なにそれこわい
ぐだ☆男視点
うーむ。何やら僕の知らないところで死亡フラグが立っている気がする…
おっと…寒気が…
「さて、
「先輩。久しぶりに喋れて嬉しいマシュ・キリエライトです」
「おお、My後輩マシュ!本当に久しぶりだね。で、どうしたんだい?」
「現実をみてください」
「嫌だね!!僕には決して美少女二人が火を吹いたり、マイクのような何かを振り回しているのは見えないね!!」
「見えてるじゃないですかイヤダー」
今までの僕らの道を振り返すとすれば、
『SE☆I☆JI☆N求めて三千里』。
その道中、街からサーヴァントの気配がしたから期待してのぞいてみたらこの状況だよ。
どうしたらいいのさ☆
「止めればいいじゃないんですかね?」
「最近マシュが冷たい…私は悲しい…」
「マスター。その…あまりその喋り方はしないでくれると嬉しいです…こう…なんていうか…心がえぐれるっていうか…」
おっとこれ以上はアルトリアの傷口に塩をまく行為らしい。そっとしておこう(ポロロン…)
おーい。
「半分声が出てるぞマスター」
「なんだそこのいたんだ先輩。ほら!アルトリアが今にも死にそうな顔してるから
「いや流石にご飯でトラウマは治らないと私はおm「お代わりですアーチャー」そんなことはなかった!!」
先輩は街の借りた厨房に戻って行った。というかいつのまに厨房借りてんの?なに奥様方と軽くコミュニケーションとってんの?ソレトエプロンニアッテマスネ(棒)
「なあ…いい加減どうすんだ坊主。流石にそろそろあの小娘達を止めねえと街が終わるぜ?」
「確かにそうだね…令呪をもっt「やらせねえよ」えー」
くそう…作戦(ただのランサーを使った囮)ができない…ここは僕が止めるしか…
「先輩。まさかとは思いますが、
「え?ダメなの?あれを説得しろって?(ヤ)ムチャだよマシュ!僕燃えちゃう!そして串刺しになる!!」
「大丈夫です先輩!!あらゆる攻撃から先輩は私がお守りしまし!!………………ハッ!?」
「やっぱマシュはええ子や…(そして噛んだな)」
とりあえず兄貴とマシュを連れて美少女二人の元へ行く。
「あのー。すみません…ここだと間違いなく街がヤヴァイのでできれば外でやってくれると嬉しいです…はい」
しかし 効果は なかっ た!!!
「無視された…ふふふ…」
「すみません先輩…心へのダイレクトアタックは私では防げませんでした…」
「いや、メンタル弱すぎだろ」
くそう…先輩の飯を食ってリベンジじゃーー!!
〜10分後〜
「モグモグ…ごちそうさま!!よしリベンジじゃおらー!!」
〜20分後〜
「まだだ…まだ終わらんよ!!さらなるリベンジじゃーー!!」
〜1時間後〜
「WRYYYYYYYYYYYY!!お願いだからこっち向いてーー!!」
〜3時間後〜
「…先輩。ダイナマイトって投影できます?」
「その先は地獄だぞマスター」
「いやだってこっち向いてすらくれないもん。僕がいくら最凶だからって、心まで最凶とは限らないからね?」
「…坊主…ここはもう体張るしかないんじゃねえか?敵のライダーと戦った時みたいに」
「その時は問答無用で全てがコマンドー仕様になるけどそれでもいいの?」
「よし。別のやつを考えっか!!(即答)」
「ランサーさん切り替え早いです」
コマンドーはいけない。もうこれ以上組合員にしかわからないネタをやったところで僕たちが後で死ぬほど辛くなるだけだ。
「!…マスター!一時的だが戦闘が終わったぞ!まあ口の言い合いは終わってない様だが…」
「令呪を持って…」
「やめてくれ…普通に命じてくれ…」
よし、今度こそ話しかけるぞ!!
「そこのお二人さん!」
「あら?どちら様でしょうか?」
「今取り込み中だから後にしてくれない?」
「もう待たないよ。周り見てごらん。街の広場が焼け野原になってるけど何か弁明は?」
周りを見渡し、流石に焦るお二方。汗がダラダラである。
「そ、それはこのアオダイショウが!!」
「いいえ。先にぶつかってきたのはそちらのメキシコドクトカゲですわ」
「言い方ひどいなおい!!」
「そもそもあんた誰よ!」
「そうですわ。話に急に割り込んで来ないでくれません?」
ーーーーーーほー…そういう態度か…
ドドドドドドドド…
「…な、なにこの寒気は…なんか背中に氷の塊を入れられた気分は…」
「こ、これは…!」
僕はジャッカルを抜き、二人の少女に向ける。
「随分コケにしてくれるね…僕はコケにされると結構根に持つタイプだぜ?」
オシオキノジカンダヨ…ベイビ-
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァァァァ
ジャッカルスプラッシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
キャァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!??×2
5時間後、くず男達と合流した。
〜くず男視点〜
「で、その後ろの女の子サーヴァントと乱闘して、縛って連れてきたと」
「ついやっちゃった☆」
「知らんがな」
なんか合流したら戦力が増えてた。
というか緑色の和風の女の子…やけにぐだ男にべったりだな…
「ちょっとお嬢さん。自己紹介してもいいですか?俺はくず男。ぐだ男の友達で、もう一人のマスター」
「私は清姫と申します。こう見えてバーサーカーなんですよ?今は
「この見た目でバーサーカーとかこれもうわかんねえな。というか旦那様って…ぐだ男!お前はマシュちゃん一筋じゃなかったのか!!」
「ヤンデレには勝てなかったよ」
「ならしょうがないね」
「私も自己紹介していいかしら?」
するとぐだ男の後ろから今度は赤い髪の洋風な女の子が出てきた。
「私はエリザベート・バートリー。クラスはアイドルよ!」
「なるほど、なるほどアイドル…アイドル?ぐだ男ー!アイドルってクラスは存在するのか?」
「彼女の心の中に」
「つまり痛い子なんだな?おk把握」
「違うわよ!!私は本当にアイドルなの!!」
「なら一曲どうぞ」
「ええ!いいわよ!最上級の歌を聴かせてあげる!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドーーーーー
「……………幻覚かな?後ろに大きなお城が見える」
「くず男のバカヤロォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
カッッッッッッッッッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数時間後、ロマンからの通信で俺たちは目を覚ました…
『教えてくず男先生のコーナー』は、主演の方々の体調不良により、中止になりました。
ぐだーず「「耳がああアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」」
エリ「なんでよ!!最高の歌だったでしょぉぉぉぉぉ!!!」
清姫「そう思ってるには貴方だけですよメキシコドクトカゲさん。ああ…かわいそうな旦那様!!すぐに寝床へ…」
エリ「なんですってェェェェ!!」
くず「頼むから他所でやってェェェェェェェェェェ…」
ぐだ「MI☆MI☆GA☆I☆TA☆I☆TA☆SU☆KE☆TE」
終わり