東方殺意書   作:sru307

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後編です。
前後編になったのはこの後編が長くなったからだと言わざるを得ない。
(1万字超えていました・・・)


第5話「判明」 後編

 病室に向かうと、レミリアが体を無理矢理動かしてベッドから出ようとしていた。

 

「ちょっ!? 動かないでください! 今動いたらせっかく塞いだ傷口が…!」

 

 うどんげがベッドから出ようとするレミリアを押さえつける。レミリアはそれでも制止を振り切ろうとする。

 

「そんなこと…分かってるわよ…でも…フランを…」

 

 レミリアの頭はフランの事で頭がいっぱいだ。あの時いなかったフランの事を気にかけているということは、フランの行方を知っている。ならば、と霊夢は半分脅迫的に言った。

 

「レミリア、あんたが動きたいのは分かるわ。でもその体で、咲夜やパチュリーのいない今、あんた1人でフランを取り戻せる自信はあるの? 『運命を操る』能力を持っているなら、それくらいの判断はできるはずよね?」

 

 霊夢の言葉にレミリアはムッとしたが、大人しくベッドへと戻っていった。

 

「それで、どうだったのかしら? 森の死体の結果は」

 

 紫が永琳に聞くと、永琳は冷徹に診断結果を口にした。

 

 

「…腕や内臓を保護する骨の損傷が目立つわ。誰かが強烈な力でやったとしか思えないわね。でも皮膚をそんな力で切り裂くことは初めて見たわ」

 

 

 やはり死体は何者かの暴行が主原因らしい。

 

「そうなると、この異変の主犯は人の可能性はほぼ否定されますか…」

 

 藍がそう言うのも無理はない。鬼やら妖怪がはびこるこの幻想郷なら、誰でも持っていたりするのが腕力や脚力だ。

 

「―――そういえば、なんでスキマ妖怪とその式が紅魔館に来たんだ??」

 

 八雲紫は神出鬼没とはいえ、ちゃんと自宅というものは持っている。ほとんどがそこで昼寝するか、ぼーっとするかになるのだが…

 

 

「本当はただの暇つぶし…のはずでスキマを紅魔館に開こうとしたのだけれど、なぜか開けなかったのよ。それで原因の調査を藍にお願いしたのだけれど…」

 

 

 紫がそこからの説明は藍に、とアイコンタクトを交す。

 

 

「その調査中、突然紅魔館に開こうとしたスキマが開き、入って今に至るのです」

 

 

 藍が総括する。ということは、紫ら3人が紅魔館に来たのは完全なる偶然だ。しかし気になるのは『スキマが開けなかった』事。

 

「新たな力の類いかもしれないわね。それが、境界を操れないほど影響を及ぼした…」

 

 霊夢が頭を抱える。

 

「あらあら、大変な事態になっているみたいね」

 

 一同の会話に横槍をさしてきたのは、蓬莱山輝夜だった。普段のこの時間はほとんどが昼寝をしているため、永琳も、うどんげにとっても珍しいことだ。

 

「ひ、姫様!?」

「永琳やうどんげが忙しそうだから起きてみたけど、大変な事態みたいね。何があったか、聞かせても?」

 

 

永琳 説明中…

 

 

「なるほど。んで、主犯の当てはあるの?」

 

 輝夜はつまらなさそうに聞いてきた。輝夜はいつもこんな会話の仕方ばkり、それは全員がよく知っていた。それがしゃくに触ることもあるのだが、輝夜は変えようとしない。

 

「残念だけどないわ。あるとしたら、力のある鬼、悪くて妖怪、最悪は人間の手によるものとは考えているけど」

 

 霊夢の意見に近くで遺体を見ていたうどんげも賛同する。

 

「傷跡から考えられるのは、それしかありません。切り傷らしき傷跡は、一つもありませんでしたし」

 

