この話で第1章におけるREBORN側の人物の登場は終わりです。次回はコナンと灰原の会話です。この会話は第1章に含みますが、幕間として扱います。
改めて更新が遅れてしまった事を謝罪します。これからも課題等の理由で遅れてしまうと思いますが、それでもお付き合い下されば幸いです。
それでは続きをどうぞ。
リボーンの説明を遮って割り込んだのは、雲雀とスカルを幼児化させた弾を撃ったコロネロであった
了平「おおっ、コロネロ師匠ではないか‼︎」
山本「久しぶりだな!」
コロネロ「あぁ、お前らも相変わらずいい面構えだぞコラ‼︎」
コロネロの登場に、彼の弟子である了平と、同じ雨属性である山本が喜んだ。するとツナが、
綱吉「そういえばコロネロ、もしかしなくてもコロネロも任務に参加するの?」
獄寺「俺も気になってました。この場にいるのは任務に参加する奴ばかりですからね。俺らはまだ内容を伝えられてませんけど」
コロネロ「いや、俺がここに来たのは雲雀とパシリの様子を見に来ただけだぜ。思った通り、面白くなってんなコラ‼︎」
コロネロがここに来たのは、自分が撃った弾を受けた2人の様子を見に来ただけだという。するとコロネロの発言に対しリボーンが
リボーン「おい、コイツは俺のパシリだぞ。テメェのじゃねえ」
コロネロ「それはこっちの台詞だぞコラ‼︎コイツは俺のパシリだ」
スカル「ううぅっ、リボーン先輩もコロネロ先輩も俺をパシリ扱いして………。ヒドイっす」
骸「とりあえず口論は後にして下さい。僕達の任務の内容を伝えて欲しいんですけど」
リボーンとコロネロが口論を始め、スカルが嘆いていると、それらを無視して骸が自分達の任務を尋ねた。
リボーン「骸、お前は宮野志保について調べろ。もし、ソイツが何らかの組織に関わっていたら、その組織もついでに調べとけ」
骸「クフフ、分かりました。万が一、その組織が人体実験等をしていたら、殲滅して来ていいですか?」
リボーン「いや、報告に留めておけ。宮野志保と同一人物である可能性の高い灰原哀が護衛対象だからな。怪しまれたら護衛のしようがねえ」
骸「クフフ、それは無理ですね」
リボーン「報酬は、ベルギー産の最高級チョコってのはどうだ?」
骸「引き受けましょう」
綱吉「っていいのかよ‼︎雲雀さんといい骸といい、好物に釣られてんじゃん‼︎」
骸「いいじゃないですか。チョコが好きなんですから」
雲雀「これと同じ考えなのは気に食わないけど、同感だね」
綱吉(………………この2人って実はメチャクチャ扱いやすいんじゃ)
骸に与えられたのは宮野志保の調査である。そして、関わっている組織があれば
しかし、報酬が大好物のチョコであると聞いたら、簡単に引き受けた。先程の雲雀の事も含めてツナはツッコんだが、2人とも、好物なんだからいいじゃないかと答えた。
それを聞いたツナは、案外この2人が一番扱いやすいのではと思った。
リボーン「次はクローム、お前だ」
凪「うん」
リボーン「お前はまず最初に雲雀の有幻覚を護衛対象と会わせろ。奴らが雲雀と一緒にいる時にな」
凪「?どういう事?」
リボーン「万が一の保険って奴だ。雲雀の正体を江戸川コナンが嗅ぎ回っても、そうしておけば早々バレねぇだろ。最も、そんな状況にならねえのが理想だがな」
凪「分かった。転校初日に会わせればいいのね?」
リボーン「フッ、話が早くて助かるぞ。今の所はそれだけだが、後々に追加されると思うから、その時は頼むぞ。その説明に関してはその時な」
凪「分かった、任せて」
クロームに与えられたのは、今の所は雲雀の有幻覚をコナン達と会わせるといったものである。こうする事で、雲雀の正体がバレかけても真相にたどり着きにくくなるという。
そして、後に追加されるであろう任務については、その時に説明するという。すると、待ちきれなくなった獄寺が自分の任務を尋ねた。
獄寺「それでリボーンさん。俺の任務は?」
リボーン「あぁ、お前は待機だ」
獄寺「…………………ハイ?」
リボーン「待機だって言ってんだ」
しかし、リボーンの口から出たのは、まさかの待機の言葉である。これには獄寺だけでなく、他のメンバーも驚いた。
獄寺「ま、待って下さい!何故、右腕の俺が待機なんですか‼︎」
リボーン「待機と言っても厳密に言えば非常時までって事だ」
獄寺「………どういう意味ですか?」
リボーン「つまり、今回の任務で待機を任された奴は、ツナにとって最も頼り甲斐のある奴だって事だ」
獄寺「そうだったんですか‼︎すみませんでした十代目‼︎俺とした事が、待機ごときで腐りかけちまいました‼︎まさか十代目が俺の事をそれ程までに頼りにして下さってたとは‼︎この獄寺隼人、命を懸けて任務を全うします‼︎」
獄寺は当然文句を言ったが、リボーンから説明を受け、その説明の内容に感動し、任務を全うする事を誓った。
リボーン「フッ、相変わらずチョロイな」
綱山凪骸雲ラ「………………………………」
しかし、リボーンにとっては獄寺を騙す為の方便でしかなく、獄寺の扱いやすさにニヒルな笑みを浮かべた。そして、それを見た獄寺と了平を除いた、ツナと守護者達は何とも言えない表情をしていた。
ハル「はひっ、隼人さんは相変わらずですね」
京子「うん。でも、それだけツっ君を慕っているって事だよね」
了平「うむ、しかし沢田達は何故あの様な顔をしているのだ?」
ハル「了平さんも相変わらずですね………」
それを見たハルと京子が話していると、了平がツナ達の表情に疑問を持ったので、ハルは思わず呆れてしまった。その了平に対し、リボーンが忠告をした。
リボーン「それと了平、お前は出来るだけ並盛を離れるな。護衛対象と接触されたら困る」
了平「極限に了解したぞ」
了平は今回の任務には本格的には参加しない。以前にも述べたが、彼の性格上、任務の事がバレかねないからである。了平も、渋々ながら了承した。
リボーン「よし、任務開始は2週間後だ。その2週間で準備を済ませろ」
全「了解‼︎」
作者「」
綱吉「全く、読者の皆様をメチャクチャ待たせやがって。」
京子「今回は私も弁護しないよ」
風「私なんて1回も発言してませんからね」
コロネロ「俺なんて、今回が本格初登場なのに最初しか発言してないんだぞコラ‼︎」
リボーン「ま、自業自得だな」
獄寺「前回から何にも反省しちゃいねぇ」
ハル「いっその事、デストロイな目に合わせましょう」
山本「ははっ、“篠突く雨”喰らわせようかなー」
凪「私の幻術も」
骸「クフフ、僕の幻術で廻らせてあげますよ」
雲雀「どきなよ、僕の手で咬み殺す」
ランボ「うわー、皆が怒ってる」
イーピン「作者悪イ!読者の皆サン待タセスギ‼︎」
フゥ太「作者は締め切りを守る人物ランキング60億人中、ワースト100に入っているからね」
スカル「ソイツはヒデェな」
綱吉「ま、今回は第1章最後だからね、これ以上の愚痴を零さない為に終わらせようか」
リボーン「作者はこの際無視していいぞ」
ランボ「それじゃーいくよ、いっせーのっ、」
全「第1章をお読み頂きありがとうございました!第2章以降もよろしくお願いします‼︎」