目が覚めたら巫女になっていた   作:霊夢

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どうもこんばんは

タイトル通り小説主人公とリリなの主人公が顔合わせします

それではどうぞ


第3話 学校で顔合わせ

霊夢side

 

「何で学校に行かなきゃならないのよ」

「仕方ないじゃないですか、それに行かなかったら行かなかったで苦労するのは霊夢さんですよ?」

「うぐっ…」

 

 

まぁ確かに……子供しかいないし(自分のこと)確かに行かなかったら近所の人に怪しまれるし……まぁそれはともかく学校の支度するか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―私立聖祥大附属小学校―

 

「へぇー、良いところじゃない」

 

 

想像してたのと全く違うわ、それに………

 

 

「エスカレーター式の学校………わざわざ階段使わなくても良いし、この世界でこの学校に通ってる奴は楽でしょうね、 自分の足で1階2階を往復しなくてすむから。職員室に向かおっと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「中も広い………「君は?」あ、おはようございます。この学校に通うことになりました博麗霊夢です」

「僕は鉄山隼、連絡で聞いてるよ」

 

 

へ、連絡?誰かいたっけ………

 

 

「博麗しえねと名乗っていたが、いい人だな」

「しえね?」

 

 

しえねって誰?しえね………しぇね………シェーネ………………ん?シェーネ?………まさか

 

 

(私が連絡しました)

「ッ!?」

「どうしたんだ?」

「え、あ、いえ、何でもないです」

「…?」

(驚かなくても良いですよ?これは念話と言って魔法で貴女の脳に直接音声を届けているだけですから。使い方は心に言いたいことを思い浮かべるんです)

 

 

心に言いたいことを思い浮かべる………

 

 

(………ちゃんと届いてる?)

(上出来です、パーフェクトですよ)

(なんとか成功したわね………で、何の用?)

(その世界のことをご存じですか?)

(………は?)

(ですから、その世界のことをご存じですか?)

(知らないわよ、神様教えてくれなかったし………ここは何の世界なのよ………学校名は覚えてるんだけど)

(魔法少女リリカルなのはの世界です)

 

 

え?リリカルなのは?あの極太でピンクの悪魔もとい白い悪魔が存在するあのリリカルなのは?どうしよう………自殺しようかな

 

 

(…………何考えてるかは知りませんが自殺はダメですよ?)

(アンタはエスパーか!)

(考えてたんですか!?)

 

 

マジでどうしろって言うのよ、生き残る自信なくなってきたんだけど………あ、そうだ!

 

 

(今日学校に通いはじめて次の日転校は許しませんよ?)

(エスパーだ、ここに実写番ラ〇〇スがいる!)

(誰がラ〇〇スですか!全く………それより学校生活頑張ってください)

(………本当は嫌だけど頑張ってみるわ)

 

 

念話が終わって私は教室に向かった、何事もなく終わってほしいわね………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはside

 

私は高町なのは、小学校三年生です。

 

 

「すずかちゃんアリサちゃんおはよう」

「なのはちゃんおはよう」

「なのはは聞いた?今日この教室に転校生が来るんだって!」

「本当?」

「うん、どんな子なんだろうね」

「そうね、出来ればいつも絡んでくるあの二人とは違う性格の子が良いわ」

「あ~…」

「あはは…はぁ…」

「よう、なのは、アリサ、すずか!」ニコッ

「三人とも綺麗だね!」ニコッ

「何でこの二人はいつもこうなんだろうね…」

「私が知りたいわよ…」

「早く家に帰りたい…」

「おいモブ!なのは達が嫌がってんだろうが!どっか行きやがれ!!」

「テメェこそどっか行けよ!お前が絡んでくるからなのは達の気分が悪くなるんだよ!」

「「「二人とも迷惑だからどこかに消えてほしい(の)(わ)………」」」

 

 

片方は黒田吉彦、もう片方は武範宗也て言うダブル銀髪の二人。噂では実は双子なんじゃないかって言われているの

 

キーンコーン、カーンコーン

 

「皆席につけ」

 

 

先生が教室に来たら二人が大人しくなったの、流石に先生の前で喧嘩は出来ないよね

 

 

