俺の表情だが、ケイ曰く「新人団員が初任務に行く時の顔だった」らしい。俺に顔は無い上に、その()()()を隠している筈だったのだが、ケイはどうやってそれを読み取ったのだろう。

 

 

 ・

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 さて、ここで”プレイヤー間の依頼”について語ろうと思う。

 

 まず、あの紙の様に依頼主が依頼の内容を依頼板に貼り付ける所から始まる。他に手順はあるが、大雑把に言えばはそうである。

 そして有志がそれに応募。受注するわけだ。

 

 で、どうやって依頼主と俺たちが合流するか、だが……、

 

「これお願いねー」

 

「はい、これですね。依頼番号AX400……この依頼主には、この住所に向かってください」

 

 合流する手段には、大きく分けて2種類ある。

 今、受付嬢が案内したような、俺たち自ら出向かう場合と、逆に依頼主が連絡を受けて依頼処に向かう場合だ。

 今回は前者らしい。依頼板とは離れたところに大きな地図があったから、それと住所を見比べる……までもなかった。

 

 

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「『王都南門』、ね。簡単で良かったよ」

 

「簡単というか、簡潔すぎやしないか?」

 

 まあ、この通りである。お蔭で迷うこと無く真っ直ぐ辿り着けた。ケイも弁当売りの時にこの辺りをうろついていたらしいし、それもあったのかもしれない。

 

「で、何処に依頼主が居るの?」

 

「さあな。分かりやすいのは助かったが、詳しい位置が分からないのは困るな」

 

「取り敢えず門番さんに訊いてみる?」

 

 門番か。合流場所にここを指定するぐらいだ。彼なら依頼主について何か聞いてるかもしれないし、俺も賛成だ。俺が同意したことを確認したケイは、門番の方へ歩いていった。

 

「……意外と違和感ないもんだな」

 

 向こうへ歩くケイの後ろ姿を見て、そんな感想を抱く。重装備とは行かないものの、全身を包む様な装甲の中に女性が入っているというのは、中々なギャップを感じる。

 だが、ケイが纏っている風格は、そのギャップをものともしない様だ。サマになっていると言うヤツだ。

 一応、保険で髪型や髪色を変えているようだし、身バレに関しては心配せずともいいだろう。

 

 ……まあ、ケイの後ろ姿に惚れるのはコレぐらいにしておこう。

 と言ってもケイが戻ってくるまで暇なのだが……。俺が別行動で依頼主について訊いて回るにしても、この()ではどうにでもならない。

 冒険する上でも、この問題はついて回ってくるだろう。俺は将来にて待ち受ける困難を想像し、げんなりとした。

 

 

「やあ、待たせたね」

 

「と、戻ってきたか。どうだった?」

 

「うん、依頼主さんの事は訊くまでもなかったよ」

 

「訊くまでも……どういう事だ?」

 

「ほら、キミの後ろ」

 

 後ろ……? 言われて後ろを振り向くと、そこには女性が居た。そしてその脇に小さな男の子が居た。

 どうやら俺の後ろでずっと立っていたらしい。視界外の生き物を気配で察するような技術を持たない俺には、気づかなくても仕方ないと言うしかないだろう。

 

「この人達か」

 

「同型の防具を装備した2名に問います、依頼名『メチャちゃんからお願い! ボクを護って!』に協力する―――」

「君たちがボクの護衛? よろしくネ!」

「―――でしょうか?」

 

 依頼紙を見た時点でも思ったが、初っ端からパンチ入れてくる2人組だな……。ちゃんと一人づつ喋ってくれないだろうか。

 いや、会話はケイに丸任せなのだが。頼むぞ、という目線をケイに向ける。

 

「うえぇ……」

 

 ケイはとっても面倒くさいものを見る目をして、更にこれからの気苦労を想像して呻いた。

 けども奇妙な依頼を選んだのは彼女だ。奇妙な仲間達と巡り合う事ぐらい、我慢してもらいたい。

 本人もそれを自覚しているらしく、一瞬で先程までのオーラをもみ消してから口を開いた。

 

