煌翼となって   作:レッド・レイン

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うおーかなりの長文になってしまった!!!!

読者の皆様には申し訳ございません。
読みづらいかもしれませんが寛容なお心で許してください


無印/学習編
確認作業


翼Side

 

「うん?自分はいったいどうなって・・・」

どうやら自分はベッドに寝ていたようだ。

確か自分は・・・・そうだ!ネーナさんに転生さて貰うにあたって、

転生先の『魔法少女リリカルなのは』の世界に送ってもらったんだっけ?

 

〈ようやく目を覚ましたのね、永眠したのかと思ったわ〉

 

〈え・・えっと・・・大丈夫でしょうか?〉

 

〈ええい!あまりに寝過ぎだぞ!〉

 

〈今目覚めたばかりの人に怒鳴りつける良くないと思うわよ〉

 

〈うん・・・ちょっと可哀そうだと思う〉

 

〈お身体は問題ありませんか?〉

 

突然、頭の中に女の声が響いた。

 

「うおっ!?いったいどこから・・それに君たちは一体?」

 

それにこの声どこで聞いたことが・・・・あ!もしかして・・

 

「メルトリリス、パッションリップ、リーズシャルテ、クルルシファー

フィルフィ―、セリスティアかな?」

 

「自分の願ったことを忘れていたのかと思ったわ、もし忘れていたら

串刺しにしていたところよ」

 

メルトリリスが物騒なことを言ってきた。彼女はかなり過激な部分があるから

本当にやりかねない・・・ ・・・って・・・

 

「さっきからみんなは一体どこから自分に話しかけてきているんだ?」

 

「おお、そうだったなそこら辺の説明を含めて説明していこう」

 

自分の体から6個の光球がでてきて、目の前で人の姿になった。

金髪のサイドテールに赤眼のさばさばした親しみやすい印象の

女の子から紹介を始めた。

 

「私のことはリーシャと呼んでくれ翼」

 

「クルルシファーって呼んでね翼君」

 

次に長い蒼髪に蒼眼で気品がある学校で高嶺の花と言われそうな

クールな女の子・・・いや女性が紹介した

3番目には黒のカチューシャをした金髪で碧眼で皆から

慕われる姉のような凛とした雰囲気のある女性が

微笑みを向けながら口を開いた。

 

「セリスでお願いします。翼」

 

「フィーでお願いね?ツーちゃん」

 

おっとりしようなマイペースなオーラを醸し出している

ツインテールの桃色の髪と金眼の女の子が続けて紹介した。

 

「それなら、私はメルトでお願いねマスター」

 

黒いコートに紫の長髪にクルルシファーより深い青目で

頭の片方に青いリボンをしている。

下半身の局部を隠している?・・ファウルカップと棘と刃物のついた具足

を付けている自尊心高そうな女の子が紹介を終えた。

最後にメルトと同じ髪と似た容姿でワインカラーの目と

嫌でも目がいく巨大な金の鉤爪と胸元が開いた黒い服からの上

からでもわかるあまりにも巨大なおっ・・・胸を持つ女の子が

たどたどしく口を開いた。

「え・・っと私はリップでお願いしますマスター」

 

これで6人全員紹介し終えたが・・・

 

「うん、みんなよろしくするのはいいんだけど・・フィー」

 

「うん、なに?」

 

フィーには確認しておきたいことがあったからだ

 

「さっきの自分の呼び方の事なんだけど・・”ツーちゃん”って?」

 

呼び方についてフィーから答えてくれた。

 

「翼だからツーちゃんだよ・・・イヤだった?」

 

「いや、まあちょっと恥ずかしいけど嫌じゃないかな・・」

 

「うん・・・よかった」

 

まあそれくらいなら問題ないかな?

 

「それじゃ、そろそろ私たちのことなど説明に入りたいんだが良いか?」

 

「そうだね、リーシャお願いできるかな」

 

自分がお願いした特典についてどのような仕様になっているかちゃんと確認しておかないと

いざって時に困るかもしれないからな。

 

「まず、私たち6人は翼の中、正確には精神世界と現実世界を行ききできるようになっている。

もし、翼が意識を失っているとき中に私たちの誰かが居れば精神世界で

誰かに傍受されることがない対話などができるぞ。」

 

なるほどこれは便利だな、自分は秘密が多いからな今後使うことが多くなるだろうな。

 

「あと、私とクルルシファー、腹ペコ娘にセリスは機功殻剣《ソード・デバイス》になること、

機功殻剣《ソード・デバイス》を召喚し機竜を纏うこともできる。」

 

「つまり、4人が機功殻剣《ソード・デバイス》になれるってことは自分もみんなの機竜を

纏うこともできるんだな」

 

「ええ、そのとおりよ。だけど操作するためにそれ相応の訓練が必要だけどね」

 

まあクルルシファーの言っていたことは覚悟していたが、それについて追々やっていけばいいかな

 

「まあ、私たちについてこんなところだな」

 

「次は私とリップについてね」

 

リーシャからメルトが話を引き継いだ

 

「私とリップについては現実世界では霊体化できるってことね一般人からは視認出来ない状態で

あなたの側にいることもできるわ、あと私たちのステータスについては念じれば確認できるようになっているから

暇な時にでも確認しといてね」

 

ここら辺は原作のFateと同じだな。

 

「あなたの左手の甲を見てくれる」

 

