リリなのキャラの喋り方アレで合ってたかな……?
もし違ったら教えてください
それではどうぞ
プレシアside
久しぶりに霊夢ちゃんに会えて良かったわ、7年前の訓練校卒業祝の時以来会ってないんだもの。
でもまさかあの2人が殺されていたなんて………まぁ、それはおいといて……問題は……
「やっと終わった~……」
「ここまで時間が掛かったのはプレシア、貴女で初めてですよ……」
「う……で、でもほら…………私がサボらなかったら霊夢ちゃんに会えなかったかもしれないわ」
「ええ確かに会えませんでした、だからと言ってサボったことを許すのは別です」
「リニス……あなた最近私に冷たくない?」
「いえ冷たくなんてありませんよ?ただ仕事を私に丸投げしたことに関して怒ってるわけで」
こ、この前のことまだ根に持ってるのね………
※第4話の裏話。
番外で書くかも……?
「今日は帰しませんからね」
「そ、そんな~」
「………変身魔法で成り済まして侵入もダメですからね」
「ギクッ」
「本気だったんですか……」
「だって……昨日霊夢ちゃん言ってたじゃない!『変態がいるから二人が襲われる可能性がある』って」
「霊夢さんがいるではないですか」
「ダメよ、彼女が犯される危険性があるわ」
「ハァー……なら私が霊夢さんの通っている学校に先生として入ります。これでいいですか?」
「え、リニスだけ?私は??」
「なに自然と自分も入ろうとしてるんですか!あなたの職場は管理局でしょ!?」
「な、なら今から局をやめて」
「ダメです」
「鬼、悪魔、外道~!!」
「何とでも言ってください、それに私はお手伝いなので局に属してるわけではないですし」
「ぐぅ……あなたの存在が時たまに憎たらしくなるときがあるわ!」
私がそう言うと適当に流してリニスは部屋から出ていってしまった。このままだとずっとほったらかしにしてた仕事をやらなきゃならなくなってくる……。こうなったら新薬でも考えた方が良さそうね………あ!アリシアがいつも夜に放送されているアニメに出てきたア〇トキ〇ン作ったら娘たちの姿を間近で見ることができる!更に安全も確保できるわ……何でこんな簡単なことに気付かなかったの!
「それじゃさっそく………そういえば材料なにを使ってるのかしら」
そもそもどんな材料なの、飲んで大丈夫なのかしら?飲んでいきなりトイレにこもる…なんてことはないわよね?……詳しい効果が知りたいけどアリシアは知らないかもしれない、途中から見たとか言ってたし……そこから考えてフェイトは執務官を目指してるけど興味は無いみたいだったからアニメのことは知ってても薬の成分は知らない可能性が高い。
迂闊だったわ……一番大事なのは薬の成分じゃない!材料は必要だけどもし間違ってたら………仕方ない、薬は諦めて魔法に頼ろう
「変身魔法で子供時代の姿になれば………」
その後、私はしばらく引きこもることにした
霊夢side
「今日から国語の授業を担当させてもらいます、リニス・ランスターと言います。よろしくお願いします」
これは夢かしら?なんか昨日あったばかりの人が教卓に立って挨拶してるんだけど
「か、母さん……///」
「やれやれ、母様は心配性だね」
「2人が驚いてるってことは……」
「プレシアさんでしょうね、見た感じ娘離れが出来てない感じだし」
親離れならぬ娘離れが出来てないってどういうことよ……。まぁそれはともかくリニスさんがここにいるってことはよほど心配なんでしょうね
授業が終わって早々事件が起きた
「何この屍……」
「銀髪コンビだ、俺は来たばかりだから知らないが何でも紫の雷が二人に直撃したらしい」
「………」
「母様……助けてくれるのはうれしいけどさすがにこれは、ね?」
二人の発言と反応で特定、犯人はプレシアさんだった
「でもいつもなら形なんて残らないのに珍しいね、母様手加減したのかな?」
「え、いつもそうなの?」
「本当に形が残らない訳じゃないよ、ただ魔導師に必要な相棒が抹殺されるだけで」
それデバイスのことじゃん……デバイスに罪無いのに被害を受けるなんて
「霊夢さん……」
「リニスさん?どうしたの、そんな暗い顔して」
「いえその……プレシアが少し……事件に巻き込まれたと言うか」
「母さんが!?」
「リニス!ねぇどういうこと!?母様どうなったの!?」
「あ、安心してください……プレシアが重症を負ったと言うことではありませんから……少し精神的なダメージが強すぎるだけですので」
何があったのプレシアさん!?
