ポンポー「プリキュアを憎む者だと?・・・笑顔の一つも出来ねえ奴が偉そうに俺様に喧嘩売ってんじゃねえよおお!!!」
ポンポーは全身から強烈な光を発した時、その姿は人の姿から巨大な大狸になった。
カチャ
シュン
星奈「はああああああああ!!!!」
星奈は思いっきりジャンプし、スペシウムソードで一刀両断を炸裂しようとしたが
キイイン
星奈「な!?」
ポンポー「けっ こんな刀で俺様の体を切りつけようとなんざ・・・片腹痛えええーーーーーーーんだよーーーー!!!!!」
星奈「!?」
ガシッ
ポンポー「オーラ!オーラ!オーラ!オーーーーーーラーーーーー!!」
ブオオーーーーーーーーーーーーン!!!!
ドガアアーーーーーーーーーーーーーーン!!!!
ポンポーは星奈を片手で思いっきり振り回し壁に叩きつけた。
ポンポー「へっ生きてるか?・・オメエにこの集会の真実を教えてやるよ。俺はバッドエンド王国の住人でな、ある理由で俺は幹部候補に成り下がっちまった訳よ・・幹部候補になった奴は人間界で成果を上げなきゃならねえ、俺は人間界でどうやって人間どもを絶望まで追い込めるか考えた。伝説の戦士プリキュアは人間の幸せを守るために戦う戦士・・・そこで俺は思い付いたその幸せを糧にしバッドエンドに変えてやろうって計画をな」
ポンポーは地面に落ちていた信者の仮面の裏の方を見せた。
ポンポー「この仮面の裏にはこのバッドステッカーが貼りついて、本当はこのステッカーをつけた奴はバッドエンド状態になり肉体がボロボロになっちまうヤベェ物だが俺は逆にステッカーを改造し大量の仮面に貼り付けた。そして信者達が仮面を被ったとき中ではステッカーの力で心も体も幸福なりそのかわり人間の歪んだ心を吸収し、たちまち幸せ気分になっちまうのよ、だがこれは薬物のように仮面をつけたい心が強くなり、被れば被るほど、歪んだ心を吸収し続けやがて体は仮面を被り続けたせいで体は年寄りのような体になっまうのさ」
説明を終えたポンポーは片手で仮面を壊した。
ポンポー「この計画で人間どもの幸せにし続けじじいやばばあのような体になったとき溜まりにたまったこのバッドエナジーをこいつらに放出し、こいつらは今までやって来たことに騙されたことに気づいたときこいつらはたちまちバッドエンド状態になりより大量のバッドエナジーが手にはいるという計画になる・・・はずだったんだがよ、てめえが現れたせいで計画がぶち壊しだよ」
ポンポーの背中の赤いラインが高温になり口の中から火炎を放射した。
ポンポー「だから、てめえはここで焼け死ねやああーーーーーー!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
ポンポー「ふぅ すこし張り切りすぎたがあの女は跡形もなくはガクッ・・・え?」
ポンポーは何故か体のバランスが崩れた気がして下をむいた時、左足が無かったのだ。
ポンポー「な・・なんだこりゃあああああ!!?」
あまりの出来事に驚いたポンポーだったが次の瞬間、黒い何かがポンポーに突進してきた。
ズバッ!
ポンポー「は?」
ズバッ! バシュ! ズバッ!
ポンポー「Gyaaaaaaaーーーー!!!!」
あまりの速さと風のような斬撃にポンポーの右足、両足を一瞬で切り裂かれ、あまりの痛さに断末魔のような大声を出した。
星奈「確かに、私には笑顔ができないけど、怒りは人一倍あるわよ。」
ポンポー「ば・・化け物かテメエ・・・この俺を一方的に・・」
ポンポーは恐怖した。この世界で手強い奴等はプリキュアしかいないと思った。だがこの少女はそれ以上の力を持っている。もしかしたら皇帝ピエーロさえも退くほどの・・・
ポンポー「なんてことを考えていると思ったか? くらいな!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
星奈「きゃ!」
ポンポー「っしゃあ 直撃っ!」
ポンポーの火炎放射が星奈の顔めがけて放射し、体勢を立て直した。
ポンポー「ここで俺は死ぬわけにはいかねえんだよ!いずれ俺は正式な幹部になり、俺を馬鹿にしてきたバカのウルフルンやアホのアカオーニやボケのマジョリーナを見返すことが出来る。そして俺はピエーロ様の充実な家来として大出世するっていう夢がよおおお!!」
ポンポーの両腕と両足が一瞬で再生し、両手から刀と同じほどの爪で星奈にとどめをさそうとした。
ポンポー「テメエみてえな小娘に負けるわけにはいかねえんだよおおお!!!」
星奈「あら そう・・・じゃあ、死になさい!」
ブン
バシューーーーーーーーーーーーー!!!!!
星奈は気合いと殺気の込めたスペシウムソードを降り下ろし強力な斬撃と衝撃波によってポンポーは跡形もなく消し去った。
れいか「今の音は?」
なお「れいかーどうしたの?」
れいか「いえ・・なんでもありません」
信者「あれ俺達何してたんだ?」
信者「ああ なんか変な夢を見てたよな」
主「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私は今・・・白いお花畑で寝ていた。雲一つない青空で気持ちよく寝ていた。・・・そして
?「お姉ちゃーーーーん! 星奈お姉ちゃーーん」
星奈「りほ!?」
母「星奈」
父「星奈」
祖父「星奈」
祖母「星奈ちゃん」
向こうから私の大好きな家族、妹のりほ お母さん お父さん おじいちゃん おばあちゃん
星奈「お母さん!お父さん!おじいちゃん!おばあちゃん!」
私は涙をぬぐって家族のもとに走り出して、抱きついた。
だが・・・
星奈(あれ?・・なんか生温かい?)
私は家族を抱いた瞬間、生温かい液体に触れたような感触に私は抱きついた手の表面を見ると・・・・・・・
星奈「ち・・・血!?」
そう血だった。その時空は黒と赤に染め上げ、お花畑も一瞬で枯れ始め、そして家族も全身の体から血が沸き始めた。
星奈「みんな!? どうしたの りほ? りほ!?」
りほ「お姉ちゃん・・痛いよ・・あちこち全身痛いよ・・助け・・て」
星奈「あ・・・あ・・・」
家族が全身血まみれになり血に染まった家族は別の姿に変わった・・・それは・・・・・・・・
スマイルプリキュア?「夢の中なら安心できると思った?星奈ちゃん」
星奈「やめてええええええええええ!!!!」
星奈「はっ!?」
どうやら私は夢を見ていたようだった。あの戦いのあと疲れがたまって家に帰ってぐっすり寝たんだ。しかしあの夢・・・・・・・・・・・どこまで・・・・・
?「すげー汗だな? ほいタオル」
星奈「ありがとう」
ん?・・・・・・・この家に住んでいるのは私以外いないはず・・・まさか・・・・・プリキュア・・・
私はあたりを見回すとそこにいたのは
ポンポー「よっ 相棒」
そこにいたのは斬撃で木っ端微塵にぶっ飛ばしたはずの元インチキ教祖で化け狸のポンポーだった。
難しいもんです。