あの人になって無双しまくる予定の物語です。
原作のあの人より若干マイルドになっています。
楽しんでいただけたら幸いです。
プロローグ
気が付いてたら、一面真っ白い空間にいた。
いったいここはどこなのだろう?
「あなたは亡くなりましたので、別世界に転生してもらいます」
声が聞こえた方に顔を向けると美人な女性がいた。
目の前にいる人は一体誰なのだろうか?
「私はあなたの生きていた世界を管理していた神のヒルダといいます」
目の前の人はヒルダというらしい・・・しかし、転生とは?
「神に自分のいくつかの願いを叶えてもらい新たな生を得ることなのですが
・・ご存じありませんか?今時の若者はある程度知っているはずなのですが・・」
この女?!俺の考えていることを・・
「神なので相手の思考読むことは造作もないことですよ」
微笑みながらサラッと言ってくる。まぁ・・それはいいとして
そういった俗世について知らないかというと俺は✖✖✖✖だったからだ。
「?・・それは・・・すいませんあなたの記憶を読ませていただきます」
疑問を浮かべつつ、ヒルダは目を閉じた状態で俺に手をかざされた瞬間自分の中に
あるもの弄られている感覚?を感じた。
数秒後、目を開いたら俺の目から見ても明らかに動揺しており、先程までの余裕のある表情はそこにはなかった。
「こっ・・・これは・・申し訳ございません!」
ヒルダが突然、頭を下げて謝ってきた。しかし、どういうことだ?
「それは・・・私のバカ妹ネーナのせいで亡くなったといってもおかしくないからです」
?!・・・どういうことだ?俺がネーナとかいう奴のせいで亡くなったというのは?
「はい・・それについて説明させていただきます。まず本来の神の仕事は人間の世界を見守り、
様々な事象の記録と亡くなった魂の管理することです。
なので、人間の世界に干渉することはしてはいけませんですが・・・ネーナは・・・・」
人間の世界に干渉した・・・そして、その結果が俺か?
「はい・・・結果だけ言えばそうなります。
より詳しくいうならネーナは一人の男の人間に深く干渉して
彼に降りかかる不幸や厄災を排除していたのです。その結果あなたは輪廻の輪から外れたところを私が助けたのです・・・言い忘れていました。輪廻の輪に再び戻すためにまた、別世界に生を受けてもらいます。
自分の身内すいませんでした」
そういうことか、ヒルダが謝る必要はない、どのみちいつかは死ぬ命が早く亡くなっただけだからな・・だから気にするな。それに前世ではできなかった人間として生きられるのなら逆にお礼を言いたいくらいだ。
「そんな・・それじゃ私の気がすみ・・わかりました。でしたら、せめてものお詫びとして叶えられる願いの数を3つから5つに増やします」
願い?・・転生について触れた時に言っていたな願いを叶えるとか・・
「さすがに不死とか神に匹敵する力とかは無理ですけど・・・それ以外の願いでしたら5つまで叶えます」
わかった・・が少しお願いを聞いくれないか?
「はい、なんでしょうか?」
「それは**************なんだができるか?」
「はい、わかりました。しかし何で?」
少し気になってな・・
「それではどうぞ」
俺は光に当てられた次の瞬間、色んなキ✖✖が流れ込んできた。
それを見て俺はかなり頭に来ていた・・・そして、先ほど言っていた願いの内の
一つが決まった。
「どうしましたか?」
ヒルダが心配して聞いてきたが・・。
いや、大丈夫だありがとう。願いについてだったな、考えるから少し待ってくれ・・・・
かなり強引に話題変更して、誤魔化した。
~~~数刻後~~~
決まったぞ、1.家族同然と言えるような仲間友人を作れるようにすること
2.どんな逆境も覆せる存在になりたい
3.様々なものを学び身に付けられる肉体
4.何かしらの力を生み出して、与えられる能力
5.前世の俺が✖✖していた奴に転生先で会えるようにしてほしい
この5つだどうだ?
「だいぶ抽象的なもの多いですね・・・どのようなものかはこちらが決めていいのですか?」
俺は、俗世の創作物に疎いからな、そちらに任せる。
「わかりました・・・でしたら2と4は同じ分類の能力させていただきます。2と5を叶えるにあたって、あなたは前世と似たような状況になってしまいます。
ですが、最終的には自分の肉体を得られます。あなたにまた苦しい思いさせてしまいます・・申し訳ございません」
構わない・・・前世に比べれば雲泥の差だ・・色々とありがとう
「いえ、私は当然のことをしたまでです。それでは来世に幸運があらんことを」
ヒルダがそう言った後、意識がなくなった。
✖✖は何か読者の方も予想してみて下さい。