「なんか作者が活動報告にアンケートを取ってるみたいだから見てあげて」
「さてさて、今回はたくさん来るといいな作者」
大輝、お前さん遠回しにバカにしてきてないか?
「遠回しになんてしてない……まぁ遠回しにはしてないな」
やっぱバカにしてるだろ!てか大輝ってこんなキャラだっけ!?
「これは大輝のそっくりさん、本物は別の用事で居ないわよ?たしか……バーゲンセールに行ってたわね」
アイツにとって大切なのは序盤の挨拶より食い物か!!
「まぁ妹が居るからな………まだ出ていないが、この時間帯に買っとかないと奥様方に買い尽くされちまうんだよ」
お前も大変なんだな……
「というわけで今回は寂しい結果にならないといいな!」
こいつやっぱりバカにしてきてやがる……!!
「そっくりさん、て言うかクローンだからね」
また!?誰だよクローン作ったやつ!
「「シェーネ」」
犯人はお前か~!
「ピースピース♪」
アピールせんでええわ!
「ま、作者がアピールしたところで何も変わらんからな。変わるとすれば読者様方の人数だけだ」
うわぁぁぁぁぁぁ………
「また失踪した……」
「勝った………計画通り」
「それでは」
『どうぞ』
第三者side
「…いるな」
「ええ………ようやくついたわ」
一見普通の牢屋に見えるこの部屋は、何者かに荒らされていた……部屋の所々には抵抗していたと思われる傷が残っている
「神様の気配もしない……別の部屋に移されたのかしら」
「だとすると早いとこ見つけて救出しないとな、カヤト、お偉いさんの部屋知らないか?」
「知ってるけど「教えてはなりませんぞ」じ、じいちゃん!?」
3人の背後にはいつの間にか老人が立っていた
「私は執事をしております……カザマと申します」
「あ、これはどうも。私は博麗霊夢です……てかここ、執事もいたんだ」
「高村大輝です………ところでカザマさん、神様はどこに…………」
「最上階にいます」
「お偉いさんの部屋は教えてくれないのに場所は教えてくれるんですね」
「いえ、教えてもよろしいのですが………あまり旦那様に近付かせたくないのです」
カザマは場所を教えてもいいがあまり近付いてほしくないと言う…………。
どうやら訳有りのようだ
「なら仕方無いな………んじゃこのノートに書かれてる言葉の意味について教えてもらいたいんですが…………良いですか?」
「ノート?……………………!!こ、これは!?」
「その反応、やっぱり知ってるみたいね」
「…………霊夢様、大輝様…………このノートに書かれてる意味は……………
“転生者の肉体を奪うための方法”なのです」
「……………は?」
「肉体だと!?」
霊夢、大輝。カヤトはなんのことかわかってないみたいだが2人の反応を見てただ事ではないと思ったようだ
「旦那様は息子を失ったのです…………今から5年ほど前に」
5年ほど前…………時期的にはまだ霊夢たちは原作にすら突入していない。
そこで霊夢が疑問を感じる
「待って………これもしかして世界が意図的にこういった事態を引き起こしてるの?」
「どう言うことだ?」
「カザマさん、旦那さんは息子を失ったのよね?」
「え、えぇそうです」
「……もしかしてだけど、その旦那様は失った息子を生き返らせようとしている……でいいかしら?」
「は、はい……そうですが………それがなにか」
「…………プレシアの起こした行動に似てる」
「なッ!?」
「大輝、リリカルなのはの世界でプレシアがなんの事件を起こしたと思う?」
「なにってそりゃ、後にPT事件だよな……おいちょっと待て…………お前はこう言いたいのか?
“旦那さんがプレシアと同じ行動を引き起こしている”って」
「えぇ……だとするとフェイトと同じ存在は、カヤトになる」
「……つまり、フェイトがカヤト、旦那さんがプレシア、そして俺たちは………」
「“ジュエルシード”でしょうね、たぶん私と大輝のどちらかを生け贄にして生き返らせようとしてるんだわ」
「歴史の修正力ってやつか………はた迷惑なもんだな」
だからこそ霊夢は余計わからなくなる。
なぜ今ごろになって修正を行う必要がある?別の結末もあったっていいのになぜそこまでして歴史通りにしようとするのか?
そして最後の疑問………
“なぜプレシアじゃないのか”
赤の他人である者が被害に会う理由がわからない
(もしかして………神様じゃないといけない理由があった、とか?………なんか引っ掛かるわね)
「………考え込んでても仕方ない、屋上目指すぞ!」
「……そうね、カザマさんありがと」
「いえいえ………ただ、お願いがあります」
「お願い?」
「旦那様をお救いください!お亡くなりになられた息子様はこんなこと望んでおりません!!」
「はぁ………やれやれ、カザマさんお願いされなくても俺たちはやるぜ」
「だから心配しなくていいわ………それに」
『先に喧嘩撃ってきたのは向こうだし!』
霊夢たちはそう言い屋上へと進む。
カヤトはカザマのもとに残っていた、何が起こるかわからないと思ったカザマが引き留めたのだ。
(でも何でかしら………すごく嫌な予感がする)
「?なんだ……あの煙」
「煙?」
霊夢たちはその煙に向かい飛ぶ速度をあげる
「来たか………………あの転生者達はどんな血の色をしているんだぁ?」
それが罠だとも知らずに……
「おい作者、戦闘無いのこれで2回目だぞ?」
いや、なんかさ?自分で小説書いてて“う~ん……この人とは戦闘させたくないな”って思っちゃったわけでして
「様は書くのがめんどくさい……そう言うことなんじゃないの?」
いや違うよ!?
「ウソだ!作者に良心があるわけがない!!」
まだいたのお前!?てかどういう意味じゃこら!
「よ、元気にしてたか?俺」
「元気にしてたぜ俺は!お前は?」
「ボチボチかな?」
「あんた達普通に話してるけど、一応初対面よね?」
「「そうだけど?」」
並んで同じ動きするな!
あ、あと感想をくれるのはうれしいのですが世界観にたいしてツッコミは入れないでください。
そこら辺は人それぞれだし、ただ楽しみにしていただければこちらとしてはうれしいです。
そして暖かい目で見てくれるとうれしいです
「まぁ確かにね」
「夢があっていいと思うぜ?」
「私としては“アホ”扱いされたのが気にくわないけど」
「まぁまぁ…………それじゃ次の話も楽しみにしててくれ」
それではまた