超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
前回の続きになります。
なんとかピーシェも出せた……(焦り)
相変わらず短い内容ですが楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。



第24話 ユニの悩み事

「全く…いきなり人の上に落ちてくるなんて非常識にも程があるわよ!」

「ごめんごめん、飛んでくる途中でピー子が暴れてさ…うっかり変身が解けちゃって」

「うっかり過ぎるわよ……」

 

ノワールさんに謝りながら弁解するネプテューヌさん。

それにしても女神は身体が頑丈なのかな?

だってノワールさん…掠り傷で済んでるんだよ?

触れたらきっと負けなんだろうな……

 

「あ、そうだ。ピー子ご挨拶は?」

 

ネプテューヌさんがネプギアちゃんが抱えてる

小さい女の子……ピーシェに言う。

なんでも3週間前くらいにネプテューヌさん達がピクニックしてた時に保護されたってネプギアちゃんから聞いた。

一言でどんな子かと言うと元気過ぎる子というのが印象的だった……

 

「ぴぃだよ!」

「ネプテューヌ…こんな大きな子供がいたのね」

「そうそう♪ 初めてお腹を痛めて産んだ子だから可愛くって……ちがーう! 教会で迷子で預かってる子だから!」

「…ま、知ってたけど」

「まさかのブランが誘いボケ!?」

 

なんともシュールな光景である。

ネプテューヌさんとブランさんの漫才を見てるようだ……

 

「ロム、ラム。仲良くしてあげて?」

「はーい!」

「一緒に遊ぼ…?」

「うん! ぴぃあそぶ!」

 

そう言うと3人はユニちゃんが最近飼い始めたと言ってた

ミミナガバンディクートをはしゃぎながら追いかけ始めた。

 

「…で、さっきの話だけど」

「とりあえず場所を変えましょ。ユニ、しばらくここを頼むわね?」

「あ、うん」

 

お姉ちゃん達4女神はエレベーターで降りて行ってしまった。

残ったのは僕6人だけになった……

厳密には7()()だけどね?

 

「あのね…ルル、ネプギア」

「どうしたの?」

「ちょっと…相談があるんだけど……」

 

ユニちゃんが相談があると言ってきた。

いったいなんだろう……?

 

 

 

「「ノワールさんの様子がおかしい?」」

「うん…最近夜になると執務室に籠ってずっと何かをやってるの」

 

ユニちゃんから受けた相談は、

ここ最近らしいのだがノワールさんの様子がおかしいとの事……

するとネプギアちゃんが……

 

「お仕事じゃないの?」

「仕事なら鍵をかけたりしないわ。たまに変な笑い声が聞こえたりするし…なんだか心配なのよ……」

 

何ソレ怖い……

ノワールさん…あなたは何をやってらっしゃるんですか?

ユニちゃんじゃなくても心配になりますって……

 

「つまりノワールさんが1人で何してるかを知りたいの?」

「うん…まぁ…そういう事……かな?」

「じゃあいい物があるよ? たまたま持って来てたんだけど……」

 

そう言うとネプギアちゃんはポケットから何かを取り出した。

あれ? なんか何処かで見た事がある機械だな?

ユニちゃんも首を傾げてるし……

 

「「これって……?」」

「映像を遠隔地に無線で送る事ができる目立たない大きさの機械だよ♪」

「ネプギアちゃん…どう見ても普通の隠しカメラにしか僕は見えないんだけど……」

「実はこれが普通のと違うんだよ? HD映像をリアルタイム圧縮するんだよ♪」

「それはまた凄いね……」

「だよねだよね♪」

 

うん、HD映像って凄いよね。

最近の防犯システムもこれで賄えないかな?

