シャドウサーヴァントから始まる人理救済   作:ドリーム

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第二部が来ますぞ。陛下。

しかもアナスタシアもバーサーク姐さんもサーファー先生も常に引けるって!?

やったぜ



聖晶石召喚は基本感情なき涙も血もないマシーンのようです

〜ダ・ヴィンチちゃん工房〜

 

第三特異点修復から一週間。俺たちは毎度恒例の招集を受けて、工房に集まっていた。

そしてガシャガシャと音を立てる袋を二つ抱えてダ・ヴィンチが現れる。

 

「さて、遅くなったがこれが第三特異点の報酬の聖晶石だ。二人で各30個。合計60個。好きに使いたまえ」

「やったねくず男!」

「お前俺が未だにサーヴァント喚べてないってわかってて言ってんの?」

「うん」

「野郎☆オブ☆クラッシャー!!!!」

「きやがれくそったれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

「せ、先輩!くず男さん!落ち着いてくdキャーーーーッッ!??」

 

この後めちゃくちゃ叩かれた。

 

 

 

 

〜召喚ルーム〜

 

「まあ…知ってた」

「こwのwざwまwでwあwるwwww」

「おうケツに爆竹ぶち込むぞ?」

「ごめんなさい」

 

やはりサーヴァントは現れず、申し訳程度に高ランク礼装が溢れてきた。やっぱりこの召喚ルーム破壊した方がいいのでは?

 

「アルテラさん。おなしゃす」

「召喚ガチャは悪い文明。破壊する」

「らめぇ!!」

 

ダ・ヴィンチちゃんがすごい声を上げているが、もうほんとになんだこの結果。みんな☆5礼装じゃないか…そしてそれ以外は麻婆…これはザビ子先輩の意思なのか、それとも小さい頃中華料理店であった胡散臭い神父の呪いなのだろうか。

どっちにしろ、ろくなものではない。

 

『食うか?少年』

『食べる?くずくん』

 

なんかサムズアップダブル麻婆が脳内に出てきたが気のせいだろう。

…そう思いたい。

 

それより今はとりあえず、この煮えたぎったこの怒りを誰かにぶつけたい…

 

「じゃあ僕も回すぞぉぉ!!」

「先輩、頑張ってください!…く、くず男さん?目が…目が怖いです…その手に持ってる麻婆豆腐をどうするんですか!?お願いします何か反応して下さい!!怖い!怖いです!!キャーーーーッッッッッ!!!!!!!」

「すまないマシュ…ああなったくず男は誰にも止められない…」

 

投げ込まれた聖晶石が砕け、召喚サークルが回転し始める。そしてそれは唐突に金色に輝き…

 

「ひゅー…ひゅー…か、からひ(辛い)くひゅおひゃんひどひでひゅひょ(くず男さん酷いですよぉ)…はあ…え?待ってください!!いまやっと呂律回ってきたんです!!金回転が始まったからって私の口に麻婆豆腐を突っ込まなウゴゴゴゴゴゴゴ…」

 

輝きは最高潮に達し、そのセイントグラフが現れる。

クラスはライダー。そして現れる人影は…

 

「ライダーのサーヴァント、フランシス・ドレイク。またあったねぐだ男」

「おお!待ってましたよ!あなたがいれば百人力ですよ!!」

「そう言われると照れるねぇ…ところで

マシュとくず男は何してんだい?」

 

ど、ドレイク船長!?なんて心強いお方を…羨まオラァアア!!!!

 

くひゅおひゃあああああああんっっっっ(くず男さーーーん)!!!!!ふぉうたゔぇらへないへふぅぅぅぅ(もう食べられないですーーー)…!!!」

 

「遊びです」

「そ、そうかい?にしてはくず男…悪人顔だねぇ…」

「元からです」

「おいコラ」

 

誰が悪人面だオイ。普段からこれだったらみんな逃げるわ!!

