メドゥーサが逝く   作:VISP

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第十話 シビュレが逝く3

 「惨いですね。」

 

 急遽トロイアへと向かったアルゴー二世号に乗ったアルゴノーツもといゴルゴーン討伐隊は、シビュレの言う通りのトロイアの惨状を見て絶句していた。

 ある程度は使い魔からの映像で把握していたとは言え、繁栄していた都市国家の6割もの人口が一方的に虐殺された光景は、英雄達をして目を背け、吐き気を催させる程だった。

 

 「手伝おう。一人でも多くを助けるぞ。」

 

 出来れば一刻も早くゴルゴーンを追撃したい所だが、彼らは困窮した人々を見捨てる事は出来なかった。

 

 「生き延びた兵達は指揮系統がしっかりしているようですね。」

 「つまり指揮官が存命していると?」

 

 シビュレの指摘に、メディアが想定できる可能性を話す。

 この状況下で統制を失わずに最善を尽くそうとしている権力者がいると言う事だ。

 

 「直ぐに伝令を出せ!それとアスクレピオス、手当たり次第に死者蘇生しないように。治療するのはまだ息のある者だけに留めるように!力自慢たちは瓦礫の下から市民を救出しろ!間違っても潰すなよ!」

 「「「「「「「「「「応!」」」」」」」」」」

 

 なお後日、「下半身潰れてるけど息があるから良いよね!」ってな具合に治療しまくるアスクレピオスの100%善意の行動に、冥界の神々を代表してハデスから遺憾の意を記した抗議文書が届くのは完全に余談である。

 

 

 

 

 ……………

 

 

 

 

 二日後、何とか救助・医療・炊き出し活動を終えた一行は、完全に消滅したラオメドンとその息子達の中で生き残った者の中では長兄であるとして王位を継いだボダルケースと謁見した。

 とは言っても、崩れ去った王宮ではなく、無人だった故に被害を免れた離宮でだったが。

 

 「アルゴノーツの諸君。此度の事、本当に感謝する。君達がいなければ、被害はもっと拡大していただろう。」

 「何の。当然の務めを果たしたまでの事です。」

 

 互いに本気の言葉を言いつつも、しかし権力者として、指揮官として、この先は腹の探り合いとなる。

 

 「所で、報酬の件だが…。」

 

 正直、トロイアに英雄達へ出せる様なものは殆どなかった。

 何せ国庫から財貨を持ち出した馬鹿な王侯貴族が、その財ごと軒並み蒸発しているので、出そうにもすっからかんなのだ。

 

 「それですが、不幸にも今のトロイアには余裕は見当たりませんし、その状態から報酬を受け取っては英雄の名折れです。」

 「むぅ…。」

 

 言い難い事だが、この際ズバッと言った方が良い。

 何せゴルゴーン討伐隊は報酬目当てでこの地に来た訳ではない。

 一刻も早くゴルゴーンを討つためなのだ。

 

 「しかし、何もせずでは我が国の沽券に関わる。」

 「えぇ、ですので人材を一時的に派遣して頂ければと。」

 「人材ですと?」

 

 イアソンは瓦礫となった街の中、窮状にも関わらず懸命に兵達を指揮し、自身も全力で民の命を少しでも救おうとしていた男を知っていた。

 その男が、今現在の自分達に足りぬ存在である事も、この二日間で熟知していた。

 

 「御身の息子たるヘクトール殿、彼を我らゴルゴーン討伐隊に参加させて頂きたい。」

 「な…!?」

 

 驚くものの、しかし納得するボダルケース。

 確かに息子には神性も何処かの神の加護も無い。

 しかし、英雄と言って良い戦士として、将軍としての資質を持ち、外交・内政・経済どれを取っても素晴らしい手腕を発揮している。

 現在、済し崩し的にボダルケースが王位に就いている現状、次期国王として最有力となっている人材だ。

 下手な宝や武具よりも、今現在のトロイアにとってよっぽど必要な存在だった。

 

 「いかん。あ奴は今のトロイアに無くてはならん男。おいそれとは…。」

 

 実際、被災した地域での陣頭指揮を続けるヘクトールに励まされた国民は多く、彼がいなくなればはっきりと国民の活気は陰るだろう。

 それがあのゴルゴーン退治に出ると言うのだから、死にに行かせるようなものだった。

 

 「いや、オレは行きますよ親父殿。」

 「ヘクトール…。」

 

 そして、ひょっこりと離宮に本人が顔を出した。

 とは言っても、先程から潜んで話を聞いていたのだが。

 

 「此処で泣き寝入りじゃ、死んだ国民が浮かばれない。それに国民や王族らの仇討ちを全部他国の英雄に任せてちゃ、この国の権威はがた落ちだ。それは後の事を考えれば、可能な限り避けるべきだと思うけどね?」

 

 実際、ここで誘われながらも断れば、怪物に臆し、逃げた国と言う嘲りは避けられない。

 そうなれば今後、例え復興したとしても、諸外国との取引や外交、戦争等で侮られる事に繋がる。

 

 「ま、どの道誰かが行かなきゃならんでしょ。今回はたまたまオレだってだけでね。」

 「…分かった。イアソン殿、息子を任せる。」

 「えぇ、お任せを。可能な限り生かして帰します。」

 

 まぁ最悪、アスクレピオスが蘇らせるだけである。

 不幸中の幸いか、雷を落とすゼウスはいない訳だし。

 冥界に関しては、後でシビュレもといメドゥーサが土下座れば良いしネ!

