目が覚めたら巫女になっていた   作:霊夢

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「来るだろうとは思ってたけど本当に来るとはね……」
「作者のことだからタグつけ忘れてたんだろうな、恐らく一ヶ所だけだと思うが………そこら辺どうなんだ?」

一応付け足したけどあれで良かったのかな……ヤベェ不安になってきた…………この小説消されたらまた書き直さなくちゃいかないし…………

「………」
「聞いてないわね……」
「……しばらくは私たちでやりますか」
「…………そうだな」


第19話 stage3 闇に舞踊るお姫様

第三者side

 

─牢屋・連絡路─

 

グロックに勝った霊夢たちは牢屋の連絡路を歩いていた……が、しかし

 

 

「……カヤト、ほんとにこの道で合ってんの?さっきから同じ景色……道しか見えないんだけど…………」

 

 

終わりが見えてこないのだ、まるで永遠と続く道を歩かされてるかのように……

 

 

「俺等を、特に霊夢の方をジロジロ見てくる変人も何度も見たしな」

「あの牢屋に入ってる人のこと?近づきすぎない方がいいよ?───な事されるから」

「………」

「確かに…………助けを求めてるようには見えないな……明らかに霊夢の体に手を伸ばしてるように見えるし」

 

─オ、オンナ!オレトヤルカ!?─

 

「ヤらないわよ」

「それにこのままにしとくとこの小説が18禁になりかねなくなるからな」

「大輝、メタ発言はやめなさい」

「そろそろだと思うんだけど………!?霊夢、そこ踏んじゃダメ!!」

 

カチッ

 

「なっ……強制転移の罠!?……抜け出せない……!!」

「強制転移か!霊夢!!」

「だ、大───」シュンッ

 

 

霊夢が踏んだものは侵入者対策の強制転移の罠だった

 

 

「これカリン姉が作った罠だね………」

「グロックの言ってた奴か!「大正解♪」ッ!?」

「あの子、貴方と仲が良さそうだったから嫉妬しちゃったの。だから許してちょうだい♪」

「ふざけんな!霊夢を何処にやった!!」

「安心なさい…………今ごろ、気持ちよくなってるだろうから、アハハッ♪」

(でた、カリン姉の悪い性格…………だからみんなにS女って言われるのに……)

「ところで君、カッコいいわね………私とひとつにならない?」

「ひ、ひとつ///!?」

「カリン姉!いつまで大輝をいじるつもりなのさ、いい加減にしとかないとまた変な称号付けられるよ?」

「む、仕方ないわね………でも面白そう♪…………というわけで」ボンッ

「何をするつもりなんだ……?………………なっ!?」

 

 

目の前には霊夢がいた……しかしあふれでてくる力の波動は本来の霊夢のものではない

 

 

「ごめんなさい大輝君、心配したぁ?」

「………」

「なんで睨むの?あ、もしかしてむn「茶番はいいだろ…………さっさと勝負しようぜカリンさんよう」…あら面白くない」

「霊夢はそんな言葉使いはしない、それに異性にたいして挑発的な対応してくるはずないしな」

「むぅ………残念、でもあなたの反応面白いからこの姿のまま戦うわね♪大・輝・君♪」

「……お前だけは潰す…………そしてお前がその姿で俺の名前を呼ぶな」

「……嫌われちゃったかしら?」

 

 

霊夢(カリン)VS大輝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、本物の霊夢は………

 

 

─オォ……オンナダ、オンナガイル!─

─オレノコドモウメ!─

─イイカラダシテル、モットヨクミセロ!!─

─ハァ、ハァ、カワイスギル……!!─

─腋…臍…ヒラヒラスカート………チョウハツシテルゼ!─

「キモッ!?ちょ、こっち来んな!てか何処よここ!なんで部屋中にグラビア写真貼られてるわけ!?」

─イイニオイ!─

 

サワッ…

 

「ひゃっ!?触らないでよこの変態!!【夢想封印】!」

─ギャァァァァ!!─

 

 

