………………すまない…
魔物使いの才能に目覚めました
「はるか上空からこんにちわぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……………!!!!!」
「高いところからなんて聞いてないよぉぉぉおぉぉぉぉぉ……………!!!」
第1特異点。人理修復のためにレイシフトした俺らは今…………
はるか上空1kmから重力に従い地面に向かって落ちていた…
「「アアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…………………!!!!」」
いきなりだが…(唐突)ここにいる藤丸立香は人類最凶だ(誤字あらず)
拳を振るえば岩なんて粉々だし、走れば海の上だろうと走れるし、時々手からビームも出る。この時点でもどうかと思うだろうが…これがこいつのデフォだ。本気出すともっとすごい(恐怖)。
しかし、どんなに人間離れしていようと、こいつはまだ18歳。バリバリの若者なのだ。克服が早い代わりに…弱点はものすごくある。
今もその弱点をあらわにしている。それは…
彼を見てくれ
「だずげでぇぇぇぇぇぇぇぇ………………!!!」
顔が真っ青な上に涙でグチャグチャだ。
そう。彼の弱点その1。高いところが怖い。
今は違うが彼は小学生の頃…ジャングルジム、滑り台、鉄棒の上に乗れないくらい、高いところが苦手だった。
ブランコ?最初は楽しそうだったけど、こいだあとは泣きじゃくってたよ(ゲス顔)
まあ色々あって克服したが、さすがにここまで高いところになると…
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY(泣)」
…こうなる
俺?最初はビビったけど、メドューサ姉さんのフード被ったら落ち着いた(やったぜ)
そういえば…
「所長ー、生きてますー?」
『人間はなぜ無謀なのか知ってる?それは彼らはその人生の大半を安全なところで過ごすからよ。つまり私の言いたいことは、エスプレッソコーヒーじゃなくてカフェオレが好きということ。最初はキーボードに向かってオンドゥル語を打ち込んだあと、頭にカフェオレの入ったコップを乗せて、くるくる三回回ってワンと叫ぶの。つまり人類はみんな生きていなきゃエスプレッソコーヒーだろうが、ジャーマンポテトだろうが、オンドゥルウラギッタンディスカーだろうが関係ないのよ。そう、それはつまり…』
ダメみたいですね(即答)
しかしこのままだと転落死は免れない。
んー…
「ぐるるるるる…」
ん?
音がした方を見るとそこには…
「グルアァァアァァッ!!!」
龍がいた。これが俗にいうRPGで雑魚エネミー扱いされてるワイバーンってやつか…
ワイバーンはそのまま口を開けて俺に噛みつこうとして…
「ちょっと失礼しますよっ…と」
俺はそのワイバーンに乗り込んだ。
『あんたなにしてんのぉぉぉぉぉッ!!』
「おお!所長!正気に戻りましたね」
『私は 正気に 戻った !!…じゃなくてッ!!』
もー所長はうるさいなー(ニョキニョキ)
まあいいや(ズドン)
俺はワイバーンの目に顔を近づけ笑顔でこう言った。
「いうこと聞け…でないと………………………」
コロシチャウヨ?
上空飛行中
いやー…物分かりのいいワイバーンでよかった〜
ぐだ男も回収できたし、でもなんか乗ってるワイバーンが俺がもぞもぞするたびのビクビク震えてるだけど…なんでだろうね不思議だね(白目)
それとなんかこのワイバーン。この辺りのワイバーンのリーダー格なのか、俺がこのワイバーンを従えてるってわかった瞬間、俺にみんな頭下げながらついてきた。
なんか可愛い。
「ねーねーくず男ー。いつからドラ◯エ5の主人公と同じジョブについたんだい?」
「魔物使いの才能になんか目覚めたわ。あ、ダ◯マ神殿には行ってないゾ」
「僕は夢の中で行ったよー」
「え?」
まあ…………聞かなかったことにしよう。だいたいこいつのなれる職業とか…バトルマスターじゃなくてバトルジャンキーだもんな。うん、間違いない(確信)
「なんか失礼なこと考えてない?」
「キノセイ、キノセイデスヨハハハハハ」
そしてしばらく飛んでいると(ぐだ男は度々ビクッてしてた)
「ビクンビクン!!マシュの気を感じる」
「なにそのセンサー怖い」
『なんでかしら…あんたらの行動に驚かなくなってきた』
「「ようこそ
『嫌よ』
しばらくあたりを飛んでいると(ぐだ男は度々ビクッて(ry)
燃えてる街を発見。カルデアとも通信可能になり、マシュちゃん達とも無事合流できた。
大量のワイバーンを引き連れていたので、マシュちゃんやアルトリアさんは目をパチクリさせてた。
え?五股さん?知らない
「そういえばマシュちゃん。兄貴は?」
「クー・フーリンさんは…ゾンビの群れに轢かれて…地面の下に…うう…」
「惜しい人を亡くしました…」
「なん…だと…」
俺とぐだ男はマシュちゃんとアルトリアさんの話を聞いて…そして…
「「兄貴ィィィィィィッ!!!!!!!」」
叫んだ。見ていてくれ兄貴。俺たち絶対…成し遂げるから…
「いや俺生きてるからな!勝手に殺すなよ!!」
「ランサーが生きてる!!?」
「この人でなし!!」
「なんでだよ!!」
「ふざけてないで君達も手伝いたまえ!!」
「「あ。五股さん。チィース」」
「なんで増えているんだ!!」
「…アーチャー?」
「なんでさぁぁぁぁぁぁ…」
アーチャーが逝った。
「まあいいやつだったよ」
「お(か)しい
「先輩…くず男さん…それはちょっと…」
「「いや…リア充に慈悲はいらない」」
「えぇ…」
今日も俺らは特異点を駆ける!!
「あ、あのう…」
「「ん?誰だこのボインな美少女は」」
「ぼ、ボイン…」
俺たちは今日、
「なんでしょう…妙なニュアンスが…」
「そこには気づくとは…」
「君もこちら側の人間なんだね」
「「ようこそ
「え、ちょっ…」
今日も同士が増えていく!
「やめてください(泣)」
〜新しい仲間だよ!くず男先生のコーナー〜
くず「はーい。今日から新しいお友達が来まーす。仲良くしましょねー。先生いじめはゆるさないよー」
ジャ「ジャンヌです。よろしくお願いします」
ぐだ「よろー」
マシュ「よろしくお願いします」
アル「よろしくお願いします(モグモグ)」
五股「セイバー。口にご飯粒がついてるぞ。あと私の名札がアーチャーから不愉快な名前になってることへの回答を求む」
兄貴「よろしくな嬢ちゃん。あとアーチャー。てめえのそれは妥当だと俺は思うぞ」
五股「なぜだ!だいたいなぜ前回から一股増えてるんだ!」
くず「ジャンヌくん。あれは巷で有名な女たらしだよ。気をつけなさい」
ジャ「わ、わかりました(警戒心UP)」
五股「なぜだ…」
くず「まあ増えてる理由としては、平行世界のカルデアのぐだ男もといぐだ子が君の餌食になってね。いやー…プレイボーイ怖いわー(大爆笑)」
ぐだ「ですねー(白目)」
マシュ「コーナー変わってもアーチャーさんはいじられるんですね」
くず「そうだよ」
終わり