乗り鉄探偵南 達仁スペシャル めぐる旅行ガイドにさすらいの旅     作:新庄雄太郎

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知床旅情殺人事件
1話 特急オホーツク


達仁と穂乃果とことりと花陽は、夏の北海道の旅に出た、今日は札幌駅から石北本線経由の特急オホーツクに乗って網走へ、小清水原生花園と知床半島と摩周湖へ、網走まで行くには、函館駅から特急おおとりで行けれるが、達仁達は札幌駅から特急に乗ることにした。

「ねぇ達仁、網走まではどうやって行くの?。」

「札幌から、特急オホーツク1号に乗って、旭川から石北本線に入るんだ、この列車は網走まで走るんだよ。」

午前7時、達仁と穂乃果達が乗った特急オホーツク1号が発車した。

「達仁、小清水原生花園で何の花が咲いてるの?。」

「今の時期だと、エゾスカシユリとハマナスが見頃なんだって。」

「へぇーっ。」

中愛別鉄橋を渡るオホーツク1号。

「あっ、中愛別鉄橋だ。」

「本当だ、川のきれいだな。」

午後12時45分、オホーツク1号は網走に着いた。

「やっと着いたーっ、網走。」

 

小清水原生花園

「うわーっ、見て見てオホーツク海岸が見えるよ。」

「本当だ。」

「潮風の香りがするぞ。」

「本当にきれいだな、はまなすは。」

「エゾスカシユリも見頃よね。」

「じゃあ、写真撮るよ。」

と記念撮影。

 

次の日、民宿を1泊をして、網走駅から釧網本線に乗った、オホーツク海をそって釧路まで走ります。

「知床五湖は、散策しながら写真だけ撮っておこう。」

達仁達は、知床五湖に下車した。

「ねぇ、結構眺めがいいのね。」

「そうさ、知床は夏の観光名所だからな。」

と言いながら写真を撮った。

その時、1人の旅行客が悲鳴を上げた。

「何、今の悲鳴。」

「えっ、何事、穂乃果ちゃんどうしたの。」

「はっ。」

「あーっ。」

「え、死んでる。」

それは、男性の絞殺死体だった。

 

「被害者は東京在住の矢野明彦さん46歳。」

「えーと、会社員か。」

「何、矢野さん。」

「どなたね、あんたは。」

「東京の音ノ木坂学院の南っていうんですけど。」

「南って、あの名探偵の。」

「ええっ。」

「噂はかねがね聞いています、私は北海道警の紅林と言います。」

「同じく犬養です。」

「網走署の津上です。」

「またあんたか、高校生探偵。」

「た、橘警部。」

「知ってるんですか。」

「ええっ、特急おおぞらで殺人事件で知り合ったんだ。」

「橘警部、死因は絞殺ですか。」

「ええ、犯人はロープで絞殺されてるから、多分自殺に見せかけたんだ。」

「何ですかこれ。」

「何かのメッセージみたいなのは。」

果たして、犯人は、一体誰なのか、このオホーツクの旅行は夏と冬にかけて、謎を追うのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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