IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
臨海学校からIS学園へと戻ってきた一夏。シルバリオ・ゴスペルのパイロットのナターシャ・ファイルスは本人の意向でこちら側にいる。シルバリオ・ゴスペルは幻夢コーポレーションで買い取った。中々に値は張ったが、たかだか1億ウン千万円だ。彼女の気持ちを考えたら安いと考えた一夏の判断だ。現在はIS学園で修復中だ。
一夏は千冬を部屋に呼んだ。一夏はベットの上に座って話をした。
「なにぃ!束がエグゼイドで黒いゲンム!?」
「違う、黒いエグゼイドが束さんでゲンム!」
全力で間違った千冬に全力でツッコミを入れる一夏。
「でも、なんで?究極のゲームを作るって。」
「それは、一夏のゲームがつまらn……。」
あ、一夏がすっげぇ落ち込んだ。千冬の一言が一夏のメンタルを抉り取った。例えるなら、鎧の大男に鎧オタクと言ったときのようだ。
「そうだよね……、俺のゲームなんて所詮…。ちょっと売れたからって調子乗ってすみませんでした。もう二度とそんな事しませんから、許してください。」
ここまでネガティブになった一夏を見たことがあるか?まぁ、一夏のそんな状態を見逃すほど人間関係は薄くない。逆にかなり濃い。
もちのろんで、彼の彼女は動く。
「織斑先生、一時退出を願います。」
「……クッ!何もしてやれない自分が悔しい!」
いや、あんたのせいだからね。とりあえず、一時的に出て言った千冬。
それを確認した簪は、ベットに体育座りしている一夏を押し倒し、優しく全てを包み込むが如く抱擁した。
「一夏。自分に、自信持って?一夏のゲームは世界中が楽しんでる。多分、千冬さんはプレイしてないから言えるんだよ。私が一番の味方……で、唯一無二のあなたの彼女だから。
「簪。ねぇ、もっと顔をよく見せて///。」
「うん、いいよ。一夏が求めてくれるなら。」
2人の顔はどんどん距離を詰めていく。そして、唇が触れ合い、お互いの柔らかい感触を感じ合う。
「ありがとう、元気でた。でも、あと30秒だけ抱き締めても……いい?」
「いいよ。30秒と言わず、いつまでも。」
そのまま、いい感じの雰囲気になりかけたその時、バンッ!という音を立ててドアが開いた。
「おい!それ以上は不純異性交遊になる!」
千冬が乱入した。
「あー、はいはい。それじゃあ、僕らは銀の福音を見てきます。それじゃあ簪、のほほんさん連れて行こうか。」
「そうだね。本音なら……。」
「え?ちょ、置いてかないでぇ〜(泣」
悲壮感あふれる悲鳴をあげ、一夏達についていく千冬の姿があった。
protoです。
終わります。
また次回。