 

 

 

 

 ……………

 

 

 

 

 「さて、具体的にはどうするんです?」

 

 未来の名将、後に輝く兜のヘクトールと言われる英雄を加えて、一同は甲板で改めて作戦会議を開いていた。

 

 「先ずその前に…。」

 

 会議の前に、不意にケイローンが自身の後ろからとある少年を引っ張り出した。

 その姿を見て、ぺレウスや誰だか知っている者達は叫んだ。

 

 「アキレウス!?お前は一体こんな所で何をやっているんだ!?」

 

 英雄ではなく、父親としての顔でぺレウスは叫んだ。

 

 「オレだって戦える!皆がこっちにいるのに、オレだけ居残りなんて出来るか!」

 「この馬鹿息子が!」

 「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 ぺレウスの拳骨に、アキレウスが叫ぶ。

 父親の愛ゆえの怒りの拳骨なので、アキレウスの無敵の加護は攻撃とは判定せず、素通りしていた。

 

 「…まぁこの船に追いつく位ですし、早々死にはしないでしょう。」

 

 侵入者として接近を感知し、ケイローンに相談したシビュレは「取り敢えず目につく所に置きましょう」と言って、彼の傍にいさせている。

 一応、ケイローンが作ったトネリコの槍を持っているし、彼の俊足と合わせれば、十分にゴルゴーンの鱗を突破できるし、容易に離脱も可能だと判断しての事だった。

 

 「あー、親子喧嘩は放っておいて、今度こそ会議を始めてくれー。」 

 

 ヘクトールの脱力した様な要請に、喧しい二人を放って、今度こそ会議が始まった。

 

 「では皆さん、こちらを。」

 

 そう言ってメディアはゴルゴーンの全体像の概略を幻術を用いた立体映像として出力した。

 

 「ゴルゴーンの全身は頭部を除いて金剛鉄アダマンタイトの鱗で覆われています。ヘラクレスさんやシビュレお姉様、ケイローン様を除いた面々ではこれを突破する事は難しいです。ですので、主力はその3人になります。」

 

 アダマンタイトと言えば、英雄達の宝具、その中でも特に優れたものや神造兵器に使用されている金属であり、一度形となれば通常の物理攻撃や神秘による干渉も難しく、極めて安定しつつも高い耐久性を持つ事から金剛鉄とも言われる。

 そんなもので全身を覆っており、更には巨体なのだから、その耐久力たるや測り知れないだろう。

 

 「また、ゴルゴーンは極めて攻撃力の高い光線を口と全身から発射します。この光線の射程は不明で、全身から放つ分には精度・威力・射程のどれもが低下しますが、口から放つ全力攻撃は軍神アレスや主神をも撃破する威力があり、射程に関しては測定不能な程に長いです。」

 

 生まれたばかりの最も弱い状態ですら、戦闘に関しては主神に匹敵する軍神アレスを撃破する火力を持ち、更にその射程たるや地上から天空にあるオリュンポスを狙撃する程である。

 そして、成長した現在では更にそれに磨きがかかっている。

 

 「また、巨体でありながら飛翔可能であり、常に滞空可能です。これは三対の翼を媒介に大気や水分に干渉する流体制御によるものです。それによって飛翔を可能としている他、近接時の防御や攻撃にも転用可能かと思われます。」

 

 大気や水分と言った流体を制御するという事は、例え空だろうと水中だろうと戦闘に支障がないと言う事だ。

 更に言えば、それらを攻撃・防御に転用するとなると、気圧・水圧・大気成分の急激な変化による失神や減圧症や高山病の発症が考えられ、対策をせねばその時点で大抵の英雄は詰む。

 なお、自力でどうにかなるヘラクレスや知恵で切り抜けるケイローン、魔術で周囲の環境に干渉するシビュレは例外とする。

 

 「更に最上位の石化の魔眼を有しており、その目だけでなく、髪が変じた蛇の目を見ても石化の対象となります。また、神性や魔術なりで防御しても、重圧と言う形でこちらの動きを鈍らせてきますので、こちらも注意が必要です。」

 

