とある科学の解析者《アナライザー》   作:山葵印

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九月一日 降りるのは救いか絶望か

「あっづ…もう9月だろーに…」

 

海人達が、地下街で謎の女性と戦っている最中。悟はうなだれながら外をふらふらと歩いていた。

と言うのも、今日は9月とは思えないほどの真夏日であり、悟の持っていたペットボトルの中に入っていた麦茶も既に跡形もなくなった。そのため、一旦支部を離れた悟は自動販売機を探して第十学区を歩いているという訳である。

 

「いくらここの治安がわりぃからって自動販売機の1つや2つはあるはずだろ…」

 

そう考えての外出であった。しかし、歩けども歩けども、自動販売機は見つからない。

悟は額に浮かんだ汗を拭い、溜め息をつく。そして携帯電話を取り出すと、カチカチと操作を始める。

 

「っと…あっちか?」

 

そして、悟は携帯電話のナビゲーションシステムを使用して、それに従い歩き出す。

まだ昼前であるからか、悟の回りにミンミンとか言うやかましい音が聞こえてくる。

 

「…多重能力者、ねぇ…そんなにいいもんでもないさ。」

 

と、ついそんな呟きがもれてしまう。悟は頭をかいて自動販売機の前に立ち止まり、小銭を投入してボタンを押した。

 

ピッ、ガコン。出てきたのは冷えたいたって普通のスポーツドリンクである。

この学園都市の自動販売機、たまに普通じゃない飲み物が混じっているのだが、スポーツドリンクや緑茶とかは実際にはわりかし普通である…と言うより、悟がまともに飲めたのがヤシの実サイダーだけな為、学園都市限定メニューに手を出すのは控えていると言う事情があるのだが。

 

「んくっ、んくっ…プハアッ、やっぱ普通のが一番だな、うん。」

 

ひとつ頷いて、悟はもう数本スポーツドリンクを購入する。そしてそれをポケットから出したビニール袋に入れたかと思うと、もと来た道を戻っていく。そして、その間に記憶を掘り出す。

 

 

 

 

特例能力者多重調整技術研究所、略して『特力研』。悟は昔、その研究所に身を置いていた。その研究所は、当時まだ幼かった悟でも背筋を震わせるような非人道的な実験が行われていたのである。

 

──へえ、悟くんって言うんだ、よろしくね!──

 

自分に始めて笑いかけてくれた少女が、次の日にはもういなくなっていた。

 

──何だ?変な目してんな──

──ちょっと、やめてあげなさいよ‼──

 

自分に何時も突っかかっていたワルガキが、それを何時も止めていた、正義感の強い少女が。自分と仲直りした次の日にはモういなくナってイた。

 

──きっと、ここからでられるよね?──

──あ、当たり前さ‼僕たちにかかればきっと出来る‼──

 

何時も怯えていた少女が、少女を何時も慰めていた、優しい少年が、イナクなッていタ。

 

──お前の能力は『天地解析』だ、大事にしろよ──

 

自分の能力を開発した研究者が、悔しそうな、泣きそうな顔でそういった。自分は意味もわからないまま、「うん!」と言って頷いていたが。

きっと、あの時聞き返していたところで今の自分には何ら影響はないのかもしれない。しかし、何時も夢の中で自分は聞く。

 

──どうしてそんな顔をしているの?──

 

それを言ったところで、きっと意味などない。しかし、悟は今でも思うのだ、その言葉を言っていれば、何かが変わったのかもしれないと。

 

 

 

 

「──やめだやめ、くっだらねえ。」

 

吐き捨てるように呟いて、悟は頭をかいて帰り道を行こうとする。しかし、携帯の音がそれを遮った。

 

「はい、山峰ですが。」

『悟か?』

「先輩!?どうされたんですか?」

 

電話を掛けてきたのは、悟の先輩こと海人であった。彼は真剣な声色で言う。

 

『お前、風斬 氷華って名前の生徒に心当たりあるか?』

「カザキリ…ああ、『正体不明 《カウンターストップ》』のことですか?」

 

悟は海人が尋ねた人物に心当たりがあった。風斬 氷華…もとい正体不明と呼ばれる都市伝説、その一種である。

 

『正体不明だぁ?』

「はい。昔から学園都市にはある噂があるのをご存じですか?」

『…虚数学区、五行機関のことか?』

「そうです。そして、カザキリ ヒョウカと言うのはその虚数学区の鍵を握る存在、と言う風に言われています。」

『アイツが?普通の学生にしか見えなかったが…』

 

その言葉に、悟は若干驚く。正体不明と言うのは今まで会ったことは覚えていないのが通例であったからだ。

記憶を消す某記憶改竄大好き女王でもない限り記憶を消すことは不可能。そのため正体不明は長い間、都市伝説として捉えられてきた。

しかし、悟は知っている。その少女、風斬 氷華がただの都市伝説ではないことを。

 

