シャドウサーヴァントから始まる人理救済   作:ドリーム

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聖晶石が50個たまりだしたこの頃…回したい衝動に駆られていますハァハァ



ガチャ ダメ 絶対 お兄さんとの約束じゃオラァッ!!!

話は十分前にさかのぼる。大量の掘り出し物を抱え、廊下をぐだ男の案内に従い歩いて見ると、

 

「ここか」

「うん。ここだよ」

 

科学で満ちたこの空間でひときわ異質さを醸し出されてる部屋。

ドアにはしっかり「ダ・ヴィンチちゃん工房」と書かれている。

 

俺はここにいるであろう人物にこの大量に掘り出し物を売りにきていた。

 

 

 

 

 

 

 

突然だが、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」という人物を知っているだろうか?

まあモナリザといえば大半の人が彼の名前を言う。

万能の天才だとか文明発達に大きく関わったとか、いろいろな呼び名で言われる正真正銘の()()

 

「いやーぐだ男くん。よくきたね。くず男くんは2回目だっけ?」

 

歴史で習ったのが正しいのなら彼は男だったはず。

しかし目の前にいるのは

 

「まあいいか。ようこそ!ダ・ヴィンチ()()()工房へ!!」

 

 

モナリザ(美女)である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、ダ・ヴィンチちゃんには冬木にレイシフトする前に、ばったり会い、カルデアや魔術師についていろいろ教えてくれた。

 

そして今回は

 

「おっす。ダ・ヴィンチちゃん。さっそくだがこれを買い取ってくれ」

「おお!これはなかなかのものばかりじゃないか!」

 

「いい値で頼む」

「はい、じゃあこれは代金だよ」

 

そこには綺麗な石がたくさん…石?

 

「ダ・ヴィンチちゃん…これは?」

「それは聖晶石と言うものさ。それを使って、カルデアは英霊を召喚するのさ。もともと30個あげる予定だったからプラスして30個おまけしといたよ」

 

やったぜ

 

これさえあれば、メドゥーサ姉さんを引くのも造作もねえ!

 

「やったねくず男!彼女ができるよ!」

「おいバカやめろ」

 

石を受け取り、工房を出ようとすると

 

「あーちょっと待って二人とも」

「「??」」

 

ダ・ヴィンチちゃんに呼び止められる。

なんじゃろ?(キャラぶれ)

 

「はい、ぐだ男くん。頼まれてたのできたよ」

「え?もうできたの?流石ダ・ヴィンチちゃん!仕事が早い!」

「ふふん♪当然さ。私は天才だからね」

「性別を拗らせちゃうくらいだもんね」

「チッチッチ…ぐだ男くん。天才に性別なんて関係ないんだよ♪」

「そうっすね(棒)」

 

そうか…天才に性別なんて関係ないのか(白目)

 

と言うか何を頼んだんだろうか?

 

「ん?これだよくず男。武器武器!」

 

武器?全身武器のこいつにそんなの必要なのか?

 

「今何考えてるのか当ててみようか?(真顔)」

「うっす!なんでもねえっす」

 

ぐだ男が見せてきたのは拳銃だった。すごいでかい。いや、俺は拳銃についてはよく知らないんだけど。そういえばこいつ、射的みたいなのすごく得意だったな。例えるならの◯太。

 

「くず男くん。君にもあるよ〜」

「ファッ!?俺も?」

「もちろんさ。いくら宝具の槍をもらったからと言っても、ぶっちゃけ使いこなせないだろう?だから、ほい」

 

渡されたのは…ナイフだ。しかし天才が渡すナイフがただのナイフなはずがない。

 

「君の考えてる通りさ。そのナイフは小型のチェーンソーみたいなものだ。動力は君の魔力。動力は君自身だからこそ成功した超軽量型さ」

 

天才の考えることはわからん(確信)

ん?ていうことはぐだ男のも?

