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まず、私は転生...というより憑依者だ。私を殺してしまった神様が退屈しのぎのために転生させられたらしい。その一部始終が以下の通りだ
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「お主は死んだ。ハイスクールDxDの世界に転生することが決まってる。特典を選べ。今ココ、OK?」
「ふむ、了解した。特典はいくつまでだ?」
「特典は一つ、慎重に選ぶことだ」
「何でもいいのか?」
「世界を壊したり、特典を増やすようなものでなければいいぞ」
「ならば決まった。『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』からアジ=ダカーハの『擬似創星図』、アヴェスターをいただきたい。ただ、それだと面白くないから弱体化させて転生悪魔、転生天使を効果の範囲内にしてもらいたい」
「別にいいが、変わったやつだな。自分からそうしろというのは、まぁワシもそうする予定だったからいいのだがな。それじゃあ行ってくるといい。達者でな」
「あぁ、また会おう神よ」
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そして私は曹操として生活を送ることになった。原作どうり神器は『黄昏の聖槍』だった。そして、私は生きるにあたってある人たちをリスペクトすることにした。黄金の獣、絶対悪、魔王勇者。それらは想像物ではあるが彼らの生き方にはとても心をひかれるものがある。人を愛するが故に破壊する黄金の獣、人類を存続させるために自ら試練となった絶対悪、人間の輝きを心から愛した魔王勇者。私はその人たちが好きだ。だからオーフィスに勧誘された時はチャンスじゃないか?と思ったのだ。私はその時に愛する人類の為に敵対することにした。英雄派を作ることはせずにオーフィスから師事してもらうことにした。いくらアヴェスターがあるとはいえ身体が動かないと全く役には立たないし、せっかくの神器も使えないのは格好がつかない。そしてオーフィスに修行を付けて貰うことになったのだが、これが大変だった。オーフィスは手加減というものを知らないから最初のころはオーフィスが手を振るっただけで吹き飛んでしまったが半年ぐらいにはそれもなくなり3年ぐらいたった時には亜種の禁手に至ったのだ。今でもオーフィスには修行に付き合ってもらっている。
さらに、裏からの手回しもした。神器をもつ人達を三大勢力やそれぞれの神話に保護させるように仕向けて自分と戦うことになったら戦わざるおえなくした。中でも神滅具持ちは高待遇のようでいい感じに鍛えられているようだ。
この世界に生まれて19年目、オーフィスに修行を付けてもらったお礼にグレートレッドをアヴェスターを使い倒すことに成功した。これまでの努力の成果が発揮されたのだ。そして、ついに私の夢を遂行する時になったのだ
「曹操、行くの?」
「あぁ、オーフィスは見ていてくれ」
「曹操、帰ってくる?」
「それは分からん。人類が私の期待以下なら帰ってくる。そうでないなら...」
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冥界
俺、兵藤一誠は『禍の団』の副団長を名乗る男からの宣戦布告が送られてきたことを魔王様やミカエル様、アザゼルから教えられ、これから全勢力をもって討伐しに行くと言われた
「全勢力って、流石に多すぎませんか!?」
「ふむ、確かにそうだ。あんな烏合の衆の副団長なぞ、正直俺だけでも十分だと思うぞアザゼル」
ヴァーリの言うとうり過剰戦力な気がする
「まずは話を最後まで聞いてほしい。昨日、地震があったのを覚えているかな」
「あぁすごい揺れでしたけど、なんか変な感じでしたよね。地面が揺れてるんじゃなくて空気というか空間そのものがゆれてるというか」
「その感覚は間違いじゃないよ。実は昨日、時空の狭間で大きな争いがあってね。グレートレッドが倒されたんだ。それも、一人の人間によってだ」
サーゼクス様のその一言で会議室はざわついた。そんなのデタラメだとか、アレを倒せるものなんて存在するのかとか、そんな事を言っている
「静かにしてくれ。これは確かな情報だ。昨日の地震...空間震と言うべきか。空間震が起きてからアザゼルが調査機を出してくれてね。そのうちの数機が次元の狭間での戦闘を撮影することに成功した。多少画像が荒いがその人物は今回宣戦布告してきた本人なのは捕虜にした『禍の団』の奴らから聞き出したしほぼ確定だ。よって事態を重く見た神話勢力と我々三大勢力は全勢力をもってこの者を討伐することが決定している。名前は曹操。英雄の血をひき、オーフィスから師事を受けている強敵である。神器持ちであることは確定なのだが聞き出すことは出来なかったし、画像を解析しても分からなかった」
「何故だ?神器を使って戦っていたのなら分かるだろ?」
「どうも神器そのものが巨大な光を放っているらしくってな。そのせいで全く分からなかったのさ。恐らくは何かの神器の禁手の亜種だろうな」
「とにかく、明日神話勢力と合流し曹操の居る本拠地を叩く。詳しい作戦は明日全員が集まったら伝える。以上、解散!」
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私は王座にて彼らを待っている。この城は昔ヴァンパイア達を全て滅ぼした時に手に入れたものだ。そういえばあの時助けた半ヴァンパイアの子は神話勢力に預けたのだが、今はどうしているのだろうか
「...来たか」
私は閉じていた目を開ける。そう、今はそんな昔のことはどうでもいい。今は彼らの相手をするとしよう
「ようこそ我が城へ。三大勢力、神話勢力諸君。私は曹操、君たちの敵だ」
「やあ曹操君。初めましてだね。僕はサーゼクスルシファー。今回の作戦の責任者をさせて貰っている。早速なんだが曹操君。投降する気はあるかい?今なら丁重に歓迎するんだが」
「投降だと...する訳がなかろう。さっきも言ったように私はお前達の敵だ」
「...何でお前はそんなに敵であることにこだわってるんだよ」
兵藤は私にそう言ってくる
「こだわっている...か、そんな気は無いのだが、何故と問われるなら答えは単純だ。私は人を愛しているんだよ。私は人の輝きを可能性を愛している。愛しているが故にきつく当たってしまうのだよ。もっと、もっと私にその輝きをみせてくれと!」
「...どうやら話はもう終わりの様だな」
三大勢力、神話勢力の者達は光の槍を、魔術を魔法を神器を展開する
「ふふ、いいぞ。私も全力で相手をしよう」
私は『黄昏の聖槍』を取り出し、刃に手をそえる
「ーバランスブレイク」
聖槍が光を放ち、その形を変えていく。見るものの魂を消し飛ばし、強大な神威を放つ黄金の槍に
「『
私の身につけている『Akasara』の文字が刻まれている旗がなびく
「来るがいい英傑たち、そして踏み越えてみせろ。我が屍の上こそ正義である!出来ぬならば、我は貴様らの世界を滅ぼし尽くすぞ!」