IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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第83話 エグゼイドの AID

ドライブ達レジェンドライダーがそれぞれ飛ばされてから、残った二組はゲノムスvsエグゼイド、ハテナバグスターvsゴーストという風に戦っていた。

 

 

俺は……運命を変える。その為に……作ったんだ。ヒト1人救えなくて……仮面ライダーを名乗れるか!あの……苦渋を飲まされたグラファイト戦………愛する者の大切な家族さえ救えなかったあの時とは違うんだ!今は命を賭してでも守らねばならない物が、人が居る!

「左蓮の運命は俺が変える。俺が!俺たちが仮面ライダーである限り!」

俺はガシャコンブレイカーを持ち、ゲノムスに向かい走り出す。攻撃を避けるのと同時にこちらの攻撃を叩き込むにはジャンプ攻撃というのはとても良い選択肢だと俺は思った。実際、空中に逃げてそこから蹴れるし、重力も影響して威力も上がる。でも、踏ん張りがきかない分、防御力が落ちてしまうため、一概にいいとも言えない戦法なのだ。まぁ、それは置いといて、俺はゲノムスに向かい直して走り出した。すると、向こうも飛びながらの蹴りを繰り出して回避しきれず吹き飛ばされる。体勢を立て直し、向かっていこうとするが、ゲノムスがラリアットをしようとしてくる。それを止め、腕を固定しそのままゲキトツロボッツガシャットのボタンを押し、ゲノムスを弾き飛ばすと同時にバク宙で距離を取る。

「大・大・大変身!」

『ガッシャット!レベルアップ!マイティマイティアクション X!アガチャ!ゲキトツロボッツ!』

レベル3になった事でゲノムスを圧倒する。ロケットアームでゲノムスを吹き飛ばそうとするが、中々飛ばない。俺は上にあったチョコブロックを破壊し、エナジーアイテムが来る事を望んだ。結果はエナジーアイテム獲得!

「よっし!エナジーアイテムゲット!」

『発光!』

体から眩い光が放たれ、ゲノムスの目が眩む。

今のうちにガシャットをホルダーに装填し、即座に必殺技へと移行する。

『キメワザ! ゲキトツ!クリティカル ストライク!』

ロケットアームが何度もゲノムスに激突する。が、効果は薄いようだ。そして、ゲノムスは

「さぁて、死のオペを完了させよう!」

と言い、その全身からパックマンと同じように光線を放つ。多数の光線が、多方向へと放射され回避できず、俺はモロ直撃を受けてしまった俺は変身解除された。

 

 

それでも、諦めまいと立ち上がる。

「何故、ヒト1人のためにそこまでする?所詮、貴様を必要ないと言った赤の他人だろう?」

「そうだとしても!生み出してしまった物に、生みの親が責任を取るのは当然だ!それに、彼女の笑顔を取り戻す。ゲームに関わる全てのことをやっている時の笑顔を!」

すると、ゲノムスのバグヴァイザーから、清宮 左蓮が出てくる。

「ありがとう、やっぱりあなたは他の人とは違うのね。お願い!私を助けてください!」

「安心して、何があろうと必ず救い出すから!」

「えぇい!小賢しい真似を!」

ゲノムスは強引に清宮さんを閉じ込め直した。




……………

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