「…先輩は、AIM拡散力場と言う物をご存じですよね?」

『ああ。能力者が無意識に放っている磁場みたいなもんだろ?それがどうかしたのか?』

 

AIM。正式名称はAn Evolution Movementと言い、直訳は無自覚の動き。

拡散力場は能力者が常に微弱に放っている電磁波のようなもののことである。

 

「いいですか、よく聞いてください。…それが彼女の正体です。」

『は?』

「学園都市にいる数多の能力者のAIMがぶつかって、『奇跡的に』一人分の人を作り出せるほどの情報が作られてしまったら?」

『…あり得ねえな。AIMは専用の機械を使わないと探知なんて無理なはずだが?』

 

海人の疑問は最もなものである。いくら学園都市が百万人以上の異能力者を抱えているとはいえ、人一人分の情報を作るなどあり得ない。しかし、悟は一瞬の躊躇いもなく言う。

 

「確かにそうです。しかし、それが可能だとしたらどうでしょう?」

『…本当なんだな?』

「ええ、カザキリ ヒョウカと言う存在は学園都市そのものが生み出した『物理現象』の一環です。」

『…くそったれが‼』

 

ガン、と壁を殴る音が聞こえてくる。悟は若干頭をかいて言った。

 

「ですが、風斬さんは幻想の存在であっても私たちは触れることが出来る。例えそれが現実に触れると壊れてしまうような儚い存在であっても、貴方が救うことには代わりないでしょう先輩?」

 

言外に、お前なら風斬を救えるだろうさっさとしろと告げる悟。海人はだーっ、といったかと思うと苛立ちを含んだ声で言った。

 

『お前今日晩飯おごりな?』

「先輩は俺の財布を再起不能に追い込むつもりでせうか!?」

 

その言葉に焦ったように返答する悟。海人の食べる量と言うのは一般的な学生の量からは若干どころかすごく逸脱しており、おごりなどすれば悟の財布に大ダメージが及ぶこと間違いなしである。

海人ははっはっは、まるで悪役ののような声を残して電話を切った。

 

「はぁー…」

 

悟は大きな溜め息を吐いて小さく「不幸だ…」と呟くと、すっかり温くなったペットボトルの中身を飲み若干顔をしかめっ面にする。

そして、やる気のない足取りで第十学区を歩いていくのだった…

 

 

 

 

「上条君。」

「何ですか?」

「行くぞ。」

「了解です。」

 

上条と海人は、薄暗い地下街を駆けていく。辺りにはコツ、コツというコンクリートが足音を反射した硬質的な音が響き渡るのみであった。既に二人の間に会話はない。いや、会話はいらないと言うべきであろうか。当然だろう。二人の間には、既に言葉を交わさずとも同じ目的で動いているのだから…

 

 

 

 

「う、ぐうう…」

 

風斬 氷華は、焼けるような痛みを感じていた。

自らの顔や身体がウジュル、グジュルと言う醜い音をたてて再生していく音である。

それは醜く、風斬と言う存在に原始的な恐怖を思い起こさせるには充分すぎるものであった。

 

「あ、ああ…あががっ、ぐっ、おえっ、」

 

そして痛みすらも収まり、彼女の思考に余裕ができてしまう。彼女の心を、『自らは人間ではない』と言う自覚が、重圧が、埋め尽くしていく。

 

「みいーつけたぁ…」

「あ、ああ…」

 

そして、彼女にさらなる絶望が舞い降りる。彼女の十数メートル先に、先程大きな石像を操っていた女性が現れたのだ。

彼女は何も告げることなく、オイルパステルを横に薙いだ。それだけで、石像の拳がこちらに向けて振るわれる。

風斬は反射的に身を屈めて回避しようとするも遅く、頭の一部が石像の腕によって『剥がされた』。

 

「ぐううう!…うぎっ、ああ…ぐうっ、くううっ、ぐええっ」

 

しかし、その傷もまた『再生』する。風斬が頭を両手でつかみ、崩れ落ちているのを見て、女性は何がおかしいのかゲラゲラ笑った。

 

「虚数学区の鍵って言うからどんなやつかと思ってみれば…何だ?こんなやつを後生大事に抱え込むなんて、科学ってヤツは本当に狂ってやがるなぁ!」

「ど、どうして…」

「あん?」

「どうして…こんな……ひどいこと…!」

「ん?別に理由なんてないけど?」

 

そのあんまりな言葉に、風斬は言葉を失う。女性はオイルパステルをもう一度振るい、石像が風斬の体に拳を当てる。痛みと共に吹き飛ばされていく風斬に、女性はコツ、コツと足音をたてて歩み寄った。

 

