ウチのキャラクターが自立したんだが   作:馬汁

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42-ウチのキャラクターと俺の潜入大作戦

「ほう、当たりだね」

 

 誰にも居ない空間で、呟く。

 靴についた炭を払いつつ、澄ました顔であたりを見渡した。

 

 あのゴミの山を丸ごと焼き尽くすという、ゴミ処理という名の放火を行った末、見つかったのは地下通路へ繋がる扉だった。

 ……その肝心な扉も燃え尽きて、今この瞬間も踏みしめている木炭になっているのだが。

 

 すっかり風通しの良くなった地下通路だが、それでも空気の通りが悪いのか、まだまだ焦げた匂いが漂っている。

 

 まあ、とにかく探索するとしよう。

 なんたって地下通路だ。探索しないで何を探索しろというのだ。タンジョンと通ずる所もあるのだし。と、思わずあの頃を思い出してしまう。

 あの頃とは、この世界に転移……憑依とも言えるかもだが、イツミと出会ってダンジョン探索を行った時のことだ。

 

 この世界において、ダンジョンの中には宝箱があるのは当然のようだが、私は今でも納得できないでいる。

 異世界だから、と言われればそれまでだが、元の世界ではダンジョンは古代の遺跡、あるいは自然やモンスターによって作られた構造物に過ぎず、探索者を祝福するような綺羅びやかな宝箱なんて存在するはずがないのである。もしあれば、それは遊び場、つまり”ゲーム”である。

 

 ダンジョンの中に、どこかの海賊王が宝箱を隠したわけでもあるまい。

 

 だがこの世界では()()らしい。

 未だに謎だ。死体が光になって消える怪奇現象に並ぶ、世界の不思議の一つである。いつかは世界の七不思議となるのだろうか。

 

 しかしこれがこの世界での常識なワケで、余計タチが悪い。

 盗み聞いた話によれば、死を経験した人間が今も何とも無いように話しているとかなんとか。どうも、プレイヤーならそんな事ができるらしい。今も半信半疑なのだが……。

 ちなみに”半疑”なのは私の耳と頭である。

 

「はあ……」

 

 そこまで考えて、”異世界なら仕方ない”という結論に至る。

 今までにもこの世界のナゾについて思考したことが何度かあったが、これ以外の結論が出た試しがなかった。

 

 

 この世界の不思議について考察しつつ、しばらく歩いているが、特に様子に変化はない。

 腰に掛けられた魔道具のカンテラが、この通路を照らす。土壁を木製の梁が支えており、どこか坑道のような雰囲気を感じさせる。何処にも鉱石は見当たらないが。

 

「何にもないねえ」

 

 態とらしく言葉を放ってみた。返ってきたのは反響音のみ。こういった閉鎖空間は声がよく通る。

 迂闊に物音を出せば敵に知られるだろう。その前に私が魔力で感知するのだけど。

 

 そう、魔力といえば、先程から後方からその魔力を感知している。

 一本道の下、こちらを認識して追っているらしく、歩調を速めたり遅くしたりしても一定の距離を保つ。

 

 尾行ということだ。

 

「んー」

 

 振り返って、後方を睨んでみる。視界には暗闇と土と木のみが映って、人影はどこにもない。

 足を止めているが、相手も立ち止まったようで距離は縮まらない。

 

「ふうん、隠れるのを止める気は無いようで」

 

 実のところ、今感知している魔力には()()()があるのだが。

 人が持つ魔力というものには個性があり、ある程度感覚が鋭ければ顔を見分けるように判別することが出来る。

 モチロン、見知った顔でなければ魔力の個性を覚えることができない。

 

 尾行している者から感じられる魔力から察するに、その正体は……。

 

「キャット? 友達相手にコソコソする必要は無いんじゃないかな」

 

 隠密行動といえば彼女、とも言えるキャット。

 レイナからの伝言によれば、今の状況下ならば彼女が協力者になってくれるとの事。

 敵意は一切なく、代わりに茶目っ気を込めて、彼女の方を見つめてみる。

 

 が、反応はない。

 少し寂しい。

 

 ふむ、そこまでするというのなら、私に手段がある。

 

「……まあいっか。『塞いじゃえ』」

 

 地面から土を貰って、穴を塞いでしまう。これも茶目っ気である。

 

 ……ほら、向こうから4足の足音が聞こえてきた。

 

「何するんデスか!」

 

「イタズラ?」

 

「こんな状況下でデスか?!」

 

「まあまあ」

 

 土壁の向こうからキャットの声が聞こえる。

 ここまでしないと反応してくれないと思ったまでだ。というのは後付の理由だけれど。

 

「じゃあ今開けますよーっと」

 

「とっとと!」

 

「ととっと開けました、と。……その姿を見るのは、いつぞやのダンジョンぶりだね」

 