今のでそこら辺にいた敵は一風したであろう。

行きなりおかしな場所に飛ばされ上半身裸のおっさんに襲われかけ、危うく初めてを奪われかけそうになった霊夢の精神はいろんな意味でボロボロだった。

さて、どうやってこの部屋から脱出するか考えるために一休みしようした霊夢は絶望的瞬間を見せられてしまった………それは

 

 

ゴ、ゴゴゴ、ゴゴゴゴ………ぞろぞろ

 

 

─ムネ……ムネ、ムネ、ムネ!!─

─ヤラナイカ?─

─オレトヤロウゼ?ダイジョウブダ、スグニキモチヨクナル─

「ウソ………まだいるってわけ!?」

 

 

巨大な石の扉が開き、その扉から霊夢の倒した上半身裸のおっさん達が現れた

 

 

「ハ、ハハ……いいじゃない………なら召喚が追い付かなくなるまでなるまでぶっ潰してやるわ!」

 

 

おっさん達×∞?VS博麗霊夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃこっちから行くわ、本物に近いかわからないけど」

 

霊符【夢想封印】

 

「霊夢と同じスペル!?」

「カリン姉は化けている姿の人と同じ能力が使えるんだよ!」

「マジか……なら同じ力を使えても納得できるな………」

「ハイ、発・射☆」

 

ドバババババッ!!

 

「チィッ……!!」

〈大輝!あの弾幕変だよ?〉

「変?……そういえば速さのわりに威力が…………そういうことか」

〈ん?なにかわかったの?〉

「流石に威力の真似は出来なかったらしい、模擬戦で見たがひとつひとつの弾の威力はあのドSが撃ってきた弾よりも霊夢の方が強いし速い」

「あら気づいちゃった?その通りよ、まぁ威力が弱くなるのは本人じゃないからね…………でもそれなら私も本気だしちゃおうかな♪」

 

嫉妬【歪んだ恋の鎖】

 

「ハート型の弾幕か!グラン、チェンジ!」

〈モードチェンジ!グラヴィティシールド〉

 

 

大輝の体を茶色い魔方陣が包み込む、光が晴れ立っていたのは重そうな銀の鎧に両手に盾を着けた大輝の姿があった

 

 

「堅そうな鎧ね………貫いちゃおうかしら」

「貫けるもんなら…………貫いてみやがれ!グラン!!」

〈ほいさ!リフレクター!〉

 

ブォン

 

「無駄無駄無駄無駄!!」

 

カカカカカカカカッ!!

 

 

大輝の展開したシールドに阻まれた弾幕は全て大輝とは別の方向に向かって飛び散る。

これを見たカリンは信じられない顔をしていた。

無理もないであろう、自慢の弾幕が弾幕が全て無駄に終わったのだから

 

 

「あ、あら?なんで弾けちゃうの?おかしいわね……私の弾幕は弾けないように工夫してあったはず……」

「弾けないように工夫、か………じゃ、その工夫もこれの前では意味ないな……いくら工夫してあっても反射されたら………」

「……なるほど………可愛くないガキンチョ」

「お、ようやく本性表したな?バ・バ・ァ♪」

「お黙りなさい!こうなったらあんたの体の臓器全てを破壊してくれるわ!!」

 

 

やり返されたのが気にくわなかったのかカリンは無差別弾幕や自機狙い弾幕などを混ぜた攻撃を大輝に当てようとするも、大輝は涼しい顔でグレイズしていた。

時おり避けられなさそうな弾幕が迫ってくるがデバイスやシールドで全て防ぎきったりして避けていたりした。

しばらくして手持ちのスペルが残っていないカリンは焦っていた、先程まで優勢だった自分がいつのまにか追い詰められているのだ

 

 

「さて…………気分はどうだ?ドSのカリンさん、どうせスペルカードはもうないんだろ?さっきので終わりみたいだったしな」

「わ、わたしに危害を加えてもいいの!?なんならあの女の子をもっと汚く汚してあげても「その女の子って、こんな顔だったかしら」………な、なんで……………なぜここにいる!?“博麗霊夢”!!」

