超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
前回の続きになります。
ギャーちゃんの口調はこれで合ってる筈……(多分)
今回の視点はギアちゃんになっています。
短いかもしれませんが楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。



第22話 ネプギアとネプギャー

私とルル君…それとネプギャーちゃんは、

プラネテューヌの街中を歩いています。

 

「前来た時より今日は人が多いね?」

「うん、今日はプラネテューヌの各店舗で特売セールをやってるんだよ?」

「じゃあ僕は運が良かったかも……」

 

ルル君の質問に答える私。

そうなんです、今日は各店舗で特売セールをやってるんです!

プラネテューヌでは月に3回あるイベントなんです。

私も限定パーツ目当てに1人でよく行くんです。

 

『ところで私達はどこに向かっているんでしょうか?』

 

ネプギャーちゃんが画面から話しかけてきた。

そういえばどこに向かおうとしてるんだろ?

するとルル君が……

 

「…え? 洋服屋さんに行こうかと思って」

『……いやん♡』

 

ねぇ…ネプギャーちゃん?

今の色っぽい声は何かな?

私に喧嘩を売ってるでしょ……

むぅ…コンパチキャラの癖に……

 

「ネプギアちゃん、この辺に洋服屋さんってないかな?」

「あ、それならこの先にあったと思う……」

 

いけないいけない!

せっかくルル君とのお出かけだもん!!

楽しまなきゃ損だよね?

 

 

 

ーー洋服屋ーー

 

 

 

 

プラネテューヌの洋服屋さんに入ると、

人はあんまりいなかった。

まぁ訳ありのお店だもん……

 

「あれ…かなり空いてるんだね?」

「実はここね? プラネテューヌでも有名な店員さんがいない洋服屋さんなの」

『店員がいないとはどういう事でしょうか?』

「私もアイエフさんから聞いた程度なんだけど……」

 

2人に説明しようとした時、

1台のロボットがやって来た。

 

「イラッシャイませ。このお店は初めてですか?」

「「は、はい……」」

 

するとロボットは掲示板のような物を見せてきた。

というかHD画質の画面だよね!? この掲示板!?

ハ、ハイテク過ぎるよ……

 

「当店は、お会計の際に呼んでいただければ伺います。また試着は自由にして頂いて結構です。試着室はそちらにございますので。ナニカ他にご質問等はございますか?」

「「だ、大丈夫です……」」

「ソレデハ当店をお楽しみください」

 

それだけ言うとロボットは、

奥に行ってしまいました……

 

「今のが店員がいない理由だよ?」

「…うん、僕もよく分かった」

『ここの経営は大丈夫なんでしょうか?』

 

それは私も同意見だった。

ここの経営は本当に大丈夫なのかなぁ……

 

「さてと……」

 

ルル君がギャラクシーギアを前に向けると、

光の粒子が構築され目の前にネプギャーちゃんが再び現れた。

 

「僕、お金を下ろしてくるから2人共そこで待ってて……」

 

そう言うとルル君は、

レジの奥辺りにあるATMコーナーに向かいました。

どうしよう…ネプギャーちゃんと2人になっちゃった……

 

「1つ、お聞きしてもよろしいですか?」

「な、なにかな?」

「ネプギアさんは、ルル君の事が好きなんですか?」

「へっ!?」

 

変顔をしながら聞いてきたので驚く私。

す、すすす好き!? What!?

うぅ…これって真面目に答えた方がいいよね……

 

「う、うん…その…ルル君の事は……好き…///」

 

あああぁ……なんで私、目の前で変顔しているコンパチキャラに暴露してるんだろ……

恥ずかしくて死にそう……///

この想いに気づいたのは最近だったりします……

私が悶えてるとネプギャーちゃんは……

 

「実は真面目な話なんですが私もルル君の事が好きなんです///」

 

両手を頬に当て体をくねくね振りながらカミングアウトしました。

 

「なのでネプギアさんが相手でも負けません」

「わ、私だって負けないもん!」

「…何を負けないって?」

「「ねぷぎゃぁあ!?///」」

 

いつの間にかルル君が戻ってきてました。

思わず、ネプギャーちゃんと驚いちゃった……

 

「そうだ。ネプギアちゃんに渡したい物があったんだった」

「わ、私に?」

 

ルル君は首を縦に頷くと、

腰に付けてあるポーチから何かを取り出し私に渡してきた。

それは薄紫色のギャラクシーギアでした。

 

「ネプギアちゃん専用のギャラクシーギアだよ」

「も、貰ってもいいの?」

「うん…()()()()()()()()()()にも作ろうと思ってたしね」

 

私達って事はユニちゃん達のもあるって聞こえるなぁ……

でもなんかプレゼントを貰ったみたいで嬉しいな♪

 

「そしてこれがネプギャーちゃんの洋服ね?」

「この可愛らしい洋服を私にくださるんですか?」

 

ルル君がネプギャーちゃんに買ってあげた洋服は、

私でも見た事がない制服のような衣装でした。

でもサイズとかは合ってるのかな?

