IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
一夏が戦闘を開始した直後の事だ。場所は第三アリーナ。一夏たちが戦っていたアリーナとは少々遠い。
『進ノ介。恐らくアレが…。』
「あぁ、ファントムタスクなる組織の人間だろうな。ベルトさん、一走り付き合えよ。」
『OK!START YOUR ENGINE!』
泊進ノ介は、シフトスピードを手にしドライブへと変身する。
『DRIVE! TYPE SPEED!』
ドライブへと変身し、スピードタイヤが超絶遠距離にあるはずのトライドロンから発射され、ドライブに装着される。
「おい、そこのおまえ!一走り付き合えよ!」
ISを纏っているファントムタスクの人間は、こちらへ向き直る。
「私の名前は、M。そして、この機体の名前は『サイレント・ゼフィルス』。」
「サイレント・ゼフィルス。確かイギリスで奪われたって。お前たちが犯人って訳か。」
「フッ。まぁ、いい。倒すだけだ。」
『進ノ介、ここは
「わかった。来い!シフトフォーミュラ!」
ドライブは、シフトブレスに装填されているスピードレバーをフォーミュラに装填しなおし、フォーミュラレバーを押し倒す。
『DRIVE!TYPE FORMULA!』
F1カーモチーフのドライブ タイプフォーミュラへとフォームチェンジする。
「トップギアで倒す。」
フォーミュラレバーを三回倒す。
『FOR FOR FORMULA!』
シフトアップし、高速での連撃を叩き込む。熟練した戦士だけあり、その動きには迷いがない。右フック、ストレート、膝蹴り、多彩な打撃を繰り出していく。それをビットで対処できているあたり、敵もなかなかの手練れと見受けられる。
『仕方ない!フルスロットルだ!』
「あぁ!いくぞベルトさん!」
ベルトのイグニッションキーとブレスのボタンを押し、フォーミュラレバーを倒す。
『ヒッサーツ!フルスロットル!フォーミュラ!』
「はぁぁぁ、ハァ!」
サイレント・ゼフィルスはビットで凌ぐ。しかし、彼の仮面ライダーとしての覚悟は、思いはそれを上回る!防御していたビットに亀裂が入り始めた。ここだと言わんばかりにシフトアップする。
『FOR FOR FOR FORMULA!』
ドライブの蹴りの勢いは増し、ビットを全て粉々に砕いていく。
そのまま本体に直撃し、SEエンプティでISが解除される。
『念のため拘束しておこうか。』
『TYPE SPEED!タイヤコーカン!ジャスティスハンター!ヒッサーツ!フルスロットル!ハンター!』
ジャスティスハンターの檻でMを閉じ込める。
そのタイミングで一夏は合流するのだった。