 うどんげが輝夜に説明する。あの死体からなら、医者の卵であるうどんげでも容易に想像がついた。その相手の実力は知れないが…

 

「ふーん。それはそうと、そこに隠れている2人は何か用かしら?」

 

 輝夜は何気なく後ろに鋭く目を向けていた。うどんげが「へっ?」とあっけにとられた声を出す。

 

 

「あややや、やはり感づかれていましたか」

 

 

 永遠亭の庭からさっと出てきたのは、共に天狗である新聞記者、射命丸文と姫海棠はたてだった。

 

 

「ん? 珍しいな、はたても一緒だったのか」

 

 

 魔理沙は日常生活でほとんど会ったり見かけたりしないはたてを物珍しそうに見た。

 

「文が慌てたように飛び出して行くのを見たからね。便乗させてもらったのよ」

 

 はたてはガラケーをしっかりと握っている。この握りよう、かなり気合いが入っている。

 

「はたてが食い下がらないので驚きましたよ。ははは…」

 

 どうやら文は、はたてにちょっとだけ痛い目に遭わされたらしい。

 

「…う…」

 その時、咲夜の意識が戻ってきた。

 

「! 咲夜! 大丈夫?」

 隣で寝たままのレミリアが、咲夜の顔を覗きながら声をかける。

 

「生き証人の目が覚めたみたいね。さあ、本題に入りましょうか」

 

 咲夜はレミリアが自分の顔を見ているのに気がつくと、すぐに謝った。

 

「…! お、お嬢様…申し訳ありません…。あのとき、すぐに私がフラン様の異変に気づけていれば…」

 

 咲夜は蘇ったわずかな意識を振り絞っている。レミリアは無理扱いさせぬよう声を柔らかくした。

 

「いいのよ。あの事は突然に起きたこと。それに対処しろなんて、私でも分かってなければ命令できないわよ」

 

 レミリアの言葉に、咲夜は少しだけ安心した。『少しだけ』というのは今の状況が物語っている。

 

「さあ、話してもらうわよ、レミリア。私達が来る前、紅魔館で一体何があったのか」

 

 レミリアが話そうとしたとき、咲夜が会話に入ってきた。

 

 

「お嬢様…その役目、私に任せていただけませんか?」

 

 

 レミリアは思い悩んだ。咲夜の言いたいことがすぐに分かったからだ。それを見た咲夜が、さらに言葉を続ける。

 

 

「あの事実は、お嬢様が語るのならばどこかで嘘をつきたくなるものです。包み隠さず、事実を話せるのは私だけです」

 

 

 レミリアは咲夜をじっと見ていたが、決心がついたようだ。

 

「…分かったわ。咲夜、お願い」

 

 レミリアは、咲夜を信頼しているが故の決意を口にしたのだった。

 

「それじゃ、今回の取材対象は紅魔館のメイドに変更ですね。咲夜さん、お願いします」

 

 文がメモを素早く取り出す。だが咲夜は文の行為とは裏腹の言葉を口にしていた。

 

「…待って。その前に、あなたにお願いしたいの」

 咲夜は、はたてを指さしていた。

 

「はい? 私ですか?」

 咲夜がはたてを指名したことに、文は慌てた。

 

「ちょ、ちょっと咲夜さん? まさか私が信用ならないって訳じゃありませんよね!?」

 

 せっかくここまで来たのに、何もなしというのは骨折り損のくたびれもうけの何者でもない。しかし、咲夜のしたいことはそうではないようだ。はたてを近くに呼び、耳を貸すよう指示した。咲夜は、はたてに何かを伝えた。

 

「…えっ!? そ、そんな人が…!?」

 

 どうやら咲夜がはたてに伝えたこととは、異変の主犯のことらしかった。

 

「…分かりました。今言われた人の特徴を私の能力で念写すればいいんですね? その後で詳しい説明をすると」

 

 