メルトの言われた通り、左手の甲を見ると赤い印で正三角形が隣合うようにダイヤ型を作っている

これが全部で3つある。これってもしかして・・・

 

「これって、令呪かな?」

 

「ええ、そのとおりよ。使い方は魔力を流して、私かリップを指名して命令すれば大抵のことは叶えられるわよ」

 

「叶えられる?命令なのに叶えられるって言うのはどういう事なのかしら?」

 

クルルシファーが疑問を感じて聞いてきた。他の3人も不思議そうな顔をしている。

自分が説明しようとしたら・・

「えっと・・・令呪っていうのは私やメルトみたいなサーヴァント一騎に1つ与えられる

3度だけ使える絶対命令権なんです。

だっ・・だけど実際は・・例えば自分よりも遠くにいるサーヴァントを自分の元に召喚するみたいな、

奇跡の具現を起こせるものなんです」

 

リップが横槍を入れる形になってしまったが、代わりに説明してくれた。

 

「まあ、今リップが説明してくれたとおりそんな感じかな。さらに付け加えるなら、使ったら元に戻らない使い捨て仕様ってこと」

 

「ああ、それについてだけどマスター」

 

「うん?」

 

「あなたの令呪なんだけど1画使用されてから24時間経過すると、1画回復するわよ」

 

おっ、これかなりありがたい情報だ。

 

「それと令呪の使用するときには注意してね」

 

「注意?」

 

「ええ、令呪は全部で6画あるけど、私たち2人にそれぞれに3画ずつだから、そこのところ気を付けてね」

 

えっと・・・つまり・・

 

「要するに、メルトとリップそれぞれに3回ずつしか命令できないってことか?」

 

「ええ、そのとおりよ」

 

なるほど、どこぞの赤い悪魔のようにうっかりしないように気を付けないとな。

 

「これで全部かな?」

 

特典については・・・あっ・・

 

「ソードスキルどう確認しよう?」

 

最初に願った特典について悩んでると・・・フィーが話しかけてきた。

 

「ツーちゃん、首にかけてあるペンダントがデバイス?だって」

 

「ペンダント?」

 

首元見ると確かに黒真珠のようなペンダントがある。

 

「どうやれば起動するんだ?」

 

起動方法がわからないからフィーに聞いた。

 

「ウェイク・アップって・・言ってみて・・」

 

若干不安もあるがフィーを信じてやってみた

「えーと、ウェイク・アップ?」

 

『デバイス起動開始』

 

「おお?!」

 

突然、発光して動き出したので驚いてしまった。

 

「翼大丈夫ですか?」

 

「ああ、大丈夫だよ。ちょっと驚いただけだから」

 

自分を心配して声をかけたセリスに返答してからすぐに宙に浮いている

デバイスを再び見た。

 

『please、my name《プリーズ、マイネーム》』

 

「名前をくれか・・みんなどんな名前がいいと思う?」

 

「翼、お前が付けたほうが良いと思うぞ」

 

「私も翼の物ですから翼が名付けたほうが良いと思います」

 

リーシャとセリスの二人はそう言い、念の為他の4人にも

意見を求めたが同じような返事が返ってきたので、自分で

考えるようにした。

 

「う~ん?」

 

デバイス名なんて初めて付けるし、どうすればいいんだ?

そもそもデバイスって魔導士の杖のような役割だけじゃなくて、

武器や防具にも姿を変え・・・・そうだ!

 

「決めた、君の名前はリパルサーだ!あっあと音声は日本語でお願い」

 

『わかりました。デバイス名:リパルサー登録完了

マスター:桂木翼を認識登録完了しました。』

 

ちなみにデバイス名は、SAOのキリトが使っていた剣”ダーク・リパルサー”

から取った。

 

『次に戦闘時のジャケットと武器の形状をイメージして設定してください

イメージしたら”セットアップ”と言ってくださいマスター』

 

「おっ、それならこんな感じで・・・それじゃあセットアップ!」

 

次の瞬間、自分は光に包まれて、全身黒いコートにクリスタルカラーの同じ片手剣が

両手にあった。イメージしたのは、SAOのキリトのアインクラッド時の衣装と

ダーク・リパルサーだ。不自然な部分がないかみんなに聞いた。

 

「どうだろう、変なところあるかな?」

 

「私と同じカラーの衣装なのね、良いセンスだと思うわ」

 

「はい!・・・とってもいいと思います」

 

メルトとリップから高評価をいただけた。他の機竜組の4人からも

好印象だった。衣装の感想の後に特典で頼んでないデバイスがあったか

聞いたら、転生させてくれたネーナさんがアフターサービスで付けてくれたと、

フィーとリパルサーが教えてくれた。

 

「よし、これで全部の確認が終わったし、どうするか?といっても

俺今はまだ精神年齢大人びていいても、肉体年齢は5歳児なんだよな~」

 

「まあ、確かにそうよね、5歳だとできることなんて限られてくるし・・・」

 

クルルシファーが最も発言をしていた時に、どこからか声が聞こえた。

 

〈ならば、先程デバイスの名を付けたついでに同じ転生者の好で

俺にも名を与えてもらえないだろうか?〉

 

「「「「「「「?!」」」」」」」

 

この時、突然この場にいる全員に聞こえたであろう声に全員が動揺が隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様、遂に次回この物語の主人公様の登場です‼

今回の話と同じような確認作業近い形になってしまった場合はご容赦ください

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