BanG Dream!外伝 青い薔薇と白銀の戦士   作:リョースケ

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特BanG でやってたETERNAL BLAZEのポピパカバーがなかなかよかった…

ガルパでやってくれないかなぁ


※補足 羽丘女子学園は、共学で双丘学園となっています


第1話 街の守護者

ピピッピピッ

 

俺の耳元で目覚ましがなっている

 

本当なら起きなければ行けないのだが、昨夜の事、と言ってもオルフェノクが暴れただけなのだが、それがあったせいで眠れていない

 

家には誰も居なく、余裕で無視して寝れるはずだった

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

「起きろーーーー!」

 

 

「うぉっ!」

 

 

 

 

俺の幼なじみによって無理やり起こされたのだった

 

 

 

 

第1話 街の守護者

 

 

 

 

 

 

 

通学路―――

 

「眠い……」

 

「何言ってんのさ、あのまま寝てたら遅刻してたよ」

 

 

俺の横でリサが言った

見た目はギャルぽいが、めちゃくちゃ面倒見がいい

ちなみにこいつは俺の幼なじみで俺の家の隣に住んでいる

 

 

 

「そう言えばさ、今朝のニュースみた?また、怪物が出たんだって」

 

「らしいな」

 

「ちょっと不気味だよね」

 

 

ココ最近、オルフェノクに関する問題は増えてきている。不安になるのも当然か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休み―――

 

「『謎の戦士、夜に現れた怪人を撃退』か……」

 

 

昼休み、俺は屋上でネットニュースを見ながら、昼飯を食べるのが日課になっている

 

これは、どこら辺にオルフェノクが出ているかなど、情報を得るために欠かさずやっている事だ

 

 

スマホをスクロールしながら、ベンチに置いてある最後のパンを取ろうとした。

 

「あれ?」

 

 

が、パンの感触が無く、横を見てみるとパンが消えていた

 

そして、

 

 

「やっぱ、山吹ベーカリーのパンは美味しいですねぇ」

 

「お前なぁ……」

 

 

この気の向けた声の持ち主と言えば…

 

 

俺の横にモカが俺の最後のパンを美味しそうに食べながら座っていた

 

こいつとは、学校でも商店街よく会う。

ただ、俺のパンを狙ってるだけだけど

 

 

「折角、滅多に買えないチョココロネだったんだぞ!」

 

「売れてるだけあって美味しいですねぇ」

 

「そう言う事じゃない!」

 

「相変わらず、仲いいね。お2人さん」

 

 

そこにリサが加わった

 

 

 

 

「山吹ベーカリーのチョココロネっていっつも売り切れてるよね」

 

「ですよねー。あ、先輩良かったら調べてくれませんか?暇そうだし」

 

「俺もそんな暇じゃない」

 

噂では黒髪の女子高生が買い占めているらしいがな

 

 

軽く受け流しながら、俺は情報収集に戻っていた

 

俺が今気になっている事件は一つ。

 

ここら辺で相次いでいる連続誘拐事件だ

 

目撃情報も無く、警察の捜査も難航していた

 

 

俺には、ここまでくるとオルフェノク絡みの事件としか思えなかった

 

早く手がかりを見つけないとな……

 

 

 

 

 

 

 

 

リサside

 

「はぁ……」

 

私は1人、ため息を付いていた

 

昔は友希那も一也も一緒に帰っていた

でも、友希那はソロ活動に集中していたり、一也も何かすぐ家に帰っちゃうし、1人で帰る事がほとんどになってしまった

 

それと、友希那のお父さんの事があってから友希那は、笑う事が無くなった

 

一也もたまに思いつめた表情をしている。今日の昼も、ニュースを見ながらそんな表情してたなぁ……

 

 

「また3人で笑える日、来るのかな……」

 

 

空を見上げて思わず呟いた

 

 

 

 

 

 

その時だった―――

 

 

 

「う、うわぁぁぁ」

 

 

 

裏路地の方で何かが聞こえた

 

私がそこを覗いて見るとそこに居たのは、人が灰に変わっている瞬間だった

 

 

 

 

「う、嘘でしょ……」

 

 

自分の目の前で起きていることが信じられなかった。

 

ここにいたらまずい。そう自分の本能が告げていた

 

 

逃げようと足を引いた時、そこにあったゴミを踏んでしまい音を出してしまった

 

 

そして、その音に気づき、怪人が後ろを振り返った

 

 

「ヤバッ!」

 

 

私は全力でその怪人から逃げた。

 

 

 

捕まらないよう走っていたら、突き当たりまで来てしまった

 

 

 

「追い詰めた」

 

「ヒィ……」

 

完全に追い詰められた

 

怪人が1歩1歩近づいてくる

 

 

殺される……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思った時だった

 

 

 

 

 

《singlemode》

 

 

「うわぁ!?」

 

 

赤い球みたいなのが、怪物に当たった

 

 

「間一髪だな」

 

「だ、誰だ!」

 

 

怪人が振り返る

 

夕日に照らされ見えるシルエット

それは……

 

 

 

「一也…?」

 

 

 

一也は、何かを腰に付け、ガラケーみたいなものを操作した

 

 

《5・5・5》

 

《standing by……》

 

「変身!」

 

《complete》

 

 

 

一也が立っていた場所には、銀色の体に赤いラインの入った戦士がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




何故、モカを出したかって?
私の好みです←

明日も12時に更新予定です

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