IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
グラファイトが自らにプロトガシャットを挿した瞬間に俺たちは二手に分かれた。俺とブレイブで幼竜を、スナイプとレーザーでダークグラファイトを相手にする事を一瞬のうちにアイコンタクトで全員が把握した。
『ギリギリチャンバラ!』
『ジェットコンバット!』
『『ガッチョ〜ン ガッチャ〜ン !レベルアップ!』』
『爆走バイク〜!アガチャ!ギリ・ギリ・チャンバラ〜!』
『バンバンシューティング!アガチャ!ジェットコンバ〜ット!』
ダークグラファイトを相手にするライダーはレベル3に変身する。
「なるほど、一人は陸から、もう一人は空からか。いい作戦だな。俺が
「「!?」」
グラファイトは、とある物を取り出した。
「それは、あたしの甲龍!」
「フン!貴様のISをコピーさせて貰った。エグゼイド!覚えているか?俺たちバグスターは、ISのデータとお前のバグが合わさって、生まれた事を!」
そうだ、バグスターはISのデータが混ざってる。でも、なぜグラファイトはそれを知っている?
「培養着装!」
コピーされた甲龍に、黒い色のモザイクがかかる。そして、ダークグラファイトも一緒に包み込む。すると、そこには黒い甲龍を装着したダークグラファイトが居た。
「フッ、このISとやらはSEによって動くらしいが、こちらはバグスターウイルスの影響で無制限に動けるようだ。さぁ、存分に戦おうじゃないか!」
「あれがあたしの甲龍と同じなら、衝撃砲に気を付けて!見えないからかなり厄介よ!」
「了解、ミッション再開!」
グラファイトはISの飛行能力で、空中に居るスナイプへと接近する。そして、IS武器サイズに変化したグラファイトファングをスナイプに向けて振るう。接近戦装備が無いスナイプは、攻撃を受け切れず、地面に落とされる。だが、大振りの攻撃だったので、隙が生まれていた。もちろん、その隙を逃すようなレーザーでは無い。
『ガシャコンスパロー!』
スパローの弓モードのBボタンを押す。チャージ攻撃で、エネルギーの矢を空中に向けて放つ。
「くっ、やるなレーザー。」
矢はしっかりと当たって居るがグラファイトにはダメージが入っていない様子だ。
「そうか!ISの絶対防御があいつの事を守って居るのか!」
「しかも、グラファイトの言ってる事が本当なら、SEは減らないから永遠と守られてることになるね。」
「ISを破壊するしか無いわ!」
「でも、どうやって?」
「………エナジーアイテムと、一夏の作ったガシャットに賭けるしかないわ。」
レーザーの言う事はごもっともだ。エナジーアイテムで攻撃を強化して、決め技で破壊するしか、方法は残されていたなかった。
「まぁ、そうなるけど。アイテムは何を狙うの?」
「狙うアイテムは………。」
寝落ちして、こんな時間。protoです。
いやー、今回は前編と後編を分けさせて貰います。
その方が先の展開を楽しみに待っていただけるかと。
後編は0:00にはあげれるようにします。