超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回からアニメ第5話『女神たちの共鳴(オーバーリミット)』になります。
戦闘描写を表現するのってやっぱり難しい……(涙目)
あと今回は、かなり短いです。
楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。



第5章 女神たちの共鳴
第17話 黒幕との遭遇


モンスターを一掃した僕達は、

お姉ちゃん達が捕らわれている場所に向かっていた……

 

「私…気づいたの、お姉ちゃんにずっと守られていたい。だから弱い私でいい……そう思ってたって。だけど、それじゃダメだ…強くなりたいってあの時願ったら……」

 

ネプギアちゃんは自分が変身できた理由を話す。

 

「変身できたって事? 参考にならないわね、弱くていいなんて思った事ないもん」

「そ、そうだよね……」

 

そう言ったのはユニちゃん。

あくまで今のはネプギアちゃんの変身できた理由である。

ユニちゃんが参考にならないと思ってしまうのは当然かもしれない……

 

「それより、ルル君って変身しなくても飛べるんだね……」

「あ、あはは……」

 

ネプギアちゃんの言葉に僕は苦笑いしながら返す。

実は僕は女神化しなくても普通に飛べるんです……

ユニちゃんとロムちゃん、ラムちゃんはコンパさんが運転する車に乗っており、アイエフさんはバイクに乗っている……

ネプギアちゃんは女神化の飛行能力で飛んでいます。

 

「それってアタシ達でもできるの?」

「できると思うよ、実際に僕がこうやって飛んでるわけだし」

「わたしも飛んでみたーい!」

「わたしも…(キラキラ)」

 

ユニちゃんの質問に答えると、

ロムちゃんとラムちゃんが飛んでみたいと仰ってきた……

 

「…じゃあ、お姉ちゃん達を助けたら僕がやり方を教えよっか?」

「「「「教えて!!」」」」

 

あれ?、ネプギアちゃんとユニちゃんも……?

まぁ僕は構わないんだけど……

あと気のせいか4人共、なんでお互いを睨み合ってるのかな?

火花が見える気がするのは気のせいなのかな……

 

「盛り上がってるところ悪いけど……そろそろ着くわよ」

 

アイエフさんが目線を追うと、

禍々しい光のようなものが遠目に視えた……

 

(あそこに…お姉ちゃんが……!)

 

 

 

 

ーーズーネ地区、最深部ーー

 

 

 

 

目的地に辿り着くとそこには結界のような物が張られていた。

よく見るとネプテューヌさん、ノワールさん、ブランさん、お姉ちゃんが身動きができない姿で捕らえられていた……

しかも変身が解けている、アンチクリスタルの影響だというのは直ぐに分かった。

 

「「「「「お姉ちゃん!」」」」」

 

僕達の声が届いたのか……

 

「ロム…ラム…」

「ユニ…」

「ネプギア…変身できたんだね」

「ルルちゃん…」

 

その表情は希望に満ちていた。

良かった…ひとまず安心かな、今のところは……

 

「待ってて! すぐに助けてあげるから!」

「さぁどうかな?」

 

そこへやって来たのは魔女の格好をした女性だった。

しかもショッピングモールにいた黒いネズミも一緒にいた……

 

「よく来たな…私の名はマジェコンヌ、4人の小娘が支配する世界に混沌という福音w「コンパちゅわ~ん、会いたかったちゅ♡」っておいコラ!!、邪魔をするな!!」

 

魔女の女性……もといマジェコンヌが話してる時に黒いネズミが割って入って来た。

コンパさんも苦笑いしてるよ……

こういうのって確かシリアスブレイカーって言うんだっけ?

どうでもいいけど……

 

「どうしてこんな事をするんですか!、一体なんの目的で……!!」

「教えてやろう。私が求めているのは女神を必要としない新しい秩序…誰もが支配者になり得る世界だ!!」

 

ネプギアちゃんの問いかけに答えるマジェコンヌ。

…女神を必要としない誰もが支配者になり得る世界だって?

 

「それって…あなたが支配者になろうとしてるだけじゃないですか!!」

「私より強い者が現れれば、その者が支配者となる。これこそが平等な世界…違うか?」

「なに尤もらしい事を言ってんのよ!、要するに女神の力が羨ましいんでしょ!!」

 

ユニちゃんが言い返す。

だけどマジェコンヌの言ってる事も分からなくもない……

本当の意味での平等な世界というのは今でも難儀な課題だ。

そう思っていると……

 

「そのような頃もあったかもしれんなあ…だが今は違う、何故なら…!」

 

マジェコンヌが光りだし禍々しい黒い光に包まれる。

光が消え現れたのは………

 

「私自身が女神の力を宿しているからだ!!」

 

禍々しい女神のような姿のマジェコンヌが空中で佇んでいた……

これには僕達も驚くしかなかった。

 

「さぁ最初に死にたい奴はどいつだ? この手で葬ってやるぞ?」

「…その言葉、悪いけどそっくり返す」

「あん?」

 

僕が言った事が聞こえたのか、

マジェコンヌは視線を僕に向けてきた……

そして僕は腰に付けてあるギャラクシーギアを手に取り前に構え……

 

 

 

「"シェアドライブLv2"……アクセス!」

『Access、Evolution……』

 

女神化を完了させた私は、

ビームランスをコールしマジェコンヌを見据えた……

 

「変身だと!? 貴様……何者だ!!」

 

そういえば姉さんの前で変身するのは初めてかもね。

私の女神化した姿を見て驚いてるし……

さてアンチクリスタルを持ってる相手だと、

のんびりできないわね……

 

 

「悪いけど私…今凄く虫の居所が悪いのよ。姉さん達は返してもらうわ!!」

 

 

姉さん達の命が懸かった勝負が今始まろうとしていた……

 




読んでいただきありがとうございます。
なんか中途半端な終わり方になってしまい申し訳ありません……
マジェコンヌとワレチューの表現難しかった……
次回からも頑張って執筆しますので、
よろしくお願いします。

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