シャドウサーヴァントから始まる人理救済   作:ドリーム

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やっと第三特異点入りましたァァァァァァ!!!!
お気に入りも500に入りますます気合を入れていきたいと思います!!

頑張る…うん。



第3特異点 封鎖終局四海〜オケアノス〜 パイレェェッツKUROHIGE(ドレイクに弱い)
海だ!船だ!海賊だ!そしてお前は磔刑ダァぁぁぁあッッッッ!!!「頭沸いてんのか?」サーセン


 

〜管制室〜

 

「それじゃあ今回の編成を紹介してくれぐだ男くん」

「わかったよダ・ヴィンチちゃん。まずもはや定番だけどセイバー アルトリア」

「はい」

 

ガシャリと重たそうな鎧を鳴らしながら登場するアルトリアさん。相変わらずあの聖剣を見るたびに身震いがするぜ…ジャンヌもそうなのかさっきからコーラ降ってる。

 

「次に、アーチャー エミy…じゃなくてオカン」

「了解しt…今オカンって呼ばなかったか?」

「ちょっと何言ってるのかわかりませんね」

 

次に赤い外套を翻してアーチャーらしからぬ…いやもはやそれがアーチャーなのかという雰囲気を漂わせつつ二刀の剣を持って現れた我らがオカン先輩。

 

「次はランサー クー・フーリンね。あれ?ガッツ減ってない?」

「…ちょっと召喚ルームから魔猪が出てきてな…」

「猪はあんたの死因じゃないだろ」

 

それ別の人じゃね?

 

「次は後衛兼くず男についてね。これも前と同じでルーラー ジャンヌ・ダルク」

「テレテッテ♪テレテッテ♪テレテッテェェェ!!!」コ-ラブシャ-

「ギャァアァァアアア!!!?ちょっとアンタ何すんのよ!!」

「で、ついでにオルタもね」

「私の扱いおかしくない!!?」

「コーラで服透けてーら…オイオイオイ冗談だろ邪ンヌ?その剣はなんだよ…ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛…」

「おーいくず男くん。出発前に死なないでくれ」

 

ま、まだだ。礼装燃えてるけど俺は元気です。

いや熱いわ。燃える燃える!!

 

「最後は連携良かったし小次郎頼みたかったけど…スパルタ王と一緒にスパルタブートキャンプに出かけちゃってね」

「あのNOUMINなにやってんだよ」

「だから今回は彼女にお願いしたよ」

「彼女?」

 

だれだ?ここは高ランクな霊基を持つアルテラさんか?いやダメだな。あの人最近コタツから出てこねえわ。

じゃあステンノ様…?予知夢から考えてそれは勘弁願いたい。

じゃあ他は…まさかエリザベートとかないよな?朝のモーニングコールで死にそう。

他は…え?きよひー?あれは論外です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「余であるッッ!!!」

「止めろぐだ男。俺の貞操が危ない」

「貞操くらい人類史のために捨てちゃいなYo!」

「うるせえきよひーぶつけんぞ」

「ごめんなさい。でもほら…ネロも場と時はわきまえるさ…タブンネ」

「おいコラ聞こえてんぞ」

 

オイオイオイこの俺の童貞はメドューサ専用なんだよ(キモ)

ん?ネロ様なんです?

 

「安心せよアラキ…余は至高の存在にして名器である。初物でも天に昇る気分になると約束しよう!」ムフ-!

「全 然 安 心 で き な い」

「友よ!」

「おおジャンヌ!」

 

なんだ!?四六時中俺のそばで俺の童貞を守ってくれるのか!?

なんて頼もしい存在なんだ…!!

 

「あなたの貞操は奪われません…目の前で取られるのなら私が奪います!」

「お前も何言ってんだッッ!!?余計安心できなくなったわ!!冗談でも言っていいことと悪いことがあるだろ!!?」

「くず男殿…?」

「ギャァアァァアアアジルデタァァァァァアアアア!!?!!!?」

 

うおおおおぉぉぉぉ…海魔が迫るゥゥ…

とりあえず邪ンヌの後ろに隠れる。

 

「ちょ!?アンタ自分で蒔いた種でしょ!?」

「そんな事言わずに…あ…邪ンヌ×海魔…売れる!!」

「いやああああああああッッッ!!!!」

 

なんて俺たちがコントやってるとダ・ヴィンチちゃんが準備を終え、コフィンの扉が開かれる。

 

