IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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タイトルのpoliceと新作の絡みは今回ありません。

そして、policeと言えば……


第110話 Police と新作

IS学園学園祭3日前

一夏はとある人に連絡を入れていた。

「もしもし、泊進ノ介さんで間違い無いでしょうか?」

『あぁ。もしかしてエグゼイド…織斑一夏か?』

「はい。ご無沙汰してます。」

『元気そうで何よりだ。で、どうした?』

「実は……。」

一夏は3日後の学園祭のことを伝えた。

「それで、何か嫌な予感がするんです。泊さんにご協力いただけないかと。」

『なるほどな。わかった。市民の安全を守るのが俺たち警察の仕事だ。』

快く受けてくれそうだった。しかし、

『だが、流石にIS学園へとなると。国が干渉できない以上どうやって中に入るか。そもそも、俺はドライブには変身できないし。』

そう、IS学園は国も干渉不可。まぁ、暇そうなお偉い方々がたまに来るが。その問題点は、一夏さん解決済みです。

「それなら、招待客としてきましょう。IS学園の学園祭は一般公開されます。と言っても、中の人間からチケットを受け取らねばなりませんが。」

『そうか!一夏君が送ってくれれば。」

「中に入れます。」

『だが、ドライブには…「ご安心を。」え?』

「既に、ベルトさんは説得済みです。」

『一体誰が……。あのベルトさんを説得できる人なんて。』

「暗部が動いてくれました。」

『それ、大丈夫なのか?』

「えぇ、問題ありません。そんなわけで、心配するところはありませんよ。ベルトさんは当日会場にて手渡し可能ですが……。」

『わかった。よろしく頼む。』

「それでは、よろしくお願いします。」

これで布石は揃えた一夏だった。

 

 

IS学園 学園祭当日

校門前にドライブドライバー(ベルトさん)を持った一夏が居た。

「やぁ、一夏君。」

「泊さん!お待ちしてました。すみません、ご足労いただいて。」

『進ノ介。また会ってしまったね。』

「ベルトさん。本当に来てたんだな。」

『全く、鎧武といい一夏君といい。人使いが荒いぞ。』

「すみません。ただ、不安要素に対する策はさておきたいので。それでは、何事も無いように祈りつつ、僕の新作ゲームも楽しんでってください。」

「そうさせてもらう。さ、ベルトさん。また一走り付き合えよ。」

『ハハッ、そうしよう。』

そう言って泊さん達は中へ入って行った。

 

 

一年一組前では

皆がゲームのコスプレ(幻夢コーポレーション提供)をして接客に努める。因みに篠ノ之は、マイティの大きな着ぐるみを着ている。そして一番長い行列ができている理由は一夏の新作ゲーム。その名も『ジュージューバーガー』!

ハンバーガーを作り、敵キャラのバガモンを喜ばせるゲーム。かなり人気なのでIS学園名義で商品化してもいいかもしれないと思った一夏だった。


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