 

「ダ・ヴィンチちゃん。お願い通りできたかな?」

「ああ。それは君の要望通り。対バケモノ用13mm拳銃ジャッカル」

「パーフェクトだダ・ヴィンチちゃん」

「感謝の極み♪」

 

アカン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜召喚室〜

 

まあそんなことがあった。そしてこれからガチャガチャするわけだが…

 

「じゃあ僕から行こうかな!」

 

最初はぐだ男。石は60個。つまり20回ガチャれるらしい。

 

「いっくぞー」

「頑張ってください!」

 

マシュちゃんの応援を受け、ぐだ男は石30個を召喚サークルと言うものの中心に投げ入れる。

 

サークルはぐるぐる回り始め…そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十分後

 

「サーヴァント セイバー召喚に応じ参上しました。あなたが私のマスターですか?」

「サーヴァント アーチャー召喚に応じ参上した」

 

なんか見覚えあるのが出てきた。

 

「こんにちは。僕がマスターの立香だよ。ぐだ男って呼んでよ。騎士王=サン。四股=サン」

「待て。なぜ増えてる」

「四股?どう言うことですアーチャー(ハイライト消失)」

「誤解だセイバー。話を聞いてくれ」

 

修羅場ですね(ブギャーワロス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーチャーが英霊の座に帰還しかけるぐらいセイバーにBO☆KO☆BO☆KOにされたので令呪で無理やりぐだ男が蘇生。

「地獄へ落ちろマスター」と反抗を見せるアーチャーに対し、ぐだ男は「ちょっと何言ってるのかわかりませんね(笑)」と返事をする。流石だ。

「なんとか言ってくれくず男」

とSOSを頼んできたが俺は彼の若かりし頃の録音テープ「俺は可愛い子なら誰でも好きだよ」という黒歴史の1ページを流した。

アーチャーはセイバーに連れていかれました(結果)

 

「リア獣(誤字あらず)死すべし」

「慈悲はない」

 

そのあとぐだ男は残りの30個を召喚サークルに投げ入れた。

 

 

 

 

 

 

 

十分後

 

「サーヴァントランサー!よっ!またあったな坊主!」

「今度はちゃんとしたステータスでよかったね兄貴!」

「い、いてえとこ突くじゃねえか…」

 

ランサー兄貴がきた。よかったね。ステータスが憎くないランサークラスで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ついに俺の番か…」

『へ、変なサーヴァントよ、呼ぶんじゃないわよ?』

「なんだよマリー?ビビってんのか?」

『…なんでか知らないけどそのセリフバカにされてるみたいで嫌だわ』

「というか久しぶりにしゃべりましたね」

 

所長と喋りながら石を投げ入れる。さあ…来い!来い!メドゥーサ姉さん来ぉぉぉぉいッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きませんでした☆

 

 

 

 

 

 

 

ちきしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『全部礼装だったわね』

「所長。これを爆死と言うのでしょうか?」

「そんなことよりおうどん食べたい」

「ちくわ大明神」

 

 

 

 

 

 

 

「「『ん?誰だ今の』」」

「WRYYYYYYYYYYYYYYY(発狂中)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




教えてくず男先生のコーナー

くず「はい。特に茶番思いつかなくなってこんなことに身を乗り出しましたこのごろ。第一回『教えてくず男先生のコーナー』です。では生徒諸君。じゃんじゃん質問したまえ」
ぐだ「はーいはーい。僕たちって何歳設定なの?」
くず「はい。お答えしましょう。永遠の18歳です。はい次」
マシュ「えーと…なんでアーチャーさんはその…よ、四股なんですか?三股と以前聞いてましたが…」
くず「はい。その初々しい仕草いいね。ではお答えしましょう。これは私の情報によると彼は、月っぽいところで、なんかクラスで三番目くらいに可愛い中身がおっさんの美少女と関係を持ったからですね。怖いね」
ぐだ「怖いね」
くず「はい次」
セイ「はい!ここではご飯は出ますか?」
くず「はい。お答えしましょう。そこには専属のアーチャー(バトラー)が付きますのでご安心ください」
アチャ「ちょっ」
ラン「プギャー」
くず「はい。今回はここまで。また来週〜」

おしまい







ザビ「くちゅん…風邪かな?」

紅茶「ハックション…風邪か?」






次回、第1特異点「邪竜百年戦争オルレアン」

「聖処女とキチガイとクズ」

ご期待(してくださいなんでもしますからッ!!)

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