一からPSO2をはじめましょう。番外編 鈴華さんの日常   作:鈴華

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遅くなりました。
何分忙しいものでね(´・ω・)
PSO2にインする暇もありゃしない


未開地調査 ★

「よっと。」

 

ここがアムドゥスキアの壊世区域か。青い水晶の洞窟だね。祭壇とは別の意味で綺麗な場所だなぁ。

 

「さて、現地集合だけど、誰が来たのかな。」

 

指定ポイントまで行かないとね。にしても、よくまぁこんな任務に参加したこと。もの好きだねぇ。私?私は強制参加だよコンチキショー。

 

「鈴華、こっちだ。」

 

【挿絵表示】

 

いたいた。物陰から出てくるのはビックリしたけど。

 

「来たのはヴェルちゃんだったのね。」

 

キャストの彼女―ヴェルディは頷いた。ヴェルちゃんとは仲がいい方だから安心だね。ん?どんな仲かって?勿論どこぞの緑色のキャストをいじる仲よ。

 

「遅くなってごめんね。」

「そんなに待ってない。ツインマシンガンで来たのか。」

「まぁね。未調査でも世壊区域だし、身軽な方がいいでしょ?ヴェルちゃんと被っちゃったけどね。」

 

ヴェルちゃんもツインマシンガン使うからなぁ。ちょい不安要素。

 

「それで、何か分かったことある?」

 

さっさと調査お渡して帰りたいし。

 

「ここの龍族は今までのモノと違う。・・・こっちに。」

 

今までと違う、か・・・。楽しみがいがあるかな?ヴェルちゃんに誘われて物陰からこんにちは。

 

「・・・へぇ。」

 

これはこれは・・・。まず外見が全然違うね。なんか水晶でできてるみたいなのがうじゃうじゃいる。

 

「龍族の騒ぎ声も聞こえるね。」

 

姿は見えないけど、野蛮な言葉が響いてくる。

 

「恐らくここの龍族も世壊種と同じく攻撃的。注意したほうがいい。」

「そうね。行きましょうか。」

 

どんな姿になろうとも所詮は龍族。私を楽しみせてね。

 

 

 

あっはっは。甘く見てたわ。2人してガンナーってのもあるけど、相手の方が上だったね。

 

「あはは、迷惑かけてごめんね。」

「いや、私も甘く見ていた。すまない。」

 

まさかあんなに動き回るとは思わなかったなぁ。あーもう、思い出しただけでイライラするっ!

 

「戦ってみて何かわかった?」

「能力値は世壊種と同じだが、この場所はユガ種が多いということくらいか。」

 

そーなのよ。他の壊世区域にもユガ種は見るけど、ここまで多くはないし。

 

「アンガ・ファンタージアの姿も今のところは見てないね。」

 

アンガがいることが世壊区域の特徴と言って過言じゃないんだけど、その姿を現してないし。強い個体でいたのが、背中の噴射で接近してくる荒い龍族だけ。

 

「まだ調査段階。現段階のことを報告する。」

「そだね。それがいい。一度シップに戻ろうか。」

 

あー、疲れた。しんど・・・。

 

 

 

上に報告書を提出したあとです。ヴェルちゃんと一緒にカフェで一休み中。

 

「おつかれ~」

「お疲れ様。」

 

はぁ、炭酸うめぇっ。え?そこはお酒だろって?私飲めないんだ。いやわりとガチで。

 

「ふぅ。そういえば、ヴェルちゃんさー。」

「・・・?」

「最近スズメにあった?」

 

この人も私と同じで、あのキャストをいじる仲であります。言っとくけど、私の方があの子のこと好きよ?

 

「会ってない。忙しいみたいだから。」

「そっかぁ。私はあったけどね~。」

「なん・・・だと・・・!?」

 

ふはは。やっぱりあの子に会えたのは今のところ、私だけみたいだね。

 

「もっとも、私が会った時もすぐ行っちゃったし、ちゃんと会えるのはまたの機会だね。」

「くっ・・・。」

 

次に会えるとすれば、いつになるやら。

 

「話を戻しましょう。」

「ん?」

「先の世壊区域のこと。」

「ほいほい。」

 

まだ謎が多いからね。機会を改めて行ったほうがいいかな。

 

「あそこはまだ調査段階だから、まだ公にはできない。」

「うん、そう言ってたね。」

「龍族独自の技術で作られたギミックがある。」

「そだねぇ。」

 

お、このアイスおいしい。

 

「他の壊世区域同様にエネミーは攻撃的。」

「そだねぇ」

「アンガ・ファンタージアを現れてない。」

「そだねぇ。」

「・・・聞いてる?」

「そだねぇ。」

「・・・」

 

んー、炭酸のシュワシュワと甘いアイスが噛み合ってて、うまぁ痛い。

 

「聞いてる?」

「聞いてますはいすみませんでした。」

 

うぅ、脛蹴られた。しかもキャストっていうか、機械で蹴られたからめっちゃ痛い。

 

「ちゃんと聞いてたよ。ギミックと攻撃的とアンガでしょ?」

 

さっき報告したことまんまだもん。分かってるよ、ちゃんと。

 

「ならいい。」

「んじゃ、私はそろそろ戻るね。スズメ程じゃないけど、任務続きで疲れてるのよ。」

「わかった。こっちはこっちで調査を続けてみる。」

「はーい、気をつけるんだよー。」

 

ふぅ、やーと休めるよ。めんどくさいのに絡まれて振り回され、その後に壊世区域でしょぉ。はぁ、よく生きてるなぁ、私・・・。

 

「今日はもう動きたくない。働きたくないでござる。」

 

―『緊急警報発令。アークス船団周辺宙域に、ダークファルス【巨躯】【敗者】2つの反応が接近しつつあります』―

 

嘘やろ・・・。

 

「・・・誰よ、フラグ立てたのはぁ。」

 

私か・・・。行かんぞ。ぜええええったい行かないぞっ!私だってねぇ、めんどくさい時は行かない時もあるの。どこぞのキャストみたいに勝てないからとかやり方かわからないとか足引っ張るとかじゃないから。

 

「大半の人は戦い慣れてるだろうし、私が行かなくてもいいでしょ。」

 

というわけで、私は帰る。さいならぁ~。

 




イラストが雑でごめんなさい。
まだ慣れないのです。
過去絵を描き直しながら、練習中ですはい。

次回は何書こうかな・・・。
この流れで緊急のエピソードにするか、違う流れにするか悩みちう(´・ω・)
次もできればイラスト入れたいねw

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