東方殺意書   作:sru307

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 人里へ降り立つリュウの師。
 そこで会った少女の目に、剛拳の目がとまる―――


第65話「最後の客と招かれざる客(中編)」

第65話「最後の客と招かれざる客(中編)」

 

 

 

―人里―

 

 一方の人里、今日も修行の道を歩もうと能力者達が集まっていた。…それを指導する異世界の者も巻き込んで。

 

「さて…どうしてこれだけ呼んだのかしら、紫?」

 

 幽々子が扇子で口元を隠しながら言う。そう、リュウの世界の者もここに集合していた。ちなみに、ダンとチルノもいる。偶然春麗とダッドリーが紅魔館の面々ともども空を飛んでいるところを目撃したからである。

 

「やっちゃったわね。全員興味を示した上に、私としても気になってしまったから」

 

 紫は笑みを崩さない。殺意異変で思い悩んだ姿は想像できない笑顔だ。

 

「そして、全員がリュウと関わりを少なからず持っていると。どんだけ顔広いのよ、リュウ」

 

 ぬえがリュウに半分問い詰めるように言うが、春麗が答える。

 

 

「リュウの事は私達の世界じゃ有名よ? 現に、こっちの世界の格闘家の目標はリュウに集まると言われているくらいだから」

 

 

 リュウは己の道を進むだけ。だがそれに惹かれる者は異常なほどに多い。リュウの求めるものの大きさを知らずに。だから幻想郷の皆は、この事に関して驚いていた。

 

「目立つようなこともせず、自分の道を突き進んだらここまでの知名度も手に入るのか…」

 

 魔理沙はリュウをうらやましそうに見た。こんな目で見られても、リュウは気にしていないんだろうなあ、ということを思いながらも。

 

「そういえば、霊夢の姿がないのだけれど…。どこで道草食っているのかしら」

 

 アリスがキョロキョロと辺りを見渡すが、霊夢の姿が見当たらない。霊夢は時間に遅れるような人ではないので、なおさら珍しい。

 

「ん? …どうやら噂をすればなんとやら、みたいだよ」

 

 空を何気なく見たナズーリンが、霊夢の姿を目撃した。それについていく老人の姿も一緒に。

 

「よっと…お待たせ、リュウ」

 

 霊夢は地面に着地する。それにつられ剛拳も降りてきた。

 

「霊夢、遅かったな…ん? そのおっさんは?」

 

 魔理沙の質問に霊夢が答える前に、2人の弟子が言葉に出していた。

 

 

「「師匠!」」

 

 

 リュウとケンはほぼ同時に言っていた。そして、皆の顔が固まった。2人の言ったことをすぐに飲み込めなかったのである。

 

 

「…へ?」

 

 

 魔理沙があっけにとられる。ちょっと待て、今リュウとケンが言った言葉って…

 

 

「…え…」

 

 

 アリスが口をぽかんと開けたまま発す。そして―――

 

 

「え…えええええええええええええ――――――っ!!!?」

 

 

 この場にいたほとんどの者の心からの叫びが、幻想郷にこだました。

 

 

 

「し、し、師匠ぅ!!?」

 村紗が慌てるように両腕を上下に振る。師の師が今目の前にいるなんて、にわかには信じられなかった。

 

「はっ、初めまして!」

 さくらが思わず頭を下げる。自分にとって憧れの存在、リュウの全てを1から作り出したのは彼。敬意を払わずにはいられなかった。

 

「ゆ、紫様。この人の事は…」

 

 藍が慌てて主の紫に聞く。藍も紫のそばで手伝いをしていたが、剛拳のことは聞かされていなかった。

 

「流石にこの人の存在は知らないわよ。というより、どうやってここに来たのよ?」

 

 紫の笑みが崩れ、釈然としない顔になる。剛拳の言うとおり、彼は紫の手ほどきを受けていない証拠だ。

 

 

「彼、どうもいつの間にか結界を抜けてきたようだわ」

 

 

 霊夢がそう答えると、紫はますます困った顔になった。この人、結界に詳しいようには到底見えない。博麗大結界は、そう何度も破れるような結界ではないのは当たり前だが…

 

 

「結界を? 私の能力も使わず?」

 

 

 紫には剛拳がどうやって迷い込んだのか、見当もつかなかった。剛拳はそれを見て、目線を上にしながら思い当たる節を考えていた。

 

「…もしあるとすれば、儂が持つ『波動』かもしれぬ」

 

 剛拳が考えた末に思い当たったのは、自分の持つ波動らしい。だが普通の波動では博麗大結界の破壊愚か、傷すらつかないだろう。となれば―――

 

「…そう言うのなら、殺意の波動のような特別な波動を持っていると解釈していいのね?」

 

