また、目の前が真っ暗だ。何が起きた?
「もうすぐ、貴方はこの世に生まれます。その前にキャラを作りましょう。まず、能力数値はどうします?」
能力数値か、オールSでも良いがそれじゃ面白味が無いし、ただ、ある程度はチームの主力として活躍したいしな。
「オールBで良いや。」
「オールBと。次、ポジション、打ち方、投げ方は?」「ポジションは投手兼外野で。打ち方は振り子打法。投げ方はアンダースローで行く。」
「得意球種とストレートの最高球速を決定して。」
「高速スライダー。超スローカーブ。フォーク。球速はMAX160」
「後はどうするの?」
「取得できる能力は全て。」
「学校とかは希望ない?」
「成り行き任せの方が面白いと思う」
だがこの選択が苦難の道の始まりとは知らなかった。
「それでは、これで準備は完了したわね。いよいよ貴方はパワプロの世界に転生するのよ。頑張ってね。私も陰ながら応援するわ。一流のプロ野球選手目指してファイトー!」そう言えば大事な事を聞いてなかった。
「名前を教えてよ。次会うときは名前で呼びたいからさ。」
「なぁに?私の事ナンパしてるの?私も罪な女ね。」「あのな、世話になったのは事実だから、せめてもの情けで言ってやる。お前は俺の好みじゃ無いの。可愛いのは認めてやる。けど・・・・」
ジーっと体を見る。
「ヤァだ。何見てるのよ。私のセクシーボディに見・と・れ・た・の?」
調子に乗ってポーズを取りながら近づいて来る。
「決定的な欠点。背が低い上に童顔。端から見てると良くて中学生。俺から言わすと小学生何だよ。」
そう、彼女は145cm位の身長しかない。「やっぱり。チビはダメか。まっ良いや」
あれ?意外と立ち直りは早かった。
「エリーで良いわ。これからもサポートしていくから宜しくね♪まぁ直ぐあえると思うけどね。」
訳がわからないがまぁ良いや。
「俺の名前は?」
「それは産んでくれた両親がつけてくれるものよ。こんな所でつけたって仕方ないでしょ?」
そうだな。産まれて無いのに名前があるのも変だしな。
「ではいよいよ貴方の新しい人生が始まりますよ。目を閉じて下さい。」
目を閉じるとだんだん意識がなくなっていき、深い闇の中へ吸い込まれて行った。???「おぎゃー、おぎゃー。」
???「おおっ、生まれたか?」
???「ええ。元気な双子よ。」
???「そうかそうか。よくやった。ようし、俺がお前たちの父さんで勇斗だ。これからずっとヨロシクな♪」
???「あなたったら。もう少し落ち着いてよ。わたしがあなた達のお母さんの沙都季(さつき)よ。」
勇斗「母さん、早く名前をつけてやろう。」
沙都季「もう、お父さんたら。そんなに焦らなくても。」
勇斗「早く名前で呼んでやりたいんだよ!」
沙都季「はいはい。わかりましたよ。じゃあ、お兄ちゃんの方からいきますか。」
勇斗「我が水樹家の長男だし、我らから一字ずつ取り、漢字を換えてやったらどうかな?」
沙都季「良いアイディアですね。では」
さらさらと紙に字をかいてみる。
沙都季「どうかしら?」
勇を悠に季を希に換えてみた。
勇斗「良いね。最高だよママ。妹の方は俺に任せてくれ。」
沙都季「どんな名前なの?」勇斗「恵魅梨(えみり)だ」
沙都季「いい名前よ。最高だわ」
こうして俺は水樹勇斗と沙都季の長男として双子の妹の恵魅梨と共にこの世に生を受けた。
果たしてどんな未来が待っているかワクワクするぜ!!
次は少し跳ばして小学生にしたいと思います。クラスメイトに原作キャラクター出したいと思います。ゆっくり更新していくのでそれでは。
次回をまて。