終わったはいいが過去編が辛いぞ!?
あぇええええっっっっっw(絶叫)
そんな一週間でした。(´・ω・`)
〜オルレアン……………だった場所〜
過去形なのはみんな理解してるね?ってそんなことより…
「オデノカラダハボドボドダァ!!」
「オナジクワタシモボドボドダァ!!」
『アンタラニンゲンジャネェェェ!!』
「三人一斉にオンドゥル語で会話しないでくださいよ。悪かったよくず男。まさか作戦Bでくたばらないとは思わなくてさ」
「お黙り!!そんな言い訳で俺たちを抑えられるとでも!?」
「コマ◯ドー日本語吹き替え収録あげるからさ」
「許す」
「やったぜ」(サウジアラビア)
「なんでサウジアラビアなんですか先輩…」
「なんとなく」
「え?」
マシュちゃんとぐだ男のコント(爆発しろ)を眺めつつ、奥の方に目をやると
「アーチャー。宝具を放ったのでお腹が空きました。夕食にしましょう」
「今は昼だぞセイバー」
「大丈夫です。私の中では夕飯は3回ありますので」
「ウソダドンドコド-ン!!」
こっちもなんかコント(爆発(ry)してた。と言うかアルトリアさんの剣を直視できない…ガタガタガタ…脳が震える…
「と言うかセイバー。さっきのは坊主の令呪を使った宝具だから魔力補給はいらねえと思うんだgッ」
「ランサーが死んだ!!」
「この人でなし!!」
「生きてるよ(半ギレ)」
もはや兄貴の死(死んでないけど)が鉄板ネタになってきて、それに驚かなくなった自分がいる。
なにこれ怖い。
「なにはともあれみんなお疲れ様!私の国を救ってくれてありがとう!!ヴィ・ヴ・ラ・フランス♪」
笑顔で俺たちを労うマリー・アントワネット。彼女の笑顔には本当救われた。(ストレスなどから)
「ふー疲れたね。なかなか長いコンサートだったよ………めんどくさいアサシンや歌声がひどいドラゴンがいたけど」
働かないキャスター1号こと、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。彼の音楽は本当にすごかった。多分ニュートンが一番驚くくらい。(世界の法則が乱れる…!)
「ねえちょっとそれ誰のこと?」
いえ、どう考えてもあんたです。(経験者は語る)本当にありがとうございません。冗談抜きで、耳栓ください。
エリザベート・バートリー…聞くにはあの痴女アサシンの若い頃の姿らしい………初めてあの痴女に同情したよ。
「あなた以外にいますか?メキシコドクトカゲさん?
「なんですって!?このアオダイショウ!!ちょっと話聞いてんの!?」
なんかぐだ男が震えてるけど、気のせいだな。うん。まあぐだ男の昔ばなしでも今度清姫ちゃんに聞かせてやろう。
「本当ですか?嬉しいですくず男さん…もし嘘だったら…ウフフフ…」
なんだろう…俺まで寒気が…て言うかなんで声聞こえてるんですかねえ?
「マスター」
「ん?どしたのジャンヌ=サン」
「…思えば、このフランスではないずっと一緒にいましたね」
「そうだね〜、まあ俺はサーヴァントいないし、守備型の君がいてくれて助かったよ。礼を言わせてくれ」
「それなら私もです。あなたは私をジルの元まで連れて行ってくれました。あなたは私が残した罪と向き合う時間をくれたのです。私こそお礼をしたい」
俺とジャンヌは向き合う。
ジャンヌは特殊クラスだからもう会うことはないのかもしれない。
でも…
「ーーーーーーーまた会おうぜ。俺の友達。今度は映画でも見ながら雑談しよう」
「ーーーーーーーはい。またお会いしましょう。私の友。いつか…また…」
ジャンヌ達、俺たちの味方として戦ってくれたオルレアン組は、みんな消滅して行ったーーーーーーー
「まあ色々あったが、この特異点は修復した。聖杯も回収完了…
…………………なんかどっと疲れたな…」
「そーだねー。マシュは大丈夫?」
「はい先輩。見ての通り元気モリモリです!」
さて、あとは退去を待つだけ…
「ん?まてよ?」
よくよく考えたら、このオルレアンって一応
「ぐだ男!!」
「遅いぞくず男!僕とマシュは工事現場にいるおっさんスタイルですでに掘り起こし始めてるぞ!!みよ!この黄色い『安全第一』ヘルメット!青いズボン!首にかけた汗拭きタオル!そして、なんと言ってもこのツルハシ!!」
「静かに素早く…さすがだな。というか
「君に習ったんだよ。あとこれはロマンが送ってくれた…って、そんなことよりマシュを見ろ!もうあんなに掘ってるよ!!」
「よいしょ…よいしょ!」
わーマシュちゃん声に似合わずすげえ掘ってる…これがギャップってやつか…
ていうか掘るの速スギィ!