 

「それでも余はそなたが好きだぞ?」

「いやあんた今どこから出てきた?」

「私もです…ますたぁがたとえどこの誰であろうとも…」

 

するとさらに背後からきよひー(大勢)がにゅきっと現れ、ぐだ男の背中にピトッとよりそう。その瞬間、ぐだ男の顔がまるで海のように青ざめる。

 

「今僕の背後に誰が何人いる…?」

「俺たち除けばきよひー48人かな。あ、召喚サークルから3人出てきた」

「「「ますたぁ♡」」」

「エイドリアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

ぐだ男が失神した。まあ多少はね?

しょうがないから召喚されたサーヴァントには俺が対応しよう。

 

すると再び金回転。まったく!ぐだ男はすごいな(ぶっ◯ぞこの野郎)!!

セイントグラフはアーチャー。出てきたのは、大きな肉の塊を二つと死んだ熊のぬいぐるみを持った女性…うんもうわかるわ。

 

「アルテミスでーす☆

で、こっちが夫のオリオンだよぉ!!」

「みんな聞いてくれ。特異点ではいいところ見せられなかったから今度こそ狩人としての霊基で参上しようとしたんだ!!

…でもそうしようとしてたら座に急にこいつ(アルテミス)が出てきて熊のぬいぐるみに逆戻り…何が言いたいかっていうと…タスケテ」

「長くてわかりやすい説明ありがとう。あと助けるのは無理。馬に蹴られたくはないしな」

「人の恋路は邪魔しちゃいけないってか?はは…今回のマスターは手厳しい…」

 

ああ…早速か…ええとおたくのマスターは…

 

「あっち」

「いや、可愛い乙女しか見当たらないんだけど」

「うんその乙女(清姫)の中に埋まってるのが君たちのマスター」

「なにそれ羨ましい」

「ダーリン?」

「ああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!」

 

さてのろけてる(皮肉)夫婦はほっといて、次の召喚に備えよう…いい加減使えない礼装でも出てきてザマァ!!とか言えないかな…

 

三本回転…サーヴァント…

 

今度あいつが寝てる間にけつに爆竹でも突っ込もう(結論)

 

「ダビデ…僕はやる。すごいやるよ」

「なにをやるのか聞いていい?」

「大人の階段伸びってみるかい親友?」

「登る階段はもう決めてるんでね。多分アタランテ来るから待ってな」

「おおアビジャク!!」

 

すると案の定金回転からのアーチャー…そしてそこに現れるはぴょっこり獣耳と尻尾を生やした女性…

 

「アーチャーアタランテだ。引き続きよろしく頼m…」

 

アタランテは俺の顔を見た後、後ろにいるダビデとアルテミスを見た瞬間固まってしまった。

そしてその顔色はだんだん青白くなり…

 

「ま、まさか…」

「「ウ ェ ル カ ム ♪」」

「いやあああああああああああああ………」

 

悲鳴をあげるアタランテさんはアルテミスとダビデに引っ張られて出て行ってしまった。かわいそうに(愉悦顔)

 

サークルを見ると再び三本回転。爆竹は予定の二倍にしよう(真顔)

クラスは再びアーチャー。

…なんでだろう、嫌な予感がする。

 

なんて思っていると、急に俺の視界が地面にロックオンスマッシャーする。(顔面から地面にクラッシュすること)

なにが起こっているのか分からず上を見上げると、

 

「アーチャー、エウリュアレよ。またあったわね。見る目のない勇者様?」

「お、オイオイオイ…メドゥーサさんに惹かれない男ってのはどうかと思うぜ…というか痛いので突然踏まないでください。俺そっちの趣味はないんです」

「あらそう…ふーん。ステンノはどこかしら?いるのでしょ?」

「そこから出て二つ曲がった場所です…」

「そ、ありがとう」

 

そして突然俺を跪かせたロリ女神、エウリュアレは召喚ルームを出て行った。

ちなみに教えた道順は嘘である。

実際そこにあるのは俺の部屋で…あれ?逆にまずくね?失敗した。

 

ま、まあなんとかなるでしょ(現実逃避)

あと見上げた時にパンツ見えた。まったく女神は破廉恥だぜ!!