「霊夢、大丈夫か?変なことされてないか?」

「問題なかったわ……性的にヤバかったけどね………とりあえず無事よ、お陰でこんなにも魂を封印できたわ」

 

 

ボロボロになった巫女服を着ている霊夢だが傷らしいものは見られなかった、安心した大輝は冷たい眼差しをカリンに向ける。

今までこんな対応をされなかったのかカリンは涙を浮かべている

 

 

「さぁ、どうしてくれようかしらこのスーパードS女……あんたの罠のせいでこっちは貞操を奪われかけたんだから」

「貞操!?お前まさか……」

「心配されなくてもそんなことされてないわよ…………される前に玉から先に潰してあげたから」

「………今ものすごい聞いてはいけない単語が聞こえたんだが……」

「気のせいよ、気のせい」

「霊夢~!無事だったんだね!」

「カヤト、お前途中何処にかくれてやがったこの野郎!」

「う……し、仕方ないじゃん!本気モードのカリン姉怖いんだもん!」

「まぁいいじゃない……で、神様はどこか…………もちろん教えてくれるわよね?」

「………この通路を少し歩いたところを左よ」

「そ、ありがとう…………それじゃ」ガシッ

 

 

霊夢はカリンを持ち上げて近くに空いている牢屋の中に蹴り入れた。

突然の事にカリンは状況を把握しきれていない

 

 

「いきなり何をするのよ!?」

「犯される人の気持ち………あなたにわかるかしら?」

「な、何を言って………ヒッ!!」

 

 

カリンが小さく悲鳴を上げる、霊夢の顔は大輝よりも冷酷に染まっていた。

霊夢は封印していた魂をカリンのいる牢屋の中に入れた。

落ちた衝撃のせいか、封印が溶け袋がモゾモゾと動き出す。

中から出てきたのは先程まで霊夢を襲っていた裸のおっさん達だった。

おっさん達はカリンを見るなりすごい勢いで抱きつき身動きを封じる。

霊夢たちはカリンの悲鳴を無視して神様のとらえられている部屋へ向かう




えげつねぇ……

「あの女が悪いのよ、私は悪くないわ」

まぁ確かに……そういえばさ大輝、あの場面でカリンが放ったのって敵の鎧を砕くために作られていたみたいだけどなんで簡単に弾くことができたのか説明を求む

「あ、それ私も気になったわ。あんなに一転集中されたら壊れるはずなのになんで壊されなかったのよ……しかも盾に傷ひとつ付いてないし」
「あぁ、あれか?………ここだけの話なんだが…………ある宝石で作られてんだ」
「……なんか分かっちゃったんだけど…………なんでそんなもん弾幕を防ぐためだけの盾に使ってんのよ。金になんないじゃない」

この腋巫女とうとう金にがめついところまで似てきやがった

「ま、防げた理由は防ぐんじゃなくて返すことを目的に作った盾だからな」
「防ぐんじゃなくて返す?………なるほど、反射か………それなら防がれても不思議じゃないわね」
「こっちの世界では威力の軽減じゃなく相手に技をそのままの威力で返すからな、全弾返せなかったけど」
「へぇー…………待って、それでなのはの砲撃防いだらなのは砲撃撃てなくなるんじゃ………」
「あ……」

使うなよ?

「使わねえよ…………StSでは使うかもだけど」
「やめなさい、それを使うなら元変態の片割れに使いなさいよ」
「アイツか………なのは達元気にしてるかな?」
「まぁまぁ元気にしてるんじゃない?そこら辺どうなのよ作者」

別小説として書くつもりだよ?それと霊夢………なのはが堕ちてから君の日常は慌ただしくなるよ?

「堕ちてからって………そこは原作のシナリオ通りなのね」
「で、どこら辺が慌ただしくなるんだ?」

それはあとのお楽しみ、活動報告にてアンケート取りに行くから!

『あ、こいつ逃げやがった………』

ヒントとしては霊夢にはある世界をつくってもらうことになる

「ある世界?」
「どう言う意味───」

それではまた!!

『せめて最後まで言わせろ作者ぁぁぁぁ!!』

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