「って…俺も負けてらんねえ!!宝を掘り当て、その宝で手に入れた石で今度こそメドゥーサを引く!!」
「よく言ったくず男!!ほら!これを受け取れ!!」
ぐだ男が投げたグッズに着替え、ツルハシを携え、瓦礫に向かってく。
「よし。宝ァ!!掘り起こすぜェェェェ!!」
『やめなさい!その宝は下手したら歴史館とかに置かれるものよ!?』
「所長のお願いでもこれだけは引けねえなぁ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」
『撤退まであと数十分だからねー(棒)』
『あんたもう止める気ないでしょロマ二!?』
『いやだって所長…あれ止められますか?』
『……………無理ね』
『でしょう?』
ウオオオオオオオオオォォォォォ…………………ゼェゼェ……………ウオオォォォォォォォ……………………!!!!
〜????視点〜
痛いー
痛い…痛い…
痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
「プハァッ…ハァ…ハァ…い、生きてる?」
なら…早くジルと合流しなきゃ…私はこの国に…
フランスに…
復讐を…
復讐をしなきゃ…いけない…
そして…
そして…
そ、して………?
私はフランスに復讐して…その後どうするの?
なんで私は復讐をしようと思ったの?
大勢の人間に見られながら燃やされたことを覚えている…
今考えれば…それ以前…私は…
『ーーーーーーージャンヌ…あなたは復讐のことだけを考えればいいのです。この国を許してはいけない。あなたはジャンヌ・ダルク。救国の聖処女にして裏切られたもの。復讐抱いて当然なのです!』
思えばずっとジルの言葉で動いていた。自分は復讐をすればいい。後のことも前のことも考えず…ただ復讐だけを…
「なんだ…」
それじゃあ
復讐をしようとした時点で…私は…
「ただの…偽…も…の…じゃない…」
私はジルが描いたフランスへ復讐するジャンヌ・ダルクという贋作に過ぎない…
ただ…それだけの…
「そんなところで寝てると、死んじゃうぞ邪ンヌ」
その時、瓦礫が崩れ、誰かが私を引っ張りだした…
その姿は…
おい…
〜くず男視点〜
なんかすごい拾いモンしたな…宝じゃなくて邪ンヌ…一部の人からしたらすごいレアな宝なんだろうなぁ…
「よう。お目覚めはどんな気分だ?大佐ァ…」
「…さ、最悪よ…目覚めに…よりによって…あんたが出てくるなんて…ていうか大佐って誰よ」
「ひどい言われようだなこれは…ひとまず…」
魔術を起動する。応急手当で、聖杯もない今の状態じゃ一時しのぎにしか過ぎないが…
「さて、動けるか?」
「な、なぜ傷を!?」
「いや、別にもうすぐお前は消えるんだし、結果は変わらんだろ」
「だから!?今すぐあんたを消すことは簡単なのy「やれるもんならやって見ろ」は?」
俺はハルペーとダ・ヴィンチちゃん製ナイフを取り出し、ジャンヌに向き直る。
この距離、わずか1メートル…
「この距離だ。武器もねえ、体力もねえ、消滅寸前の今のお前より、俺の方がはるかに速い。これは前も言った気がするが、不死殺しの槍だ。一度傷ついたら退去でもしない限り傷は治らねえよ」
「…チッ」
「わかればよろしい。で、一つ聞きたいんだが、お前って本当にジャンヌ・ダルクなのか?」
もう時間もねえし、さっさと聞いとくか。
「なんでそんなどストレートに聞くのよ。デリカシーないの?」
「うるさいな。時間ねえからこういう聞き方してんだろ?さっさと言ってくれ」
「…………そうよ。私は偽物。ジルがこうあってほしいって願った結果できた贋作よ、これで文句ある!?」
