そろそろタグ追加をしようかなと考えてる作者です…(苦笑い)
今回からアニメ第7話『復讐の
視点はギアちゃんになります。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
第27話 プルルートの歓迎会
「あたし~、プルルート~、よろしくね~?」
私達はプルルートさんが、
この次元に来た記念にパーティーを開いています。
それにしても急に空から降ってきたのは驚いちゃったなぁ……
「プラネテューヌの新しい女神さん、ぷるちゃんに乾杯するです」
「ちょっと待ったー!」
お姉ちゃんがコンパさんに待ったをかけた。
どうしたんだろう……??
「こんぱ! それじゃあ、わたしがぷるるんに女神の座を奪われたみたいじゃない」
「でも、ぷるちゃんもプラネテューヌの女神さんです」
「プラネテューヌはプラネテューヌでも別のプラネテューヌだから! そこんとこよろしく!!」
あ、あの…お姉ちゃん?
その説明だけだと分からないと思うよ?
「えっと、プルルートさんはルル君みたいに別の次元から来たって事みたいなんです」
「それなら分かりやすいです」
「まぁ…別の次元とかサラッと言われても反応に困りますけどね?」
いーすんさんの言う通りな気がする。
別の次元から来ましたって言われたら私でも戸惑うもの……
でもルル君で慣れちゃったから、そこまで驚いてないんだよね……
あ、あはは……
「変身もできるんですか?」
「うん~、できるよ~、でもあんまり変身しないようにって。みんなから言われてるんだ~」
アイエフさんが変身もできるかと聞くと、
変身できるけど何故か周りから変身しないように言われていると答えるプルルートさん。
どうしてなんだろ?
「どうして?」
「う~ん…どうしてかな~?」
それにしてもプルルートさんの変身した姿ってどんなのだろ?
のんびりしているイメージがあるから変身した後もマイペースなのかな?
私の勝手な想像だけど……
「きゃぁぁぁっ!? 近づけないで!? わたし、茄子嫌いなのぉぉぉっ!!」
わぁ!? びっくりした……
お姉ちゃんが急に大声で叫んだので何事かなと思い目を向けると、
ピーシェちゃんが差し出した茄子を拒絶していました……
実はお姉ちゃんは茄子が大の苦手なんです……
「ネプ子、たまには食べてみたら? 今日は我ながら美味しくできたのよ?」
「やだよー茄子なんて!! あの匂いだけで力が出なくなっちゃうんだから!!」
お姉ちゃんの茄子嫌いを私も何とかしようと思ってるんですが、
これがなかなか難しくて……
そういえばルル君は好き嫌いとかはあるのかな?
あ、この茄子のソテー美味しいな♪
「そういえばさ、ネプギア?」
お姉ちゃんが私を呼んだので、
どうしたのかなと思い視線を向けると……
「最近ルルとはどうなの? 告白とかはもうした?」
「ぶふっ!? げほっ…」
「ギアちゃん大丈夫ですか!?」
突然の一言に食べ物を喉に詰まらせてしまった私は、
コンパさんから水を受け取り飲み干す。
あ、危うく窒息するところだった……
「げほっ…お、お姉ちゃん! いきなり何言うの!?」
「いやー……話題を変えようかなと思ってー」
「空気を読みなさいよ!! バカネプ子!!」
うぅ…まだ喉が苦しいよぉ……
お姉ちゃんに悪気がないのは分かってるけど、
流石の私もこればかりは怒るよ?
「ゴメンゴメン、で? 告白したの?」
あ、あれ?
いつの間にか私の話題になってない?
いーすんさんやプルルートさんまで私を見てるし……
「そ、その…こ、告白はまだ……///」
うぅ…///
お姉ちゃん達の前で暴露するなんて…は、恥ずかしいよぉ///
ルル君がここにいないだけマシかもしれないけど……
「ギアちゃんは~、ルル君の事が好きなの~?」
「は、はいぃ……///」
「あれ? ぷるるん何でルルの事を知ってんの?」
お姉ちゃんの言葉に我に返る私。
今の会話を思い返す。
さっきのだとプルルートさんはルル君の事を知ってるような言い方に聞こえた。
「ん~? えっとね~、一度だけルル君があたしの次元に遊びに来た事があるからなの~」
「「「「「え、ええええええっ!?」」」」」
この場にいる全員が驚きました。
あれ? でも……
「でもルル君…プルルートさんを見ても無反応だった気が……?」
「ん~? 変身したあたししか覚えてないからだと思うんだけど~」
「変身前のぷるるんの方は覚えてないって事?」
「そうだと思うよ~?」
するとアイエフさんが……
「じゃあルルはプルルート様の次元出身って事ですか?」
「違うよ~、う~ん…別の次元だって言ってたの~」
プルルートさんの次元出身でもないんだ……
ほんとにルル君ってどこの次元出身なんだろ……?
「話が逸れましたがネプテューヌさん! 女神が好き嫌いなんて国民に示しが……あば、あばばばばば!?」
突然いーすんさんが変な声を上げて震え出しました。
ど、どうしたんですか!?
「いーすんさん、大丈夫ですか!?」
「イストワール様! 大丈夫ですか!?」
「あば、あばばばばばばばばば……」
「もしかして…た、祟り!? 茄子の祟りだよ!?」
た、祟りは違うんじゃないかなぁ?
それにしてもルル君に告白かぁ……
ネプギャーちゃんみたいに大胆にやらないとダメなのかなぁ?
でも最近ロムちゃんも大胆なんだよね……
密かに悩んでいた私でした。
読んでいただきありがとうございます。
ぷるるん可愛いですよね。
次回もよろしくお願いします。