シャドウサーヴァントから始まる人理救済   作:ドリーム

26 / 90
何とかしっかり投稿できたぜぇ…ネロだぞ。泣けよ



第2特異点 永続狂気帝国〜セプテム 〜 オレァキサマヲヌゥッコロォスッ!!
男装ってのはな、女性がキリッとした男物の服を着ることだ「じゃああれはなんだい?」知らん


 

ー1時間前ー

〜レイシフトルーム〜

 

「よし!みんな時間通りに集まったね。ぐだ男くんとくず男くんは頭冷やしたかい?」

「反省はしている」

「だが後悔はしていない」

「うん。清々しいねチクショウ!」

 

悪いなロマン。気がついたら部屋一個破壊してたんだ。(被害総額:¥3,898,700+ロマンの胃薬料)

 

「…コホン。と、とりあえずぐだ男くん。連れて行くサーヴァントの編成を発表してくれ」

「おk牧場」

「古いよホセ」

 

ぐだ男はホワイトボードに編成を書き込んで行く…ふむふむ…ほー

 

セイバー アルトリア・ペンドラゴン

アーtyバトラー エミヤ

ランサー 兄貴

 

まあここまでは前と同じだな。

 

「いや、待ってくれ。私のクラス名がおかしいことに誰も突っ込まないのか!?」

「あってるよ」

「あってるね」

「あってるわよ」

「あってます」

「バトラー。お腹が空きました」

「チキショーメェ!!」

 

先輩はダッシュで逃げた。

しかしアルトリアさんに回り込まれた。

真顔で鍋を振るい始めた。

アルトリアさん超かわいい笑顔。

 

なにこれいつも通り。

 

「というか兄貴!?昨日死んだんじゃ…」

「残念だったな…再召喚だよ」

「なるほど…ギャグ続行…」

「いや戦闘続行だからな!?」

 

兄貴がいつのまにか復活してたのは置いといて、

 

「じゃあ残り3人いくよー」

 

アサシン 佐々木小次郎

ルーラー ジャンヌ・ダルク

アヴェンジャー ジャンヌ・ダルク・オルタ

 

「えー本当にござるかぁ?」

「うん。なんか小次郎はね…伝説(レジェンド)になる気がするんだ」

「なにを言ってるのか私にはわからんが…まあ私はマスターの指示に従おう。我が秘剣…使う時が来たようだからな」

 

そう言い、小次郎は背中の刀を抜く。

 

あれが『物干し竿』…なんて長い刀だ。

 

以前、訓練でアルトリアさんと小次郎が試合をしていたのを見た。

 

アルトリアさんの剣筋は…やっぱりまっすぐだ。そんでもって力強く、早い。

 

対して小次郎の剣は…流れるようなものだった。スラァっと流れる剣は的確に敵の急所を捉えている。

 

力と技。似てるようで全く違う物のぶつかり合いは、まるで………………一つの絵のようだった。

 

 

ーーーーっと、話がずれた。

 

「それで、前半の3人とマシュは僕に、後半の3人はくず男についてくれ」

「よし、これで準備はいいね?じゃあぐだ男くん、くず男くんはコフィンに入ってくれ。レイシフト…グランドオーダー第2作戦を開始する!!」

『了解!!』

 

俺たちはコフィンに乗り込む。しかしこの中は窮屈だな…

 

「所長!なんか、緊張の解けること言ってよ」

『え!?いきなり!!?え、えーと…い、生きよう!』

「おk把握」

『アンタ絶対バカにしてるでしょ!!』

「シテナイシテナイ」

『絶対した!!』

 

 

 

ーーーーレイシフト。スタート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

目を開けるとそこは広大な大地。そして、

 

「「「「ローマ!ローマ!!ローマ!!!ローマ!!!!」」」」

「セプテム!セプテム!セプテム!」

 

暑苦しいよくわからん人たち…

 

「これは驚きよなぁ…」

「すごい熱気です…」

「…ちょっと暑苦しいんだけど…」

 

どうやら俺はぐだ男とは違う場所に飛んだようだ。

また空中ではないとはいえ…ロマンェ…

 

「ん?くず男。どうやらこやつらの熱気の中心で激闘が行われてるようだぞ。行ってみてはどうか?」

 

小次郎がローマ兵?達の中心を見つめながら提案してくるが、

 

「はあ?ちょっと侍。こんな暑苦しい連中の中を掻き分けて行けっての?行くならアンタ一人で生きなさいよ」

「女は難しいでござるなぁ…」

 

この通り邪ンヌが行きたがらない。小次郎が急に遠い目をしだしたのはそっとしておこう。

 

「いや、まあ一応行こうぜ。邪ンヌは、ここで待ってていいから」

「お留守番お願いしますね」

 

ジャンヌのすごい他意のない笑顔に邪ンヌは「グッ…」と声を漏らす。

 

「…行くわよ!行けばいいんでしょ!!?」

「さすがくず男。マスターの話ではわいばーんを飼い慣らせるらしいが…復讐の聖女も飼いならすとは…感服したでござるよ」

「いや…飼いならしてねえから。あとポチは友達。ペットじゃない」

「ええー?本当にござるかぁ?」

「アンタ一体どこでそんなとってつけたみたいなござる口調持って来た!?」

「聖杯」

「便利だなチキショウ!!」

 

戦闘の時とイメージが違いすぎるぞこの侍!!!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ローマ兵を首筋トンッで気絶させつつ中央に向かうと、そこでは二人の人物がぶつかり合っていた。

 

「ネロォォォォォォォォ!!」

「クゥッ…叔父上!!」

 

いやこれどういう状況だよ。なに?褐色の肌の男の人は、マジカルパンチしながら永眠宣言しちゃってるよ!!(聞き間違い)

逆に赤いドレスの女の子はスケスケのいやらしい格好で身の丈レベルの剣を片手で振り回して戦ってるよ!