半分くらい現実逃避をしてた時……

 

『それだけではありません』

 

声に気づいたネプギアちゃんがギャラクシーギアを取り出す。

すると画面からネプギャーちゃんが現れた。

ユニちゃんも驚いている。

 

「ネ、ネプギアが2人!?」

「初めましてユニさん、私はネプギャーです。ネプギアさんの顔芸成分から生まれたコンパチキャラです」

「ど、どうも……」

 

するとネプギャーちゃんが何故か僕に抱きついてきた。

 

「ねぇ…どうして僕に抱きついてるの?」

「しばらく貴方に会えなかったスキンシップです、あぁ…この温もり…堪りません♡」

「「ってコラー!!」」

「…いやん♡」

 

それを見たネプギアちゃんとユニちゃんが、

ネプギャーちゃんを僕から引き離した。

 

「あんたルルに何やってんのよ!!」

「そうだよ! 油断も隙も無いよ!!」

「私なりのアピールのつもりですが? お二人も同じ事をされてみては?」

「「うっ……///」」

「その度胸もないなら私の方が有利ですね、ニコォ……」

 

なにやら勝ち誇った顔芸をしているネプギャーちゃん。

ネプギアちゃんとユニちゃんは何故か唸っている……

女の子が話す内容は僕には分からないよ。

 

「それはさて置き…ネプギアさん、カメラを配置しなくてよろしいのですか?」

「話を逸らしたね……じゃあ私達、先にカメラを配置してくるから」

 

そう言うとネプギアちゃんとネプギャーちゃんは、

その場を後にした。残ったのは僕とユニちゃんだけである……

 

「なんか…あの2人、双子みたいね……」

「そうだね。でも性格は微妙に違うから」

「そうなんだ?」

 

確かに双子のような感じに近いと表現した方が合ってると思う。

 

(あ、そうだ…ユニちゃんに渡す物があったんだった)

 

危うく忘れるところだったよ……

僕は腰に付けてあるポーチから黒色のギャラクシーギアを取り出し

ユニちゃんに渡す……

 

「はいこれ、ユニちゃんに」

「アタシに? でもこれ……ルルとネプギアが持ってる機械よね?」

「そうだよ、ユニちゃん専用のギャラクシーギア」

「あ、ありがと……ルル///」

「…どういたしまして」

 

少し照れながらも笑顔で受け取ってくれたユニちゃん。

そう言ってもらえると僕も頑張って作った甲斐があるよ……

そう思っているとネプギアちゃんとネプギャーちゃんが戻ってきた。

カメラの配置が終わったのかな?

 

「…配置どうだったの?」

「バッチリだよ、今からNギアに映すね?」

 

ネプギアちゃんがNギアと連動させると、

そこにはロムちゃんとラムちゃんとピーシェが遊んでいる姿が

鮮明に映っていた。

これにはユニちゃんも……

 

「凄い…こんなにハッキリ見えちゃうんだ」

「綺麗でしょ? NPEG-4(ネプテグフォー)っていう最新の圧縮方法でHDの精細管を失わずに転送されるんだよ♪」

「うぅ……」

「ユニさん、どうかしましたか?」

 

ネプギアちゃんの解説を聞いている内にユニちゃんの表情が曇った。

その様子に気づいたネプギャーちゃんが尋ねる。

 

「なんだかすっごく悪い事をしてる気がしちゃった…コレ外さない?」

「僕も外した方がいいと思う……」

「奇遇ですね、私が言うのもなんですが外した方がいいかと……」

「そ、そうだね……」

 

カメラを外そうと思った時だった。

ネプギアちゃんのNギアに雑音…もとい混線し始めた……

 

「なにこれ……?」

「混線してるね、明らかに……」

「あれ? でも混線してるって事は……」

 

するとネプギャーちゃんが、

ロムちゃん達が走ってる辺りを見ながら……

 

 

「あの部屋辺りに他にも隠しカメラがあるという事になりますね」

「えぇぇぇぇぇっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

ユニちゃんの驚愕の声が部屋中に響き渡る……

どうやら他にも隠しカメラが見つかったという衝撃な事実が判明しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
ネプギャーちゃんも喋らす事ができたよ♪(逸らし顔)
某オカマロボが出るのが最後になるかもしれない……(苦笑い)
こんな作者ですが次回もよろしくお願いします。

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