超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

29 / 46
ゆるポメラです。
今回は、いーすんと神次元いーすんの会話が主です。
なので凄く短いと思います。
楽しんでいただけると嬉しいです。
視点は今回もギアちゃんになります。



第28話 お届け物でーす

「ふぅ…失礼しました。別次元から着信を受けるなんて初めてだったもので、マニュアルを見て対応するのに時間がかかってしまいまして……」

 

現在いーすんさんが話しているのは、

プルルートさんの次元のいーすんさんみたいです。

 

『こちらこそ、突然電話してすみませんm(__)mうちのプルルートさんがお世話になってます』

 

なんていうか…別次元のいーすんさんって……

 

「小っちゃいですね……」

『あ! 小っちゃいからってバカにしないでくださいね(>_<) プルルートさんをそちらの次元に送ったのだって私なんですから!』

「わわっ…す、すみません……」

 

本音をポロっと言ってしまった私は、

すぐに謝った。

いーすんさんも私と同じ事を思っていたのか苦笑いをしている……

 

「それにしても驚きました。まさか本当に別次元が存在するなんて…しかもアッサリ越える事ができるなんて」

「アッサリという言葉で片付けていいんでしょうか?」

 

私の言葉に別次元のいーすんさんも……

 

『そうです! アッサリじゃありません(一ㇸ一#) けっこう大変なんですよ!……でもマニュアルを読むと書いてあるんですけどね?』

 

一体…どんなマニュアルなんだろう?

逆にそっちが凄く気になるなぁ……不謹慎だけど。

 

『3日かかりました(;^_^A』

 

やっぱり別次元のいーすんさんも調べるのに、

3日はかかるんだ…あはは……

 

「そうなんですか、私も探してみます」

「ネプギアー? あんたにお客さんが来てるわよー?」

 

いーすんさんが言った途端、

アイエフさんが入って来ました。

 

「私にですか?」

「そうよ、あんたに♪」

 

なんでアイエフさん…(・∀・)ニヤニヤしてるんだろう?

でも行ってみれば分かるよね?

 

「すみません、いーすんさん。先に戻ってます」

「いえいえ♪ アイエフさんが言ってたお客様は私も誰だか予想がつきましたから♪」

 

いーすんさんまで(・∀・)ニヤニヤしてる……

もう!! 誰なの!?

来てくれた人に失礼かもしれないけど一言くらい恨み言を言ってやる!!

内心そう思いながら私はシェアクリスタルがある部屋から出て行きました。

 

 

 

 

 

「デザートですぅ~」

 

みんながいる部屋に着くと、

コンパさんがプリンを運んでいました。

 

「あ! ギアちゃん、お客さんが来てますよー?」

「私にお客さんって誰なんですか?」

「まーあと数分くらいしたら分かるよ♪」

 

お姉ちゃんまで誰が来てるかは分かってるみたい……

ちょうどその時……

 

「…あ、ネプギアちゃん。お邪魔してます」

 

ルル君が入ってきました…

 

「え、え? ル、ルル…ルル君!? なんでここにいるの!?」

「んー? 差し入れを届けに来たんだ」

 

彼は何食わぬ顔で私の質問に答える。

差し入れってもしかして……

 

「そうです~♪ ルルくんの手作りプリンですよ~♪」

「形は歪ですけどね……」

 

ルル君が苦笑い気味に答える。

確かによく見たら手作り感があるプリンでした……

本人は形が歪と言っていますが全然そうは見えませんでした。

それより…このプリン本当に手作りなんだよね?

商品のパッケージみたいな物まであるから無駄にリアル感が……

 

「ぴぃ、コレが良い!」

 

ピーシェちゃんがあるプリンを取りました。

それは『ねぷのプリン』と書かれたプリンでした。

多分あれって、お姉ちゃんのだよね?

 

「ピー子! それ私の!! "ねぷの"って書いてあるでしょ!」

「ピーシェ、他のも同じだよ?」

「やだー! ねぷのプリンがいいのー!」

 

うーん…ピーシェちゃんなりの拘りでもあるのかな?

 

「なんでよー! "ねぷの"って書いてあるんだから私のでしょー!!」

「イヤったらイヤー!!」

「なんだとー!! やるかー!?」

「ちょっとネプ子…大人げないわよ?」

「喧嘩はダメだよ~、ねぷちゃん~」

 

喧嘩を始めたピーシェちゃんとお姉ちゃんを

アイエフさんとプルルートさんが宥める。

 

「全く…何やっているんですか……」

「イストワールさん、お邪魔してます」

「ルルさん、いらっしゃいませ」

 

ちょうど話が終わったのか、

いーすんさんが戻って来た。

するとルル君に近づき……

 

「ルルさん、今夜はもう遅いですからこちらで泊まってはどうでしょうか?」

「え? でも…ご迷惑じゃ……」

「ベールさんには私から連絡しておきますので大丈夫ですよ」

「あ…じゃあ一晩お世話になります」

 

何話してるんだろ?

ちょっと気になった私はルル君に聞いてみる事に……

 

「ルル君、いーすんさんと何話してたの?」

「ん? イストワールさんから今夜は遅いから泊まったらどうかって提案されたから、お言葉に甘える事にしたの」

「ふぇ……?」

 

思わず変な声を上げてしまった。

ルル君がここに…お泊まり?

いーすんさんを見ると何やらサムズアップ的な事をしていました……

 

「という訳でネプギアちゃん、一晩お世話になります」

「は、はぅ……///」

「あ、あれ? ネプギアちゃん……?」

「ギアちゃんが立ったまま気絶してるですぅ!?」

「しかも心なしか嬉しそうな顔してるわ……」

「えっ!? お、おーい!? ネプギアちゃんってばー!!」

 

 

えへへェ……///

ルル君が…一晩お泊り……えへへェ///




読んでいただきありがとうございます。
神次元いーすんの口調が難しい……(だって顔文字つきだよ?)
次回も頑張りますので、
よろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。