「『火種』が欲しいのよ。そのためなら、誰であっても構わない。ただお前が一番手っ取り早そうだっただけ。」

 

どう?単純でしょう?とおどけたように言った女性に、風斬は体を震わせた。

女性はオイルパステルを三度振るい、石像は崩れ落ちたままの風斬に拳を放った。風斬は右向きに転がることでそれを回避する。

しかし、拳を回避できたところで石像が砕いた地面の破片を回避できることなどあり得ない。風斬の全身に突き刺さり、あまりの痛みに風斬の頭が真っ白になる。

…しかし、それもまた再生された。

己の命が軽んじられていることに屈辱のあまり涙を流す風斬。こんな状況を打開できない、自らにもまた腹が立った。

 

「おいおい、何なのようその面構えは?えー、なに?ひょっとして貴方、自分が死ぬのが怖いとか言っちゃう人?」

「え?…」

 

しかし、そこに無慈悲な声がかけられた。

女性は、少し表情を消し、オイルパステルを振るう。それに呼応して石像が腕を壁に向かって振るい、その腕が中心辺りから千切れとんだ。

ガラガラと音をたてて再生していく石像を見て、女性は口を歪める。

 

「何言ってるの?私が今やっているのって『この程度のこと』でしょう?」

「あ、ああ…」

「怪物の体がぶっ壊れただけでお涙ちょーだいってか?そんなのあり得ねーんだよ。分かってんのかお前?ここまでされて無事なやつが普通の人間なワケないだろ。気持ち悪いな。」

 

絶望にうちひしがれる風斬の前で再生を続けていく石像。その姿は、奇しくも先程までの風斬の再生の様子と似ていた。

これが、風斬 氷華という存在の正体。人の皮が剥がれた先にある、醜い本性。

 

「これで分かったでしょう?今のあなたはエリスと同じ化け物。あなたに逃げる事なんて出来ない。そもそもどこへ逃げるつもりなの?あなたみたいな化け物を受け入れてくれる場所ってどこなの?分かれよ。自分の居場所が無いくらい。」

「あ、ああ…」

 

また、オイルパステルが振るわれ、石像…エリスがその拳を振るう。風斬はそれを避けることもできずに吹き飛ばされていく。

その先にあった十字路でふらふらと立ち上がり、それを呆然と見ていた。

 

──今日、始めて学校に来た。

だから、自分は転校生だと思い込んでいた。

 

──今日、始めて給食を食べた。

それは、とても温かい味がした。

 

──今日、始めて男の人と話した。

だから、あの少年達をなんとなく苦手だと感じた。

 

──今日、始めて───

 

「うっ、うっ、ううう…」

 

気がつけば、風斬は涙を流していた。温かい世界にいたかった。『ともだち』と、もっと遊んでいたかった。

 

「泣くなよ、化け物。」

 

しかし、彼女に縋っていいもの等はどこにも存在しなくて。

 

「アナタガナイテモ、キモチワルイダケナンダシ。」

 

…その拳が、振るわれた。

 

 

 

 

「…あれ?」

 

しかし、風斬に何時までたっても衝撃は訪れない。女性の焦る声が聞こえた刹那、辺りに破砕音が響き渡る。

 

「待たせちまったみたいだな。」

 

その言葉に風斬はびくり、と体を震わせる。涙でその姿が見えなくとも、聞き覚えのある声。元より、彼女の事を知っている人物、ましてや男子は限られている。

 

その声は、力強かった。

 

その声は、温かった。

 

その声は、頼もしかった。

 

──そして何より、その声は優しかった。

 

少年は、告げる。

 

「だけど、もう大丈夫だ。ったく、みっともねえな。こんなつまんねえ事でいちいち泣いてんじゃねえよ」

「この都市じゃ、化け物なんざ珍しくもない存在だしな、お前だけの居場所がない、なんて事ないさ。」

 

風斬氷華は子供のように、ごしごしとまぶたをこする。

涙の膜が晴れたとき、そこには二人の少年がいた。

 

一人は右手をエリスの腕に置いたまま立っていた。ツンツン髪に制服を着て、風斬としっかりと向き合った『ごく普通の』その少年…上条 当麻。

 

もう一人は、上条の横に立つ少年。右手に数本の竹串を持ち、風斬に背を向け、おどけたように立っていた『普通の』少年…凪川 海人。

 

「エリス…呆けるな、エリス‼」

 

女性が震えた声で絶叫し、オイルパステルをまるで抜刀術のごとき早さで振り回し始める。何かを早口で口走っているのを見て、上条は右手を握った。

 

バガァン‼と言う大きな破砕音が地下街に響き渡る。彼の触れていた腕が、まるで砂人形のごとく崩れ去っていく。女性は口を歪め、愉快そうに笑った。

 

「ふ、ふははっ…よかったじゃないか化け物!お前を受け入れてくれる奴が二人もいてよお!」

 