念写する程度の能力―――姫海棠はたての能力で、こちらもその名の通り、考えた事を紙などに移し表す『念写』を行える能力である。新聞記事においてこれを使えば、ねつ造の記事を作ることもたやすいが、はたてにはそんな気は全くなく、それゆえにはたての作る新聞は信憑性が高いと言われている(余談として、一方の文はねつ造が多い)―――

 

 

「どうやら異変の主犯をこの目で見ることができそうね。早速念写してちょうだいな」

 

 紫がどこからともなく扇子を取り出す。

 

「ええ。あっ、でもその間メモは見ないでくださいよ。私のものですし、先に見られたら、せっかくの記事の題材が台無しになりますから」

 

 はたての釘を刺す言葉に、文はむっとした。

 

「むう…仕方ありませんね。はたてが特ネタを握っている今、それをみすみす手に入れないという手はありませんからね」

 

 文はあまり納得がいかないようだが、了承し、一同は目をつぶった。

 

 はたてはポケットからメモ帳を取り出し、1ページを破った。その紙に咲夜が言ったことを思い浮かべながら意識を集中させる。

 念写は、拍子抜けするほどあっという間に終了したらしく

 

「咲夜さんだけ目を開けてください。咲夜さんが見た人というのは、これで間違いありませんか?」

 

 咲夜は目を開き、念写したメモを見た途端即答した。

 

 

「!! 間違いないわ…! 見事なものね、あなたの念写…」

 

 

 咲夜はそう言ったが、この時気を張っていったからか声が張っていたのに気づく者はいなかった。

 

「ありがとうございます。皆さん、できました。目を開けてもらって大丈夫ですよ」

 一同は目を開けた。

 

「それじゃ、早速もらうわよ。これだけのものだもの、私にも―――」

 

 文はそう言葉を続けようとしながら、はたてが持っていたメモを横取りし、見た。しかし霊夢は気づいた。はたての腕が、小刻みに震えていたことに。そして、はたての言葉は震えぬよう必死に気を遣っていたことと、文が驚くだろうという確信もともに―――

 

 

「!!? な、何ですかこの…化け物は!!」

 

 

 文は自らの目を疑いたくなるほど感情が驚きに支配された。その瞬間、文のメモを持つ手はにわかにガタガタと震えだした。

 

「な、何が写ったんですか…?」

 

 うどんげの首筋に流れるものがあった。もちろん汗だろう。

 

 文は震える手を、メモを落とさないように動かし、一同に見せた。そこには―――

 

 

「!!? こ、こいつは…!!」

 

 

 白黒で紅魔館を破壊した元凶、殺意リュウの姿が映し出されていた。目は普通の人間には見られないもの、逆立った髪の毛、袈裟懸けに破れた道着、体に纏う炎のように揺らぐ殺意の波動。そして何よりの特徴、腹に空いた巨大な穴も、色以外完全に再現されていた。白黒の殺意リュウは大きく、吠えるように口を開けている。今にもその鳴き声が絵から聞こえてきそうな、けたたましい絵だ。

 

 

「ひっ!! ら、藍しゃま…」

 

 

 橙が思わず藍の九尾に隠れる。絵だけでも、気の弱い者は怖じ気づいてしまうほどのものだった。

 

 

「人間!? いや、体にあるこの穴は…!?」

 

 

 藍は怖じけずに念写された殺意リュウをまじまじと見た。体の空洞は普通なら死に至るであろう大きさ、だが念写された殺意リュウは今にも動きそうなほど生々しい。

 

「さしずめ『屍人』といったところかしら」

 

 霊夢はこう言いながら、殺意リュウをじっと見た。何を感じたのかは分からない。だがようやく見つけた異変の元凶、忘れるわけにはいかないと、深く記憶に刻み込んだ。

 

 

 だが霊夢は、写る殺意リュウを見た瞬間に妙な違和感を覚えていた。

 

 

