キャラがおかしくても許してください(上海が)何でもしますから。
ていうか旧作の性格って難しくないですか?
上海可愛い
[某大学~上海side~]
ここは某有名大学。大人の事情で名前は伏せさせてもらう。
私達は今、岡崎夢美とやらを訪ねてここに来た。私は初対面なので、どんな人かと言うので少しウキウキしている。
「そう言えばどこで待ち合わせしているんだ?大学のどこかだろ?会えるのか?」「ふっふっふ.....そこはご心配なく!!」「待ち合わせ場所は決まっているもの」
と言いある扉の前に立つ。その扉にはデカデカと[秘封倶楽部]の文字が書かれた貼り紙が貼ってあった。
「ようこそ神秘の研究所へ!!」「ここが待ち合わせ場所よ」
と言いながら迷いなく扉を開ける。少しは心の準備をさせてくれてもいいのに...
[秘封倶楽部本部~やっぱり上海side~]
部屋に入ると古本のあの匂いが漂ってきた。内装は真ん中に長机が置いてあり、椅子が二つずつ。それと部屋の奥にPCデスクと立派なリクライニングチェアがあった。
そしてそのリクライニングチェアには全身赤い服装の人が座っていた。
「教授~話してた上海連れてきたよ~」
リクライニングチェアを一回転させ、教授がこちらを向く。
その顔は綺麗に整っており、好奇心で満たされた表情をしていた。
「君が上海かな?おっとすまない!!名乗る時はまず自分からだったな。私の名前は岡崎夢美、天才科学者と思っておいてくれ。」「私の名前は上海・ザ・マキシマム・ルノール・ピカ二ティック・上海です。」「そんなに名前が長いのか!?実に面白い!!」「冗談ですよ。」
少し冗談を混ぜながら自己紹介を済ます。ていうか自分で天才科学者って言うのか.....
「さて、ここに来た要件は聞いているが...あえて聞こう、私に何の用だ?」
その質問をする時、教授の目が光る。何かこの質問に意味があるのだろう。まぁ、ここは素直に答えておくか。
「あなたの持っているハイテク兵器が欲しくて来た。」「ほう.....」
教授はそれを聞くと満足そうに声を漏らす。
「何故それを欲しがる?」「元の時代に戻ったら、こんな事になった原因をぶん殴る為だ」
それを聞いた教授は顔を伏せ、肩を震わせる。
何か気に触る事でも言ったかと思い謝罪の言葉を述べようとすると
「フハハハハハ!!!!面白い!!素晴らしいアイデアだ!!気に入ったぞ!!」「え?あ、そりゃどうも.....」
いきなり笑い出すので驚いてしまった。
教授はしばらく笑った後、とある提案をしてきた。
「君のような面白い人は久しぶりだ、この秘封倶楽部も面白いがそれと同じくらい君は面白い!!私の持っている兵器が欲しいと言ったな、好きなだけ作ってやろう!!好きなだけくれてやろう!!」「え?でも見返りとか.....」「それは今から言う。そうだな.....私と友達になってくれ!!」
一瞬言葉の意味が理解出来なかった。そこにすかさず蓮子が小声で説明してくれる。
「あのでも...言いにくいんだけど...教授友達いないんだ...」「.....あぁ、なるほど...そういう事か...(理解していない)良いですよ。友達になりましょう。」「え?良いの?Foooooooooooo!!!!」
歓喜のあまり発狂しする教授を眺めながら思う。
こんな奴が天才科学者なのか?と.....
教授はボッチだったんですね.....私はいるのかって?.....いますよ?友達くらい.....グスッ...