 一応、運命の薪の加護とかを持っているメレアグロスなんかは大丈夫だろうが、彼や盾等を持つ耐久力の高い英雄はもしもの時のアルゴー二世号の直掩に当たってもらう予定の上、ゴルゴーンの鱗を抜く術がないのでカウントできない。

 

 「一応、石化の魔眼や流体制御による即死技には急遽腕輪の方を弄って対応する予定ですので、皆さん一旦腕輪を返却してくださいね。」

 

 メディアの言葉と共に、腕輪の回収が始まる中、頭脳労働担当組は頭を悩ませていた。

 

 「で、どうする?」

 「あの化け物と勝負するには、どうあってもあの防御力と空と言う戦場が問題だ。」

 

 そうなのだ。

 別に猛毒とか光線とか、割とポピュラーな能力なので、厄介だが如何様にも対処できる。

 しかし、基本的に飛べない人類では足場が無ければ空では戦えない。

 皆が皆、カライスとゼーテスの様な翼がある訳ではないし、下手に翼を持ってもイカロスよろしく落ちるだけである。

 

 「となれば、簡単だ。翼ぶった切って地に落としゃ良い。」

 

 にっこりと、朗らかに言ってのけたのはヘクトールだ。

 この中で唯一、明確にゴルゴーンから被害を受けたトロイアの王族である彼の怒りは深かった。

 

 

 

 

 

 

 ……………

 

 

 

 

 トロイアを襲撃した後、ゴルゴーンは一度姿を消した。

 正確に言えば、一般的な人類の視力では捉えられない程の高空へと上昇し、気流に乗って他の都市国家を襲撃すべく移動の準備、そして消耗した自身の回復のためだった。

 無論、無理をすれば戦闘は可能だが、同格かそれ以上の存在との戦闘では不安が残る。

 実際、ゼウスのケラウノスこそ防いだものの、それは事前に入念な対策を行っていたからだった。

 だが、それであっても全身に負ったダメージは中々抜けず、特に雷撃によってショートした全身の神経系へのダメージは無視できず、そんな状態で反撃した事もあり、現状高速戦闘にはどうしても無理があった。

 今この瞬間にオリュンポスの神々の中でも強力な者達が団結して捨て身で挑めば、十分に勝算は見込める程度には弱体化していたのだが、良くも悪くも個人の我欲で生きる傾向の強いギリシャの神々がそんな殊勝な真似をする筈もない。

 そんな訳で、ゴルゴーンは神々を除けば誰も邪魔できない雲よりも高い天空にて、その傷が癒える時を待っていた。

 

 無論、そんな真似はさせないのだが。

 

 「目標捕捉!最大望遠で観測しました!」

 

 相手が雲よりも高い位置にいる?

 じゃぁそれよりも上から行けば問題ないよね!

 そんな脳筋的発想により、彼らはゴルゴーンのいる成層圏の更に上、中間圏と言われる領域を進んできたのだ。

 無論、滅茶苦茶寒いし空気も薄いが、大気を操る事の出来るアルゴー二世号によってその辺りは何とかクリアできた。

 後、寒い寒い言う奴らにはシビュレがドロリ濃厚な甘酒を振る舞って黙らせた。

 そんな死角からでも油断なく、大気障壁の表面は光の屈折を利用した光学迷彩を始め、メディアとシビュレの隠蔽系魔術を重ね掛けして神代版ステルス状態となる事で、ここまで接近する事に成功した。

 そして今、アルゴー二世号はゴルゴーンのほぼ直上に陣取っていた。

 

 「艦首下げ!仰角マイナス80度!大気障壁、艦首に最大出力で展開!」

 「機関出力安定!何時でもどうぞ!」

 「目標、ゴルゴーン!最大船速及び障壁の維持に注意、それでは突撃ィッ!!」

 

 重力加速を存分に生かし、更には空と言う海を櫂で漕ぎ進み、魔術による風を帆に受ける事で、アルゴー二世号は音速域に到達した。

 背後に白い雲を曳く形で突貫するその雄姿は、正に人類史上初と言って良い。

 

 『■■■…?』

 

 ならば、それに対する迎撃は、人類史上初の空対空迎撃戦闘だろう。

 修復に注力していた故に、口部からの光線はチャージが間に合わないと判断したゴルゴーンは、その体勢のまま全身から光線を放つ対空防御を選択した。

 しかし、結果だけ見ればそれは悪手だった。

 それを見越していたが故に、アルゴー二世号は大気障壁を纏っていたのだから。

 

 「敵対空迎撃、本艦に着弾!損害軽微!」

 「進路そのまま!障壁と船速を維持しろ!」

 

 例え光線の熱量を防いでも、浸食してくる絶毒には耐えられない筈だった。

 しかし、事前に対策を施していたために、出力の低い光線に含まれた絶毒程度では彼らを殺せなかった。

 

 『■■■■…。』

 