「これは…どうやって体を維持しているというの? 『屍人』としてもこんな体に穴があるなら、死んでいてもおかしくないはず…」

 

 医術に長けた永琳でさえも、殺意リュウの体の異形さは理解できなかった。

 

「そいつは美鈴との戦いを見ていた妖精メイドの報告では、リュウと名乗っていたそうだわ」

 

 咲夜が少しだけ取り戻した気力で話を続ける。

 

「自分の名を名乗っていたのですか。ということは、ちゃんと意志を持ってこのような行為に走ったと」

 

 文が一気にメモに走り書きする。

 

「咲夜、こいつの体に纏っているように見える炎のようなものは何?」

 霊夢は念写されている炎のようなものを指さした。

 

「…それこそがフラン様がここにいない原因よ。その炎のようなものは…おそらく『殺意の波動』」

 

 全く知らない謎の言葉に、一同は眉をひそめた。

 

「『殺意の波動』? よくは分からないが、おっかないものだって事はすぐ分かるぜ」

 

 魔理沙の目が真剣になる。

 

「私には分からないわ。ただ、これだけは言える。今までの常識を越えた、邪悪な力だと」

 

 咲夜が言い終わると、その言葉に反論する声が上がった。

 

「言い過ぎ…ですよ…咲夜さん…」

「美鈴!? 目が覚めたのね…」

 

 美鈴はいつの間にか一同に体を向けていた。

 

「咲夜さんの呼ぶ声が聞こえてきましたからね…いつもはその後、ナイフが私に突き刺さるんですけどね、ははは…」

 

 美鈴は笑っているフリをしていた。今までの話を聞いていなくても、自分の状態とこの場の空気の重さから事の重大さは分かっていた。

 

「私が見た限りではありますが、殺意の波動は私の能力と同じ『気』の類いだと思います。現にリュウの使う技には、気を使ったものがありましたから…」

 

 美鈴が思い浮かべたのは波動拳、単発では自分たちには到底及ばないものだが、そこに殺意リュウの接近があれば立場は変わる。美鈴はそれをモロに受けた。

 

「紫様、おそらくそれこそが―――」

 

 藍が言い終えようとしたところに紫は分かっているわよと遮った。

 

 

「ええ。境界を操れなくしたのは、それが原因ね。驚いたわ、境界にまで影響を及ぼす力が存在したなんて」

 

 

 紫の目が一気に鋭くなる。妖怪として、殺意リュウに対する敵意が湧いてきた。

 

「それで、リュウが紅魔館を倒壊させたのは間違いないんだな? じゃあフランは…」

 

 レミリア・咲夜・美鈴は話しにくそうだったが、レミリアが口を開けた。

 

「…リュウと私たちが戦っている最中に、おそらく一連の騒動で目が覚めてしまったのね、何も知らないフランがその場に現れたの…」

 

 レミリアが少しずつ声を絞り出す。だかここまで言われれば後の事は察せた。

 

「そこまで言われればオチは分かるけど、どういう感じになったのか、説明してもらおうかしら」

 

 霊夢が聞くと、レミリアは思い返したくない後ろめたさよりも伝えるべきという意志の強さに負けた形で言った。

 

「咲夜が時を止めたかのような、あっという間の出来事だったわ。リュウは変な動きをしてフランに近づいたの。次に気がついた時、フランは倒れていたわ。その一瞬に、リュウがフランに攻撃したんだと思うわ」

 

 咲夜が『瞬獄殺』を独自に解析した原理を話す。それでもまだ分からない事は多い。

 

「変な動きとは一体?」

 橙の最もな質問に答えたのは美鈴だ。

 

「氷の上を滑っているかのように音を立てず、つま先立ちのような体勢で移動するんです」

 

 想像すれば何ともシュールな体勢だと分かるその解説に、魔理沙の眉間にしわが寄った。そんな非常識な事は聞いたことがない。

 

