シャドウサーヴァントから始まる人理救済   作:ドリーム

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短くなってます。すみません。



今思ったんだけど…シリアスだけで話できるほどまとまってない

青い空。

広大な緑。

そしてその中心にそびえ立つ異形の城。

オルレアン。この狂った人類史に打ち込まれた特異点の一つ。

そしてその異形の城の目前。そこに複数の人影がいた。

 

「どうしますか?立香さん。荒木さん」

「ふふ、愚問だね。この戦い、正当な攻略なんていらない。必要なのは強行突破なのだよジャンヌ君」

「え、えー……?」

「ちょっと何言ってるのかわかりませんね」

 

本当に何言ってるんだこの最凶は…

 

「まあわからなくもないけどね」

「わかっちゃうんですかくず男さん!?」

 

いいんだよマシュちゃん。もうこいつについてはなんでもありだから。

 

「エミヤ先輩。ちょっと作って欲しいものが……ゴニョゴニョ」

「…………正気かマスター。それは強行突破じゃなくてただの破壊攻撃だぞ」

「その先は?」

「地獄だぞ…って何を言わせるんだくず男」

 

エミヤ先輩は冷や汗ダラダラである。

 

「戦いに戦法は様々。私はマスターの言うことに従いますよ」

 

どんな状況でも凛とした雰囲気で立つ騎士王。アルトリアさん。

 

「爆弾もってこいロマン!」

「とびっきり派手なのをな」

 

管制室によびかける。

 

『な、何をする気なんだい…?』

『へ、変なことしないわよね…』

 

ロマンは不安そうに、所長は、これから起こることがわかってしまったのか、姿が槍でもビビってるのがわかる。

 

 

 

 

 

 

「まずエミヤ先輩の作った巨大な弓に爆弾を設置するじゃろ?」

「狙いをあの趣味悪い所に定めるじゃろ?」

 

ぐだ男が弓を引き始める。

 

「狙いをセンターに決めて…」

 

 

 

「「シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!超!エキサイティングッ!!!」」

『ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

『何やってんのよぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

 

 

これがぐだ男。この場にいる全員が彼を人類最凶と再認識した。

 

『あんたは人類最悪よ』

 

なんでや!!俺なんもしてないやろッ!!

 

 

 

 

 

〜くず男ルーム〜

 

「ハッ!?夢か…」

「夢だとイイネ…」

「キイィィィヤァァァァァァぐだ男出たぁぁぁぁぁぁッ!!?」

 

 

これが正夢になるとは、この時の俺は知る由もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜レイシフトルーム〜

 

第1特異点が発見され、俺たちは早速レイシフトするためにコフィンに乗り込む。

 

「リンク・スタートッ!!」

「くず男!それはとあるデスゲームだよッ!」

「ソウダネ。こっちはゲームじゃなくてリアルなデスが待ってるもんね」

「あ(察し」

「大丈夫です!先輩!くず男さん!お二人は私が必ずお守りします!」

「「…………(ブワッ)」」泣

 

ええ子やなぁ〜マシュちゃん。うちにも一人欲しいわ。

 

「あげないよ?(ニッコリ」

「アッハイサーセン」

 

ぐだ男くんも冗談が通じないなーアハハハハ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなコフィンに乗り込み、あとは俺と騎士王、アルトリアさんだけとなった。

 

乗りこもうとするとアルトリアさんが俺に話しかけた。

 

 

「くず男。サーヴァントがいませんが、本当に行くのですか?」

 

その内容は俺を気遣ってのものだった。かの騎士王に気遣われるって絶対ない経験だな。

 

「アルトリアさん…ああ。ぐだ男だけに任せられないからね。無茶はしないし。自衛もできるよ。この槍で」

 

俺はアルトリアさんにメドゥーサ姉さんから受け取った宝具『ハルペー』を見せる。

 

まあ、使えないことはない。こう見えて俺は色々な武術をかじってきた。

しかし…あくまで槍として使えるわけであって、()()()()()使えるわけではない。

 

いざ、人外やサーヴァントに出くわしたら勝ち目は0だろう。

 

「でも、行かなければならない」

「なぜ?」

 

アルトリアさんは真剣な目でこちらを見つめてきた。

 

 

そんなのは昔から決まっている。

 

「親友を…ぐだ男を一人にしないため。これは昔から譲れない」

「マスターを?しかしマスターは…サーヴァントの身である私が言っていいのかわかりませんが…あまり心配する要素は…」

 

まあ、いつものあいつを見てればそう思うのは無理はない。でもね…

 

「あいつ…ああ見えて弱点もあるんだよ。()()()()()()()()()()()()()()()ね。じゃあね。特異点で会おう!」

 

俺はアルトリアさんと別れコフィンに乗り込んだ。

 

「所長!よろしくお願いしますね」

『………無茶しないようにね』

「所長…………………………

 

 

 

 

 

 

デレました?」

『ガンドるわよ』(冷静)

「サーセン」(即答)

 

レイシフト…

 

 

 

 

「「「『スタートッ!!』」」」

 

 

 

俺たちは、今。間違った人類史に戦いを挑む。

 

これから始まる新たなFate…

 

 

 

 

 

 

『あ…座標ずれた…』

「「ロマンシスベェェェェシッ!!!」」

 

 

 




〜教えてくず男先生のコーナー〜

くず「はーい。今回も始まりました。教えてくず男先生のコーナー。もはや茶番を考えるのすら面倒くさいのでちゃちゃっと進めたいと思います」
ぐだ「はーいはーい!僕って何者?」
くず「抑止力(ネタ物理)。はい次」
マシュ「はい。第1特異点が始まりますが…私に出番は…」
くず「あるといいね(すっとぼけ)。はい次」
エミ「食材がドゥンドゥン減る。どうすればいい?」
くず「アルトリアさんが断食すれb「無理ですね(アル)」…頑張れ先輩。はい次」
クー「俺、お前の正夢に出てないんだが…」
くず「ちょうどその時兄貴はワイバーンの群れに襲われてたので。修学旅行で休んだ生徒みたいに丸い顔写真が端についてます」
エミ「ランサーが死んだ!!wwww」
ぐだ「このひとでなしッ!!」
くず「じゃあ今回はここまで。また来週〜…」



次回のくず男先生のコーナー。

「聖処女来場」…やったぜ


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