「今日このクラスに転校生が来る」

「先生、男子ですか?女子ですか?」

「女子だ、しかも可愛い」

 

 

先生がそう言うと男の子が喜びの声を上げる、本当にどんな子なんだろ………

 

 

「入ってきてくれ」

 

ガラガラッ

 

 

「この子は博麗霊夢、皆仲良くしろよ?」

「今日からよろしくお願いします」

 

 

何だか不思議な子なの、大人っぽいと言うか………あの二人は相変わらずだけど周りの男の子もボーッとしてるの

 

 

「先生、私はどこに座れば良いんでしょうか」

「そうだな……」

「「先生~!俺の隣が―――」」

「なら高町の隣に座ってくれ」

 

 

二人は未だにうるさく言ってるけど、先生に怒られて静かになった

 

 

「ふぅ………やっと終った……」

 

 

緊張してたのか溜息を吐いている、やっぱり緊張してたんだね。友達になりたいな~…

 

 

「あ、あの」

「ん、何?」

「えっと、よ、よろしくね」

「えぇ、こちらこそよろしく………はぁ…」

 

 

私のとなりになった子はまた溜め息を吐いている、な、なんだか話しにくいな………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢side

 

ふぅ………疲れた………自己紹介するだけなのにここまで緊張するなんて、先生も先生で変に男子に気合入れないでよ、余計疲れるじゃない………隣の子には悪いことしたわね

 

 

「それでは質問タイムを開始する、皆聞きたいことを聞いても良いぞ」

 

 

はぁ!?ちょ、先生は何言って、もう集まってる!?………………仕方無いか

 

 

「どこから来たの?」

「神社から」

「歩いてきたの?それともバスに乗ってきたの?」

「徒歩で」

「好きな子いる?」

「来たばかりなのに何で知らない子を好きにならなきゃいけないのよ…」

 

 

おかしいでしょ?何で来たばかりなのにいきなり好きにならなきゃいけないのよ

 

 

「はいはい、この子が困ってるでしょ?それと質問は一人1回までよ」

 

 

た、助かった………私が困っていると金髪の子が纏めてくれた。なるほどね、この教室のリーダーみたいなものかな?

 

キーンコーン、カーンコーン

 

 

「やっと終った………」

「お疲れ様、大変だったわね」

「えぇ、大変だったわ………」

「私は月村すずかだよ、よろしくね霊夢ちゃん」

「私はアリサバニングス、アリサって呼んで良いわよ」

「私は高町なのは、なのはでいいよ(ちゃ、ちゃんと挨拶できた…!)」

「よろしく三人とも、なのははさっきはごめんなさいね素っ気ない返事をして………でアリサ、聞いて良いかしら?」

「何?」

「あそこで喧嘩してる二人組は何?」

「あの二人ね……関わらない方がいいわよ」

 

 

アリサの言う通り関わらない方が良さそうね………それにしても銀髪って………変に思われないのかしら?ゲッ………こっち来た!

 

 

「やぁさっきは大変だったね、まだこの学校のことは分からないだろ?俺が案内して上げるよ(何で東方projectの博麗霊夢がリリカルなのはの世界にいるんだ!?………まぁいい、霊夢もハーレムの一員だぜ!)」ニコッ

「こんな奴より俺が案内して上げるよ(何で東方projectの博麗霊夢がリリカルなのはの世界にいるんだ!?………まぁいい、霊夢もハーレムの一員だぜ!)」ニコッ

「うっわキモッ…」

「ちょっと!勝手に決めないでくれる?」

「相手にしてくれないからってツンツンするなよ」

「してないわよ!」

「やれやれ、アリサはツンデレだな」

「テメェアリサが嫌がってるだろ!それに霊夢は俺が案内することになってるんだよ!」

「はぁ?」

「ふざけんな!お前じゃなくて俺が案内することになってるんだよ!お前は大人しく動物とでも遊んでろ!」

「アァ!?」

「いや、私は一人で行くから」

「テレるなって」

「照れてないんだけど…」

「良いから良いか(ガスッ)ぐふぉっ!?」

「(ドカッ、バキッ)ふぎゃっ!?」

「「「!?」」」

「(パン、パン)………目障りなのよ、そしてしつこい」

 

 