ウ…肌晒し…痴女…ウウ、頭が。

 

「どうやら男性の方はサーヴァントのようですね」

「え?じゃああの女の子は?」

「…サーヴァントの気配がしません。人間ですね」

「まじか…この世でぐだ男以外にサーヴァントと渡り合う人間がいたのか!?もうこれわかんねえな☆」

「諦めたらそこで試合終了でござるよ」

「だからその漫画の名台詞もどこから…」

「聖杯」

「知ってたよチキショウ!!」

 

とりあえずサーヴァントの方を止めよう!もしどっちも敵になったらそん時は邪ンヌが燃やせば証拠隠滅になるべ(田舎風)

 

「…アンタ今最低なこと考えなかった?」

「何言ってんだ。邪ンヌ。俺がそんな事考えるわけないだろ。なあワイプ越しのジルさんや」

『ええ!あれほどジャンヌに笑顔をもたらしたくず男殿がそんなこと考えるわけありまsフォォォォォォォォォ!!ありがとう!ジャンヌフィギュア!!』

 

すぐさまワイプを切る。

 

「…ねえ今私と白い方の模型が「戦闘開始だオラァァァァァァンッ!!」オイコラ」

 

邪ンヌが何か言ってるがそんなこと構うな!俺はハルペーを抜き、フードをかぶる。

 

「オラよっと!!」

「む!?そなたらは何者だ!もしや援軍か!?」

「そうです。援軍です。右から性女、チョロ魔女、NOUMINござる、そして俺が通りすがりの爆殺ライダーです」

「うむ!何を言ってるのかはわからんが味方なのだな!!頼もしいぞ」

「そう言ってくれると俺たち嬉しいっす。そうっすよね所長?」

『久しぶりのガンド祭りだァァァァァァ!!』

「ああ所長がガンドの魅力にとりつかれたようだ」

「ええー?なんででござるかぁ?」

「このNOUMIN!切りながら会話してやがるぞクソッタレ!!」

 

もう所長はこの地面に刺しとこう。勝手にガンド撃ちまくって敵のローマ兵勝手に倒してくだろ。

 

俺はナイフ持ち変え、ローマ兵をボコボコにする。

 

「ジャンヌは負傷したローマ兵の治療と守護!邪ンヌは敵兵をまとめて燃やせ!そしてござる野郎!テメエはその子の援護をしつつ、そこの明らかバーサーカーを倒せ!!」

 

「わかりました!真面目に…ですね!」

「いいじゃない!蹂躙ね!!」

「真面目にとはなぁ…さて、果たし会おうか」

 

みんながそれぞれ自分の役割に徹し始める。

 

「何という的確な指示…そなたまさか軍師の類か!?」

 

いえ。主に裏方(爆殺)専門です。

 

「ネロォォォォォォォォ!!!!」

「はぁあ!!」

 

スラリと長い刃を拳で弾いて行くバーサーカー。随分すごい格闘家だな。

それをみて小次郎は物干し竿を肩に置き、距離を取る。

 

「ふむ…見事。どこぞの皇帝かとお見受けするが。まさか全て弾かれるとはな」

「ネロォォォォォォォォ!!!」

 

ーーーーゾッ

 

 

まずい、この感じ、この魔力量…()()()()()()()()()()()()()()()()

 

間違いない…宝具ッ!!

 

「小次郎!!」

 

「ふむ…いささか物足りんが、初戦で死にたくはないのでな…今宵はこれまでだ…」

 

小次郎は構えに入る。

身を一歩引き、物干し竿を地面と平行に構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーー秘剣・『燕返し』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

バーサーカーは宝具を発動する前に撤退した。消滅ではなく撤退だ。また戦う時があるだろう。

 

「ふむ…躱されたか…」

「今のは撤退する瞬間だったからな。もしあのままだったらどうなってたかわからないぜ?」

 

結果的に言えば、小次郎の秘剣は当たらなかった。当たる寸前に敵が撤退したからだ。

 

「…だとしても切れなかった。我が秘剣が当たらなかったことに変わりあるまい。まだまだ修行不足というやつだ」

「これ以上何になるつもりなんだお前…」

 

1戦目…勝利…ということだろうか…

 

 

 





〜教えてくず男先生のコーナー〜

くず「待たせたな!第2章!執筆開始だ!」
ぐだ「レイシフトしてから出番がない件について」
マシュ「同じく」
くず「気にするな。結局最後は誰かが爆殺させるんだよ」
ぐだ「芸術は爆殺ってやつか。114514」
マシュ「ところで他の方々は…?」
くず「兄貴の葬儀」
ぐだ「ランサーが死んだ!?」
マシュ「この人でなし!!」

〜終わり〜

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。