私が思っていた事が顔に出ていたのか……

 

「合ってるよ。実は僕……目測で相手のサイズ分かるんだ」

「えっ!?」

「…いやん♡ 知らぬ間に私はルル君に自分のサイズを測られていたんですね?」

「ネプギャーちゃんには悪い事したなと僕は反省してる……」

「私は大丈夫です♪ 早速なので試着室で着替えてきますね?」

 

そう言うとネプギャーちゃんはスキップをしながら試着室に入って行った。

それにしてもルル君って目測で身体の寸法とか測れるんだ……///

もしかして私もされてたのかな?

でもルル君になら…されても良いかも///

 

「ネプギャーちゃんの保護の件なんだけどさ、ネプギアちゃんが保護してくれない?」

 

ルル君がそんな事を言ってきた。

 

「え…でも、いーすんさんもネプギャーちゃんの保護は難しいって……」

「ところがぎっちょん……その為のギャラクシーギア」

「あっ……!」

 

その言葉で思い出したのは、

教会から出る際にルル君がネプギャーちゃんにやってた行動。

それはギャラクシーギアに移動させる事だった……

 

「ホーム画面は基本ネプギャーちゃんの部屋になってるから、模様替えとかはネプギャーちゃんと相談してやってね?」

 

ギャラクシーギアの画面を見ると、

ルル君が言った通り女の子らしい部屋みたいなホーム画面になってた。

要するに…これがネプギャーちゃんのマイホームって事かな?

 

「すみません、着替えてみたんですが……」

 

試着室からネプギャーちゃんが出てきた。

その姿は私から見ても凄く可愛くて似合っていました……

 

「うん、可愛いし似合ってるよ?」

「あ、ありがとうございます……///」

 

ルル君に似合うと言われ照れた表情をするネプギャーちゃん。

でも何故か自分にも言われてるような感じがして、

心の中では私も内心嬉しかったり///

あ、そうだ♪

良い事を思いついた私はポケットから紫色のリボンを取り出し……

 

「ネプギャーちゃん、これ結んでみない?」

「リボンですか? 私には似合わないと思いますが……」

 

するとルル君も……

 

「そんな事ないと思うよ? せっかくだしポニーテールにしてみよ?」

「いえ、ですから私には……」

「「ちなみに拒否権なしだよ♪」」

「ねぷぎゃー!?」

 

 

ーー10分後……ーー

 

 

 

「うぅ~……///」

「「おぉー」」

 

恥ずかしそうにモジモジするネプギャーちゃん。

うん♪ 凄く似合ってるよー♪

 

「それにしてもネプギアちゃん、よくリボンなんて持ってたね?」

「一応持ち歩いているんだ♪」

「そうなんだ、女の子の嗜み?」

「うん、そうだよ♪」

 

 

この後、

私達3人はゲームセンターに行ったりして遊びまくりました。

ネプギャーちゃんがシューティングゲームで高得点を出した時は驚いた……

もしかしたらユニちゃんといい勝負かもしれない。

今日は私にとって楽しい1日になりました。

ルル君と一緒にお出かけができた。

それから……

 

『ネプギアさん、どうかしましたか?』

「ううん♪ なんでもないよ♪」

 

 

ネプギャーちゃんという新しい友達ができたから♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
ギャーちゃんもヒロイン候補になったよ(笑)
もちろんギアちゃんもヒロインですよ?
それとこの小説での差別化……というか、
今回ルルがネプギャーに買ってあげた洋服の詳細です。


容姿:『激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団』の制服ネプギア


次回から上記の服をネプギャーちゃんが着ているのを想像していただければ幸いです。
どんな服か分からない方は公式サイトをご覧になってください。
次回はアニメ第6話『ラステイションの秘密(ユア・アンズ・オンリー)』になります。
自分なりに頑張りますのでよろしくお願いします。

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