私は手を払いながら言う。全く、シェーネや神様の言う通りろくな奴じゃないわね。何で今日一日でこんなに疲れなきゃいけないのよ……

 

 

「とりあえず、あちこち見て回ると(ドン)「うぉっ!?」きゃっ!」

「悪い、大丈…夫…!?」

「だ、大丈夫よ。アンタは?」

「………」

「もしもーし」

「(ハッ!?)な、なんだ?」

「大丈夫かどうか聞いてるんだけど………」

「だ、大丈夫だ。君の方こそ怪我がなくて良かった………んじゃな」

 

 

?変な奴ね………人の顔見てビックリするなんて………しかも固まってたし、でもあの二人よりかはマシね。それじゃ気を取り直して学校内を見学しましょ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大輝side

 

よう、俺の名前は高村大輝だ。無印編が始まる少し前に転生してなのはの孤独イベントを突破した、あれだけは何とかしたかったからな………それにしてもこの世界はとらハ要素も含まれてんのか?那美さんがいたけど、てかさっきすれ違ったのって間違いなく博麗霊夢だよな?何でとらハもクロスしてんだよこの世界は………

 

 

「大輝君遅かったけどどうしたの?」

「ちょっと寝坊してな………何で二人が倒れてんの?」

「霊夢がおもいっきり殴ったのよ」

 

 

殴ったの!?何が原因で殴られたのかがわかりすぎて怖い…大方しつこく迫って逆鱗に触れてやられたんだろうな、この二人の場合そうとしか考えらんねぇ

 

 

「じゃあ少し挨拶してくるか」

「「「え…」」」

「………何で三人ともそんな怖い顔をしてるんだ?」

「ナ、ナンデモナイヨ?」

「いや、何で片言なんだよ…」

「ベベベ、ベツニ、イ、イイジャナイ!!」

「アリサも片言になってるぞ!?」

「大丈夫だから、ほら行ってあげて?」

「すずかさん………マジ怖いからそのドス黒いオーラ仕舞ってくれませんかね?」

 

 

その後、俺は逃げるように霊夢の元に行った。あんな怖い顔で言われたら逃げたくなるだろ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やれやれ、どこに行ったんだ?霊夢の奴………ん?あれは…

 

 

「いや、だから」

「お願いします!」

「とにかく人の話を聞きなさい、そして離せ」

「お願いします!」

「だから…………あ」

 

 

目が合ってしまった、てかなにやってるんだ?あの男子、霊夢に抱き着いたりなんかして………とりあえず出てくか

 

 

「よう、お疲れさん」

「さっきの………え~と………」

「高村大輝だ、博麗でいいか?」

「合ってるわ、でもどうせなら名前で呼んでちょうだい」

「わかったけど……霊夢、何があったんだ?」

「いきなり告られた」

「え!?」

「だからお願いします!ぼ、僕とお付き合いを!」

「さっきから言ってると思うけど………理由は?」

「ずっと見てました!」

「それ理由じゃ無いような………て、ずっと?いつから見てたのよ?」

「神社から出てくるところまで///」

「えッ!?…………さて教室に帰りましょうか、高村だっけ?行くわよ」

「おぅ」

「あ………ま、待って!お願いします!」

 

 

霊夢は抱き着いたままの男子生徒を無理矢理剥がして俺と霊夢は告ってた男子の声を聞きながら教室に戻っていった。小学生なのに恋愛要素が強いな………リリなのって恋愛アニメだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男子生徒side

 

「はぁ………何で誰も僕を見てくれないんだ………僕の何がいけないんだ………高町さんやバニングスさん、月村さんとも仲良く話しやがって、今日この教室にきた博麗さんとも仲良くなって………何が、いったい僕の何がいけないんだ!」

 

 

高村より僕の方が顔も良いしスポーツ万能、更に頭も良い………なのに何で

 

 

「あ………でも石鹸の良い臭いがしたな………」

 

 

博麗さんの臭い………本当に良い臭いだったな~、高村に取られる前に早くぼくのモノにしないと………グヘヘヘ………

 

 

キラッ

 

 

「ん?なんだろこの火の玉みたいな―――」

 

 

それに触れた後、僕は意識を失った………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢side

 