 

『あんた全体ろくなこと考えてないでしょ』

「あれ?所長いたんです?」

『あんたが持って行ったんでしょう!!?』

「そっか、無意識にハルペー握ってわ。フハハハハ」

『笑って失態を誤魔化すな!!』

「はい」

 

お厳しいお言葉をいただきつつ、次の回転を見守る…三本回転。つまりサーヴァント。

爆竹じゃなくてダイナマイトにしてやろうか…(クズ顔)

 

クラスはキャスター…出てきたのは大きな杖を持つ…

 

「キャスター…メディアよ。さっそくだけど工房を作らせてもらえないかしら?」

 

大きかった。なにがって言われると、全面的に…俺の知ってるメディア(ロリ)じゃねえ…

 

するとそのメディア(大人)出てきたすぐ後に今度は金回転…なんかやな予感がしてきたぞぉ!?

 

クラスはキャスター…出てきあのは小柄な少女に丈に合わない大きな杖…

 

 

「メディアです!仲良く頑張りましょう、最後のマスターさん?」

 

俺とメディア(大人)は目を合わせた後、大きなため息を吐いた。

なんか仲良くなれそう。大人の方は…

小さい方ははほら…ヤンデレだし…思い込みが強そうで…

 

「仲良くしましょう♪」

「ひい!…はい…」

「なにがどうなってるのかしら…恥ずかしいわ…」

 

ご愁傷様です。

 

「ところであなた…マスターじゃないわね?私たちのマスターはどこかしら?」

そこの沼地(カルデア名物:清姫沼)に埋まってます」

「わあ…(ちょい引き)」

 

メディア(少女)よ。あれ君と同類よ?引いてる場合じゃないって。

 

「…そう…で、あなたは?そしてその手に持ってる魔力を帯びた筒は何かしら?」

「あ、ドーモ、メディア=サン。同じく人類最後のマスターです。そしてこれはこれからあいつのケツに打ち込むようの俺の魔力で動くダイナマイトです」

「やめなさい。絶対に。

…ふむ、まだ爪は甘いけどいい出来じゃない。魔術師私が言うのだから信じてもいいわよ?」

「え?アッハイ」

 

この後、二人のメディアが俺のマイルームへ押しかけてきて、

しばらくの間大人の方に道具製作についてみっちり教えられ、(ついでにフィギュアの造形も)

子供の方の魔術について学ばされた。ちょーわかんなかったけどわかりやすいとは思う。

まあ学んだだけで使えるとは一言も言っていないけどネ☆

 

 

 

 

 

…とまあこんな感じで、召喚は行われた。

ちなみにぐだ男がその時の記憶がないと怯えていたのは傑作だったよ。グハハハハ!!!!

聖晶石召喚ののち、フレポの召喚を行い、それにより、黒ひげ、ヘクトール、血斧王が召喚された。

一人見覚えがないと思ったら俺が爆発と一緒に吹っ飛ばしてしまった黒ひげ側のサーヴァントだったらしい。

流石に悪いと思い、ごめんなさいと言ったらスマイルで去って行ってしまった(イケメンかよ)

無論、アステリオスも召喚に応じてきてくれて、エウリュアレと仲良く俺のマイルームに居座って………帰れ。

 

 

 

え?俺?無論種火しか出てこなかったけど?何?俺と戦争したいのマシュちゃん?

 

「く、くず男さん!!?わ、私そんなこと言ってないですぅぅぅぅぅうばばばばばばば…」

「俺の(召喚した)麻婆が食えねえってのかァァァァァァ!!?」

「もうやめて!マシュさんのライフはもうゼロ……っていうかアヘってるゥゥゥゥゥ!!!?」

「え?このあとエリザベートライブに逝かせる予定なんだけど」

「鬼かッッ!!!?」

 

流石のジャンヌも冷や汗で止めてきたのでやめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーいくず男ー!!もう一回やったら新しい人が来たよ!!」

「◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️ッッッッッッ!!!!!!!」

「ヘラクレスさんだよ」

「ドーモ、ヘラクレス=サン。くず男です。そしてぐだ男死ねぇ!!!!」

 

大惨事対戦勃発(即死した)

 

 




感想指摘待ってます。

くず「第二部はいいぞ」
ぐだ「まだ配信してないけどね(2018 4/4)」
くず「アッハイ」

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