 キャットが望んだように壁を崩してやったら、十数日ぶりの姿が見えた。ソウヤと出会ったダンジョンでの装いだ。街ではいつもローブ姿だから久しぶりだ。

 

「はあ……本当に連絡を受けているのデスか? 私達は協力関係だと」

 

「協力者相手に尾行することないじゃん」

 

「……にゃあ」

 

 目をそらして誤魔化された。

 さっきの壁のこともあるし、それぐらいはお互い様と言うことで微笑んだ。キャットが苦虫を噛み潰す様な表情になる。

 

「それに、そんなにコソコソする必要も無いと思うんだけどね」

 

「……確かに魔力は一向に感じられないのデス。足跡は……参考にならないデスね」

 

 私は頷く。

 この地面には無数の足跡があるが、痕跡が風化しづらい地下通路の中だから、それらが何時のものだか判断し難い。

 そもそも一本道だから、足跡を分析する必要性があんまりない。魔力や気配を探って人の接近を察知することぐらいしか出来ない。

 

「会敵するまで歩こっか」

 

「了解デス」

 

 そして、さっきまでのいざこざがまるで無かったかのように歩き出した。

 

 私の前方に人影がひとつ増えたのみで、他に変化はなかった。

 会話しようかとたまに思うが、彼女から漂う真剣な雰囲気で、思わず口を噤んでしまう。これがプロ意識というものか。

 

 仕方ない。私も黙って後ろをついて行こう。

 

 小さく息をつくと、とりあえず魔力感知に集中しつつ歩くことにした。

 

 

 ・

 ・

 ・

 

 

「コンタクト。前方。多数の気配と、少し離れた所に一人デス」

 

 魔力感知で微かな何かを掴んで、キャットにその事を伝えようとすると、先を越される。

 誰かさんと共通して希薄な気配なのだが、それを読み取れるとは優秀だなと思うと共に、なかなか本格的だと感心する。

 見つかってしまえば面倒だからと、ランタンの明かりを消すが、すっかり視界が真っ暗になってしまった。

 

 下手をすれば方向感覚が狂ってしまいそうだ、壁に触れなければ道沿いに歩けない程。

 

「見える?」

 

「夜目はきくのデス」

 

「よろしく」

 

 視界をキャットに任せ、私は魔力感知のみに集中する。

 彼女が発見した一人以外に、他の人間の気配もちらほらと感じられる。

 

 もっと集中して見る。位置関係から察するに、最初の一人は見張り、それ以外は部屋の中で集ったり作業したりしているらしい。

 

 そしてもうひとつ、様子の少し違う気配を感じ取る。これは……、

 

「アイザックがここに居る。見覚えのある魔力だよ。間違いない」

 

「……『魔力特定』というものデスか。大した技術デス」

 

 なんかよくわからないが、褒められた。

 しかしなるほど、ここではこの技術は『魔力特定』と呼ばれるらしい。中々シブいネーミングだ。覚えておこう。

 

「で、どうする? 入り口はひとつしか無さそうだけど」

 

「存在を知られると人質がどの様な扱いをされるか分からないのデス。隠密行動が第一にしたいのデスが」

 

 たしかにそうだ。そうすると……。

 

「私にいい考えがある」

 

「はい?」

 

「見ててよ。……『崩せ』」

 

「……?!」

 

 土魔法で見張りの近くを操り、土の壁を、天井を崩す。

 ごろごろと土が流れる音で、通路中の人間のすべてが異変に気づく。おそらくは部屋の中にいる人も。

 

「な、なにをしているのデス!」

 

「まあ」

 

 しばらく待つと、見張りの気配が近寄ってくる。通路を塞ぐ土を確認しに来たのだ。

 

「マジかよ……通路が崩れやがった」

 

 男の声が聞こえる。

 この小さな災いに嘆く隙があるのなら、これから起きる災いにはどのような反応をするのだろう。

 

「よし、『塞げ』」

 

 見張りを惹きつけたところで、通路を更に崩す。その結果、見張りは土砂で挟まれてしまう。

 これで良し。

 

「これで男が助けを求めるはず。全員行かなくとも、数人は部屋を出る。警備が薄くなるというワケ」

 

「ああクソ。おい! 通路が崩れちまった、助けてくれ!」

 

「ほらね」

 

 遠慮なく大声で叫ぶものだから、土砂越しでも見張りの声がよく聞こえる。

 

「いや、一体どうやって侵入するのデスか?!」

 

 その大声とは逆に、響かない小さな声で怒鳴られた。実に器用なことだ。

 アイザックが居る部屋へ向かう通路はここしかない。それを塞いでしまった今、直接歩いてたどり着くことは不可能だ。

 