「詳しい話は後で、まだ生徒が残ってるので」
「母様のことだから心配はないと思うけど……」
「母さん……」
「じゃあ集合場所は翠屋にしましょ?そこでならゆっくり話が出来るだろうし」
「でも迷惑じゃないかな?」
「私がお母さんとお父さんに伝えておくよ」
「じゃ、頼むわなのは」
「うん」
じゃあとっとと帰って支度でもしますか
─喫茶翠屋─
大輝side
「変身魔法?」
「はい」
「変身魔法って、別の姿になったりできるあの変身魔法だよねリニス」
「そうです……そして、その……魔法を使っての侵入を試みたらしいんですが……失敗したみたいで……」
リニスの説明によると
・変身魔法をプレシアが使用
・しかしそういうタイプの魔法は苦手だったらしく失敗に終わった模様
・そして異常に気づいたのはその数分後、魔法が発動しなかったらしい。
それだけではなくいろんな意味で子供時代にタイムスリップしたとのこと。要するに魔法自体は成功したがその代わり魔法が使えなくなり幼児化してしまったと言うこと。
どこの元高校生の小学生探偵だよ………
「て言うか母様作ろうとしてたの?あの薬」
「アリシアちゃん、あの薬って何?」
「え、みんな知らないの?夜に放送されているアニメに出てきた薬だよ?飲まされるところは見てないけど。たしか……大人から子供に戻っちゃうやつだったかな?」
ア〇トキ〇ンじゃねえか!大人から子供に戻るってコ〇ンだろそれ!てか放送されてたんだなこの世界でも……
「んで、その肝心の本人は引きこもりになったと」
「お恥ずかしい限りです………」
「悪い癖が仇になったんだね母様…」
「悪い癖?」
「母さんはたまに暴走する時があるんだ、主に私たちのことで……」
「それでね、途中までは上手く行くんだけどそういうときに限っていろいろと悲しい事故が発生するんだよ」
なんだよ悲しい事故って……
「何で母さんが変身魔法使ったのかわかったけど………」
「リニス~、やっぱり母様に変身魔法は無理だったんだよ」
「そうですね、今度プレシアのデバイスを改造しておきます、もちろん変身魔法の使用は不可能に設定して」
「どうせならインテリジェントにしようよ、ね?フェイト」
「うん、その方が安全だしね……」
どうやらこの世界のプレシアのデバイスはインテリジェントに変わるかもしれない、インテリジェントになったらプレシアはどんな名前をつけるんだ?
「それで等の本人は?」
「そろそろ来ると思うんですが(カランカラン)あ、来たみたいですね」
店に入ってきたのはどこかプレシアにそっくりな5才位の女の子だった……こいつはプレシアで間違いないな、流れる魔力が同じだ
「……?普通の子供じゃない」
「リニス、元に戻る方法見つかった?」
『!?』
「ま、まさか……母、さん?」
「ちっちゃい!母様ちっちゃい!頬擦りさせて~!」
「やめんか」
アリシアのおでこにチョップをかます。痛そうにしてるが自業自得だろうに
「一応見つかりましたよ、ただし今後一切変身魔法の使用は認めません!」
「そんな!?ただ娘たちが心配だから変身魔法使ったのに………」
「何で変身魔法を禁止しただけなのに泣くのですか!」
「だってだって~!わ~ん!!」
「精神が子供に引っ張られてんだな……」
それと今さらだけど苦手なら変身魔法使うなよ
「仕方ないじゃない、心配なんだもん!」
「か、母さん…」
「母様は心配性だな~、大丈夫だよ?学校には霊夢と大輝がいるし」
「霊夢ちゃんが襲われる可能性があるわ!」
「それなら逆に張り倒してやるから安心して」
「霊夢ちゃんなら大丈夫だね」
「そうね、襲われてると言うか逆に襲ってる光景しか見えないわ。」
「私も……失礼だと思うけどそう思うな」
「ちょ、アンタたち酷いわよ!」
プレシアの発言に対して霊夢は大丈夫だと伝えてなのはも霊夢なら安心だと言う。
アリサが霊夢をまるで猛獣のような言い方をし、すずかも失礼と言いながら酷いことを言ってそれに霊夢がツッコム
「ところでリニス、母様を元に戻す方法見つかったんだよね?」
「どんな方法なの?リニス」
「とてつもなく苦いですが、この薬を飲めば元に戻ります」
「その薬を飲めばいいのね!「ただし」な、なに?リニス、何でそんな怖い顔で睨むの?」
「これを飲んだら先程も言ったようにゼッッッタイ変身魔法を使わせませんからね!」
「え……」
「だから何故泣こうとするのですか!」
「うぅ~~~~~~!」
「うねってもダメです」
「く、仕方が無いわね。こうなっ───」
「泣きつこうとしてもダメですからね」
「せめて最後まで言わせて!?」
これ見てると大人が子供をいじめてるような図にしか見えないな………
「だったら両立すればいいんじゃないか?それなら仕事もできるし何かあったらすぐにプレシアの耳に入るんだし」
「その手があった!」
「気づけよ!?」
何なんだこの世界のプレシアは!イノセント版以上にギャグ要素強すぎだろ!?なんでこんな簡単なことにも気づかないかなこの人……
「ま、プレシアがいればあの銀髪コンビは迂闊に手を出せないでしょ。とくにフェイトとアリシアには」
「手を出した瞬間に灰にしてあげるわ!」
「なに物騒なこといってるんですか……」
「でもリニス、少しは楽できるんじゃない?母様がちゃんと仕事してくれればだけど」
「そこは大丈夫です、すでに手を売ってありますから」
「へ?」
〈やれやれ、仕事はどうしたのよプレシア〉
空中にアニメで見たように映像が現れる
このタイミングでリンディか……そういえば回りの人がいないがリニスが結界を張ったのか?
