BanG Dream!外伝 青い薔薇と白銀の戦士   作:リョースケ

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神の恵みを手に入れたぞぉぉぉぉ!

どうも、リョースケです。無事、プロトマイティアクションオリジンを手に入れることが出来ました(ゲーマドライバー持ってないけど)

さぁ、今回は紗夜さん回です。どうぞ


第8話 秘密と傷

Roseliaの初ライブも無事に終わって、今日から練習再開!

 

 

なんだけどさ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私はあなたをRoseliaのメンバーと認めていませんわ!」

 

 

………どうしてこうなるの!?

 

 

 

 

第8話 秘密と傷

 

 

 

 

スタジオに入った時に、紗夜が一也に向けて言った言葉。

 

一也もメンバーになるから、雰囲気が悪くならないよう、紗夜とも少しは仲良くしようとしてたんだと思う。多分…

 

で、声をかけたんだけど返ってきたのが、さっきの言葉。

 

まぁ、紗夜の性格からして、バンドにメリットの無い一也が入るのは気がよくないのだろうね……

 

 

んー、どうすれば良いかな…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一也Side

 

「今日も何もなしか…」

 

俺はいつものように街を見回っていた

 

 

「「あ」」

 

 

すると、氷川と偶然会ってしまった

 

こいつ、俺に敵意むき出しだしな。そのままスルーしようとした時だった

 

 

「ッ!よけろ!」

 

「え?」

 

氷川の頭を庇いながら攻撃を交わした

 

粉塵が収まるとそこには案の定、オルフェノクが立っていた

 

 

「その女を渡せ」

 

「それで、はいそうですかって渡すと思うか?」

 

「なら、力ずくだ!」

 

 

そう言って、こちらに向かって走り出した

 

《5・5・5》

 

《standing by…》

 

「変身!」

 

《complete》

 

「はぁ!」

 

変身し終わると俺はオルフェノクに殴り掛かった

 

そして、そのまま拳を次々と打ち込んでいく

 

 

「はぁ!」

 

「ぐぁ!」

 

《rady…》

 

《exceed charge》

 

パンチでオルフェノクを吹き飛ばし、ある程度距離を取る。

 

足にファイズポインターを付け、膝に肘を起きベルトからフォトンブラッドが行くのを待つ

 

 

「う、うぅぅ…」

 

オルフェノクは俺が攻撃した箇所を抑えながらフラフラしている

 

あと、一撃で決めれる

 

 

足までフォトンブラッドが行くのを確認し、オルフェノクに向かって駆け出す

 

 

「はぁぁぁぁぁ!」

 

「ぐぁぁぁぁぁ」

 

 

後ろで爆発が起こる。攻撃が完全に決まった………

 

と思っていた

 

 

「まだ……だ!」

 

「何?」

 

 

なんとオルフェノクは体から青い炎を上げながらも、氷川に向かって攻撃を仕掛けようとしていた

 

 

「チッ!」

 

「ああああああああぁぁぁ!」

 

 

オルフェノクが雄叫びを上げながら、氷川に向かっていく

 

俺は氷川の前に立った

 

 

「ぐっ…………はぁあ!」

 

 

俺は攻撃を喰らいながらもトドメの一撃を食らわした

今度は確実に効いたらしく、オルフェノクは灰になった

 

 

「ぐっ……」

 

 

変身を解除して、思わず膝をつく。ああしないと氷川に危害が及ぶからこうするしか無かったが、攻撃をもろに食らった。

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

氷川が俺に駆け寄ってきた

 

「…あぁ……これくらい…なんとも…ない」

 

「そう言っても怪我してるじゃないですか」

 

「…これくらい何とも…」

 

そう言いながら立つもふらついて、近くの壁に手を置いた

 

 

「これくらいって………」

 

 

戦っていれば、これくらいの事はたまにある。しかし、これを氷川はよしとしなかった

 

 

 

「…うちに来てください。そこで少しですが、怪我の治療をします」

 

 

 

 

 

 

 

そう言われて、俺は氷川の家に連れてこられた

 

氷川は黙って、俺の怪我をした所を手当してくれた

 

「…………」

「…………」

 

 

沈黙が続く。元々仲が悪く、俺も何を話したらいいか分からわない。恐らく、こいつも同じ理由だろう

 

 

「……あなたは……いつもあんなのと戦っているの?」

 

手当をしながら、氷川が俺に訪ねてきた

 

「………まぁな」

 

「怖いとは思わないの?あなたも私と同じ高校生でしょ?」

 

「……俺がやらないと誰かが死ぬ。だから……」

 

「そう……」

 

 

「「…………」」

 

 

再び沈黙が訪れる。

今度は俺から声をかけるか…

 

 

「……前から気になってたんだけどさ、どうしてそこまでギターにこだわるんだ?」

 

氷川の音楽に対する気持ちはかなりのものだ。ここまで必死になる理由が知りたかった

 

 

「そ、それは……」

 

「……もしかして、日菜の事か?」

 

「!」

 

手当の手を止めこちらの顔を見てきた。

 

日菜とゆうのは、氷川の双子の妹の事であり、俺とリサと同じクラスの人間だ。

何でもすぐ出来る天才、といえば一番しっくり来るかもしれない

 

 

表情を見たところ、恐らく正解だろう。でも、これ以上の事は聞かない方が良いかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

誰にだって触れられたく無いことはあるんだから………

 

 

 

 

 

 

俺にもあるように…………

 

 

 

 

 

 

 

「手当、ありがとな」

 

「いえ……」

 

 

その後はお互い何も話さず、その間に、手当が終わり、長居する理由もないので家を出た

 

 

 

「………私、あなたの事を勘違いしてました」

 

「は?」

 

「私はあなたの事をただの戦闘狂だと思ってたわ………でも、本当は違う。あなたは誰よりも優しくて、強い」

 

 

優しいくて強い、か…

そんな事を言ってくれる奴がでてくるとはな

 

 

「……なら、敵視するの辞めてくれるか?」

 

「少しはね」

 

 

その時、俺には紗夜が微笑んだように見えた

 

 

 

 

 

 

 

翌日――

 

 

「それでさー、その時モカがね……」

 

 

いつも通り俺と友希那とリサで学校に向かっていた

 

「あら、みなさん」

 

「あ、紗夜。おはよう」

 

 

偶然、紗夜と出会った

すると、こっちを見てこっちに向かってきた

 

 

「乾さん、寝癖ついてるわよ」

 

「いいんだよ。これくらい」

 

「いいわけないでしょ。ちゃんと直してください」

 

「………学校ついて覚えてたらな」

 

「ちゃんとやってくださいよ」

 

「はいはい」

 

 

 

「ねぇ、2人とも仲良くなってない?」

 

横で俺たちのやり取りを見ていたリサが言った

 

 

「「そんな訳無いだろ(でしょ)!」」

 

 

 




これでRoselia結成編が終わりました

次からは新章に入っていきます
次回は、皆さんお待ちかね(?)あのオルフェノクが出てきますよ。さらに新しいベルトも出てきます!

小説の事やガルパ、スクフェスのガチャ報告、Roseliaと一也のちょっとした日常なんかも書いたりしてます。興味のある方は是非Twitter覗いて見てください
@ryosuke_riderW

次回もお楽しみ!

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