プリキュアを憎む者   作:匠 良心

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みゆき「みゆきと♪」

星奈「星奈の・・・」

「「おとぎ話紹介コーナー」~」ふぁー


みゆき「今日のおとぎ話は後書きで♪」





17話 王の魂

ガララッ

 

私が教室から入ってきた時、周りのみんなは緑川なおの席に集まっていた。何かあったのかしら?

 

 

星奈「どうしたの?」

 

 

男子A「ああ、黒井・・・実はな」

 

女子A「なおの妹のはるちゃんが昨日の夜から行方不明だってそれで今なおのお父さんが仕事休んではるちゃんを探し回ってるらしいよ」

 

星奈「行方不明!?」

 

はるって確か緑川なおの次女・・・でも、何故・・・

 

なお「・・・・・・」

 

れいか「なお、元気出してください・・・・・・学校が終わったら一緒に探しにいきましょう」

 

みゆき「そうだよ!なおちゃん泣いてたらハッピーが逃げちゃうよ」

 

やよい「そうだよ!私達も一緒に探せばきっとはるちゃんを見つけ出せるよ」

 

あかね「そういうこっちゃ!なお」

 

なお「みんな・・・グスッ・・・ありがとう」

 

4人の言葉に緑川なおは泣くのをやめ、元気な表情に戻った。

 

男子B「そうと決まりゃ俺たちも緑川の妹を探す手伝いをしようぜ!」

 

女子一同「賛成!!」

 

まじで・・・・・・

 

女子B「黒井さんも参加するわよね?」

 

星奈「え?ええ・・・」

 

 

ガララッ

 

先生「みんなー授業始まるわよ!席に着きなさーい」

 

「「「「「「はーーい!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

ー放課後ー

 

みゆき「でもどうしてはるちゃんがいなくなったんだろ?」

 

あかね「もしかして・・・あいつらの仕業ちゃうんか?」

 

やよい「やっぱりバッドエンド王国だよね?」

 

なお「あいつら・・・まだしょうこりもなく・・・」

 

れいか「・・・・・・」

 

あかね「どないした?れいか」

 

 

れいか「どうも違和感があります。」

 

 

みゆき「え?なんで?」

 

れいか「そもそもバットエンド王国は人質を誘拐するようなせこい真似はしないはずです。これまでの戦いも私達と対人したとき誘拐のような卑怯なことは一度もしていません。」

 

 

なお「そういえばこうたは深夜にはると一緒にトイレに連れていったって・・・そしてトイレに出た後はるが急にいなくなったってこうたが・・・・・・」

 

 

やよい「え?じゃあはるちゃんがいなくなったのはバットエンド王国の仕業じゃないの?」

 

あかね「んじゃ誰なんや!?」

 

 

みゆき「一体・・・・・・誰なんだろう?」

 

キャンディ「みゆき・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュアの中でね・・・ブラックは特別なのよ

 

 

 

 

黒井「くそ!」

 

ポンポー「どうした?星奈・・・そんなに不貞腐れてさ」

 

星奈「どうもあの言葉が引っ掛かるのよ」

 

ポンポー「あの言葉?」

 

キュアブラック・・・パートナーのキュアホワイトとともにかつて光の園をドツクゾーンの魔の手から救った伝説の戦士であり、この時代で誕生した始まりの戦士の一人しかしキュアブラックとジェネラルプリキュアまさかプリキュウスと何か関係が・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒の間

 

キャラクター達ジェネラルプリキュアはデビルに緊急事態だと通告があり、お茶会に出席しなかった他のジェネラルプリキュアも集結し長いロングテーブルに座っていた。

 

左側の席にはディザスター、パラサイト、ライアー、ウィザー、レクイエム、キャラクター、エンヴィー、デスサイズ、カース、グラ右側の席にはリボーン、メモリー、ケルベロス(遺影)、メイジェル、インセクト、アブソリュート、アヌビス、ドール、ウェポン、テイマー、

 

デビル「皆集まったか?前回のお茶会に出席しなかった者達もいるが今回はどうしても欠かせない事情だ」

 

メイジェル「欠かせない事情とは・・・」

 

アヌビス「それほど重大のモノらしいですね」

 

 

デビル「では・・・どうぞ」

 

 

デビルが連れてきたのは・・・・・・

 

『!?』

 

キュアマーチこと緑川なおの次女・・・緑川はる・・・だが・・・

 

 

キャラクター「ちょっとこのガキんちょ・・・アタシが担当している町のプリキュアの妹じゃん?」

 

キャラクターはテーブルを外し、ステージの上に立っているはる?に近づいて髪をくしゃくしゃとした。

 

キャラクター「おいガキんちょ・・・ここはあんたのようなガキが来る場所じゃないんだよ?」

 

 

 

デビル「おい!キャラクター馴れ馴れしいぞ!?そのお方は・・・・・・」

 

キャラクター「お方~~?それじゃまるでこいつが偉い「ガシッ!」え?」

 

はるの手がキャラクターの腕を掴んだ。

 

はる?「私がいない間・・・ずいぶんと偉そうになったなキャラクター?・・・・・・」

 

ゾクッ!!!!!????