「リンディ!……なに笑ってるのよ」
〈い、いえ……笑ってなんか……ない、わ………プクククッ〉
「笑ってるじゃない!思いっきり声が笑ってるじゃない!」
「リンディさん、例のものを」
「例のもの?」
「フェイト、アリシア。しばらく向こうで霊夢さんたちと遊んでてください」
「?わかった、ほーらフェイト、なにして遊ぶ?」
「お、お姉ちゃん、そんな引っ張らないで」
会話が気になるな……少し聞き耳たてとくか
―少年能力使用中―
〈これは大事な話よプレシア〉
「大事な話?」
「はい、あなたにとってすごく大事な話です」
〈えぇ、あなたにとってね〉
プレシアにとって大事な話?いったいなんの話をする気なんだ?
するとリンディが一枚の写真を撮り出した
「そ、それは………!?」
「あなたの部屋にあったフェイトたちの写真集です」
プレシアさん………あんたなにやってんだよ……
「返して~!」
「なら代わりに変身魔法を使わないでください」
「ぐ……」
〈今なら彼女たちの友達、霊夢さんのプライベート写真集もあげるけど?〉
この女いつ撮った!?てかそんなのでプレシアが変身魔法を使わないって誓うわけが……
「本日よりこのプレシア・テスタロッサ、変身魔法を使わないと誓います!」
誓ったよこの人……
〈嘘じゃないわね?〉
「本気と書いてマジよ」
「わかりました、ならこの薬を飲んでください。かなり苦いですが元通りに戻れますから」
すると突然プレシアから煙が出始めた。……ようやく元に戻るんだな
「ケホッ、コホッ……なに、今の煙は……」
「プレシア、鏡です」
「あ、ありがとう……も、元に戻ってる?………やったわぁぁ!!」
どうやら問題なさそうだな……。
んじゃ戻るか
―喫茶翠屋―
皆さんはたまに“あれ?前にもこんなことなかったっけ?”と思うことはないだろうか?
今まさにその状態である
「何で!?何で成功しないのよ~!」
「だからと言って暴れないでください、と言うか約束しましたよね!?何故また小さくなってるのですか!!デバイス改造した意味無いじゃないですか!!」
今度は身長じゃなく身体そのものが縮んだのだ、見た目が〇メ〇ノコを取って縮んだ配管工の親父のように見えて吹き出したのは内緒である。
目撃者A・Tの話によれば
・母様がいつになく笑顔だった、何で笑顔なの?って聞いてみたら“完成したのよ、ア〇トキ〇ンⅡが!”て張り切ってた。(Ⅰはどこ行ったⅠは!)
・私は未来を覚ってしまった、解決したはずのプレシア身長ダウン事件が別の意味で。
・だからしばらく母様の面倒を見ることにした、今日もご飯粒を美味しそうに頬張っている
とのこと(最後の方、感想文じゃないか)
「私は知らないわよ」
「これ……デジャブだよな?」
「もう放っておきましょ、しばらくしたらもとに戻るはずだから」
これ………またループしないか?
順調順調
少しずつページ数が前と同じ量に戻ってきている、それより早く冬が来てほしいですね。
この時期だとムカデやゴキブリ、ゲジゲジが出てきます。
更にゴキブリには殺虫剤が効きにくくなってきてるので“凍らすジェット、冷凍殺虫剤”が役に立ちます
それと今回プレシアに縮んでもらいました、理由はありません。
それと次回からはジュエルシードも登場します
ではまた