久遠家長男の日記   作:セイハラン星人

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俺「今日のランキングはー…」
日間6位:久遠家長男の日記
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俺「(΄◉◞౪◟◉`)」

なんか一気に増えてビビった。
ふとに頭に浮かんだ展開や趣味をごった煮にして投稿してたらこんなにお気に入りや評価してくれる人がいた……

普通以上に嬉しいッス。拙い文ですまんがこれからも投稿はしていくのじゃよ。ノシ







沙我「全く!酒を飲みながらssを書くのは、アホのやる事だ!」作者「そうでもあるがぁ!!」

▲月(・・?)日

 

毎日朝練の為4時起きしなければならないのだが、その度に起こしてくれるリフィアさんに有難味を感じざるを得ない。明日の夕飯は日本料理でも作って恩返ししなければ……

 

それはそうと最近練習をしているとチームの動きが気になって仕方ない、最初は各々がチームの動きを理解していないからバラバラだったものも、ここ二ヶ月は連携だってしっかりとれていた。

のだが、何故か連携が噛み合っていない。その為かチームの雰囲気も何処かピリピリとしていて軽いケンカも起きていたので監督が何度も鎮めていて、側から見ても疲れていた。

 

気になったので練習後に監督へ話を聞いてみたが、ポジション別の練習もしてはいるが互いの動きを理解しきれなくなりような練習はさせていない為原因が分からないようだ。

 

 

▲月ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3日

 

今日もチームの動きが噛み合わない、動きは悪くないし一人一人のレベルも上がっている。フランのカオスメテオを止めながらその様子を見ていたが、また空気が悪くなりそうだったので、一旦パス練習をしているチームメイトのもとに向かいパスのタイミングについて指示を出してみた。

急なことで戸惑ってはいたが、後ろから見ていたのでタイミング関しては間違いないと念押ししたら戸惑いながらも従ってくれた。

 

その後は動きも噛み合い雰囲気も持ち直した。何となく原因も分かってきたので練習後に皆に集まってもらい毎日練習後に何をしているか聞いてみたら予想通り自主練をしていた。

 

まあ監督が上手いこと調整しているのに動きにバラつきが出る時点で自主練でもしてるのだろうなとは思っていたが、まさか全員とは……

 

理由を聞いてみたが、まさか原因が俺とフランだとは思わなんだ。

 

国から選ばれたことに対する誇りとプライドもあった為、選ばれたというのに俺とフランの実力に追い付けていなかったかららしい。

それで自主練をして追い付こうとしたが、今回の件でそれも無駄だったと言い始めた。

 

思わず『馬鹿かお前ら?』と言ったらなんか驚いたようにこっちを見てきたが驚いたのはこっちだよ。どんな練習であれ、それが無意味になる事なんてないんだ、量とか質の話じゃなく、やるかやらないかの話なんだから。

この二ヶ月自主練をしてきた事実があったからパスだって早くなった。動きが噛み合わなかったのも一人一人のレベルが上がっているのを理解できていないから動きが噛み合わなかっただけで、確かに強くなってるんだよ。

 

なんか説教じみてしまったので、そこまで言ったら別れて帰った。帰り際にフランから『カッコよかったわよ』と言われからかわれたので、からかうなと軽くデコピンをしたら嬉しそうにして帰っいった。

 

それはそうと夕飯に作った肉じゃがは好評でした。

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

朝練に向かったら俺とフラン以外のチームメイトが監督と待っていたので、遅れたのかと思ったがなんか皆いい笑顔をしている。

 

なにこれ怖い。

 

チームメイトの一人ががこっち近づいてきて腕章のような物を渡してきたと思ったら。

 

「よろしく頼む、キャプテン」

 

はい?

 

「それじゃあ練習始めるぞー。先ずはランニングからだ!」

 

いやちょっと俺置いて練習始めないでもらえます!?

 

「ぼけっとしないで行くよキャプテン。」

 

「先行くぜキャプテン!」

 

「抜かせませんからね、キャプテン?」

 

展開についていけないのだが、なんで俺キャプテンになってんの……

 

「せめて俺がいるタイミングでキャプテン決めないか…」

 

「フフっ、いいじゃないサガキャプテン?」

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

Aチーム所属、9番、FW

 

性別:男

 

出身国:スペイン

 

名前:クラリオ・オーヴァン

 

 

クラリオ・オーヴァンがギリシャ合同チームに参加した理由は、ただ自分を高める為である。

バルセロナでは『カタルーニャの巨神』と評されはすれど、クラリオからしたらこの程度の実力で自分が神と評されのは納得がいかない。その為、各国から選ばれた選手が集うギリシャ合同チームへの参加の話が舞い込んだ際には直ぐに快諾した。

 

ここでなら己を高められる、ここでなら私が本当の巨神になれると、しかし……

 

実際に参加してみたら自分の実力よりも圧倒的なまでにかけ離れた存在がいた。練習では実力の証明であるダイヤモンドレイを易々と、必殺技もなしに止められ、その何倍の威力のあるシュートを放つ女性がおり、その事実はクラリオのプライドを傷付けた。

 

しかし、クラリオは燃えていた。自分よりも何倍も強い実力者がいるということは、ここから鍛えていけばその領域に自分も立てると、その思いがクラリオを燃え上がらせた。

 

だが、鍛えども鍛えども、その実力が縮まることがない。寧ろ広がって行くようにすら感じる。そして今回の練習でそれが形となってクラリオを襲った。

 

今までの事が全て無駄だと何かに言われたような気持ちだった。

 

練習後に『彼』によって集められたクラリオ達はこれまでの事と今の気持ちを伝の吐き出した。

 

言葉にして改めて自分がここまで弱っていたのが理解できた。

 

だからこそ、彼の言葉に救われた。

 

無意味な練習などないと、やるかやらないかだと。

一人一人にそう言い、何処が成長しているのかを事細かに言われた。

ある者はドリブルの突破力を、ディフェンスのブロック力を、ボールコントロールの精確さを、そして私はシュートのキック力を……

 

ダイヤモンドレイは強くなっていた、スピードも威力も精確さも、自分が思う以上に進化していたのだ。そして、それを追いかけている背中の彼に言われた事が、認められたかのようで、堪らなく嬉しかったんだ……

 

次の日、自然と早く集まった私達を珍しそうに見た監督に、ある事を伝えた。

私達はすでに同じ思いだった。

 

別々の国々から集められた私達をまとめ、的確なアドバイスが出せ、かつ私達の誰よりも強い彼ならば任せられると。

 

後から来た彼は驚いており、その姿に少し笑ってしまう。

 

まったく……

 

「よろしく頼む、キャプテン」

 

 

 

 




クラリオの初勝利?

クラリオ「キャプテン、あれを見ろ。」

沙我「おー、なになに?マジか…」

クラリオ「海鮮ケフテデス大食いチャレンジ、15分で2kgを食せば無料とは、受けざるを得ないだろう。」

沙我「そう、なのか?」

クラリオ「行くぞキャプテン、腹の空きは充分か?」

沙我「クラリオ、多分充分の使い方間違えてるぞ…」

15分後

クラリオ「だらしがないな、キャプテン」

沙我「いや、もう、ムリ……」

男の娘ヒロインについてアンケートだオラァ!?※なお必ずしもアンケート通りになるとは言ってない。

  • 鬱丸絶望太
  • 亜風炉照美
  • フェイ・ルーン
  • ユーリー・ロディナ
  • ちくわ大明神

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