「あー……取り敢えず、そう。その依頼をしに来たケイと、ソウヤ。こっちは諸事情で言葉は理解しても話せない。よろしくね、2人共」

 

「人物、ケイ。人物、ソウヤ。データ更新しました。私の通称はエミータ、戦闘型です。戦闘時のロールは遠距離物理攻撃を行う、近いものでアーチャーとなります」

 

「ボクはメチャちゃん! ちゃんまでが名前だヨッ! 戦いは得意じゃないけど……エンジニアとしての技量は保証するカラ!」

 

「うん、えっと、メチャ……ちゃん? それとエミータね。よろしく」

 

 かなりキャラ濃いなこの2人……。

 エミータと名乗った、ヤケに形式張った喋り方の……もはやロボットなのではないかと思えるぐらいの喋り方だが、その人はなんとメイド服―――正確に言えば、武装メイド服と呼べる物―――を着ていた。それ以外はただの、金髪の成人女性だ。

 

 そしてメチャちゃん……くん。恐らくだが、この男の子はドワーフだ。若々しい肌を見た感じ、10代前半、あるいは2桁も行かないぐらいなのは想像つく。丸メガネをかけているが、サイズでも合っていないのだろうか、喋る時の仕草で時々傾いたりする。それから、ダボダボの作業着を着ていた。ドワーフは生産技術に精通しているから、それ繋がりだろうか。あるいは……。

 

「……そこまで考えても仕方ないか」

 

「あー……そうだね、詮索はしないよ」

 

 ケイも同じ様に考えたのか、俺の言葉に賛成するようにそう言った。

 その可能性を考えたって意味がない。むしろ色々と疲れてしまいそうだ。

 

「んー、どーして?」

 

「私達が秘匿している情報は特にありませんが」

 

 いやだって、コレ絶対面倒事の素になるじゃん。

 

「いや、別に良いよ。うん、気にしないで」

 

「……この不審な言動に関して、優先度を設定するまでもないと判断します。私は今後の協力体制を整えるため、情報交換を行うことを推奨します」

 

「そう? ……うん、わかった、そうするネ!」

 

 あ、うん。確かにそうだよな。俺たちはこの人達と協力しないといけないんだな。

 

「出発の予定は明日。車はボクが個人的に使ってるのがあるから、それを使うヨ。行き先はサウス・テクニード帝国って所。それなりに遠いけど、ボクの車なら普通より早く着くカラ!」

 

「車……馬車じゃなくて、車?」

 

「うん。エヘヘッ、ボク特製の車なんだ! 見せたい所だけど、今はここに無いからお預けだヨ」

 

 いや、別に見たいわけじゃないのだが。

 

「……別に気にしないけど」

 

「え、興味無いノ……?」

 

 あ、落ち込んだ。

 見た目相応の反応に、俺はぼんやりとメアリーの事を思い出す。彼女は落ち着いた性格だったが、こっちは真逆の様に見える。

 

「記録では、マスターが所有する『魔結晶駆動四輪車三式』に搭乗して移動する場合、2日と13時間で現在地と目的地を移動できます」

 

「魔結晶くどう……っていうか、2日?」

 

 驚くようにしてその部分を繰り返す。

 隣国までの地図は見たことあるが、正直距離感覚がよくわからない。しかしケイがそう言うのなら、本来はもっと長い時間を行かなくてはならなかったのだろう。

 

「道中での会敵等による遅延を無視すれば、最速でも2日で到着する見込みです。それと食料はこちらで用意します。次に、戦闘時の行動についてですが……」

 

「あ、待って。ちょっと待って」

 

「……ケイさんの発言を優先します」

 

「話の骨折るようで悪いけど、取り敢えず屋根のある所行かない? 門の脇で立ち話するのもアレだし、さ」

 

 どうやらケイは、先程からずっと送られる門番の興味の目線に耐え切られなくなったらしい。

 ケイの意見に賛成したケイ含む4人は、メチャちゃん達が泊まる宿屋の方へ向かうことになった。




いっその事、一話一万文字とかでやろうか
因みにフォント芸は今回っきり

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