こちらの小説投稿が遅れてしまい申し訳ありません……(土下座)
今回はオリジナルになっています。
時系列ですがアニメ第7話と第8話の話になっておりますので、
7.5話だと思っていただけると幸いです。
短いかもしれませが、楽しんでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ。
第32話 事の発端
今日も良い快晴の青い空、色々な形の雲が続く空の下、僕……正確にはネプギアちゃん、ユニちゃん、ロムちゃん、ラムちゃんの5人でプラネテューヌ郊外にあるバーチャフォレストへと足を運んでいた。
「はぁ……」
「ネプギアちゃん、そんなに溜息を吐かなくても僕は気にしてないよ?」
「そうよ。流れでなっちゃったのは仕方ないけど……」
溜息を吐きながら落ち込んでいるネプギアちゃんを僕とユニちゃんが宥める。
さて。どうして彼女がこんな状態なのか?
それを説明しなきゃいけないよね。
どうしてこんな事になったかというと……
遡る事、1時間前――
「いやー、こうやってみんなで集まるのも久しぶりだよね?」
「貴女はまず仕事をしなさいよ……」
「それには同感……」
今日は仕事が特になかったので、お姉ちゃんと一緒にプラネテューヌに遊びに来た。
教会に着くと、意外や意外、ノワールさんとユニちゃん、ブランさんとロムちゃん、ラムちゃんも来ていたのだ。
ユニちゃん達も珍しく仕事がなかったらしく、ネプギアちゃん達に会いにきたとの事。ロムちゃん、ラムちゃんの方も同様だ。
現在、お姉ちゃん達は最近の状況等を話してる。
そして僕達女神候補生組は、お喋りをしながらネプギアちゃんが用意してくれたお茶を頂いている。
「え~!? それだったらベールだってそうじゃん!!」
「私だってちゃんと仕事はやってますわ。それに私には、ルルちゃんという出来た可愛い弟がいますので♪」
「それ……ドヤ顔で言う事なの……?」
会話を聞いてて思ったけど、ブランさんが言った通り、ドヤ顔しながら言う台詞ではない。寧ろ聞いてて恥ずかしい……
「あっ! そうだ!」
声を上げるネプテューヌさん。
その声に一同全員が声を上げた本人を見る。
ネプテューヌさんの表情は何か面白い事を思い出したという感じだった……
「せっかくこうして各国の女神と女神候補生がいるんだからさ、エキシビションマッチでもやらない?」
「お、お姉ちゃん!?」
とんでも発言を仰った。
突然の事にネプギアちゃんも驚きの声を上げる。
ユニちゃん、ロムちゃん、ラムちゃんも声には出さないが驚きの表情をしていた。
「あら。面白そうじゃない」
「おお~♪ ノワールが珍しく乗り気だ~♪」
「か、勘違いしないで! 偶にはそういうのもいいなって思っただけよ」
どうしよう……なんだか、すぐにでも止めないといけない気がする。
そう思っていると……
「私も……ネプテューヌの案には賛成……」
まさかのブランさんも賛成ときた。
こういう事に関してはブランさんって参加しなさそうなイメージだったんだけど……
あくまで僕の個人的意見だが。
「よ~し、ブランも参加決定だね♪ ベールはどうするの?」
「この流れだと参加決定なのでしょう? 私としては若干不本意ですが、参加しますわ」
お姉ちゃーん!?
視線を合わせるとゴメンね?と目が物語っていた……
…うん。知ってたよ。お姉ちゃんが了承したのは仕方ないからだよね……
そう思いながら、お茶菓子に出されたクッキーを食べると、かなり甘く感じた。
――と、まぁ具体的には、こんな感じ。
そして話がとんとん拍子で進んで、戦う日は3日後になった。
なんで3日になったのかというと、僕がみんなで修行する時間をくださいと、ネプテューヌさんに土下座でお願いしたからである。
「みんなごめんね……お姉ちゃんの強引なお願いに付き合わせちゃって……」
バーチャフォレストに無事に着き、ネプギアちゃんが僕達3人に謝る。
「そりゃちょっと驚いたけど、あの流れを変えるのは僕も厳しかったと思う……」
「アタシは逆に良い機会だと思ってるから、気にしてないわよ」
「わたしとラムちゃんが強い事……お姉ちゃんに自慢する(キリッ)」
「そーだよ!」
「ユニちゃん達もこう言ってるんだし、ネプギアちゃんも気にしないで?」
「みんな……ありがとう」
さてと。
なんとか話も纏まったところで。
これから3日後に行われるエキシビションマッチについて考えないと……
読んでいただきありがとうございます。
この度は投稿ペースが遅れてしまい申し訳ありません……
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。