今回は最初の敵と戦わせます、そして東方シリーズと言ったら異変ですね
それではどうぞ
霊夢side
「こんなところですかね………霊夢さん大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫よ」
さっきまで私とシェーネで模擬戦をしてたんだけど見事に負けたわ………初めて戦ったんだから仕方ないとしてもやっぱり負けると悔しいわね
「それでは結界を解きますか(パチン)………ふぅ、それでは腹ごしらえといきましょう」
「え、奢ってくれるの?」
「甘いもののお礼です、さぁ行きましょう」
甘いもののお礼って………まぁいいけど。それにしてもどこに連れてってくれるのかしら
「ここです」
「喫茶翠屋?」
「この店のスイーツは美味しいんですよ?私もここのお世話になってます」
「へぇ~」
店の中にはあまり人がいない、今日は空いてるのね
「おかしいですね………いつもなら学生で賑わってるのに」
「そうなの?」
「はい………しかし何で…」
「………何か感じる」
「どうしたんですか霊夢さん」
「………」
何か嫌な気配が少しずつ近付いてきている………でも何でこんな変な気を感じるんだろ?もしかして 博麗霊夢に転生したから気配が感じることが出来るとか?
「……今は何でもいいか、シェーネはいつでも動けるようにしておいて」
「………はい」
ミシッ……
…ッ!?
「上よ!」
「え!?」
私達は直ぐ様その場から跳ぶ、戦闘は初めてだけど避けられないことはないわね。そして私達のいた場所にクレーターが出来上がっている
[キシャァァァァ!]
「食器型の怪物?」
「いいえ………あれは魂が取り付いているんです」
「魂!あれが!?」
謎の食器型の怪物の正体は魂だった、そういえば神様が魂が悪さをしてるとか言ってたわね。………それにしても酷いわね……こんな危なっかしい物の封印を解いたバカ転生者は早いとこボコらないとね
「このままでは町に被害が……」
「させない」
「霊夢さん?」
「町に被害なんて出させはしないわ、それに………」
ブンッ
私はお払い棒を怪物に向けて言い放つ
「何かアイツ見てると苛つくのよ!」
まだまだ弾幕は弱いけど霊夢の才能を駆使しすれば勝てないことはない
「上手く出来るか分からないけど……霊符『夢想封印 散』!」
スペル宣言と共に御札や陰陽玉が怪物に向かっていく、当然防御姿勢を取るがこちらの方が威力が大きかったようで途中で防御が崩れ、モロに弾幕の嵐を受けるはめになった
「ふぅ………さて、これで終わってくれればいいんだけど………」
[キ、キシャァァァァ!]
「………シェーネ、魂って封印すればもとに戻る?それと元になった物とか傷は残るの?」
「え?は、はい…戻ります、すぐに天国に持っていかなければなりませんが。それと物についてなんですが、魂を封印さえすれば元となったものは元に戻ります」
「ふぅん、様は封印して魂がまた暴れだすまえに天国に連れていけばいいって訳、か。そして封印さえすれば元となったものは戻る………だったら!」
ガシッ
[キシャ!?]
「思いっきりやっちゃってOKね!ゼァ!!」
[グギャッ!?]
「いちいちうるさいのよ、いい加減眠りなさい!霊符『夢想封印』!」
[ギシャ…ァ…ァァ…]
綺麗な玉が怪物を取り囲むように回る、光が収まった後はに残ってたのは元に戻った食器と霊符とシェーネだけだった
「隣町に買い物にいっていただけ?」
「野菜を揃えにいっていたらしいんです、遠目から見ていましたけど大変ショックが大きかった模様で………」
「いったいなんのショックが大きかったの?私はなにもしらな………あ」
言われて気がついた、そう私達が戦ったのは喫茶店の中だった。やはり不自然に思うだろう………明らかに店の中の家具がすべてグチャグチャなのに大してひとつだけポツーンと綺麗な食器が置いてあるのだ、この光景を見て不思議に思わないことがあるだろうか?誰でも不思議に思うだろう
「……しばらくあの辺には近寄らないようにしよ」
「………ですね」
その日の特番で『翠屋全壊!不可思議事件発生か!?』とデカデカと新聞に載っていた。いつか謝りに行こう………
書き直しが大変だぁぁ~!
今回のスペルは『霊符 夢想封印 散』と『霊符 夢想封印』でした、それと次回から主人公が学校に通います。なのはと会うのなら最初の公園イベントにしようか悩んでたのですが結果、学校にしました
※理由としてはそもそもそんな過去話できるわけないじゃないかとかそんなことしてたらいつまでたっても本編始まんねーよと言った自分の中での問題もあったからです
それと登場キャラの設定はこんな感じです
・高村大輝 無印、A's、StrikerS
VIVIDの全編で登場
・黒田吉彦 無印編で登場 StrikerS編で退場
・武範宗也 無印編で登場 StrikerS編で退場
・阪田京平 A's編で登場(闇の書内部 Extra)
ではまた