その言葉に、今度は上条と海人が口を歪めた。

 

「何言ってんだ?」

「二人だけじゃないぞ?」

 

は?と言う女性の気の抜けた声が薄暗い地下街に響き渡った刹那、女性の回りを大量のライトが照らす。

それは警備員によるものであり、女性は一瞬だけたたらを踏む。

 

「撃てええええっ!」

 

その隙をつき、警備員の一人の号令をかける。瞬間、警備員が一斉に射撃を開始する。

海人は風斬を抱き抱え、バックステップで弾丸の届かないところに移動する。

もちろん、反対の手で上条の首をひっつかみながら、である。

 

「お、おお…首が締まったぁ…」

「…なんかすまんかった。」

 

首もとを抑えてうずくまる上条に海人は割りと真面目な謝罪を行う。風斬は思わずクスリ、と笑った。

 

「そ、その顔だよ。」

「え?」

「その顔。結構人間らしいじゃないか、なあ上条君?」

「げほげほ…ああ、それに可愛いじゃん風斬。」

「え?ええっ?」

 

頬を染める風斬と、やれやれと肩をすくめる海人。そして女性の方へと向き直り、竹串を取り出した。

 

「さ、始めようや。一人の少女の居場所《げんそう》を守るための戦いを、さ。」

 

 

 

 

一方その頃、悟は──

 

「超待ちやがれってんですよ‼」

「黙れガキんちょ!アポとってこいアポ‼」

「(ブチッ)誰がガキンチョだってンですかこのクソ野郎がァ‼」

「ヤッベエ地雷踏んだ!?」

 

──第十学区で、楽しい楽しい追いかけっこを開催していた。

 

 

 

 

「すいません、超ちょっといいですか?」

「んにゃ?何でごぜーやしょー?」

 

やる気のない足取りで歩いていた悟は、一人の少女に呼び止められた。

その少女は短い茶髪にウールの丈の短いセーターをしており、さらにかなり短いスカートをしている。

悟は第十学区を歩くにしては無用心過ぎないか、と思わなくもないが、それを承知の上で来ているならばかなり高位の能力者、きっとこの少女もその類いなのだろうとアタリを付け、少女の反応を待った。

 

「山峰 悟と言う人物に超心当たりはありますか?」

「…ん?悟ってーのは俺の事だけど。」

 

その言葉に少女は胡乱げな目で悟を見る。

 

「…なんだよ。」

「いやー、海人のサポーターって言うぐらいですから超強そうな見た目をしてると思ったらただのモヤシじゃないですか。」

「おい。」

 

誰がモヤシだこら、とツッコミを入れる悟。そう言えば垣根にもそんなことを言われた気がするなあ、何て思いながら少女の次の行動を待ち…

 

「うえい!?何すんだこんちきしょー‼」

 

…反射的に右に跳ぶと、少女が右手を振り切った状態になって立っていた。

ゴム銃を取りだし2、3発発砲する悟。しかし、それは弾かれた。

 

「嘘だろ!?」

「あ、超待ちなさい‼」

 

一方通行のような防御力を誇る装甲を虚数暗号を使って『多量能力者』になるぐらいしか貫く方法がない悟は、すぐに踵を返して逃げ出す。

一方通行本人ならば5年程度近い場所にいるのでまだいけるが、流石に今会ったばかりの能力者の能力の演算をコピーはしにくい。

出来たとしても、不完全なもの…具体的にはレベル0から1程度の能力しか発現できないのだ。それくらいなら、逃走を図ったほうが楽と言うものであろう。

全力ダッシュで逃げ出す悟を、少女は追いかける。

 

 

 

 

そして、今に至るわけである。

 

「くっそマジでもう諦めろよガキンチョ!」

「だから誰がガキンチョだってンですかァ‼」

「テメエ以外に誰がいるんだよこの幼女紛い!」

「(ブチッ)…オーケイ、いいでしょう。そこまでいうならバラバラにして超愉快なスクラップにして殺りますよォ!」

「ギャアアアアア‼」

 

煽っていくスタイル、とは正にこの事であろう。

悟は自らの言葉が状況を更に悪くしているのに気付かず、聴覚を用いて後ろの少女(絹旗 最愛と言うらしい)の攻撃の軌道を解析しつつ、若干涙目になりながら走っていく。

虚数暗号?そんなものを使っている暇があれば逃げる。下手に解析を解除してしまうと今彼の右側でボガァンと言う音をたてて爆砕した地面と同じ結末をたどりかねないからだ。

切れかけの体力を振り絞り全力疾走していく。

 

「もう嫌だああああっ!」

 

…最近、不幸指数がバブル期の株価の如く上昇している悟の、結構真面目な叫びが、昼下がりの第十学区に響いた。


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