一からPSO2をはじめましょう。番外編 鈴華さんの日常 作:鈴華
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おk?
「私、鈴華さん。今、待ち伏せしてるの。」
―というわけで、私は現在、人のマイルームで待ち伏せ中。え、入室許可?知らんな。
「まだかなまだかな。」
本当なら待ち伏せせずに、背後からドーンとやりたかったんだげどねぇ。流石に周りに迷惑かかるし。
「ほんとなら、もっと派手なことしたかったなぁ。」
後頭部にドロップキックとか?まぁ、この部屋だと威力殺さないといけないから、そこまで派手なことできないけど。
「ただいま゛っ!?」
えー?私は何もしてないよー?部屋の入り口に見えないようにワイヤーを張っただけだもん。
「・・・痛い。一体なんなの。」
「やっ。」
「・・・・・・・・。」
なんだよー。あいさつに返事がないのは失礼なことなんだぞー。うん?もしかして、コールドスリープで私のこと忘れちゃってる?
「おーい、鈴華さんだよー。ズズメ、覚えてるー?」
はい、というわけでやっと再会することができました。彼女はスズメ、2年間のコールドスリープから目を覚ましたキャスト。
「・・・覚えてるわよ、勿論。」
ならよかった。
「忘れるわけないでしょう、鈴華みたいな濃い人。」
「あは、そりゃそうね。まぁ、もし忘れてたら・・・ね?」
「忘れない忘れないっ。」
「フフフ・・・。」
変わってないようでなにより。私も大して変わってないけどね。
「それより、鈴華。貴女の仕業でしょう?」
「んー?何がー?」
思い当たることが多すぎてどれのことか分からないぞー。
「目が覚めて早々に『守護騎士』なんて称号つけられたんだけど!」
「へー、それはすごい。でも私は何もしてないよん。」
直接は何もしてないよ、直接はね。そうするように情報操作してただけ。
「今までの功績もあるから、妥当な判断だと思うけど?」
「今までのことを、貴女がわざと過大評価して報告してるからでしょうが!」
「はっはっはー。」
そうなのよねぇ。私がスズメの情報を実際よりも大きくしちゃうもんだから、もうこの子はみんなの人気ものになっちゃってるのよ。
「こっちとしては、もっと平和的に過ごしたいのに。」
「仕方ないじゃない、アークスだもの。みつを。」
「みつを?」
「んーん、何でもない。それより、そっちの話を聞かせて、目覚めてすぐに忙しいみたいだったし。」
「別にいいわよ。」
「別次元の宇宙と地球、ねぇ・・・。」
ふむふむ、随分と話が飛んでるなぁ。
「情報部ではとっくに見つけてたみたいだけど。」
「そうねぇ。」
ま、私も知ってたんだけどね。上からの報告も聞いてたし、可能性も考えてたし。ま、言わないけどね。
「それで、色々あって疲れた所に鈴華がいて更に疲れた。」
「ふふん、褒めても何も出ないよー。」
「褒めてない。・・・そういえば、そっちはどうだったのよ。」
「ん?こっち?スズメが眠ってる間の2年間?」
「うん、そうよ。」
んー、大して大きな出来事はなかったと思うけど。
「強いて言えば、【深遠なる闇】が現れては討伐されての繰り返しかね?」
「・・・身体は?」
「うん、至って健康体。あれからダーカー狩るのも、ちょい控えてる。」
「ならいいけど・・・。もうあんなのは嫌だからね。」
「えー、付き合ってくれてもいいじゃんよー。」
「ぜーーーったい嫌っ!私は何もせずにのんびり過ごしたいっ!」
釣れないなぁ。どっちみちスズメの逃げ道は塞ぐけどね。何処に逃げ込もうが、その道は私が作った道。私の手の平で踊っておくれ。
「くふふっ。」
「何笑ってるの。怖いんだけど・・・。」
「む、失礼な。」
「あ、ごめん。通信がきたから待って。」
あら、もう新しい指令来たのかな?お忙しいこって。
「ごめん鈴華、次の任務が入ったわ。」
「ん、まぁ、壊れない程度に頑張ってね~。」
「まったくよ。私の安息はどこに言ったのかしらね・・・。」
ぶつぶつ言いながらも行くあたり、ちゃんとしてると思うけどね。さて、私もいつまでものんびりしてらんないし。そろそろ行くますかね。おっと、私にも通信だ。なんだろ。
「ほいほい鈴華さんですよん。・・・ん、地球?行っていいの?・・・うん、今さっき本人から話聞いてた。・・・了解、気が向いた時にでも行きますよ~。」
地球ねぇ。スズメから話は聞いたし、勿論興味はあるよ。そのうち行ってみようかな。すぐには行かないよ。アークス全員が地球に行けるようになるまでは行かない。そうしないと、私が目立っちゃうからね。
「スズメを操る以上、目立った動きをするわけにはいかんのです。」
スズメに会えて機嫌もいいし、今からなら多少は仕事頑張るぞい。
「ふんふふんふーん。」
待たせたね、マツタケさんもといスズメの登場だよ。
ここから先は参加希望者を登場させて行こうと思います。
次は誰にしようかなぁ( ´艸`)ムププ