「無策で道を塞ぐわけ無いじゃん。手、つないで」

 

「は、はあ、なるほど……。ハイ、手?」

 

「ほら」

 

 キャットは戸惑い、困惑するも、しばらくしてから私の手を握る。暗闇の中で見えるのはキャットだけだから、彼女の方から握ってもらう。

 それを確認して、向こう側の様子をまた魔力感知で探る。

 

 助けを呼ぶ声に反応して、全員の気配が災害現場の方に向かっていった。

 おやおやおや、全員で助けに行っちゃうんですか。行っちゃうんですね。

 

「よし、『転移』」

 

 この隙を逃して何時行くものか。

 さっそく魔法を発動すると、アイザックの気配を目印に転移する。

 

 

「?!」

 

「……よし、狙い通りの場所だ」

 

 目視していない場所、それも一度も来たことがない所だから、正確に転移できるか心配だったのだが……上手くやれた。

 

「き、君達、今どうやって……手品か?」

 

「そう。手品。何処にもタネはないよ。在るのは魔力と知識あるのみ」

 

「そ……そうか。大した魔法使いもいたものだ」

 

「さ、とりあえず開放するよ」

 

「ああ、感謝する」

 

 ようやって納得するところを見ると、中々肝が据わっているらしい。やはりこの男は場数を踏んでいるのではなかろうか。

 アイザックの手足を拘束しているロープを剣で切ってやると、感謝の言葉と共に立ち上がる。

 

 さて、人質も確保したことだし、3人で帰ってしまおうか。

 そう思って再び転移魔法を構築しはじめるが……、

 

「にゃ……にゃ…………はっ、上の空になってる場合じゃないのデス!」

 

「上の空なのは君だけだよ」

 

「とにかく! 陽動に気が向いている内にこのアジトを探索させてもらうのデス」

 

「……先に二人で帰っていい?」

 

「この場所が密室状態だということを忘れたのデスか?!」

 

 参った、キャットはこの場所に興味があるらしい。

 今私達が居る場所は、何も置かれていない小さな部屋。そこに扉があって、さっきまでアイザックを拘束してたロープがぽろぽろと落ちているのみ。

 

 私は一足先に帰りたいのだが、キャットを置いていくわけには行かない。

 どうしたことかと迷っていると、アイザックが一言だけ私達に言う。

 

「探索させてくれ。装備を奪われたんだ」

 

「アイザックまで」

 

「2対1で賛成多数デス。文句はないデスね?」

 

 ここぞとばかりに結論を出すキャット。

 ……まあ、良いけどさ。

 

「何かあればすぐに転移で逃げる。これが条件」

 

「言われなくとも、デス」

 

 私は溜息を吐いた。

 

 

 アイザックが凝った体をポキポキと鳴らして、キャットがこの部屋の扉を開こうと手を伸ばす。

 私は敵の様子でも注意していようか、と思っていると、

 

【カチ】

 

 ……といった異音が鳴った。その後に、扉の向こうから更に、

 

【カランカランカラン……】

 

 よく響く音が、部屋全体を反響する。金属製の容器だろうか、それらは天井から吊るされ、お互いがぶつかり合って音を発しているようだ。

 ……つまりは、侵入者あるいは脱走を知らせるトラップのようなものであった。

 

「トラップなのデス!」

 

「言った矢先にこれだよ! ……って、アイザック!」

 

 あの男は……トラップに引っかかったのに気付いて、すぐに飛び出していった。

 アイツは死にたがりなのか?!

 

「侵入者だ!」

「どうやって入った?!」

「人質を逃がすな!」

 

「ああ……もうっ!」

 

 敵が大量に集まってくるのを察して、対処に出ようと走り出す。

 

 ここの敵は、銃と呼ばれる強力な遠距離武器を持っているらしい。

 ソウヤ曰く、弓矢よりも迅速に攻撃を行うことが出来る上に、威力が高い武器とのこと。それと、ある程度連射が可能だと。

 

「アイザックの援護に行く!」

 

「すぐに逃げるんじゃないのデスか?!」

 

「皆で逃げるって意味だよ!」

 

 アイザックは確か向こうに居たはず。魔力を大雑把に探りながら方向に当たりをつけ、障害物を避けつつ部屋を走る。

 この部屋は大部屋なのだが、木箱や樽、麻袋が多く積まれてある。端的に言えば、障害物が多い。

 ここはなにかの倉庫なのか、と思いつつ追いかけると、私が探していた姿を見つける。

 

「アイザック! 君は死にたがりなの?!」

 

「そうでもないぞ? 少しばかり急いでいただけだ。……そうそう、捜し物は見つかったぞ」

 

 アイザックが小さな金属製の造形物を両手に持って、ニヤリと笑った。

 その造形物の大雑把な特徴から、直感的にそれが銃だとわかる。

 

「その武器……」

 

「脱走者だ!」

「2人居るぞ!」

 

「っ……!」

 

 しまった、焦って気配を拾い損ねたか!