 幽々子が剛拳に質問する。これまで殺意リュウの波動、リュウの波動、さくらの波動の3つを見てきたが、そのどれも当てはまらない波動であると即座に考えをはじき出したのだ。

 

 その考えに見いだされるように、リュウが答えた。

 

 

「師匠が持つのは『無の波動』。殺意の波動とは逆の波動だ」

 

 

 幻想郷の有力者達が耳を傾けた。殺意の波動と双璧をなす波動。そしてその名前、『無の波動』。もしや…

 

 

「無の波動…まさか、結界の効用を無にして?」

 

 

 華扇が納得のいく推測を出す。実験のしようがないが、かなり現実味がある。

 

「あり得ない話じゃないわね。あのオーラの正体はそれかもしれないわ」

 

 霊夢は剛拳と戦ったときのあの強大なオーラを思い出す。言葉で誰かに伝えるより、身をもって感じてもらう方が早いほど大きかったあのオーラを。

 

 それを聞いたリュウが、珍しく驚いた表情をした。おそらく自分も師に対してやってこなかったことを霊夢がやったと考えたからだろう。

 

 

「…まさか霊夢、師匠と手合わせを?」

 

 

 リュウが聞くと、霊夢はうなずいた。

 

 

「ええ。見事に私の負けだったわ」

 

 

 霊夢が負けを隠さずにあっさりと認めた。

 

「修行中の霊夢さんが!? どんな強さを持っているんですか…」

 

早苗がびっくりする。確かに剛拳の肉体を見れば、霊夢を倒せそうな雰囲気はある。だが狂オシキ鬼を倒した霊夢なら、と期待を寄せていたが、それを越えて…

 

 

 早苗は一瞬、狂オシキ鬼と剛拳が戦う光景を思い浮かべた。辺りの自然も人工物も戦いの最中全て吹っ飛び、更地でどちらかの命が果てるまで殴り合いを続ける。その地に足を踏み入れる者はいない―――そこから早苗は考えるのを止めた。これ以上考えたら、頭がおかしくなりそうだった。

 

 

 早苗が1つの想像に走っている内に、リュウが膝をつき、剛拳に頭を下げていた。

 

 

「師匠、お久しぶりです」

 

 

 師弟の関係をリュウはかなり大切にしているらしく、リュウがいつになく丁寧な口調だ。

 

「相変わらずじゃな。お前ももう1人前、師など必要ない…と言いたいが、霊夢が語ったことを見る限り、まだまだじゃのう」

 

 剛拳は髭をいじりながらリュウを叱るような口調で言う。

 

「申し訳ありません。今の俺が、そもそもこのように師匠の前で見せる顔など本当はないのですが…」

 

 リュウは膝をつき、師匠の言葉をかみしめる。どこかの主と従者のようだ。

 

「構わぬ。それより、いい者に会えておるようじゃな」

 剛拳は辺りを見渡し、リュウと関わりを持った皆を一斉に見る。次々と見ていく中、ある人物に目がとまった。その人物とは―――

 

 

「…!」

 フランだった。

 

 

「………」

 

 フランは剛拳の顔だけを見ていた。彼に、何か惹かれるものがあったらしい。

 剛拳はそれに答えるようにフランの元へ歩く。フランははっと我に返り、近づいてくる剛拳の顔を見る。

 

 剛拳がフランの目の前に立つ。身長差、1.3倍ほどでフランが見上げる。その顔に恐れは見当たらない。

 

 

「…お主、内に何かを秘めておるな?」

 

 

 剛拳は厳しい表情にはならず静かに言った。まだ、フランの殺意の波動を察していないか。フランは何も言えなかった。恐ろしさではなく、何を言ったらいいか単純に分からなかった。

 

 

「…そうか、お主もリュウと同じ、殺意の波動という苦を共にする者か」

 

 

 やはり見抜かれた。

 

「やっぱり分かるのね。フランが、殺意の波動を持っていることに」

 レミリアが冷静に語る。剛拳はレミリアの言葉を聞き、即座に構えた。フランがびくっとする。

 

「その意志の強さ、儂に見せてみよ」

 フランはびっくりした。いきなり会って、師の師から戦いを要求されるなんて。

 

「フラン、これはまたとないチャンスよ。霊夢もこのチャンスを逃さずに手合わせをしたのだから、あなたもリュウの弟子として戦いなさい」

 レミリアは剛拳を観察しながら、フランに言う。

 

「う、うん!」

 フランは戸惑いながらもレミリアの言葉を心に刻んだ。そして―――

 

「………」

 

 

 フランは目をつぶり、じっと集中する。すると殺意の波動が、フランの体から吹き出始める。フランは目を開いた。その目は殺意の波動に目覚めた時の目ではなく、元の目のままだ。

 

 

「…ほう…」

 

 

 剛拳の目が変わった。やはり殺意の波動に関しては敏感な所があるようだ。

 

 