「ないからそんなにおこんな」
やっぱりそうだったか…まあそんなことは今となってはどうでもいいことかもな…
「どうだ?負けた感想は?贋作の感情じゃなくて、本物の、今お前が体験した感情だぜ?」
「最ッッッッッ悪よッ!!本当!反吐がでるわ!!」
「素直でよろしい。というか最初と返答内容が同じなんだが…」
「あんたバカなの?最初と比べて最悪のボリュームが違うのよ。ボリュームが」
「へーへー」
俺は瓦礫を掘り起こしつつ、邪ンヌの話の内容を聞き流す。要するに、こいつに今何聞いても最悪って答えるなこれ。
「……………あんた今何してんの?もうここには用はないんじゃない?」
「わかってねえな。俺たち庶民は常にお宝求めて三千里なんだよ」
「何それ?意味わかんない」
「だろうな。お!金のネックレス!いただきだ!」
だいぶ集まったな…こんぐらいあれば石50個は硬いな(キリッ
しばらくすると、俺の足もとが光り始める。
「そろそろ退去か…お別れだな邪ンヌ。最後に何かいう事はあるか?一応聞いてやるよ」
「別に…どうせ贋作のまま、惨めに終わるって事は変わらない…なら別に…何もいう事はないわよ」
邪ンヌはうつむきながらそう答えた。
まあ、そういうもんか。俺にはそんな立場になったこともなることもまずないから…理解することも、理解する気もないしな…
「ていうか、あんたは
「それはすでに済ませたよ。まあこういうのは本当ならぐだ男に全部お任せなんだがな。あいつの方が別れに相応しい事言えるし。俺はあいつの後ろであいつのストッパーやってればいいんだよ」
「…ふーん…」
邪ンヌは俺の事を値踏みするかのいうにこっちを見つめてきた。
「…あんた、何も思わないの?そんな考えで、すごい奴の後ろで目立たず、立ってるだけって」
「…………昔の俺だったら嫌だったろうな。でも今はもう大人なんでね」
本当、昔は追いつこうと努力して、勝てるわけもないのに何度もぶつかって行ったもんだ…
「へー、諦めたの」
「いやなー、変な言い訳するつもりはないが、追いつかんもんだったわーあははは」
でも
「まあ、
「……そう」
こいつが何考えてるなんて、理解しないし、できない。だって俺はこいつじゃないから。
勝手に理解したつもりになるのは、もっとも愚かな事だ。それは、された側への侮辱だ。
これまでの人生でもっとも信頼して言える事だ。
願望から生まれた復讐のジャンヌ・ダルク。
復讐しかできなかった思う事全てが贋作の聖処女。
俺は彼女を理解しようとしてはいけない。
ーーーーーーーだから…
「じゃあな。
だから今度は、ゼロから、復讐のジャンヌ・ダルクとして会いたいと思ったよ。
「ははは…何よ…それ…」
変な奴…最後にそんな事を言われた気がしたーーーーーーーーーー
第一特異点 邪龍百年戦争 オルレアン
修復ーーーーーーー完了。
〜次回特異点だよ!くず男先生のコーナー〜
くず「第一特異点を修復し、少し休息をとりつつ第二特異点修復目指すぐだ男達」
ぐだ「第二特異点…そこはかの有名なローマだった!」
マシュ「敵に囲まれつつも美しい薔薇のように華やかに戦う皇帝!」
くず「ローマと言ったらコロッセオでしょ!エ◯ジャの紅石ある?荒ぶるぐだ男!興奮隠せないマシュ!」
ぐだ「大きな(何がとは言わない)皇帝!ふくよかな皇帝!叫ぶ皇帝!荒ぶる神祖!」
マシュ「そして現れる残念コーデの人!!」
三人「「「次回 第二特異点 永続狂気帝国 セプテム!!!」」」
アチャ「ただし次回は茶番の模様」
ぐだーず「「ダニィ!!?」」
マシュ「デスヨネー」
終わり