これらを支えにこの小説を頑張って書いていきたいと思います。
後最近、メルトリリスが出てマジで嬉しいです。
△月Z日
日記を書き始めしばらくがたった。
その間に俺はだいぶ成長したと思う。
魔術方面は強化の魔術の成功率はだいぶ上昇したし、身体の強化は難なくできる。
それに解析は簡単なものなら一瞬の内にできるようになったし、投影もこれまた簡単なものだが精度が上がった。
身体方面も、まだまだ
日々成長が実感出来ている。
しかし、まだまだこんなところで満足してはいけない。
俺はいずれ常人では到底生き残ることが出来ない戦いに巻き込まれるかもしれないのだ。
せめて並みのサーヴァントと打ち合って暫く生きていられるくらいにはならなくては。
最近は、俺が衛宮士郎になる前それなりの人気があり映画化までもされたラノベの武器を投影出来るか、調子にのてってやってみたのだ。
本来は実物など存在する筈がなく、出来る分けなど無い筈
そう出来てしまったのだ。
実物など存在する筈がない画面の中の
実際、投影したのはその作品の下層のレア武器アニールブレードだ。
まあ、レア武器だが所詮強さは下から数えた方が早い武器だ。
だが、このとき俺は舞い上がり『これならエリュシデータもいけんじゃねぇ?』と思い投影を始めた。
結果は…調子に乗ることは良くない。
まあつまり、投影事態には成功させたのだが流石は魔剣クラス武器、消費した魔力が多すぎてぶっ倒れたのだ。
それからというものの、倒れたことによって鍛錬を暫く休みになったうえに2人を心配させてしまったのだ。
俺はこのことを大いに反省し、今後は調子に乗らず地道に努力していこうと心から誓った。
△月α日
今日は悪夢をみた。
夢だというのに起きた今でさえ思い出せるような、凄惨な地獄だった。
周りは炎に包まれ、所々からは人々の苦痛に満ちた声が聞こえ続ける。
本当に、本当に嫌な夢だった。
だが、多分あれがこの身体が体験した地獄なのだろう。
彼はあの地獄を生き抜いたのにも関わらず、その身体を俺に奪われたのだ。
俺は彼から奪ったのだ、これから生きていく権利を奪ったのだ。
なんと許されざるほどの罪深いのだろう…俺は。
だが、この身体から出ていき彼にこの身体を返すすべを知らないのだ。
ならば、俺には何が出来るのだろう。
いや、考えても仕方ないだろう、分からないものは分からないのだから。
だけど1つ、1つ確かなことがある。
それは、彼にこの身体を返すその時まで生き抜くことだ。
そう、たとえどれだけ見苦しく無様でも生き抜くのだ、この身体を彼に返すその時まで。
さて、ならばやる事は1つ強くなる事だ。
強くなりこれからこの身に降りかかるであろう火の粉を払い退けられる程にだ。
俺に死ぬことなど許されない。
この身体、この命を俺のものではないのだから。
△日β日
また、悪夢を見たのだ。
今度は違う、あの紅い弓兵が辿ったであろう人生と守護者としての日常。
その人生は正に苦痛に満ちたものだった。
誰かの為に傷つきながらも戦い、最後は守った人間達に裏切られ死んだ。
そして死後は、守護者として戦い続けその果て世界にさえ裏切られ自身の理想に絶望した男の一生を。
いや、見たと言うより体験したと言うべきだろう、彼の体験した様々な出来事を。
なんて虚しく哀しく、痛々しいのだろう。
あの『衛宮士郎』ですら心が摩耗した道のりを歩けるのだろうか?
…分からない、だが少なくとも今の俺にはその答えを出せる程強靭な精神など持ち合わせていない。
俺は…どうすればいいのだろうか…。
鍛錬は俺の憂鬱な気分とは裏腹にこれまで以上に上手くいったのだ。
魔術方面は、投影は精度が明らかに跳ね上がっており、強化は成功率が更に上昇し、解析はより早く詳しく出来るようになった。
肉体方面は、今まで一撃も入れられなかったのが今日は何度か当てられたのだ。
明らかに可笑しい、まるであの紅い弓兵の経験が俺の身体を侵食している。
怖い怖い怖い怖いこわいこわいコワイコワイ、まるで自分の身体がじゃなくなるみたいだ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だいやだいやだイヤダイヤダ、俺はおれはオレは……(ここから先は字が汚くて読めなくなっている。)
△月γ日
今俺は病室にいる。
どうやら昨日ぶっ倒れたらしい。
その時の記憶がないが日記を見返すととても気が動転していたようだ。
一体何があったのだろうか?
うーん、全く思い出せない、まっ思い出せないってことは多分そこまでたいしたではないのだろう。
だが、義父さんが見つけたときは顔が真っ青で気絶していたらしい。
その為か見舞いに来た義父さんや藤ねえが凄く心配していた。
全く心配性だな、今は全く問題無いっていうのに。
だがやっぱり気になるな、いったい何があったのだろう?
暫く病室でおとなしく寝ていたら誰かが見舞い来た。
誰かと思い顔を上げると、…沙条姉妹だった。
どうやら義父さんさんから俺のことを聞いて心配で見舞いに来てくれたらしい。
そしてある程度話をして帰っていった。
しかし、まあ驚いた。
姉妹仲がとても良好なようで、まるでヒム天のようだった。
まあ、とりあえず今はしっかりと寝よう。
さっさと元気になってまた鍛錬を再開する為に。
はぁーしかし、本当にいったい俺の身に何が起きたんだろう?
〜□
この実験の結果は良好だ。
一時は、自我の崩壊の危機があったが記憶に少し処置を施したことによって無事持ち直した。
だが、この程度の処置で持ち直した彼はやはり凄い。
普通は、たとえ記憶に処置を施しただけでは自我はそのままを崩壊していくのだ。
なのに彼は持ち直した、そう思うと心の底か笑いが止まらないのだ。
「…今度はどんな面白いものを見せてくれるのだろう?フッフッフッ、本当…ホントウに楽しみだな〜!」
黒い影は笑顔で心待ちにする。
今回興味をそそられた
突然ですが皆さんはどんなガンダムが好きですか?
僕はダブルオーライザーとデスティニーが好きですよ!
作品はビルドファイターズですかね。