「確かにその意志は本物じゃ。良かろう、拳を交えよう」

 

 

 剛拳は構えた。再び放たれるすさまじいオーラが、フランを襲う。

 

 

(すごい緊張感…気をしっかり持たないと体が震えて止まらなくなるみたい…)

 

 

 この気迫、下手すれば狂オシキ鬼以上。フランも霊夢と同じように、剛拳の気迫を肌で感じてゾクゾクしていた。

 

(…ちょっと勘弁してくれないかい? この、見ている者にすら与える緊張感は…)

(あ、汗がダラダラと染み出てきそうだ…こんな、秋の季節なのに…)

(精神と肉体の融合が生み出す迫力…私達月の民よりも、この幻想郷にいるどんな人間、妖精、妖怪よりも力強さに満ちあふれている…!)

 

 フランの心持ちは幻想郷の皆にも伝わっている。

 

(これが、リュウの師匠…今まで会った、どんな格闘家よりも威圧感がすごい…!)

(雰囲気からも分かる…厳しくも懐かしい…友はこの拳を学んでいたか)

(や、やべえ…俺はこんな人の教えを受けようとしていたのか…)

 

 そしてリュウの世界の者も。この場にいる皆が、剛拳の気迫にわずかな怖じ気を感じていた。戦いの経験から、抑えられているのが奇跡といえるかもしれない。

 

(私の時と同じように、自分からは仕掛けないわね…当て身があるのだから、対応の構えでいいという所かしら…)

 

 霊夢が一度経験した戦いからそう分析する。剛拳が自分から攻めるのは、波動拳を撃ってくる事だけしか見ていない。それ以外にも、阿修羅閃空に似た突進技があるが、あれは霊夢の波動拳に対応して使った技、自分から仕掛けたものではない。

 

 フランと剛拳は互いを見たまま、じっと静止し続ける。お互いに一瞬の油断も焦りもない。

 

 フランは思い切ってジャンプした。自分には羽もある以上、空中戦では確実にこちらに分があるはず。空中から飛び込みも容易に可能だし、斬空波動拳もある。動きで翻弄するのも簡単だ。これで―――

 

 そう考えながらフランは空中で一回転する。そして剛拳の方に目が行くと―――

 

 

 剛拳が撃った波動拳があった。

 

 

「へぶっ!?」

 

 

 フランは空中で波動拳を食らっていた。剛拳が上に向けて波動拳を撃っていたのだ。フランは先ほどまでの思考を全て捨て、なぜ当たったのか訳も分からず地面に墜落した。

 

 

「な…!」

 レミリアが驚きの表情を隠せない。レミリアもフランと同じ、空中からの戦いを基本としようと考えていたからだ。

 

 

「波動拳を正面じゃなくて斜め上に撃って、当ててるぜ!?」

 

 

 波動拳を空めがけ撃つには、撃つ方向に当然ながら手のひらが向いてしまう。それを見られれば、隙を突かれるのがオチだ。だがその波動拳が、鋭い読みでジャンプしてくると分かって撃つのなら即座にリターンに変わる。フランは見事にそれに乗っかってしまった。飛び自体が甘えた考えだったのだ。

 

 

「飛び上がるのを読んでいたでござるか…見事な読み」

 ガイは表情を変えず冷静に戦況を見つめる。読みはこの場の皆が知ってのとおり、戦いにおける最大の武器。だがここまでの鋭さは予想以上だ。

 

 フランは素早く立ち上がる。剛拳は自分から突っ込んできた。フランは剛拳の前ステップを止めようと足払いをかける。だが剛拳にはお見通し、腕を下げ、フランの足が腕に当たった瞬間

 

「ぬうおっ!」

 両腕を振り下ろし、強烈な振動でフランを吹っ飛ばした。

 

「出た…! 『当て身』!!」

 

 霊夢が思わず声を上げる。あの衝撃はとんでもなく痛かった。通じると思った攻撃をそのまま返されるのは精神的にも傷を負うものがある。

 

「流石剛拳師匠。読みの精度が桁違いだな!」

 

 ケンが参ったというように笑みをこぼす。自分たちも読みにはある程度の自信があるが、この読みは間違えば窮地に追い込まれる。そんな読みを平然とノーリスクで通す師匠には頭が上がらない。

 

「ああ。師匠が戦うところはほとんど見ることがなかったが…足の指先一つの動きまで把握しているんじゃないかと思えるほど読みが冴えている。師匠は読みの達人だ」

 

 リュウも感嘆しきりだった。この読み、自分では不可能に近い。

 

 

「これは…今の私達では誰も勝てないわね。読みをしなかった私達では…」

 

 

 紫はもうこの戦いの見切りをつけていた。

 

「閃空剛衝波!」

 