やっと戻ってこれた………さっきの男子……いきなり抱き着いてきたからビックリしたわ、それにしても神社から出てくるところまでずっと見てたって……ストーカー目指してるのかな………てかいつ私が神社に住んでることを知ったのかしら。今は教室に戻ってなのは達に先程起こった出来事を話していた

 

 

「本当にびっくりしたわよ、抱き着いてきてしかも臭いまで嗅いでくるし……」

「に、臭いを!?」

「なんともなかった?他にはなにもされなかった?」

「大輝が来てそっちの方に警戒してくれたから、剥がすことに成功したわ(あのまま抱き着かれたままだったら18禁に近いことされてたわね、絶対)」

「流石に見過ごせなかったからな………んで……」

「まだ寝てたのね、この銀髪コンビ」

「放っておきましょ、その内起きてくるだろうし」

「そうだな」

「一応シェーネに連絡入れとこ………(シェーネ………?シェーネ?どうしたのよ、返事しなさい………)……念話が繋がらない?「な、なによこれ!?」?どうしたの…よ!?」

「だ、誰も……いないの?」

「教室もおかしいよ……こんなにボロボロじゃ無かったよ!?」

 

 

三人とも完全に取り乱してる………原作にこんな場面あったっけ?それになんで結界が張られてるのよ!

 

 

(こんな状況原作ではなかったはずだぞ!?まさかイレギュラーである俺や銀髪コンビ、霊夢がこの世界に来たからか?それよりも何で教室がこんなにボロボロなんだ?まるでお化け屋敷みたいな……)

「ッ!?………三人とも離れてちょうだい、大輝はこっち来て」

「あぁ」

「あらためて、アンタがシェーネの言っていた真面目な転生者ね?」

「シェーネを知ってるのか?」

「知ってるわよ、大輝は戦えるかしら?」

「特典で良い奴貰ったからな、それなりには戦えるぜ」

「そう………にしてもこれでなのは達にバレるわね………」

「仕方ないだろ?でも何でなのは達は巻き込まれたんだ?いやなのははわかるが何で二人まで……」

「今は敵の方に集中しなさい………来るわよ!!」

「グラン、セットアップ!」

〈OK!スタンバイレディ〉

 

 

大輝から強い光が出始める、光が収まって大輝の方をみると服装が変わっていた。それが大輝のバリアジャケットなのね(見た目:モンハンのティガレックスの装備)

 

 

[グォォォォ!!]

 

 

私たちの前に現れたのは巨大な龍だった………って

 

 

「この感じ……霊力!?」

「どうした?」

「アイツから僅かにだけど霊力を感じるわ!」

「は?霊力!?」

[博麗さ~ん]

 

 

ん…?この声………ノイズが入ってるけどどっかで聞いたような………

 

 

[お迎えに来ましたよ~!]

「この声………さっきの男子生徒!?」

「霊夢、迎えなんて呼んでたのか?」

「今そんな笑えない冗談要らないから!」

 

 

でも何でコイツから霊力が………また魂が悪さしてるの?…………考えるのは後でも出来るわね、今はどうやって封印するか………人の場合はどうすれば良いかシェーネに聞いてなかったし

 

 

「大輝の服が変わったと思ったら、今度はなに!?」

「お、大きな………龍?」

「………」

 

 

アリサとなのはが驚いている中、すずかは気絶していた。無理もないか……非常識すぎる体験してるものね。出来れば二人とも気絶してくれてると助かったんだけど

 

 

[お前、博麗さんから離れろよ!]

「え、俺?」

「大輝…何か怒られるようなことした?」

 

 

男子生徒だった者は大輝にたいして怒ってるような態度をとっている。大輝はなにもしてないみたいだし、何で怒ってるのかしら………

 

 

[高村が来てからおかしくなったんだ………高町さんとバニングスさんと月村さん、転校生の博麗さんと仲良く話しやがって…………お前、何がしたいんだ!]

 

 

「仲良く?」

「………たったそんだけのことで?」

「アイツにとってそれだけ重要な事なんじゃないか?」

[また仲良く話しやがって………!!死ねぇぇぇぇ!!]