 

これを聞いたキャラクターとそれ以外のジェネラルプリキュア達もはる?の声に聞き覚えがあった。それは大昔から聞き覚えのある・・・忘れられない・・・あのお方の声

 

 

はる?「むぅぅぅぅん!!」

 

ブォーン!!

 

キャラクター「きゃああ!!」

 

ガシャァァーーーーーーーン!!

 

ぶん投げらたキャラクターはテーブルの上に豪華に置いてある食事の方に落下した。

 

ディザスター「お・・・おいそのガキ・・・いやそのお方は」

 

パラサイト「まさか・・・」

 

 

ジェネラルプリキュア達はガタガタと震えだし、それを答えたのはデビルだった。

 

 

 

 

デビル「そう・・・このお方は我らの王・・・"プリキュウス"様だ」

 

『ええええええーーーーー!!!???』

 

 

デビルの言葉を聞いたジェネラルプリキュア達は思わず動揺を隠せなかった。

 

 

レクイエム「プリキュウス様!?本当にプリキュウス様ですの?」

 

パラサイト「でも・・・なぜ子供の姿に?」

 

ドール「幽体離脱ってか?ギャハハハハハハ!!」

 

 

デビル「お前ら!!いい加減黙れ!!プリキュウス様こんな失礼な姿を見せてしまって」

 

プリキュウス「・・・・・・」

 

プリキュウスはあるジェネラルプリキュアがいないことに不快感を与えた。

 

プリキュウス「ケルベロスはどうした?」

 

 

デスサイズ「ケルベロスは・・・・・・」

 

デスサイズの話によるとケルベロスはかつて希望ヶ花市でキュアフラワーと呼ばれるプリキュアに敗れたことそして肉体と魂は滅び、回収できたのはケルベロスというなの力だけ・・・

 

 

プリキュウス「キュアフラワー・・・・・・だと?」

 

デスサイズ「はいその頃は私達が束になっても敵わなかったのですが・・・今はもうヨボヨボのババアになっています!今ならかく「もうよい・・・」え?」

 

プリキュウス「聞こえなかったのか?次はないぞ?」

 

ゾクッ!?

 

デスサイズ「は・・・はい」

 

ライアー「やーいやーいデスサイズが怒られた~♪」

 

デスサイズ「あ?」

 

 

アヌビス「やめなさい!みっともないプリキュウス様の御膳ですよ?」

 

 

デスサイズ「ちっ」

 

ライアー「ぶー」

 

 

メモリー「質問を変わりますが、プリキュウス様は何故その体に・・・」

 

 

プリキュウス「これか・・・では一から話そう」

 

私はかつて妹のアンジェリーナと3人の勇者によって肉体は完全に滅びてしまった。

 

そして私は魂だけの存在となり・・・私は隙を伺ってどこか静かに安全な場所を探した。だがあの星には私の安全な場所などどこにもなかった。

 

そこで私は宇宙空間へと移りある星へとたどり着いた。

 

パラサイト「その場所とは・・・」

 

プリキュウス「人間どもがその星を準惑星とほざく"冥王星"だ」

 

冥王星の大地の中で私は永い眠りへとおちた。

 

プリキュウス「そして今、私は永い眠りから目覚めはるばるあの星へと渡ってきた」

 

忌々しいアンジェリーナと勇者達によって代わったこの世界の情報を知ろうとしたときある光景が見れた。

 

ウェポン「それは・・・・・・」

 

プリキュウス「私の体の一部であろう力があの小娘どもがまるで無邪気に使い回していた!!全くもって腹立たしいっ!!」

 

プリキュアの力はもともとプリキュウス様の体の一部であり伝説の勇者達とアンジェリーナによってプリキュアとなるその力を受けとり、今活躍している少女達に受け継がれているのであった。

 

 

プリキュウス「私はその夜にあの緑のプリキュアの記憶を持つこの妹の体に乗り移れた。お陰で脳の記憶を探った結果すこしはわかった。」

 

プリキュウス様は拳を強く握りしめ遠い過去の忌まわしき屈辱を思い出した。

 

プリキュウス「あの憎き伝説の勇者達と忌まわしきアンジェリーナめ!!この怨みをはらさでおくべきか」

 

インセクト「ですがプリキュウス様これからはその体で行こうとお考えで・・・」

 

プリキュウス「いや・・・この体ではまだまだ力が引き出せない・・・明日の夜明けにはこの体から離れてしまう・・・・・・何処かいい体はないのか?」

 