 霊夢にも繰り出した阿修羅閃空に近い移動から掌底を出す。フランはガードするが、霊夢と同じくのけぞってしまう。体勢を崩されながらも細かい反撃をする。当て身を食らったため、大ぶりな攻撃の代償を恐れている。

 

「どうじゃ!」

 

 剛拳はそれを見て強引に掌底を入れてフランを吹き飛ばす。剛拳との距離は必然的に離れる。ということは、次に剛拳が取るのはこれ1つに決まる。

 

「波動拳!」

 

 回転率のいい上、先ほど上に撃って対空として機能させた波動拳を撃ちまくる。空向けて撃つのも混ぜてフランの動きを制限させる。案の定、フランは守りを固めるだけで攻められない。さっきの連続攻撃のダメージも癒えない中、この展開はまずすぎる。

 

 そこから形勢逆転の策すら考えられずに、フランは波動拳に対しじっとするだけだった。すると剛拳は波動拳を撃って前にステップを踏む。波動拳を盾にしたセビキャンだ。

 

「っ…!」

 何が来る。波動拳を落ち着いてガードし、それを考えた瞬間。

 

 

 フランは足を掬われていた。普通なら、体勢を立て直そうとする。だがフランの体は何を考えていたか、それを受け入れた。なぜか力が入らなかったのだ。

 

 

「へっ?」

 あっけに取られたフランは、いつの間にか剛拳に体をがっちりと抱え込まれていた。

 

「うりゃぁ!」

 

 剛拳のかけ声とともに、フランの体は大きく上空に放り投げられた。

 

「!! た、高いっ!!」

 橙が大きく見上げる。剛拳は落ちてくるのを狙い、次の攻撃の準備をしていた。

 

「行くぞい!!」

 剛拳は大きく腕を後ろに振りかぶっていた。霊夢には、それがあの技の動作だと即座に理解した。

 

 後ろに振りかぶった剛拳の腕は、落ちてきたフランの腹に拳が当たるように振られた。

 

「真!!」

 

 フランがその拳を腹に受けた瞬間、一気にフランの顔が悶絶した。悶絶した顔に待っていたのは、無慈悲にももう片方の拳が顎に当たることだった。

 

 

「昇龍拳!!!」

 

 

 そのまま剛拳が大ジャンプ、空中でフランの顎を吹っ飛ばした。流れるような真・昇龍拳の一撃は、そのままフランをノックアウトにしたのだった。

 

 フランは空中で何もせず、そのまま地面に墜落した。

 

「フラン様、大丈夫ですか!?」

 

 咲夜がフランに駆け寄る。美鈴とパチュリー、小悪魔も後に続く。

 

「すごい…これがリュウの師匠…!」

 

 妖夢が目を輝かせる。

 

「見て。それ以上に…フランの体を」

 霊夢に言われ、皆が気づいた。

 

 

(殺意の波動が、収まっていく…)

 

 

 フランの体に纏う殺意の波動が少しずつ弱くなっていく。おそらくフランの自主的な抑制もあるだろうが、無の波動が効果を発揮している。

 

「封印まではしておらんぞ。儂の波動は、あくまで抑える力があるだけじゃからな」

 

 剛拳は構えをゆっくりと解く。

 

「どうだったの? 妹の拳は…」

 レミリアは真剣な目で剛拳に聞く。

 

 

「…殺意の波動に飲まれた者は、当然ながら拳にも殺意が宿る。じゃがお主の妹は、それと同時に他のことも伝えようとしているな。『拳で語る』事の良いところと悪いところをしっかりとわきまえた拳じゃ」

 

 

 『拳で語る』の最大の欠点は、相手に対して痛みを少なからず与えること。下手すればただの暴力振るいだけと化す事だ。殺意の波動はそれを越えて殺害にまで至らせてしまう。それに反するフランの意志が宿った拳は、剛拳にそう伝えていた。

 

 

「そして何より、妹の拳は妹自身だけでない、姉であるお主の想いが乗っておる。戦わずとも一心同体、2人の心が乗っておる」

 

 

 フランはゆっくりと起き上がる。うれしかった。師の師にここまで言ってもらえるなんて。今まで、ずっと道を進むだけで誰も評価してくれなかった。

 

 フランは決心した。いつの日か、剛拳に勝ちたい。そして、この殺意の波動がただの破壊の力だという考えを払拭したい。

 

 その時、フランの目には危険が見えていた。レミリアの頭上から飛びかかろうとしている者がいたのだ。

 

 

「!? お姉様、危ない!!」

 

 

 フランはいち早く急襲に気づき、レミリアを守ろうとかけだしていた。

 

「昇龍拳!」

 

 フランが急襲してきた相手に対して昇龍拳で応戦する。急襲者の足とフランの拳が激突する。その正体は―――

 

 

「!!!」

 

 

 狂オシキ鬼の元の肉体、豪鬼だった―――

 


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