偉大なる魔法使いと戦姫   作:フリーク

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第2話

ーその後僕は郊外の森を飛んでいた

 

ここから3500アルシンの所にいると、言っていたがその1()()()()()が何メートルかが解らないのがな…

 

一応地図を()()()もらったから大丈夫だと思うけど…

 

それにしても、あの場で魔法使ったのはダメだったかな…?

 

多分必要以上に注目を集めてしまったし、どこからか()()()()を感じたし…

 

何も起こらなければ良いんだけど…

 

◆◇◆◇◆

 

しばらくすると、小さな小屋が見えてきた

 

周りには、三人程の見張りがいるみたい

 

中には、攫われた人と盗賊がいた

 

さて、早めに終わらせるか

 

◆◇◆◇◆

 

三人称Side

 

小屋の中では、恐怖が渦巻いていた

 

盗賊の表情からは、ゲスな顔が浮かんでいた

 

誰もが目を瞑り恐怖に耐えていた

 

バタッ…

 

外から何かが倒れた音がした

 

盗賊達は怪訝そうに外を見に行った

 

しばらくすると、悲鳴や、怒号が聞こえたが直ぐに止んだ

 

扉がゆっくりと、開く

 

開けた所から、陽が入り中が照らされた

 

「キミ達、大丈夫?」

 

そんな声をかけてきた男の人が居たが、逆光のせいで顔がよくわからなかった

 

…でもその人は優しそうな表情をしていた

 

そんな事を兵士の人達が来るまで考えていた…

 

 

◆◇◆◇◆

 

ネギSide

 

ふぅ〜、危なかった…

 

助けたのは良いけど、直ぐに兵士が来たから慌てて逃げてたからなぁ…

 

多分あの子達には顔見られたし、直ぐにバレるだろうだしな…

 

…しょうがない、()()を使うか…

 

大方バレる可能性は低いし、少なくとも()()()()()()()()()()を誤魔化す事はできるだろう

 

よし、路地に入ったら使おう!

 

そして、路地に入ったら僕の手元には、()()()()()()があった

 

◆◇◆◇◆

 

???Side

 

あれ〜おかしいな…

 

さっき彼が戻ってきたから後をつけてた筈なんだけど…

路地の所で見失ったみたいだ

 

う〜ん、どうしよう…

 

そんな事を考えていると、僕が見つめる先に丸い小さな玉のような物があった

 

近づき確かめると飴玉だった

 

手で持ち光に透かすように見ていた

 

しかし、アメに気を取られつい躓いてしまい、手にあったアメはキレイに放物線を描き僕の口に、入ってしまい反射で飲み込んでしまった…

 

「どうしよう…」

 

多分害は無いだろうけど僕の身体のこともあるからな…

一度城に戻ろう

 

そう結論づけ、路地を出ようとすると足に何かが引っかかっていた

 

そこでやっと気付いた

 

いつの間にか僕の身体は小さくなっていた

 

視線は低くなり身に着けていた服も、ブカブカになっていた

 

「なっ、ナニコレーー!」

 

小さいながらも大きな声が、出てしまった

 

 

 

 




ネギまをよく見ている人はアメの正体が分かるはずです。


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