「じゃあレイシフトするよ〜…」

「クッソ!生き残ってやる!!物理的にも童貞的にも!!そして生きて帰ったら…俺…メドゥーサを召喚するんだァァァァァァ!!!!!」

 

俺は海魔を振り切り、邪ンヌを抱いたままコフィンに入り込んだ。

 

「ちょっと!!狭いんだけど!!?」

「うるせえ!!今俺は…追い詰められる!!」

「見ればわかるわ!!」

 

うわぁ…ガラス越しでジルが凄い顔でなんか叫んでる…帰ったら殺されそう…

 

 

 

 

 

 

 

まあ…いいか…(諦め

 

 

 

 

『ここに私もいるんですがあのその』

「あ、所長いたんですか」

『OH!ファッ◯!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

———レイシフト、スタート。

 

 

 

 

ー《F/GO》ー

 

 

 

 

目を開けるとそこは青い…広大な…

 

「ビューティフォー…」

「今度は海上ね…」

「これもカルデア男性スタッフが濡れた我々を見たかったがために座標をここにした可能性が微レ存…?」

「ジャンヌ。ステイ」

「わん」

「しかし聖女の言うことも確かにありえるかもしれん…これも余が完璧な肉体を持つゆえな!!」

「ネロ様、ステイ」

「わん」

「アンタら犬か何かなの!!?」

「邪ンヌがいるとツッコミが任せられて楽だなぁ…」

「働けなさいよ」

「アッハイ…あーあーこちら多田野…管制室応答願います」

 

しばらくすると連絡様礼装からロマンの顔が空中に現れる。どうやら無事つながったようだ。

 

『えーあー…もしかして…』

「またはぐれたよロマンこの野郎」

 

前回同様、再びぐだ男とはレイシフト座標が違うようだ。もういい加減システムに爆弾投げちゃいけないかな?

 

『やめてよね?』

「所長…ナチュラルに心読まないで…」

 

とりあえず近くに何かないかと…あたりを見渡すが、島らしき物は見えるが大分遠いし、船らしきものもない。

 

うむ…絶賛大ピンチである。

 

「礼装がなかったら間違いなく風邪引いてるなこれ…」

「そうだな。アラキよ。マスター達に合流するためにもあの島に上陸するぞ!」

「あいあいさー」

 

教えてやるぜ!俺のクロール25mは17秒だぁあぁぁぁぁ!!!!!

 

「それどうなんです?」

「知らん」

 

 

 

 

 

 

 

 

後に無事島に上陸。肩と足が少しギクシャクしながら上着を脱ぎ水を絞る。重い。

 

なんか邪ンヌが脱いだあたりからワーワーうるさいな。乙女はお前は。

…年齢的に乙女だな。ごめん。

 

「ムゥ…ようやく島に上陸したはいいが、人の気配を感じぬ…マスター達はここにはいないらしい」

「ネロ様のセンサーは妙に当たるからな〜…それにさっきからカルデアとの通信が悪い。この島特有の何かなのか?」

 

何か閉鎖的な雰囲気が漂う島だ。

森というより平原…草はらが気持ちいい…って休んでる場合じゃない。

 

「…友!奥の方に洞窟が見えます!!」

「洞窟?洞穴的な?」

「そんな感じです」

 

ジャンヌが平原の奥の方を指差しながらそういう。

…こう何も情報がない今、通信も無理、合流の可能性は薄い。

なんでもやってみるものかな。

 

「よし、何が特異点の原因なのかわからない今、怪しいものはどんど調べてみよう!!」

「うむ!冒険だな?余はワクワクするぞ!!」

「まあ…仕方ないですね」

「とか言ってワクワクしてるんですね?このツンデレめ〜」

「燃やすわよ」

 

姉妹喧嘩はほっとき、俺たちは洞窟へ突入する。一応いつでも戦闘体制に入れるように俺を3人に囲ってもらう。

情けないがポカやらかすよりマシだ。

 

 

 

 

ー《F/GO》ー

 

 

 

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおッッッッッッ!!!!」

「巨w人w出wたwww」

「ジャンヌ、ステイ。まあ骸骨だらけだったからいつかなんか出てくるよねって思ったけどサーヴァントかよ…間違いなくバーサーカーだよな…」

 

最初は洞窟だったが、どういうわけが途中から内装が迷宮迷路のようなものになっていった。

さらにそこからだんだんと敵エネミーがいくつか出現。

まあ雑魚だったから邪ンヌの炎で瞬☆殺だったのだが…

 

 

「おおおおおおおおッッッッッッ!!!!」

「そしたらこんなん出てきたぜ!イエイ☆」

「アラキ!余の側から離れるでないぞ!!黒聖女!攻撃は任せる」

「わかってます。あなたこそそこの変態しっかり守りなさい!あとそこの白いの!いつまでステイ状態なのよ!?働け!!」

「ヘアァァァァ!?ハッ…ニ◯ニ◯動画がそこにあった…」

「ねえよ」

「うおおおおおおおおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」

 

なんて話してたら襲いかかってきた!

