IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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何故か今回のサブタイがオーズ風になってしまった。
そして、今話で本編は100話目!でも、特に何もありません。


第100話 未知と一夏と不死身のゾンビ

ギリギリチャンバラを回収したゲンム/篠ノ之束は隠れ家へと戻って居た。だが、

「ふぅ。やはり私はてぇ⤴︎んさい⤵︎だね。いや、もはや神!って、あれ、パラド?……居ない。」

パラドが居なかった。

 

 

「2代目。どうして、こんな事に。」

織斑一夏は落ち込んでいた。仲間を失ってしまった事に。仲間を守りきれなかった事に。

「クソッ!………くっ……そぉ。」

手にした黄色のガシャットに、一粒の雫が落ちる。

「居た。………一夏?」

「簪か。………雨が降ってきたね。中に戻ろう。」

「?雨なんて………。そうだね、戻ろっか。」

そう言って、簪と中に戻ろうとした時だった。

「よぉ、元気無いなぁ?」

「貴方は、前に束さんと入れ替わってた人。……簪、すぐ戻るけど……10分経って僕から連絡がなかったら楯無さんを連れてきてください。」

「わかった。」

簪を中に戻し、目の前の男に集中する。簪と居ると、簪に集中しそうで。

「何者だ?」

「俺が何者かはどうでもいい。」

と、笑いながら話す。

「それより、力欲しいだろ?仲間を守れる力ってやつが。」

突然一夏に近づき、手に黒い物を握らせる。

「それで運命を変えてみせろ。GAME OVERにならないようにな。」

そう言い残し、男……パラドは姿を消した。

 

 

一夏はすぐに戻り、簪を抱きしめる。

「い、一夏?抱きつくのはいいけど、みんな見てる前だと、ちょっと恥ずかしいよぉ〜。」

「ごめん。でも、守るから。何があっても、必ず。」

「私も、守るよ?一夏のこと。」

そんな時だった。1人の生徒……いや、ラウラ・ボーデヴィッヒが倒れる。体にはノイズが走って居る。つまり……

「ゲーム病。簪!明日那に緊急連絡を!」

「わかった。」

そこへ偶々、本当に偶々通りかかった千冬が来た。

「一夏、どうした?む?ラウラ。」

「織斑先生、この辺り一帯の封鎖及び、生徒全員の安全確保を。報道管制を敷いてください。特に、黛先輩には警戒を。」

「わかった。皆、急患が出た。原因不明のため、皆は寮に戻るように!そして、この事は他言無用!もし漏らしたらわかっているな?」

「「「はい!!」」」

辺りに居た生徒は全員寮へ戻った。

「はぁ、全く。まだ鈴とも話せてないのに。とにかく、緊急病室へ。はぁ、束さんがあそこ作ってくれて助かった。」

即座にラウラを搬送し、状態を見る。が、一足遅かった。すぐにバグスター……アランブラーのレベルアップ態が姿をあらわす。

『マイティアクションX』

『バンバンシューティング』

「大変身!」

「第二戦術!変身!」

『『ガッシャット!ガッチャ〜ン!レベルアップ!』』

『マイティマイティアクション X!』

『バンバン シューティングゥ!』

「ノーコンティニューで患者を救う!」

「ミッション開始!」

『ステージセレクト!』

手馴れた動きで森林ステージへ移動。そこに待ち構えて居たのは

「やぁ、いっくん。」

不死身のゾンビ(ゲンム)だった。




はい、最近荒野ベテラン目指して荒野行動を
プレイしてないprotoです。

えーと、まずですね。
特にないです。

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