「話を戻すわ。その攻撃で殺意の波動が…フランにとりついたのよ…」

 

 レミリアの言葉で魔理沙はすぐに気がついた。今ここにフランがいない理由は―――

 

 

「! フランの狂気が殺意の波動によって呼び覚ませられたってことか!」

 

 

 魔理沙の言葉に紅魔館一同は黙って目で訴えた。

 

「私はそれに気づかず、情けないことに顎に一撃を浴びて意識を失ってしまったのです…」

 

 全てはここまでだ。後は自分たちで手がかりを掴むしかない。

 

「その状態となったフランは暴走し、今どこかにいるというのね。こうなったら、私の能力が使えないところを手当たり次第に…」

 

 紫が言葉を続けようとしたとき、彼女はすぐに能力が使えない場所に気がついた。しかも、その場所が最悪の場所であったことにも。

 

 

「…里に境界を開けない…!」

 

 

 その言葉を聞いた一同の背筋が一気に凍った。どちらかは分からないが、殺意の波動の魔の手がのびているのだと…

 

 

「人里に急行するわよ!!」

 

 

 霊夢の声が一段と大きくなった。

 

 

「文、はたて! お前さんたちは山に戻って新聞を作ってくれるか!? 急いでこの事実を伝えるんだ! 大至急頼む!!」

 

 

 魔理沙の言葉に天狗2人は言わずもがなだった。

 

「分かりました、はたて、急ぎましょう!!」

「もちろん!!」

 

 文とはたては早々に永遠亭から彼女らの住む妖怪の山へと戻っていった。

 

「うどんげ、あなたも博麗の巫女一同について行きなさい」

 

 唯一冷静さを装えていた永琳がうどんげに命令する。

 

「えっ!? し、しかし師匠、患者の方は最悪、これから増えるかもしれないかと…」

 殺意リュウの実力は築き上げた死体の数から容易に想像ができる。そうなると師の永琳1人では対応しきれないと考えていたうどんげは反論しようとする。

 

「大丈夫よ。それにうどんげ。あなたの能力が、殺意の波動を押さえる手立てになるかもしれないわ」

 

 

狂気を操る程度の能力―――うどんげの能力で、波長を操ることによって生物の感覚を狂わせる、つまりは狂気に陥れる能力である。波長を操るため、攻略はなかなかに難しい能力とも言われているが、ある所に住む兎の種族は誰もがこの能力の鱗片を有しているという―――

 

 

 永琳がメモから考えたのは、殺意リュウの体の状況だった。腹に穴が空いていながらも生きている殺意リュウは、肉体自体は死んでいるのでは、と考えた。つまり殺意リュウを動かしているのは殺意の波動だと言うわけだ。そこでうどんげの能力で、殺意の波動を狂わせることで殺意リュウを倒せないかと推測したのだ。

 

「行きなさい、うどんげ。事態を聞いていたら、私も対抗する気が出てきたわ。そんな無差別に生き物を殺すなんて私は嫌いな方だし」

 

 輝夜の後押しもあったうどんげは決心した。

 

「…分かりました。師匠、姫様。永遠亭を頼みます!」

 

 うどんげが霊夢の元に身を寄せる。これで戦力が整った。

 

「話はまとまったわ! 早く里に―――」

 

「待ってください! 最後に一つだけ…音なく変な体勢で近づく行動には用心してください! あの移動中は弾幕をすり抜けてしまいます!!」

 

 美鈴がそう言ったがその動きは実際に見てみなければ分からない。だからこう藍が答えた。

 

「頭の隅にとどめておきます! さあ、急ぎましょう!!」

 

 寝たきりの紅魔館一同と永琳・輝夜をおいて残りの者は里へと飛び立った。

 

 

 これが、わずか数日という論理的には短く、感覚的には長い、異変との戦いの幕開きだった―――

 




次回は7月中に投稿できないかもしれません。
気長にお待ちください・・・。

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