アーシア救出作戦後、一誠の自宅にて。
『『『『『やっちまったな(やってしまいましたね)。相棒(主)(主様)』』』』』
「ああ、やっちまった」
あの後、リアス部長と姫島先輩が駆けつけた。その時には全て終わっていた。ちなみに元浜は泣いていた、
だが、俺が問題視しているのはそこではない。
「何故龍の腕のままなの?」
俺の左腕が赤龍帝の篭手のまま戻らなくなった。
原因はどう考えても「黒龍帝の叛逆鎧」、本来は「
①「覇龍」を使えること
②自分の怒りが一定基準に達すること
③ドライグ、オッドアイズ、ダーク・リベリオンの同意
この三つを満たさなければ発動しない。①と②は既に満たしているので問題なし。ところが、オッドアイズが同意しなかった事でこの問題が発生した。当の本人は、
「え?だって、イッセーならあの程度の相手『
あえて言おう、空気読めと。
「どうすんのこれ?もしかしなくても俺戻らんといかんの?」
「戻るってどこに?」
おっと、レイちゃんには話してなかったな。あの世界の事。
「一緒に来る?オーフィスも」
「ん、久しぶりに行きたい」
オーフィスはあの世界のこと知ってるのか。流石は元次元の狭間の住人。つまりは、
「オーフィス、八雲紫って名前に心当たりある?」
「ん、私の知り合い」
やっぱりか。ゆかりお姉ちゃんの事だから
「で、どうするの?その世界って言い方だとそこが異世界って風に聞こえるけど?」
「ちょっと待って」
俺は息を吸うと
「ゆかりお姉ちゃーん!!」
「呼んだー?ってあらあら…」
ゆかりお姉ちゃんがスキマから出てきた。レイちゃんだけが唖然としていた。
「これは永琳じゃないと無理ね。今から永遠亭に送るわ。そこの堕天使とオーフィス諸共」
「ちょっと待ってゆかりお姉ちゃん?せめてレイちゃんの心の準備を…」
「ごめん♪もうスキマに送っちゃった♪」
「…もう紫さんなんて嫌いだ」
俺は紫さんの精神に多大なダメージを与える猛毒を吐くとそのままスキマ送りにされた。
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「くそっ。次こそ輝夜に勝ってやる…」
幻想郷の迷いの竹林。銀髪に赤いもんぺの1人の女性が独白する。彼女の名前は藤原妹紅、不老不死の人間で迷いの竹林の案内人をやっている。
「はあ、癒されたい…」
そんな彼女の独白は思わぬ形で現実になる。
「ごふっ!?なんだよいきなりって…イッセー!?」
空からイッセーが降ってきた。イッセー!?元の世界にいたはずじゃ?まさか、自力で私に会いに…無いか。
見ると左腕が龍化している。どう考えても永琳に見てもらおうと思って紫に頼んだら適当に落とされたってところだろ。全く、
「紫っていい奴ね!(相変わらず適当な奴ね)」
…本音と建前が逆になったのに後で気づいた。
ちなみに一誠はこの症状に何度もなってます。え?何があったって?それは…(ここから先は破れていて読めない
もこたんインしたお!
さて、次回から正妻戦争勃発!!