 流石に座視する事は出来なくなったのか、ゴルゴーンが本格的な迎撃へと移る。

 全身に紫色の光が灯ったと思ったら、次の瞬間には大量の光線となってアルゴー二世号へと襲い掛かった。

 光線はどれも正確無比でありながら、適度に狙いを分散し、どう動いた所でハチの巣どころか撃墜は免れないだろう。

 

 「今!チャフ及び幻影展開!」

 

 だが、直後放たれた大量の紙吹雪の様なチャフが吹き荒れ、アルゴー二世号の幻影が周囲に幾つも展開すると、途端にその精密さが消えていく。

 無論、観測方法を通常の光学・熱源・魔力だけでなく、大気流動にまで広げれば、問題なく捉えられるのだが、それにはどうしても数秒の間がある。

 既に音速域に突入していたアルゴー号にとって、その数秒で十分だった。

 

 「いぃぃぃぃぃぃぃけェェェェェェェェェェェェェェェェェェッ!!」

 

 イアソンの鬨の声に、船員達が精いっぱい櫂を漕ぐ事で応える。

 その特攻を、ゴルゴーンは至近距離に入って漸く正確に認識できた。

 だが、既に防御するには難しい。

 何せ全身から放つ光線とて、発射口は体表にあり、即ち射角が存在する。

 割と柔軟に動かせるとは言え、それでも限度がある。

 しかも、それが既に至近と言って良い距離にあるのなら、自滅の可能性も考慮して、下手に撃つ事は出来ない。

 だが、まだ迎撃手段は残っている。

 

 『■■■■!』

 

 人型の部分ですら全長50mがあり、それを俊敏に動かせるだけの筋力と耐久力、そしてメドゥーサであった頃と同程度の技量があるのだ。

 無論、他の蛇の部分に比べれば華奢だが、それでも船一つを障壁ごと沈める位は訳ない。

 

 「そこまでだ。」

 

 無論、対策済みだ。

 大英雄ヘラクレス。

 巌の様な巨漢が、巨大な大斧を持って立っていた。

 

 『■■■■■ッ!?』

 

 そこで初めてゴルゴーンが動揺故の声を上げた。

 彼女とて元はメドゥーサ、その知識は継承しており、即ちヘラクレスの出鱈目ぶりは把握していた。

 

 「射殺す百頭ッ!!」

 

 放たれた超高速の9連撃は、ギリシャ世界最強の剛力にすら十分耐え得る得物によって十全に発揮された。

 1撃で鱗を削ぎ落し、2撃で肉を断ち、3撃で骨を砕く。

 それを三か所、超高速でゴルゴーンに特攻するアルゴー二世号の上から放ってみせた。

 狙ったのは咄嗟に頭と胴体を庇おうとした両腕、そして蛇ではなく本体の魔眼だ。

 

 『■■■■■■■■■―――ッ!?!』

 

 空間を揺らす程の絶叫と共に、ゴルゴーンの上半身が無防備になる。

 その土手っ腹に、アルゴー二世号の艦首が突っ込み、突き破る。

 その巨体全体へと衝撃を伝播させながら、しかしその上で更に真下へ向けて加速する。

 

 『■■■■■!?』

 

 自身を地に落とそうとする行動に、ゴルゴーンが再び凍り付く。

 この高さから落ちれば、如何に自分でも危うい。

 ならばと背後の翼を羽搏かせようとするが…感覚がない。

 

 「翼ならもうありませんよ。」

 

 背後から、嘗ては自分であった者の声が響いた。

 何とか蛇達で背後の視覚を確保しようとするが、その悉くが斬り伏せられ、凍っていく。

 それがシビュレの、アナの、メドゥーサの持つ槍の力だった。

 長柄の先にある長刀の様な穂先はヘラクレスの斧と同じく、局所的重力操作によって形成された金剛鉄製の刃だ。

 そして、過度な切れ味ではなく、不死身に近い再生力を持ったゴルゴーンに対処するため、炎で傷を焼いたヒュドラとは逆に、分子間運動を完全に停止、即ち凍結させるために停止に関わる三つのルーンを刻まれた槍だ。

 純粋な刺突よりも斬撃に向いた形状のそれは、遺憾なくその切れ味を発揮し、凍結による痛覚の麻痺もあって、ゴルゴーンに気付かれずにその飛行能力を奪った。

 

 『■■■ーッ!!』

 

 ゴルゴーンが吼える。

 しかし、今の彼女には打つ手はない。

 そのまま、ゴルゴーンは雲を曳きながら、地表へと加速していく。

 何とかもがき、尾で打ち払おうにも、巨体故に上手く行かず、突き刺さった船首のラムが余計に傷口を広げてしまう。

 

 

 そして遂に、ゴルゴーンは凄まじい轟音と衝撃と共に地表へと激突した。

 

 

 


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