「「ッ!!」」

「「「大輝!霊夢!((君!ちゃん!))」」」

 

 

私と大輝の行動に怒りを感じたのか鱗を飛ばして攻撃してくる元男子生徒の龍、大輝と話しただけでもアウトってわけ!?

 

ビュゥゥン

 

 

「イッテ~………まだ腹がグハッ!?」

「く、くそ………油断してたガフッ!?」

 

 

二人とも………やっと目を覚ましたのに鱗が後頭部に当たってまた気絶した。………そっとしておこ…

 

 

「ここじゃ狭すぎる………外に出るぞ!」

「その方が良さそうね……三人とも!ここから絶対動かないで、いい!?」

「「「わ、わかった(わ)」」」

[待ってよ、博麗さん!]

 

 

耳障りな声で呼ばないでほしいんだけど………とにかく外にでないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大輝side

 

「ラァッ!!」

[効かないよ!]

「こっちを忘れてもらっちゃ困るわね!」

[は、博麗さん!?何で……]

「理由なんてどうでもいい、今はアンタをどうにかするだけ!」

 

 

俺達は運動場に出て戦闘をしている、けど本当おかしいな?本来なら学校を出て公園の林の中だっけ?確かアリサがこっちの方が近いからってそこ抜けてその先でユーノを見つけたはず、なのに今では学校でなのは達を結界が巻き込みなにかが原因で暴走している男子生徒だった………だいぶ原作が崩壊してるな、このままだとA's編やStrikerS編の物語が完全に別物になる可能性があるな

 

 

[こっの、高村!僕の邪魔するなよ!?]

「悪いがさせてもらうぜ!」

[何でだよ!何でお前ばかりいい思いして僕はこんな気分にならなきゃいけないんだ!僕は小野田だぞ!?大金持ちの小野田辰也なんだぞ!!]

「あっそ」

 

 

金持ちだからって何かあるのかね………俺には到底理解できんよ、霊夢も俺と同じみたいだしな

 

 

「金持ちだからってやっていいことと悪いことがあることを教えてもらってないのかしら?」

「そうだろうな………だからと言って攻撃の手を緩めるつもりはないが霊夢、不安そうな顔をしていたが何かあるのか?」

「……気付いてたの?」

「これでもよく見てる方なんでね」

「……上手く封印出来るかわからなくてね」

「封印て………アイツは何かに操られてるみたいなもんか?」

「操られてると言うか………そこはシェーネに詳しく聞かないと、多分魂に利用されてるんだと思うけど」

 

 

魂?確か神様が管理してたはず………何でそれがこんなところで悪さしてんだ?

 

 

「手紙によるとこの世界を我が物にしようとしてる転生者がいるらしいのよ、んでそいつが魂を解放しちゃったの」

「おいおい………なに考えてるんだよその転生者」

[僕を無視すんなぁぁぁ!]

「うぉっと!?」

「キャッ!?」

「ッ!霊夢!?」

 

 

しまった霊夢が奴に捕らえられた!

 

 

「このッ………離しなさい…ったら!」

[博麗さぁん………やっと手に入れた、僕と一緒に楽しいところに行こうよ!]

「離せって言ってんでしょ!?離しなさいったら!!」

「オラァ!!」

「俺の嫁になにしてんだぁぁ!?」

[ぐぁっ!?]

「キャァァァ!」

 

 

あのバカ共!あんな荒い攻撃したら落ちるに決まってるだろ!?

 

 

「くそ、間に合え……!!」

 

パシッ

 

 

「あぶねぇ……霊夢、無事か?」

「あ、足ががが、がくがくして……!」

「あんな高いところから落ちたんだ、封印はお前に任せるとして戦闘は俺がやる。いいか?」

「そ、それでいい……」

 

 

でも霊夢って飛べたよな?もしかして飛べないのか?だったら後で教えてやるか、飛べたら何かと便利だし。それにしてもあの銀髪コンビ、こんなタイミングで目を覚ましてくるなんてな…

 

 

「このオリ主の俺様がお前を倒しやるぜ!(何なんだこのドラゴンは!?原作にこんな奴いなかったはずだろ!?)」

「お前は床で寝てろ!あの化物を倒すのは俺様だ!(コイツを倒せばなのは達や霊夢も俺のモノに………ポイント稼ぎまくるぜ!)」

「「ゲートオブバビロン!」」

 

ズバババババッ!