まあ当たり前だよな!

うわ、あいつの攻撃が当たった場所おかしいレベルで抉れてるよ…

 

「ふぅ…」

 

さて、俺の役目を全うしよう…

 

敵の武装は巨大な斧二刀。顔には鉄仮面をつけ、さっきの一撃から筋力B〜Aはありそうだ。

身長は大体3mほど…昔の人間(?)は分からんな。

バーサーカーかと思うが…俺たちを的確に狙ってることから狂化のランクは低い可能性がある。

 

…弱点らしい弱点といえば…こいつはアルトリアさんや兄貴みたいに武勇伝があるタイプじゃない。どちらかというと反英霊のような怪物ポジションか…

攻撃にフォームや、技がないから多分そうだな。

 

よし

 

「ジャンヌ!奴の一撃を受け止めろ!絶対ダメージ食らうなよ!!?」

「采配者は無理をおっしゃる!」

 

「邪ンヌは後衛からジャンヌが攻撃を受けた瞬間炎を奴の周りに展開!間違ってもジャンヌを燃やすなよ!?」

「はあ!?ちょっ!難し…ああもうやってやるわよ!!」

 

「ネロ!」

「(よ、呼び捨て!!…悪くないぞ!!)う、うむ!」

「チャンスは一瞬だ…俺が合図を送る…奴はどうやら戦闘のプロってわけじゃなさそうだ。邪ンヌの炎で動きを封じた瞬間、奴の足元を…」

 

「おおおおおぉぉおおおおぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!!!」

 

奴の一撃がジャンヌに迫る。

 

ジャンヌは作戦通り旗でそれを受け止める。

炎がまい始め、ジャンヌが離脱する。バランスを崩し、炎によって体制を直せない今!!

 

 

「切れ!!ネロ!!」

「任せよッッ!!!」

 

紅い斬撃が鮮血とともに走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは勝利した。

 

 

 

 

ー《F/GO》ー

 

 

 

 

俺たちは倒れたバーサーカーのそばによる。

気絶しているようだ。

あのあと足を切られ頭から真下の階に激突、まだ死んでないとこを見ると耐久もそれなりに高そうだ。

どうしようかと悩んでいるその時、

 

「アステリオス!!」

「「「「!!?」」」」

 

奥から少女が現れ、バーサーカーに駆け寄る。そのあと俺たちを見ると、バーサーカーをかばうように前に出る。

 

「わかったわ!貴方達についていく!だからこれ以上アステリオスを…」

「あ…え、えっと…なんか熱いムードに入ってるとこ悪いんだが…」

 

お話が噛み合いませぬ。この子はなんかこのバーサーカーに守られていて、この子は誰かから狙われてるのはわかるが…

 

(鋭いですね)

(こいつ(ジャンヌ)直接脳内にッ!?)

 

「…あら…あなた…(ステンノ)の気配…何者…?」

 

あれ?なんか暗くてよく見えないけど…この子…どこかで…ああなんか見たくない会いたくない顔に似てらっしゃるゥゥゥゥゥ!!!!?

 

「…(ステンノ)と会ったことあるなら…()()()()じゃないわね…詳しい事聞かせてもらえる?」

「じゃあ妹さんください」

「いいわけないじゃない」

「ああ…友が灰になってく…」

「もうなんでもありね」

 

 

「別に駄妹が誰と付き合おうが勝手だけど私より早く男ができるのはなんかイラつくわ」

 

まあこうなるって知ってたよ。うん

というか前も思ったけどメドゥーサの家族の扱いってどうなってんの!?

シンデレラ状態なの?

なにそれ不憫。ああステンノ様みたいにヒールで俺の頭踏まないで…

 

 

 




〜教えてくず男先生のコーナー〜


主演が灰になりました。

ぐだ「作文か!!」

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