 剣を構え、敵の姿を捉えようと振り向くが……、

 

 

 

【パァン】

 

 

 

 しかし敵は、戦意や敵意と言ったものを持ち合わせていなかった。

 ……それもそうだ。彼らは既に死んでいるのだから。

 

「な……」

 

 落雷が起きたと思わせるほどの轟音と、雷光のような眩い光が部屋全体を照らした後だった。

 

 敵は2人いたのだが、その両者の首が、何かで叩きつけられたように仰け反った。

 しばらくしてバサリと敵が倒れると、空中で血が舞い、彼らの背後にあった木箱に血がベッタリと広がっていることに気づく。

 

「……」

 

「よし、腕は鈍ってないようだ」

 

「……なにあれ」

 

 あんなの、反則じゃ……?

 一瞬で、2人の命を奪うなど。それじゃまるで、死神の所業じゃないか。

 

「わ、わ、まだ敵が来るのデス!」

 

「ほう、銃撃戦の用意は出来ているようだな? どれ、久しぶりのショータイムと行こうか」

 

 ……銃の強さに驚いてる場合じゃない!

 

「てかなに好戦的になってんのこのバカさっさと逃げるの! キャット!」

 

「バカとは……」

 

 彼女の名前を呼ぶと、私の近くに寄って、そして私の手を握る。

 アイザックは……、

 

「ほら行くよバカ!」

 

「2度も言うな、傷つくだろう!」

 

 誰が傷つくか!

 乱暴に袖口を掴むが、これでも共に転移する条件を満たしている。

 敵が来る前に急がねば、しかし転移を失敗すれば一大事だ。慎重に、迅速に魔法を構築して……いや、何かがおかしい。

 

「ああもう、急いでいるというのに……!」

 

 転移先の座標が不安定だ、外的要因か……などと考察している暇はない。

 調整、そして確認を行い……、

 

「まだなのデスか?!」

 

「居たぞ!」

「撃て!撃て!」

 

「……『転移』ッ!」

 

 ……私達は、その場から姿を消した。

 

 ・

 ・

 ・

 

 

「~~~はぁああ」

 

 転移した直後、家の並ぶ道のど真ん中に出たのを確認して、そして大きなため息を吐く。

 キャットは私の手を離して、アイザックは脱力した私の手から逃れる。

 

「お、おお? これがテレポートか! 凄いじゃないか」

 

「とんだ大惨事だったのデス……」

 

 私としては、何度も転移魔法を使って少し疲労感を感じている所なのだけど。

 ……けど、転移の際、魔法が不安定だったのだ。お蔭で、迅速な発動を要するというのに、調整に時間を食わされた。

 この気苦労は、それも原因となっているのかもしれない。

 

「全くだよ……敵がわらわらと集まってくるし、魔法は不調だし……」

 

 実際、一度危ない場面に遭った。

 アイザックのお蔭で無傷なのだが……今でも納得できない。一体何なのだ、あの武器は。

 

「それよりも何? 一瞬で2人を倒した時の…………」

 

 問い詰めようと、アイザックの方を向いた時。

 

 

「は……?」

 

 ……私は目撃した。

 

「な……何なの、この魔力は……!」

 

 遠くの上空で、とんでもない密度の魔力が巻き上がっている。

 まるで竜巻が渦巻いているようだ。

 

「ケイお姉さんにもあれが見えるのデスか? ……私はご主人と合流するのデス。それでは」

 

 キャットがそう言うと、その身のこなしで一気に民家の屋根にまで駆け上がり、そして何処へ駆けていった。

 

「あ、ああ……魔力? 2人とも一体何を言ってるんだ?」

 

「……魔力が異常な密度だ。放出されているように見えるけど、逆に引き寄せられているような……これは」

 

 ……放出と吸収を繰り返しているのか?

 その様子を注意深く見つめていると――、

 

「っ、ソウヤが危ない!」

 

 この方角、そして距離。

 それらを掴んで、ようやく気付いた。

 あの魔力の渦の中心に、ソウヤがレイナが居る宿屋が有るのだ。

 

「アイザック、転移する!」

 

「な、ちょ――ー」

 

「『転移』!」




突然の発生した、大きな魔力。
一体何なのか。

次回
時間を掛けて作りたい。

・追記
潜入^脱出シーンの間に戦闘シーンを挟むという、大型の編集を行いました。
ステルスアップデートでは済ませられないから、こうして報告しときますん。


・追記(重要)
な ぜ か 内容が別のものと書き換えられていた。
書き直さねば……ということで工事完了
けっきょく原因はナゾ

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