 

 

あの二人の特典………同じだったのかよ。しかもゲートオブバビロン……全然制御出来てないじゃないか、そして煙からは無傷の龍が出てきた

 

 

[邪魔者は潰すッ!!]

「「バ、バカな!?このオリ主の俺が―――」」

 

 

バカ共が龍の攻撃で同時にダウンした。お前ら………本当は仲が良いんじゃね?

 

 

[博麗さぁぁぁぁぁん!!]

「え、ちょ、ま!?」

 

 

あのやろう……また霊夢を!

 

 

「バスターショット!」

[痛い痛い痛い痛い!さっきから鬱陶しいな!]

 

 

これでも無傷なのかよ………結構本気で撃ったんだぞ?………とにかく早く魂を封印しないと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢side

 

………怖かった、前世ではそう言った体験をしたことがなかったから感じたことなかったけど………

 

 

「………今のままで戦っていけるのかな」

 

 

戦況は変わらない、未だに向かってくる大輝を邪魔者として判断したのかこっちに向かってこない。それはそれでありがたいんだけど………

 

 

「……一か八か……やろう」

 

 

逃げてもなにも始まらない、人だからなんだ、迷惑をかけてるならさっさと封印しちゃえば良いじゃないか。シェーネに大丈夫かどうか聞くのが良いかもしれないけど待てば余計危険が高まる………もしかしたらなのは達が死んでしまうかもしれない。それだけは避けたい

 

 

「こんなところでいつまでも震えてなんかいられないわね」

 

 

こんなことになるんだったら飛び方覚えとけば良かったわ、『空を飛ぶ程度の能力』なのに飛べないなんて笑えない。………さて

 

 

「巫女としての………博麗霊夢としての仕事をしますか!」

 

 

もしかしたら男子生徒を殺してしまうかもしれない、それでもなのは達が危険にさらされるならやった方がましだ

 

 

「それじゃ………霊符『夢想封印 散』!」

[博麗さぐふぅっ!?]

「霊夢!?(アイツの目………覚悟決めたな)たく、さっきまで震えてたくせに………ようやく博麗霊夢らしくなったな!」

〈負けてられないね、大輝!〉

「よっしゃ!霊夢、一気に畳み掛けるぞ!」

「了解よ!」

 

 

これでとどめよ!

 

 

[ま、待って………くだ…]

「悪いわね、それじゃおやすみ………霊符………」

「グラビティィィ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「夢想封印!!/バスタァァァ!!」」

[ギニャァァァァッ!?]

 

 

極太の光と私の放った虹色に光が龍の体を包み込む………直後大きな爆発が起きた。やっと終わったわね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後は大変だった…なのは達にあの力について問い詰められて、誤魔化しは効かないしあの二人はうるさかったし………まぁ明日見せることになったんだけど。

シェーネはいろんな意味で大変だった(あの男子生徒は翌日保護されたらしい)、通信を繋げてもテレビの砂嵐の音しか返ってこないしまさかの事態まで想定していたらしい、結果的に私が無事だったから泣き崩れて………ここまで心配してくれるのは家族以外いないと思ってたけど探せば案外いるものね。………………それより、明日はハードになりそうね………結局なのはの魔法少女イベントは無かったけどどうなるのかしら?




………ネタが切れてきた、まだ書き直してそんなに経っていないのに………

この小説が続くかどうか心配になってきました(無理矢理にでも続けるけどね)

さて今回は霊夢転生者が一か八かの賭けに出ましたね、結果的にはこの賭けは成功するんですがね(てか成功させないと主人公犯罪者にされちゃうよ)

次の話でなのは達を魔導師に覚醒させようと思います、理由的にはその方が面白いかなっと思いました。反省はしている、だが後悔はしていない!

というわけです、そしてこれから霊夢が空中戦の練習を始めます

設定では霊夢の家族は死んでいることになっています、そういえば東方projectの霊夢の家族はどうなってるんでしょうか?神社には霊夢一人しかいないし、もしかして先代が母親ということになってるのでしょうか?……ま、まぁなるようになれですね!(ヤベェ不安になってきた!)

ではまた

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