 

プリキュウス様は嘆いているときあのジェネラルプリキュアの言葉を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイン「ありますよ・・・」

 

 

 

 

 

 

プリキュウス「お前は・・・」

 

 

キャラクター「ブレイン・・・」

 

 

ブレイン「プリキュウス様の新たな体となる肉体は・・・あなたの故郷だった星・・・惑星プリズムにあります。」

 

 

プリキュウス「それは本当か?」

 

ブレイン「はいたった今、アリスとネメシスがその星に向かい調査をしています。」

 

 

キャラクター「あ・・・・・・アリス!!?」

 

 

アリスの名を聞いたデビルとブレイン以外のジェネラルプリキュアはゾクッとしたジェネラルプリキュアの中でプリキュウスの側近で充実な部下だが性格はとても残忍で首を切ることに喜びとしているプリキュアだ。彼女達にとって恐ろしすぎて近づきたくない相手である。

 

 

ブレイン「それと・・・プリキュウス様」

 

ゴニョゴニョ

 

 

プリキュウス「何!?それは本当か?」

 

ブレイン「はい・・・その証拠にこれを・・・」

 

ブレインはプリキュウスに"あるプリキュア"の映像を見せた。

 

 

それを最後まで見たプリキュウスは・・・・・・

 

 

プリキュウス「くくく・・・・・・あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」

 

 

デビル「プリキュウス様・・・」

 

プリキュウス「まさかあそこに私の"娘"がいるとはな・・・くくくくこれで楽しみが二つ増えた!」

 

プリキュウスは立ち上がりジェネラルプリキュアに通告した。

 

プリキュウス「我力の一部を受け継いだ者達よ来るべき時は近い!!準備を整えろ!!やがて始まる新たなプリキュアの新時代に備えてなあーー!!!」

 

 

プリキュウスの言葉にジェネラルプリキュアは歓喜を翻しジェネラルプリキュア達はそれぞれの場所へと向かった。

 

 

 

 

プリキュウス「待て・・・レクイエム」

 

レクイエム「え?」

 

プリキュウス「この体はもうそろそろ私の魂と分離してしまうそこでキャラクターよ」

 

キャラクター「は・・・はい」

 

 

プリキュウス「お前の言う黒井星奈と呼ばれる小娘の話が気になる・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈side

 

深夜4時・・・安心して眠っている私の耳にある奇妙な歌が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レクイエム「♪~~~~♪~~~♪~~~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかね「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やよい「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお「・・・・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

れいか「・・・・・・・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュウス「さあ、黒井星奈よお前の力を見せてみろ」

 

 

キャラクター(さて、どうなるのやら)

 

 

このあと永い夜に目覚めたスマイルプリキュア達が黒井星奈の家がある森の奥に向かおうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みゆき「今日のおとぎ話は浦島太郎」

星奈「浦島太郎・・・太郎が魚をとって町で売りさばこうと行こうとしたとき海亀が悪ガキに苛められた。それを見た太郎は海亀を助けるため売ろうと思った魚を全部渡した。そして海亀は海へと帰った翌朝、漁に出た太郎は昨日の海亀と出会い、お礼に竜宮城と呼ばれる所に招待した海亀の背に乗った太郎が見たものはとても豪華で綺麗な場所だった。そこの主である乙姫に海亀を助けたお礼として寛ぐよう言われ太郎はお言葉に甘えて竜宮城のご馳走と竜宮城のいろいろな所を案内された。そして故郷が恋しくなった太郎は乙姫に玉手箱をもらい海亀に連れられ故郷の場所へと戻った・・・だが太郎が見たのは太郎が生きていた時代からはるか300年以上の時代になっていた。生きる見込みを失った太郎は片手に玉手箱を持っていたことに気付き、太郎は気になって玉手箱の紐をほどき開けたとたん白い煙が太郎の顔を覆い、太郎の姿はたちまち100歳のじいさんになったのです。そしてなんと今度は白い綺麗な翼をもつ丹頂鶴となり何処か遠くに飛んでいった」


みゆき「このお話の最後ってバッドエンド?なのかな」

星奈「正確には主人公は生きているからバッドエンドじゃないわね」

みゆき「じゃあハッピーエンド?」


星奈「それも違うわねていうか亀をほっとけばあんなことはならなかったんじゃないの?」


みゆき「えーかわいそうだよ」

星奈「亀が強ければいいのよ・・・こんな風に」

みゆき「え?」

ボ○ト「ファ○ナ○ボ○ト・・・ファ○ナ○○ンチ!」

みゆき「なんか違う!?」


星奈「次回 苦闘!星奈対呑み込まれたスマイルプリキュア」

みゆき「次回もウルトラハッピーだよね?・・・」

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